柚木麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日常に忙しいといいつつも、暇を見つけては読書してしまうのが本好きのサガ
5~6月と荷物を片付けつつ9冊・・・
「信兵衛」さんの「読書手帖」に「面白いなあ、おもしろいなあ」との感想から
「そうなんだ~~」と興味を持って柚木麻子作品を3冊ほど、そのひとっ
『名作なんかこわくない』
本好きは名作といわれている本たちがずらりと並ぶと、とても喜ぶのは間違いない
「あ、これ読んだ」「名作かな?これ!」「うむうむ、まだ読んでないのがあったぞ」
なんてね、チェック入れたりして楽しむ
「キラキラもギラギラも、すべて名作に詰まっている。」
なるほどね、しかつめらしく名作を解説していない、文章が若いし -
Posted by ブクログ
柚木麻子さんといえば、「ランチのアッコちゃん」で見事「みそ屋大賞」の第1回大賞受賞だし、そのあとも「本屋さんのダイアナ」でも受賞。ってことで、米五とは切っても切れない作家さんですが、昨年期待した「Buttrer」はちょっと苦手でした。
今回は古今東西の名作を紹介したエッセイです。これが結構面白いって言うには、そこに書いての日常があるから。名作の紹介なんだけど、日常の生活の中でこの作品の立ち位置をとらえているような。このエッセイを読むと名作を読みたくなるのは、現代の社会に照らし合わせた世界があってのことって気分になります。
この57冊の紹介の中で読んだ本は2冊くらいですけど(笑)、「女の勲章 -
Posted by ブクログ
ネタバレ柚木さんの読書エッセイ。
オススメ本と共に柚木さんの人となりが分かって面白かった。
柚木さんは中学・高校が女子高出身と聴き、どうりで…と納得していたら、後で、周囲の人からよく納得されるとありまたまた大納得。
そんな柚木さんのオススメ本は女性が主人公の作品が多い。
しかも世間の常識に囚われない個性的な女性が多いように思った。
妙に自信満々で世間に対して果敢に挑む「強い」女性達。
「意地悪、怖いと言われる女性のどこかに私はいつもユーモアや人間味を感じてしまう」と書いておられるように、一般的には避ける人も多い女性同士のドロドロした関係も柚木さんは楽しんでおられる。
王子様から魔法をかけて貰うのでは -
Posted by ブクログ
これまでおよそ読んでこなかったフランス文学をはじめとする、名作揃いの世界文学。時代ごとに女性の描き方は違えども、女性は女性。その辺りを柚木さんは見事に捉えていらっしゃる。上流階級の女性、貧しさと差別の中で生きる女性、女同士の確執などなど。正直取り上げられたフランス文学やイギリス文学にはあまり惹かれなかったけれど(翻訳の文体に馴染めなかった覚えがあります。)大人になったローラ・インガルス・ワイルダーについては、私も愛読したので面白かった。これは翻訳でも読めたんだよね。
ここにある日本の小説はまあまあ読んでいたのですが。
感性が光ることばにもハッとさせられます。
「人間の本質をえぐるのではなくサ -
Posted by ブクログ
自分の持っていないものを持っている人に対するコンプレックス。そよはごく普通の女の子だと思う。どこにでもいる普通の中学2年生の女の子。でもだからこそ、ある種の気高ささえあるリサの立ち振る舞いや性格を受け入れろというのはなかなか可哀想な話だと思う。「周りを気にしない生き方」をできる人というのは滅多にいない。だいたいの人は自分に言い訳しつつも、周りとなんとかして折り合いをつけて生きている。でもそれは別に悪いことではないと思う。生き方、幸せはその人それぞれ。でも何よりも自分の意志に従って生きる生き方というのは、やっぱり誰しも憧れてしまうものなんだよね