柚木麻子のレビュー一覧

  • 本屋さんのダイアナ

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    ふたりの対照的なヒロインが小学生からハタチを超えるまでの十数年を描くガールミーツガール小説。

    性格も環境も考え方も、なにもかもが違うふたりの少女が本を傍らに悩みながら歳を重ねていくしていく様が丹念に描かれておりぐっと引き込まれた。
    女の子として成長していく中で揺れる繊細な苛立ちややるせなさが澱を残していく様がリアルで、深く感情移入した。
    私は綾子が自分のトラウマと自分自身に向き合う場面が特に好きで、[誰かを救うということは過去の自分を救うことです]とは正に、カラオケボックスで過去の自分自身に手を差し伸べるような構図の場面にはわず唸った。
    人と人が出会うことの美しさと苦しみを、暖かく感じさせて

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    2026年01月26日
  • 名作なんか、こわくない

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    とても面白かった!
    その本の紹介はもちろん、読むに至るまでの経緯が著者のエピソードと絡めて書かれてあるため、前半はエッセイとして楽しく読め、後半は取り上げられている本の内容にどっぷりと浸かることができる。
    紹介された全ての本に興味を持った!

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    2026年01月23日
  • 注文の多い料理小説集

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    柚木麻子さんのお話と出会ったのがこの一冊でした。
    不倫女子が登場する、お鮨屋さんのお話。
    世の中の男性陣がきっと(こうであって欲しい)と思っている女子たちの本音がいい感じに滲み出ていて、大好きなお話です。
    他のお話もよかったけど、このお話が好きで柚木麻子さんのこの話しか記憶にないくらいです。
    気持ちがいい話でした。

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    2026年01月23日
  • ついでにジェントルメン

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    めちゃ面白い!昭和のセクハラパワハラ親父たちにいまだに苦慮させらている私には刺さる。
    特に「渚ホテルで会いましょう」「エルゴと不倫鮨」は痛快!昭和親父が自分の痛さに気付く日を待っています。

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    2026年01月21日
  • 伊藤くんA to E

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    どうしようもない伊藤くんは脇役で、主役は5人の女性たち。
    女性の内面をかなり深くエグく描いている、怖い。麻布競馬場の女性版みたいな感じかな。
    読みたくないけど、もっと読みたくなる中毒性があるw

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    2026年01月17日
  • 私にふさわしいホテル

    匿名

    購入済み

    破天荒の女が本物の小説家になるまでのストーリー、めちゃくちゃ楽しかったです!何の情報もなしで読み始めたので、最初はホテルに関わる話しだと思っていたら、とんでもない女性が現れて話にグングン引き込まれました。彼女みたいな破天荒な人にはなれないけれど憧れる!後、年齢関係なく何でも言い合える2人の関係もよかった!

    #アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2026年01月14日
  • ほろよい読書

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    1/10友達に勧められ、梟書茶房 Esola池袋店のコーヒーセットで運命的に私の元に来た1冊。おもしろくてあっという間に読み終わった。苺酒飲んでみたい気持ちと、お酒に酔って失敗しないよう控えたい気持ちが相反してる。

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    2026年01月12日
  • 注文の多い料理小説集

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    「料理」にまつわる、7人の作者のアンソロジー。
    柚木麻子さん「エルゴと不倫鮨」伊吹有喜さん「夏も近づく」柴田よしきさん「どっしりふわふわ」が特に好きだった。
    読むと、どれも丁寧に料理がしたくなる!

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    2026年01月11日
  • らんたん(新潮文庫)

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    読み応えありました。700ページ越えにこれは中々読み終えるのには日数がかかりそう…と思いましたが、面白くて先に先にと読み進めてしまいました。読み終えてしまったのがもったいない。シリーズ化にして欲しかったです。もっと主人公の人生と周りにいる人達の人生を読んでみたい。
    主人公は明治〜昭和を生き、話しに出てくる人達は有名な人ばかりでそれもまた読んでいて楽しいです。
    もし子供の頃にこの本と出会えていたら、学ぶとは何か自分の国はどんな国なのかを考える事が出来ただろうな、そうしたらもう少し勉強頑張れただろうなと思ってみたり。
    長いお話ですが、子供にも読んでみてほしい本です。

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    2026年01月10日
  • けむたい後輩

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    ミーハーな気持ちで『Butter』を読んだら柚木麻子さんに完全に心を掴まれて、本書が柚木さんの執筆で2冊目。これもとってもおもしろかった!
    絶妙にいそうな女性の特徴を描くのがButterから鋭いなあと思っていたけど本書もなんといってもキャラクターがよい。特に大学生っていう絶妙な高校までの同調圧力下にいるひとたちじゃなくて、逆に社会人の個が世の中と戦う系でもない、個がそれぞれのカラーを出すけどまだ連帯がある大学の設定がいいなあと。
    エピローグの真実子にはスタンディングオベーション。長年付き合ったメンヘラな彼氏と別れてやっと自分の人生を生きてる感じ!かっこいい!
    けむたい後輩ってタイトル、けむたい

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    2026年01月07日
  • 本屋さんのダイアナ

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    ボロ泣きした。中盤から最後にかけて泣きながら読んだ。読む前は表紙のかわいさからほっこり系「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」のような感じかと期待していて、読み始めもルビが多くふってあることからジュベナイルかな?と思ったがどんでん返し。初めて柚木さんの本を読んだけどもう新年そうそう人生で読んだ小説の中でもトップに入るレベルで素晴らしい本だった。

    彩子が大学に入って変わってしまうあたりから自分と重なる部分が多くて、他人から認められる誰かを生きれば生きるほど、誰かを見下していないと幸せを保っていられない不幸せの循環に身に覚えがありすぎて・・・。大学というシステムの中で男や酒、サークルに狂わされる生活。こ

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    2026年01月02日
  • けむたい後輩

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    あっという間に読み終わりました。栞子は自分の幸せを他人に求めがちなのではと思いながら読んでました。同性に嫉妬したりコンプレックスを感じる割には、自分を好きでいたり受け入れる努力もあまりしていないように見えました。過去のモテていた自分にちょっと縋り過ぎかなと。私が厳しすぎなのかな、
    自分もかつて、他人が自分に幸せを運んでくると期待し過ぎていた時があったから重ね合わせながら読んでいました

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    2025年12月29日
  • さらさら流る

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    表紙や最初の数ページから爽やかな話かな?と思い読み始めたら、かなり想定と違う話に転換したので驚きました。
    重いテーマではありましたが、主人公の菫が持つ根の明るさと強さで読者も暗い淀みから引きずり出される感覚がありました。
    決して暗がりには閉じこもらず前に向かう菫と、育った家庭環境もあり自らの歪み・他責思考から抜け出せない足元が淀みにハマったままの光晴。
    2人の対比が後半になるにつれてグロテスクな程に顕著に現れていてその描き方が秀逸だなと思いました。
    あとは、初夏の空気感や緑の比喩表現が美しくてとっても好きでした!!言葉が美しくて、それだけでも読む価値があると思います。

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    2025年12月27日
  • らんたん

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    最近『翠雨の人』という女性偉人伝ものを読んだばかりだったので、つい比較してしまうが、同じように史実をベースにしながらも、こちらはぜいたくに津田梅子や新渡戸稲造などを中心に、明治の文化史を彩るスーパースターを山ほどぶちこんで、面白いエピソードがふんだんに出てくるので、単純に好奇心をかきたてられる。またそれ以上に河合道さんのキャラクターがとっても魅力的だった。戦前のああした雰囲気の中で、アメリカでの生活で身につけた自由主義と女性の権利拡大という理想を掲げながら、表面的には相手を立てつつも、実質的な実を取る良い意味での「ずぶとさ」が小気味良い。対立する相手をも魅了し、協力者に変えてしまう姿には、「格

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    2025年12月21日
  • らんたん(新潮文庫)

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    教育の基本となった「平和のための国際親善」と「生活・労働としての園芸」、恵泉女学園大学がなくなったのは、残念だな…とあらためて感じました。
    中高に受け継がれているようで、道先生のらんたんはつながっているのかなと思う。
    戦前から戦後にわたる女子教育と女性の権利獲得の運動の歴史を感じられる読み応えのある一冊でした。

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    2025年12月14日
  • らんたん(新潮文庫)

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    面白い!こんなパワフルで魅力的な女性が戦前にいたとは!!日本の女子教育を大きく前進させた偉大な功労者。その人柄と生き方はとても魅力的!

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    2025年12月08日
  • けむたい後輩

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    読後に振り返ると割と重いが、コミカルな場面が多いので笑える。学校名からしてお嬢様っぽいけれど通販会社もしてそうで印象に残った。

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    2025年12月03日
  • 本屋さんのダイアナ

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    めっちゃよかったです。本へのオマージュや愛情はところどころにありましたが、それより主人公と友人の二人称で章ごとにストーリーがすすむのですが、その成長物語が心に来ます。柚木麻子、バターとは違う良さを感じさせてくれます!!!

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    2025年11月18日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    楽しかった。ナンシー関以来のドラマ評。最近のはわかるけど、昔のはさっぱり。あらすじ書いてくれても、全く観たいとは思わないんだな、昔のドラマ。トレンディとか。何しろ何が何でも恋愛絡めようとしてたし、くっついたり別れたり、つまんねえ。でもこの人が書くとなんかちょっと面白そうと思っちゃったけど。騙されて観たらきっと五分でやめるだろうな。雑誌に書いた時から時間たった気持ちの変化も良し。今はいろんな設定のドラマが増えて、ほんとに楽しい。

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    2025年11月04日
  • らんたん

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    今、日本で女性が社会で活躍できているのは、このような方達の努力やがあったからこそだと、感謝できる大河小説。今の自分は、そのような方々のおかげ。
    津田梅子先生を知りたくて読んだが、河合道先生の方が親しみを覚える。
    勉強があまり得意でなくても、明るさと思いの強さ、シェアする思いやりで、成し遂げられる気がする。
    私も、生まれ変わったら、恵泉女学園で中学、高校生活を過ごしたい。
    明るく楽しい事をして、学び続けていきたいと思った。

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    2025年11月04日