柚木麻子のレビュー一覧

  • ついでにジェントルメン

    Posted by ブクログ

    お、おもしろい…!!
    短編に、それぞれの時間と時代があって、はっきりと分かれているのかなと思ったけれど、最後に繋がりが見えてきて読み応えがあった。
    登場人物たちの価値観、正義、苦悩…
    わかる部分もあるし、この人はこんな考えなんだって人の思いの広さを感じた。
    短編は長すぎず、短すぎず、楽しんで読めた。

    0
    2025年03月27日
  • 3時のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    『ランチのアッコちゃん』の続き。
    関西が舞台になっている短編もあり、場所のイメージが湧くのが楽しかった。泉の広場、懐かしや。

    0
    2025年03月24日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    話題の作家さんたちによる短編小説集。
    テーマが食べ物であるが、時代は江戸や現代など様々。
    あーそんな風に思えるのか…というものや、このシチュエーションでそれきたら〜となるものまで、食べるという事を含めてちょっと考えさせられました。

    短編小説ではあるがなかなか濃い一冊です。

    0
    2025年03月16日
  • とりあえずお湯わかせ

    Posted by ブクログ

    ちょっと面白過ぎるな…15歳以上年上の人なのに友達の日記を読んでいる感覚になる これをおうち時間をしなやかにエンジョイする爆笑ままエッセイと言ってきそうな人にはお湯をぶっかけよう!!!!!!!(←最高)

    バズを狙って生み出せるのすごい
    私はスマホ現在進行形中毒者だけど、スマホ中毒を抜け出せても生活がかわらないという情報は救いですね、、、スマホを遠ざけたところで大して仕事は進まない(金言) 私が中毒なのは仕方ないのかもと諦めたい!
    4年前の自分にコメントするスタイルもいいなあ

    おびえる母親を見る→自分が悪者になった気持ちになる→自分の特権性が詳らかになり罪悪感が湧く→それを打ち消すため、自分

    0
    2025年03月15日
  • 本屋さんのダイアナ

    Posted by ブクログ

    終始読みやすい文章で、小学生〜社会人までの女の子の心情に共感しながら読んだ。読む時期によって感じ方は違うかも。
    小学生の頃は一生の友達!と思っていても、置かれる環境が変わって人間関係も変わりやがて疎遠になってしまう、という経験は誰でも一度はしたことがあるのでは。そこから十数年経て改めて関係が再構築できた二人、こういう二人を親友と呼ぶのかな。

    0
    2025年03月03日
  • 踊る彼女のシルエット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◾️record memo

    「うん。とびっきり可愛い女の子たちがさ、ライトを浴びて身一つで戦っている姿を見てると、時計の針が止まって、世界中で動いているのが彼女たちと私だけになったような気分になるんだよね。焦りも不安もなにもかも消えるの。元気が出るの」

    実花はしきりにあの子が素敵、この子のこんなところがいいと、佐知子のまったく知らない女の子たちの名を出して、褒め称えていた。同性をまったくライバル視しない姿勢は新鮮だった。こんなに可愛いのに、それを上手く利用して楽に生きようという小賢しさがまったくない彼女に、佐知子は軽いカルチャーショックを覚えた。自分の目の高さよりももっともっと上、手が届か

    0
    2025年02月26日
  • らんたん

    Posted by ブクログ

    明治〜大正〜昭和 近代史上の著名人たちの生の声が聞こえてきそうな そして女性に産まれてきたことを改めて誇りに思える事ができた本でした。
    特に心に残ったのは「赤ちゃんの声が決してしない、させてはいけない場所というのは、立派に見えても不自然で排他的」という道先生のお言葉です。これから、何かにつけて思い出します。職場などで。
    年を経てまた何事かにぶつかったときこの本に著してある様々な気持ちや祈り、またページを開くことになるかと思います。

    0
    2025年02月21日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

    Posted by ブクログ

    ananに10年以上連載が続くドラマ批評。過去に脚本家を目指し現在は作家。ドラマを観る視点は独特で的確。
    ドラマ批評はブログなどで雨後の筍のようにたくさんあるが、この方の批評はピカイチ。サブスクの普及もあり、未見のドラマも見やすくなっている昨今、本書は何から見るか迷う際の手引にもなるだろう。
    ドラマを通じたジェンダーについてなど、もっと深く掘り下げたら面白い内容が多い。
    本書は後日譚もあるが、基本連載当時のままであるのが実に良い。現代の視点で過去のドラマを見てしまうとモラハラだったりセクハラだったり、ふてほどのようになってしまうので。

    0
    2025年02月20日
  • 早稲女、女、男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は早稲田理工を3留して同い年の元早稲女と付き合っている、長津田みたいなしょーもない男です。
    あまりにも長津田が自分の境遇と重なりすぎて序盤数ページで深刻なダメージを喰らうも、なんとか読み進め始めたら面白すぎてもう止まらなくなってしまいました。

    それぞれの女子大生は歳の割には「しょーもない」自我やプライドに囚われて「しょーもない」恋愛物語を繰り広げるのですが、そのありきたりでくだらないシナリオこそがミソだと思うのです。
    つまらないものに拘る自分など脱ぎ捨てて、負けても惨めでもいいから生きるべき道筋を進め、そんなメッセージが伝わってくるようでした。
    世界が向けてくる眼差しに怯えていた長津田が不

    0
    2025年02月17日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    なんかすっごく満ち足りた。
    “夏も近づく“清涼炭酸水的に澄んでる。

    “どっしりふわふわ“パン食べたいなぁ〜って読み進めてたら「え?!」「んえぇぇ?!」ってフランスパンで殴られたぐらいの衝撃やった!

    0
    2025年02月08日
  • さらさら流る

    Posted by ブクログ

    自分が選んだにも関わらず、期待感が薄かったり、序盤の展開に物足りなさを感じるが、中盤から徐々に「やっぱ選んで間違いなかったな」と思わせられる作品ほど心震わされる。

    に加え、内容的にもおそらくほとんどの皆スルーする大衆向きでない作品。それこそが我が至高といえる。基本的に明るいのは描かないよな柚木麻子。そこが好き。(個人的には必ずしもハッピーエンドで終わんなくたっていいんじゃないかともちょっと思う、個人的に。)

    作品の内容は暗い。ただし、主人公家族の一風変わった吹き回しが救い。真に風通しが良いとはこういった会社、ではなく家庭だろう。また、加害側のもう一人の主人公光晴の名前に「光」の字が入ってい

    0
    2025年01月28日
  • オール・ノット

    Posted by ブクログ

    読み始めてしばらく苦学生の主人公と同僚(?)の四葉さんの穏やかなページが続くので、その雰囲気はどこまで続くのだろうと思っていたら、四葉さんの過去に進むにつれ、引き込まれて一気に読んでしまった。
    「もう引き返すことができない」って思った。
    四葉さんって不思議な人。
    私も会ってみたい。
    宝石のように人が惹かれてしまう人。

    0
    2025年01月26日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    親の影響で耳馴染みのあったユーミン。
    各曲を元にしたアンソロジー。
    元々ユーミンの歌そのものがすでに完成された世界観があり、ストーリー性が強い。
    そこに作家それぞれが独自の視点から、新たな物語
    を紡ぐってかなり難しいことだと思う。し、実際ハマらないってレビューも見かけた。
    ともあれ雑食な私は、そのあたり全く気にせず楽しめた。
    選曲も非常にマニアック。よきかな。

    そしてドラマ化されてたってマ?みてみよー!

    0
    2025年01月17日
  • らんたん

    Posted by ブクログ

    愛は溢れる泉。神が人間に与えてくれた最高の贈り物。
    そうなんだと腑に落ちた。
    道先生に教わった生徒たちは、なんて幸せなんでしょう。
    多感な時期に自分もそんな教育を受けていたら人生が違ったかもしれないと思えるほどだった。
    日本の男尊女卑の時代を変えようと尽力した人。
    こんな素敵な人がいたから今の日本が有るんだと感銘を受けました。

    0
    2025年01月03日
  • 早稲女、女、男

    Posted by ブクログ

    え、ここ役を橋本愛がやるの。できるんかいな。むしろ能年ちゃんの役では。でも端役で出てるしな。役者開眼を期待して愉しみ。

    0
    2025年01月01日
  • 本屋さんのダイアナ

    ネタバレ 購入済み

    ないものねだり

    違った境遇に育つふたりの少女がお互いを羨みながら成長するといった感じだった。ないものねだりしてしまう心境に共感できた。

    0
    2024年12月30日
  • らんたん

    Posted by ブクログ

    明治から大正、戦後にかけて女子教育に奔走した河井道の一生をその時代に女子の権利擁護に奔走したり、仕事を持ったりする女性が強い意志を持って生きている姿が描かれている。歴史上の知っている人々がまるで今生きて話しているように感じるその描写に引き込まれて最後まで一気に読み切った。なかなか分量が凄かったが、これだけの内容を調べて書き切った柚木麻子さんの熱量がすごい。河井道の創った恵泉女学園に通学してその風土を愛していたからここまでの作品になったのだろうと思った。

    0
    2024年12月18日
  • 3時のアッコちゃん

    Posted by ブクログ

    アッコさんシリーズは毎回、どんなタイミング、年齢になっても元気ややる気や勢いをもらえる。本作、なんとアッコさんが姿変えて降臨していた。そうなんだよな、アッコさんは直ぐそこにいるのかもしるない。周りを見渡せる自分がいれば。

    0
    2024年12月17日
  • マジカルグランマ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2024年
    鑑賞作品 No.41

    この本を読んで何を感じた?
    そう聞かれたら迷わずこういう。

    右ストレートがクリーンヒットしたような痛み
    そのあとから少しずつ湧き上がってくる爽快さ

    読み始めた当初、何か違和感を感じていた。
    何かが他の小説と違う…
    でも、その“何か“がわからない。

    そして途中で気づく。

    そう、

    その“何か”が“マジカルグランマ”であるということに。

    無意識に、小説に出てくるおばあちゃんは優しくにこやかで登場人物たちを温かくサポートする脇役だ、という偏見に満ちていた。
    しかし、主人公の正子は見事なほどに真逆。
    俳優である正子は、自分だけが特別で輝くことを望み、ちやほ

    0
    2024年12月08日
  • ねじまき片想い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    片想いの相手のために思い切った事ができるのがすごい。そして、それでも、分かりやすく結ばれた終わりにはならないところがかっこいい。

    0
    2024年12月02日