柚木麻子のレビュー一覧
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『終点のあの子』や『ナイルパーチの女子会』と比較すると、「女性VS女性」の構図から「女性VS男性」への構図に変わってきているというように感じた。女性としての生きにくさは男性側に原因があるとされており(実際に、最低でクズな男たちが本作で描かれている)、それを通じて女性同士で結託して男性優位社会に切り込んでいく様子がかっこいい。今でこそ男女平等という言葉が言われるようになってきたけれど、それでも男性優位の社会は続いている。ずっとずっと続いているこの風潮を小説にして社会の在り方に問いを投げてくれている柚木さんの作品を一人でも多くの人が読んで、未来がより良くなるといいな、と思った。
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Posted by ブクログ
長編かと思ったら短編集だった!どれも良かったけど最初のラーメンが美味しそうすぎてずっとちょっとラーメンが頭の片隅にいた笑
その場に居合わせた人が協力して何かをする感じ楽しそうで羨ましい。前半3話の方が後半より好き
・めんや 評論家おことわり
透き通った栄養満点スープが美味しそうすぎて…(涎) 客の写真とか勝手に載せて好き勝手描いちゃう系ラーメン評論家の被害にあった7人が協力して素晴らしいラーメン屋を作り、すべての元凶を懲らしめる話
・Bakeshop mirey's
夢を語っている時間に満足して結局何もしない感覚、誰しもちょっと共感できそう。いつかイギリス系のカフェを開くと意気込む( -
Posted by ブクログ
ネタバレこの話をホラーだと思える人はきっと濁ったものがない光の中で生きてきた人なんだろうな、と卑屈になって決めつけてしまう程度には私も悩んで生きてきた。
エリコが同性に期待してしまう気持ち凄くわかる。私はこんなに大事にしてるのにどうして相手は私を同じように大切にしてくれないんだろうと何度思ったことか。エリコのサイケな性格をホラーではなく共感の目で見てしまうところが私は怖い。流石にここまで周りが見えてないとは思わないがわからないのが人間関係。
ショウコの表向きはサバサバしていて、異性との方が付き合うの楽というのも共感出来てしまうのが我ながら残念。
世間では自サバと馬鹿にされているが、人に好かれる性格じゃ -
Posted by ブクログ
それぞれ全く違う味わいの作品ですがそれそれ大変、力作ぞろいで私はかなり好きですね
概要
「料理」をめぐる極上の7つの物語
うまいものは、本気で作ってあるものだよ――
最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス……
おやつに金平糖はいかがですか?
物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。
小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだ
とびきり美味しいアンソロジー。
【本書登場の逸品たち】
塩むすびと冷たい緑茶
ハルピンのイチゴ水
全粒粉のカンパーニュに具を挟んだ
サンドイッチ
きときとの富山の海の幸・ゲン -
Posted by ブクログ
大手商社に勤務する英利子は、信奉している主婦ブロガーの翔子と偶然出会い、意気投合します。ところが翔子は英利子のストーカーのような行動に違和感を感じ、彼女を拒絶します。しかし翔子の浮気現場を押さえて弱みを握った英利子は、「親友になって」と翔子に強要します。なぜ英利子は「女友達」にそこまでこだわるのか?
翔子と偶然であった喫茶店も、英利子はリサーチ済みだったように思えます。序盤の英利子はバリキャリとして描かれていましたが、早い段階で彼女の粘着質で自己中心的な素顔が明かされます。特に思い込みの激しさが際立ち、「私が〇〇してあげなければ」「〇〇すべきだ」と英利子が翔子などの他人を見下し、コントロール