柚木麻子のレビュー一覧

  • 終点のあの子

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    女子校に通う学生たち(4話目のみ卒業後)の物語だが、彼女たちが抱えている感情は普遍的なもので、女性でも10代でもない自分も共感できることは多かった。むしろ、共感させられてしまって苦しかった。
    映画きっかけで原作を読んでみたのだが、どちらも少し違う形で印象に残り続ける作品になりそう。

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    2026年03月09日
  • 踊る彼女のシルエット

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    よかったです。
    既婚者と独身者、子供の有無など友情は続かなくなってしまうとよく言いますが、必ずしもそうではないと励まされる作品です。
    特に女性は上記のように思い込んでしまって、そういうものだと諦めてしまう友人関係も多いでしょう。
    すべての人に読んでもらいたい作品だと思えました。

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    2026年03月07日
  • らんたん(新潮文庫)

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    宝石のように心に残る1冊になった。読み終えるのに時間がかかったが、涙で読めなくなったり(初老は涙もろい)、作中の有名人物のことを調べたりしていたせい。ヒロイン陣はもちろん、乕児さんのキャラクターも魅力的。

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    2026年03月07日
  • 王妃の帰還 新装版

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    同じクラスや同じグループにいて、友達の誰かへの憧れとか、あの子のベストフレンドになりたいとか、誰と誰が仲が良いとか気になったり、そういうのってすごいあったなと思い出した。
    女性同士のグループって、何歳になっても中学生の頃のように色々あると聞いた。その時は「へー、そうなんだ」と面白がっていたけど、そんなことの面白さとか大変さとか、不思議さとか、そんなことが柚木麻子さんの小説にはいっぱい詰まっている。そして、それを表現することがとても上手。
    そういう意味で個性的で独特の作家さんであるともいえるし、本当に女同士の友情って素敵だよねって読んでいて思わせてくれる作家さんだと思う。

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    2026年03月06日
  • 終点のあの子

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    個人的に女子高のカースト最上位の子と最底辺の子が友達になる世界線は、ファンタジーでしかあり得ないと思っている。

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    2026年03月04日
  • らんたん(新潮文庫)

    購入済み

    恵泉女学園の創立者である河井道とその教え子である一色ゆりを中心としたシスターフッドの物語。明治大正昭和にかけての河合道の生き方を辿り、同時に日本の歴史を辿る。教科書に出てくるような作家や社会活動家と、道との関わりが面白い。何よりも恋愛ではない女性同士の特別な繋がりシスターフッドに憧れた。

    #感動する #泣ける #タメになる

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    2026年03月04日
  • 王妃の帰還 新装版

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    自分自身の立ち位置とはどこなのか?相手にとって自分はどういう存在でいないといけないのか?この年齢だからこそ大人よりも過敏に反応して気を遣って傷ついてしまう。14歳の少女達は我々は大人達よりもはるかに先をみて大人びているのかもしれない。いや、この場合少女達は「大人美てる」か?

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    2026年02月28日
  • 踊る彼女のシルエット

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    なんかよかった登場人物それぞれの生き方に生きにくさとかそれを理解してほしい人にしてもらえない歯痒さとかでもそれぞれ正しいと思う方向に向かって進んで行く自分に誠実であろうとする姿が痛々しくも清々しく特に主人公の心の機微が繊細に描かれていてよかったし終わり方もとてもよかった。あと日替わりピラフとバナナジュースうまそう

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    2026年02月27日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    コロナが題材になっているものも多いけど、身近なところで起こっていそうな短編集。トリアージ2020は孤独な妊婦さんが生垣越しのやり取りから前を向いて進んでいけるようになるところに少しほっこりした。1話目のラーメン評論家の話。こういう奴いるよね、しかも周囲に配慮せずに動画を回して自分は正しいみたいな顔して反論してくるような人。でも、この評論家の上げた画像で人生を狂わされた人たちに反撃を受けていく過程が、暴力での反撃ではなくその人が一番精神的に衝撃を受けるであろう方法を選んでいるところに、この人を懲らしめてやろうという気持ちがよく表れており、読んでいて面白かった。
    どの話も他社とのやり取りの中で自分

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    2026年02月26日
  • ナイルパーチの女子会

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    大好きだ!!柚木麻子さん!!!!
    BUTTERを読んだ時に衝撃を受けて、その後イギリスで大ヒット、ナイルパーチもイギリスで翻訳されると聞いて感想が輸入される前に読もう!と読んだ。
    ナイルパーチが魚なことも知らなかったです……って感じでスタートしたんだけど、正直BUTTERより辛いものがあったなぁ
    読み終わる頃にはめっちゃ読んでよかったーって思った

    恋人だろうと友人だろうと依存や執着、嫉妬はするし、それをうまく飼い慣らして生きているよなぁ我々って思った。
    小学生くらいの時は上手く扱えなくて傷つけた経験も傷つけられた経験もあるし、多分みんな大小こんな気持ちに振り回されて生きてるよねって思った

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    2026年02月25日
  • 私にふさわしいホテル

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    めっちゃ面白かった!
    あ、短編?と思いきや短編じゃなかった!
    ちゃんと自分に向き合って
    エネルギッシュに成長して反省して、
    進化していく加代子が読んでてほんとに
    好きすぎるし
    東十条先生も大好きです。
    加代子は間違いなくAB型です。

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    2026年02月24日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    全部サックサク読める!
    あまり思考が必要ないので、
    ただ元気になりたい時に読みたいかな。
    どの人物もリアルに想像できて
    映像化容易い感じがほんとに好き。

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    2026年02月24日
  • ナイルパーチの女子会

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    インスタで流れてきたおすすめ。

    30代以上の女子あるある、みたいな紹介で流れてきたからそのつもりで読んだらスリラーヒトコワストーリーでいい意味で騙された。
    やばい女しか出てこない、こういうヒトコワがちょうど読みたかった。
    最初はいい人そうだったのにジワジワ裏の顔が…じゃなくてほぼ全員アクセル全開でやばさ出してくるの面白過ぎる。特にやばい女がやばい女助けるために婚約者に芋けんぴ刺して怪我させるシーンは流石に笑った。もうこのシーンだけでも誰かに読むの勧めたくなる。

    サイコパスは自分のことしか考えない、っていうけどほんとエリコみたいな人のことを言うんだろうな。心の中でしょうこを求めまくってるのに

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    2026年02月24日
  • 終点のあの子

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    再読。細かいことを忘れていたので、フレッシュな気持ちで読めました。柚木麻子は本当にうまい。というか好き。
    女の子をどんどん描いていくけど、やっぱり一人ひとりがその人生の中では主人公なんだよなぁ…とさだまさしのような感想を抱いてしまう。
    どの子のことも愛しくて、この先幸せに生きていってもらいたい!と願ってしまう魅力的なキャラ作り。
    そういえば私も親友と二人、塾をサボって江ノ島の海に行ったことがあったなぁ、とか自分の高校生時代を思い出したりもした。
    シナリオスクールに通って腕を磨いたと行くのを聞き、それに通ってこんなすごい作家になれるならみんな通うよなぁ…とぼんやり思う。
    柚木麻子の新作が読みたい

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    2026年02月23日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    日本の時代の変遷をドラマ好きの作家という言語化のスペシャリストの視点から辿っていけるとても良い本だった。小説家から語られる原作への願いと推しへの想いは印象に残った。

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    2026年02月18日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    6話どれもおもしろかった!

    「バター」から柚木さんに大注目して、ポッドキャストで(柚木さんは喋りもめちゃくちゃ面白い)、柚木さんがラーメン作りにハマって、店主の気持ち(体育会系のオラオラした気持ち)にだんだんなってくる!と言っていた。
    そんなことを思い出しつつ

    【めんや 評論家おことわり】
    ガツンとやられるオヤジ。おじさん世代にセクハラパワハラ色々やられた身としてはすっきりする!!わかったか!おじさん!

    【BAKESHOP MIREY'S】
    これもあるある。
    焼き菓子屋やりたいと憧れる若者みれいちゃんと、応援する中年。お金をあげれば、何かをあげれば応援できるのかと思いきや…。た

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    2026年02月17日
  • ランチのアッコちゃん

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    ネタバレ

    人間関係が難しい。仕事がうまくいかない。自分はどうしてこんなことをしているんだろう。登場人物がそれぞれ抱える悩みにとても共感した。だからこそ、ほんの少しの言葉や出会いやおいしい食べ物で少しずつ元気になったり前を向いたりする様子が気持ちよかったし、元気をもらえた。
    文庫のあらすじに『ビタミン小説』と書かれているのも納得。
    アッコさんが三智子ががっつり登場するのは四編のうち二編で、まだまだ2人のやりとりを見ていたかったから続編を読もう。

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    2026年02月15日
  • 王妃の帰還 新装版

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    めちゃくちゃ面白い

    「スクールカースト」をシャッフルして、垣根を壊して、風通しを良くする物語。東京の女子校の中学生の生活なんて全く分からないけれど、自分にもあった中学生という期間を思い出しながら楽しく読めた。

    著者は中学生が読むことを想定して書いたそうだが、当時者である時期に読んでいたら共感で死にそうになったのではないだろうか。

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    2026年02月15日
  • 踊る彼女のシルエット

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    一度読み始めると面白すぎてとまらない!
    柚木麻子が日本のアイドルについての物語を書いていたら絶対面白いだろうなと思っていたら、近しいものがあって助かった。
    「アイドルはどうして恋愛してはいけないのか」とか「なぜ我々は結婚を焦らなければなりないのか」とか、ひいては自分の生きづらさについてもじっくり考えるきっかけになる作品だった。登場人物が皆魅力的で読後感が爽やか。舞台が喫茶店なので食べ物の描写もとえも魅力的。

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    2026年02月12日
  • 王妃の帰還 新装版

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    まさか女子中学生の青春物語に浪漫を感じる日がくるなんて。すごく面白かった!女の子は誰もが主人公だ、なんてよく言った話だが、革命を起こすのもまた少女なのだ。青春小説と銘打つには勿体無い!

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    2026年02月12日