柚木麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
柚木麻子さんの小説には、女の敵なんじゃないかというような女がでてきたり、女の嫌な部分を大きく大きくして描いていたり、そういう印象があるけれど、最後にはいつも、女の敵は女ではないし、女だから嫌な部分があるとかそういう話ではない、とちゃんとわかる。最初から最後まで、どこまでいっても女がメインだし、こういうところが女性作家さんへの信頼感というか、私は好きだしこれからも読みたいと思う。
柚木麻子さんの本を読んでいると、女として生きていく覚悟みたいなものを感じるのは私だけだろうか。
「女の上っ面の慰め合いや愚痴や井戸端会議を、軽蔑したり、莫迦にして笑う男・・・、そうだね、女にもよくいるよね。じゃあ遠 -
Posted by ブクログ
舞台はミッション系の中高一貫女子校。
中学から持ち上がりの希代子は高校から入学してきた奔放で雰囲気の違う朱里に魅了され、それまで仲良しだった奈津子と疎遠になっていく。しかしそのことに希代子自身は気付いていない。
希代子の朱里に対して憧れ、羨望、渇望、失望、怒りと、心の機微が手に取るように伝わってくる。
朱里は奔放で人を常に見下しても自分は何も悪く無いと、周りに敵を作りまくる。身近にいたらイヤなタイプだな。女子の敵だ。
希代子に疎遠にされていた奈津子は、自分の都合よく戻ってきた希代子をパシッと拒絶する。女子の世界では有りがち。よく分かる。
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