柚木麻子のレビュー一覧

  • ついでにジェントルメン

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    女性の権利を重視した話が多くあり、ユーモラスにまとまっていた。
    ただ、もっと思い切って書いてくれてもよかったな…と思う。すごく刺さるみたいな箇所がなかった。

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    2025年06月11日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    もちろん⁈ 柚木さんのポッドキャストが大好きで、この本も迷わず手に取りました。
    私がドラマをあまり見ていなかった時期の話も多く、共感しきれない部分がちょっと悔しかったです。

    途中から自分も観ていた作品が登場し、俄然おもしろく読めました。
    推しのスキャンダルや、原作者とドラマ制作の関係についてはネットでも読んだことがありましたが、紙で読むとまた違う重みがありました。

    一緒にドラマを楽しんでいるような気持ちになれて、嬉しかったです。
    これからも書き続けてほしいし、柚木さんご自身の作品が映像化されたときの話も、読んでみたいです。

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    2025年06月08日
  • ついでにジェントルメン

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    柚木麻子女史は前作の『 BUTTER 』でも強い女性を描かれていたが、今回登場する若い女性たちも、一見ひ弱そうで実は逞しかった。
    昭和初期から現在まで、苦労を抱えて生きる女性たちが7編の短編に綴られている。
    様々な立場の女性たちが、ユーモアを含めながら自らの道を切り開く痛快物語だ。
    全編に駄目な男に対峙する女性が綴られている。
    「女性が社会で仕事をするのはつらいだろうけど、男だって大変なんだよ」と思っている男性こそ、この一冊で女性の現状を知るべきだ。
    登場する女性たちは、懸命に真剣に生きている。
    子育て真っ盛りのシングルマザーは、一杯のワイン、一貫の握りを心ゆくまで味わうことは難しい。
    女性が

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    2025年05月30日
  • マジカルグランマ

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    ーだって、年寄りは次にちやほやされるのはいつかわからないんだもの。ひょっとしたら、そんな機会がないまま死んじゃうかもしれないんだもの。

    正子の言葉を読んで、心にひんやりとした風が吹いた。そうか、歳を重ねていくごとに、褒められたり心配されたりすることは減っていくのか。怒られることが減るとはよく聞くが、もはや関心を持たれること自体減ってしまうとは。
    そして今までやってきてもらったように、今度は自分が若者に関心を向ける番になっていくのか。

    切ない。しかし言われてみれば、若者のあいだで何が流行っているかは世間で話題になるが、お年寄りのあいだで何が流行っているかは話題に上がりもしない。お年寄りに関心

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    2025年05月29日
  • マジカルグランマ

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    The British Book Awards 2025を受賞した『BUTTER』(第157回直木賞候補作品)を著した柚木麻子は、最近毒を軽やかなタッチで描き出している。本作は第161回直木賞候補作品。
    主人公正子は元映画女優、映画監督との結婚を機に家庭に入ったが、今では家庭内別居が続き一人で生きていくために俳優業の再開を目論む。スマートフォンのCMのおばあちゃん役を射止め順調にいくと思えたが、夫の死をきっかけに転落して行く。マスコミから叩かれ、芸能事務所との契約を解除された。夫の知り合いと名乗る若い娘杏奈との同居生活、残された家屋の売却、息子との確執を通じて、何故か生きがいを感じるようになる

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    2025年05月04日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    ネタバレ

    面白く興味深い内容だがこの手のものはタイムリーな時期に読まないと熱が伝わらない
    その時期によみたかった

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    2025年05月02日
  • ついでにジェントルメン

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    やはりストーリーテリングのスピード、テンポ感はとても速く、グイグイ進む感じがあり、それが筆者らしいのかなと思う。
    扱うテーマもジェンダーの問題を身近な登場人物のエピソードと絡めてエンタメ的に味付けして、という感じ。提示される価値観は自分のフェミニスト的なところと合っていて割と好き。
    読み口がどの話も似ていて、ちょっと飽きやすいかな・・・という感じはしなくもない。

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    2025年04月30日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子氏の2014〜2024年の間に放送されたドラマに関するエッセイ。
    ananで連載しているコラムをまとめたものだそうです。

    柚木さんといえば、海外ドラマが好きなイメージが強かったので意外でした。
    ともさかりえと香川照之がたくさん登場しました。
    1本1本のドラマ評論かと思いきや、過去に見たほかのドラマの話に飛ぶことが多くて(取り上げる放送中のドラマは3話まで見て語るという形式なので致し方ない)、同世代がより楽しめる本だろうなと思いました。
    そして、自分はドラマあんまり見てないなと実感しました(国内外問わず)。

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    2025年04月27日
  • さらさら流る

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    ネタバレ

    純粋で優しい心の女の子がネットに裸を晒されてしまう。自分の娘がそんな経験をしないかとても心配になった。彼氏の弱さや暗さがイラッとさせる。

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    2025年04月26日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

    料理をテーマにしたアンソロジー。
    柚木麻子さん『エルゴと不倫鮨』…安定した著者の「反権力(=男性)」「女たちの結束」鉄板ネタ。安定した漫才を見ているよう。
    伊吹有喜さん『夏も近づく』…一番飯が美味そうだった。柚木さんの後に「義姉から性的虐待を受ける少年」が登場するので、並びとして良い。
    井上荒野さん『好好軒の犬』…文学的。悪い犬じゃないんだよ、かわいそうな犬なんだよ が無意識的な嫌味、斜めな見方。おもしろかった。
    坂井希久子さん『色にいでにけり』…金平糖の着色や和菓子の着色。江戸時代の話。粋。
    中村航さん『味のわからない男』…こういう芸能人、いそう。リアル。
    深緑野分さん『福神漬』…表現がうま

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    2025年04月18日
  • とりあえずお湯わかせ

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    最近お気に入りの女性作家に感じる強いフェミニズム。小説で出されると抵抗があって引っかかることが多かったんだけど、やっぱりその風潮あるよね?と納得のエッセイ。

    最低限はこなせてるんだからいいじゃん、あとは枝葉だよ、の回が好きだった。

    完璧主義をやめた方がいいよ。って言われるたび、やめ方もセットで教えてくれよ!って憤ってたけど、この考え方ができるようになってから楽になった気がする。

    今でも怒られたくないから(31歳)できる限りの対応はするけど、落ち込んだ時に「これだけはちゃんとできてるんだから既に完璧だぜ」と思えるようになってきた。

    冒頭にも書いてあったけど、頑張りたい!、できない…、ダメ

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    2025年04月14日
  • 早稲女、女、男

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    偶然、今日隅田川でレガッタの早慶戦をやっていた。
    神宮の六大学しかり箱根駅伝しかり、東京では関西にある三流大学出身の自分が思っている以上に大学のブランディングやマウンティングが浸透していることに驚いた。
    登場人物のキャラや普遍的な心の機微や葛藤は柚月節が効いていて楽しめるが、学歴コンプレックスが邪魔して名門大学とそれぞれの個性に馴染めなかったのが残念だった。
    でも他にも面白い柚木小説はあるし。
    何より偶然過ぎるのが先日の自称広末涼子事件。

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    2025年04月13日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    30年前のドラマから「ふてほど」まで網羅。

    深夜ドラマに触れている回数が多めで、読んでいて若干置いていかれることも多かった。

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    2025年04月13日
  • ついでにジェントルメン

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    ネタバレ

    「楽できるならそれを恥じずに環境に感謝してどんどん先に行った方がいいし、その分、人を助けたらいいよ。便利で新しいものもためらいなく取り入れる方がいいと思うよ」

    私はずっと楽することに罪悪感を感じていました。環境に感謝するという考えは今まで持ったことがありませんでした。目から鱗でした。

    ただ楽をするだけでなく、楽してできた時間を人助けで還元する。それなら楽することは罪と思わなくなるのかもしれないと思いました。

    私は便利で新しいものを取り入れるのも慎重になり過ぎる傾向がありますが、便利なものはどんどん使っちゃえと思って、躊躇なく取り入れられるようになりたいと思いました。

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    2025年04月11日
  • あまからカルテット

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    4人の掛け合い?的なやり取りに何とも温かな友情的なものが感じられて楽しく読めた。
    自分は4人の中で言えばは咲子的なタイプの人間かなと。

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    2025年04月07日
  • けむたい後輩

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    一年前に読んだ。正直、誰にもあまり共感できず、こういう世界もあるんだなって思った。自分的に遠い感性の人たちで、自分が今まであまり交流したことない人たちなんだろうな。とにかく私には全然リアルじゃなく、違う世界の人たちの話という感じで、他人事のようにさらっと読んでしまった。。

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    2025年04月05日
  • ついでにジェントルメン

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    『あいにくあんたのためじゃない』に通じる短編集で、この中では「渚ホテルで会いましょう」の腹黒さが個人的には一番面白かった。
    だけどそれ以外の作品に関しては、残念ながら著者の意匠が空回りしているように感じられる。特に菊池寛の名前が出てくる2作と解説は、正直ナニコレ?って印象で、読んでいるこちらが恥ずかしくなるほど派手にスベっているのではなかろうか。そこまで文春に忖度しないともう載せてくれないのかよと一瞬訝しんだけど、さすがにそんなことはないか。
    これを独立した短編集に入れる意図もよく分からず、どうせだったらそっち系の作品で揃えれば良かったのにと思った。

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    2025年03月31日
  • 踊る彼女のシルエット

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    追っかけをしていた事を思い出して、結婚や妊娠などで距離が出来た友人を思い出した。また連絡取りたいな。でも追っかけをしていた時間も今もかけがえのない時間だと気付かされた。最後のそれぞれの在り方が良かった。

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    2025年03月23日
  • ついでにジェントルメン

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    ジェントルメン? どのお話の誰が??
    今の世の中では菊池寛さまはじめ
    皆さま当てはまるかどうか怪しいですね

    解説 菊池寛 ?!
    一体どなたの文章でしょうかね……

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    2025年03月21日
  • ついでにジェントルメン

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    どの作品も面白かった。

    男性の価値観のもと形成された性的消費でなく、女性たちが自分の価値観で考え、したいように生きる。男性たちはそんな女性たちを認め、見返りを求めない援助をする。

    男女平等なんて言ったって全然まだまだ男性優位の日本に牙を剥く作品だったな。

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    2025年03月20日