柚木麻子のレビュー一覧

  • ねじまき片想い

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    ほわほわ可愛い片想いOLさんの、クレバーさ、行動力、そして最後の自分の力で生きていく感じ、かっこよかった。
    なんだか元気になれる本気。

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    2022年07月09日
  • ねじまき片想い

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    玲奈の、

    「たった一人でくるくる回って人生を回転させていけるのはね、意固地なわけでも、魅力がないわけでもなくて、心豊かに生きているあかしなんだよ。あたしはね、あんたの溢れるような豊かさに惚れたんだと思う。あんたくらい惜しみなく人に与える人間はいない。あまりにも豊かだから、いくら人に与えても、あなた自身は一ミリもすり減らないの」

    という台詞がとても、とても心に響いた。
    いつもは“ あんた” 呼ばわりなのに、最後では“ あなた” と言っているところにグッときた。

    1人でも楽しめる素質が人一倍ある宝子の魅力がよく分かる言葉だなぁと思った。

    西島も宝子も、自分の世界を保ちつつ人生をメリーゴーラ

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    2022年06月29日
  • さらさら流る

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    リベンジポルノ問題を取り扱った物語

    タイトルや冒頭の恋の予感を感じさせる始まりから想像するさわやかさとは反対に、気持ちが結構重くなるものが描かれている


    コーヒーチェーン店会社の広告部署で働く30歳手前の菫は、自分の裸の写真がネットにアップされているサイトを偶然発見する
    元彼に乞われて撮られた事はあるが、その場で消してもらったはずの写真
    彼との馴れ初めは、大学の飲み会で渋谷から暗渠を辿って自宅まで同行したことから
    当時の回想と今起こっている事への対応が交互に描かれる中で明らかになる二人の関係性の変遷と事件の真相
    そして菫がとった行動……

    主な登場人物は少ない
    元彼の光晴
    母の亜希子、父の

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    2022年06月07日
  • 本屋さんのダイアナ

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    おもしろかった

    まさかまさかのお父さん
    逆にリアルでそうきたかーって感じ。

    主人公の二人のお互い感じているギャップ
    二人の成長、大変面白かった
    本当に二人ともいい子で純粋で、若くて
    とっても応援したくなった

    ティアラの過去をもう少し知りたかったなぁ
    実家とのやり取りとか

    でも私もティアラみたいに、
    どんな辛い過去も、
    切ない過去にも、
    しんどい今にも負けないで、
    いつでも明るく、娘を愛して応援できる、お母さんになりたい

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    2022年06月02日
  • ねじまき片想い

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    5年もの片想いをこじらせている敏腕おもちゃプランナーの顛末記

    大手玩具メーカー「ローレライ」に勤務する富田宝子はフリーのグラフィックデザイナーの西島裕也に5年間も片想いをしていた
    西島の幸せのため、自分の想いのため行動する宝子の奮闘劇


    とにかく、宝子のバイタリティがすごい
    片想いをこじらせすぎなためか、恋に関しては中学生のような初心さ
    その想いが、おもちゃプランナーとしての才能とリンクしているのでしょうねぇ

    ってか、富田宝子はタカラトミーの捩りっすかね?


    そして、想い人の西島のため、探偵のように影で解決する宝子
    向かいのマンションに貯水タンクが設置されて、部屋の窓からスカイツリーが

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    2022年05月23日
  • 踊る彼女のシルエット

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    大人の女性の友情とは。かつて憧れだった親友の婚活に振り回される主人公。誰かを推すって楽しいことばかりじゃないけど、一度はやってみたい。

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    2022年04月28日
  • 幹事のアッコちゃん

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    アッコちゃんの素顔

    これまで完璧だと思っていたアッコちゃんの素顔が描かれていていました。スーパーヒーローではなく、かわいらしさが一層募りました。いままでバラバラに思えた登場人物達が絡み合って、それぞれに成長していてシリーズの面白さが出ていました。

    #癒やされる #ハッピー #笑える

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    2022年04月22日
  • ねじまき片想い

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    おもちゃへの関心は無縁だったけど
    こんなに熱い志しを持った人たちで造られているのならと思うと興味が湧いた
    又、宝子の行動も含めて人情あふれる粋な浅草の生活や情景が心をホワッと温かくさせてくれた

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    2022年03月04日
  • 踊る彼女のシルエット

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    二人の女性の友情を描くが、その一人がアイドルグループのマネージャーだった経緯から、「アイドル」「推すこと」が横軸にテーマとして突き刺さるような構造。さらに、立体的には、結婚出身や世間からの抑圧を軸として立てている。

    登場人物の誰にも共感しきれないものの、そのそれぞれの好きなところや魅力的にうつる部分があり、全体的には読後感が良かった。

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    2022年02月07日
  • 踊る彼女のシルエット

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    3.5かな
    女にはいろんなしがらみがあるけどまあそんなんは置いといて自分の好きなようにしてもいいんじゃない?って感じの話。いかにも柚木さんらしい。同意である。が、世の中では難しいんだろうなぁ。

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    2021年12月30日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    第2弾の方が面白かったから、遡ってこの第1弾も。識者による未来予測だから、概ね似た内容になるのはむべなるかなで、『とんでもないな』って思うことは無い反面、そこまでインパクトの大きい論説には出合えなかったり。ただ、そんな中でも探検家・角幡さんの投稿はかなり移植で、だからこそ際立って面白く感じられた。コロナ突入のちょうどその時期、極地単独踏破を敢行していたなんて、まさにリアル浦島太郎。そんな状況に身を置かれていたとは。色んな意味で得難い体験。面白かったス。

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    2021年12月09日
  • 名作なんか、こわくない

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     どちらかというと、名作の中でも皆がこぞって読むメジャーどころは少なめだった印象(特にフランス文学)。未読のものが多かったが、私のバイブル『若草物語』や今年1の『一九八四年』など既読本の感想に共感できたため、本書を取っ掛かりに読みたい本が増えた。いつか読みたい『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『大いなる遺産』はもちろん、『居酒屋』『ナナ』『危険な関係』『赤と黒』『花物語』を読んでみたい。

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    2021年09月05日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ

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    2025年05月20日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • 本屋さんのダイアナ

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    カッコいい女性たち

    柚木さんの描く女性は、みんな何だかカッコいいなぁ。いろいろな生き方の女達が出てくるけど、どの生き方も憧れる。
    もちろん、格好良い男性もチラホラ出てくるけど、女性たちはみんな強くて、みんな主人公みたい。

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    2021年05月12日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。

    正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪

    柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのは

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    2021年03月11日
  • 名作なんか、こわくない

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    あなたに寄り添い力を与える名作の主人公たち.柚木さんの体験も挟みながらの巧みなストーリー紹介とここぞという描写や決め台詞の抜粋.読んだ本はもちろん読んでない本も友達になれるような本案内,お見事です.また柚木さんのエッセーとしてもとても面白かった.

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    2021年02月23日
  • 名作なんか、こわくない

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    古典文学、教科書で名前を聞く名作。いつか読んでみたいと思いつつ、タイトルしか知らないからどれから手を出せばいいのかわからない。どれも大作なので、中身もよく知らずに手を出すのがためらわれる。
    私はそんな風に思うことが多いが、勇気を出して名作を読んでみると面白さに目からウロコ、ということもまた多い。
    たまに自分にもあわない本もあるけれど、だからと言って名作に手を出さずにいるのはもったいない。
    本書では、小説家の筆者がいきいきとした筆致で、フランス・日本・イギリス・アメリカの古典的名作を紹介するエッセイであり、私のように「どの本を読もうかな?」と悩む方にとっては頼りになる指針になるだろう。
    私はこの

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    2021年02月02日
  • ねじまき片想い

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    さらっと読める
    いろんな片思いがある
    宝子ちゃんの水上バス通勤すげ!と思ったけど、直後に重たっ!!と思った

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    2020年12月14日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    誰もが気になっているだろうし、自分も気になっているコロナ後の社会。それを考えるヒントになりそうだと思って読んでみた。

    読んでみて、やはりコロナ後の世界は誰にもわからないのだという、当たり前だけれどちょっとホッとする自分なりの結論。でも、少なくともコロナ以前に戻ることはないし、新しい社会を作り上げる(あるいは、遠い未来に実現するはずだった社会を、少し近い未来に実現する)ことになるのだろうという予測はたった。

    その時に、どんな未来が待っているのか、自分はその未来でどのように立ち振る舞うのかを、いま考えなければならないという感覚を持った。

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    2020年11月14日