柚木麻子のレビュー一覧

  • BUTTER

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    ネタバレ

    2017年既読。木嶋佳苗事件、女性犯罪者に女性記者が取材し境界線が無くなっていく。頂き女子りりこちゃんが、この作品の構造に似てるかも。同性だからか読んでいてこっちがハラハラする。カジマナとの面会を取り付けるため同じ料理を食べ味わいそれを伝える、自身の体重が10kg増えた事で町田は母に刷り込まれた価値観に疑問を持つ、親友は両親を反面教師にして結婚生活を営んでいたのに夫は両親と同じ考えの持ち主だった、と話はどんどん広がる。女なら、と言ってはいけない時代なのは理解できるが育った過程で学んだ価値観をアップデートできていない自分に嫌気がさす。

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    2026年08月31日
  • BUTTER

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    途中から失速した。
    1番最初に出てくるエシレバターを使ったバター醤油ご飯が無性に、食べたくなりました。

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    2026年08月30日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    面白かった!スカッとする短編集。物語における悪者に対しても少し優しさが見えるところも好き。
    ラーメン批評家がやらかす話と、マンションの女たちが結託して大仕事をやり遂げる話が特に良かった。スター誕生も好き。というか、全部面白かった。

    頑張っている女たちはかっこよくて強い。コロナ禍の描写をフィクションの物語として抵抗なく受け入れられるくらい、あの頃の異質な空気が過去になったんだなあとも思った。

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    2026年08月30日
  • ナイルパーチの女子会

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    ハア〜〜〜〜〜〜壮絶だった。
    ひょっとすると下手なホラーより怖いかもしれないよ、これ。
    読み進める手が止まらなかった。
    柚木麻子さんの作品を読むのは三作目で、
    毎回、呼吸もままならぬほど、のめり込んで読んでいる気がする。

    生活のために本を閉じる瞬間はあるのだけれど、
    物語が完結するまで、ずっと息苦しい感覚が消えなかった。
    この作品に出会えてよかったと思う。

    紛れもなく女同士の、女友達の話なんだけど
    そこだけにとらわれてないのが見事だよね。
    ちょこちょこ出てくる男性キャラクターがみんないい味を出してる。
    どいつもこいつも気持ち悪い。

    「どこまで続くの、この地獄」と逃げ出したくなるぐらい展開

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    2026年08月28日
  • 注文の多い料理小説集

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    最高。どれも美味しく面白かった!気取ったお鮨屋さんと女性たちの話は爽快。夏を迎える前の叔父と甥の田舎暮らしはその風景にウットリ。色への感覚が鋭い町娘のアイデアに拍手。貧困生活の中での不思議な体験には生きていく為の活力を感じた。著書を読んでみたい作家さんが増えたなぁ。

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    2026年08月26日
  • とりあえずお湯わかせ

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    手が届かないような作家さんでも日常を生きているのだと親近感をたっぷりと味わうことができた。ジェンダーについての話が多め。

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    2026年08月26日
  • 終点のあの子

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    ネタバレ

    女子校に所属する高校生の、友人関係のカースト制による圧迫感、憧れや嫉妬及び自身のプライドに葛藤する様子を描いた物語。短編集で、それぞれ主人公が異なり、読者も少なくとも1人は共感する子はいるだろう。無論、私は全員に共感した。

    この本を読んで感じたことは、全編共通して「透明感」だった。皆透き通っている魅力があった。
    もちろん1つ目の物語は、親友をいじめるまでの主人公の過程の物語で、結果として親友は不登校になり、主人公は悪事が周知にばれて追放されひとりぼっちになるという、悲しい結末となった。しかし、親友に対し友情はありつつも苛立ちも両立し、また主人公の憧れの人を奪われるという嫉妬などの感情の果てし

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    2026年08月24日
  • オール・ノット

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    オールノット、真珠を離れないようにつなぐ技法。
    お気に入りのブレスレットが福島野馬追に行ったとき、バラバラに散らばっていった悲劇を思い出した。オールノットだったら、、、

    しょっぱなから幸せな王子みたいと思っていた。
    出てくるけども。みんなけっこうひどい。

    未来はもっとマシになっているだろうか。
    自分もそうだと共感している読者が
    「自分はまだ恵まれていた方だ」と思う未来ではないといいのだがと思った。

    恵のような人になりたい。。

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    2026年08月24日
  • らんたん(新潮文庫)

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    自身も私立女子中高出身であったこともあり、女子教育に奔走した恵泉創立者の物語に興味があって読みました。

    今当たり前とされている女性の教育を受ける権利や参政権、社会進出はこの時代の方々のおかげであると、感謝の思いが溢れた。史実を元にしたフィクションなので、現実はこれよりも大変だっただろうな…と思いを馳せました。

    戦禍でも学校運営(教育)を途絶えさせてはいけない、次の世代は今の世代より必ず優れている、という道先生の言葉が印象に残り、母や娘にも読ませたい作品となりました。

    (柚木麻子さんの作品を初めて読んだけど、内容のせいもあってか同じような話・エピソードが人を変えて何度も繰り返されるな〜とも

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    2026年08月22日
  • 残業バケーション/運命の人はどこですか?

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    30歳女性のもどかしい時期、リアルだったなぁ
    結婚、仕事、友人、、、現実に振り回される登場人物たち

    大人の夏休みは、自分から動かない限り、作り出せない。

    肝に銘じたい

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    2026年08月22日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる5遍の短編集。柚木麻子さんのbarきりんぐみが好きだった。コロナ禍にこんなオンラインbarほんとにあったのかな、あったならいいなと思える心温まるお話。

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    2026年08月20日
  • ナイルパーチの女子会

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    私も女友達がほとんどいないけど、人との距離を間違えないように気をつけようと思った…!

    『女同士友情』の理想と現実を突きつけられた。

    柚木麻子さんの書く女同士の関係が大好きです。

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    2026年08月19日
  • ランチのアッコちゃん

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    ?ランチのアッコちゃん?
    *
    アッコちゃん!
    サイコーです‼︎
    *
    おちゃめ で
    好奇心いっぱい!
    パワーがあふれてる。
    *
    ?読むと元気が湧いてくる
    不思議な“ビタミン小説“?
    *
    何事も楽しんで
    一所懸命やらなくちゃ!
    *
    私もアッコちゃんみたいな人に
    なりたいな^ ^

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    2026年08月19日
  • ナイルパーチの女子会

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    栄利子は最後までヤバい奴だし全く共感できないんだけど、それでも人並みに人間関係を作れるようになりたくて必死にもがいてるところは応援したくなる。

    終盤までどんよりするような展開が続くけど、ラストは、これといった救済も大きな変化もないけれど、それでも静かに栄利子も翔子もほんの少し前に進むことができてちょっと希望が見える終わり方でよかった。

    Butterとこれの2冊しか読んでないけど、カジマナや栄利子みたいな常識から外れたキャラクターは、全く理解の及ぼないモンスターとして描けばそれでも話としては成立すると思うのだけど、しっかり内面や思考を描いて、共感はできないけどこいつはこういう人間なんだな、と

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    2026年08月18日
  • ランチのアッコちゃん

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    食事のパワーを改めて感じた本。
    毎日のことだからこそ、大事にしたい食事。

    最後の自分の考えが正しいと思い込んでいた方の心を動かしたのも、良かった。

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    2026年08月16日
  • ほろよい読書

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    お酒をテーマに紡がれる5つの物語

    醸造学科の宇一くんが一番印象に残った
    酒蔵の娘として生まれると、酒蔵を継ぐか他の道に進むかの2択で常に葛藤している
    両親からの圧力を感じながらも、自分の意思をはっきりさせて道を決めていく小春に心打たれた…!

    日本酒片手にまったり読むのが楽しかった

    「ショコラと秘密は彼女に香る」は、現代の恋愛を考えさせられるハナシであった
    心の中に留めておく恋愛も、人生を豊かなものにするスパイスなのかもしれない
    チョコレートボンボン買って帰ろう!

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    2026年08月15日
  • ナイルパーチの女子会

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    女あるあるが沢山散りばめられていて、とても面白かった!!最後以外は。結末が案外あっさりしていた印象。

    女のギスギスを直に感じた。あぁめんどくさいなこんな友達いたら、と素直に思ってしまった。
    絶対江里子なんかと友達になりたくない。反対に私は翔子に「共感」していた。ぜひ友達になりたいと思った。
    しかし、友達ってどこの基準からできるのだろうか?言われてみれば、「共感」からご飯に行ったり、お出かけ行くようになったりしたのかな。友達ができない、ってなんだろうと思った私はおめでた、なのかもしれない。だけど、読んでいたらなんとなくわかる。2人に足りていないものが何か。

    ナイルパーチ、あんまり関係ないと思

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    2026年08月15日
  • 王妃の帰還 新装版

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    面白かった!
    なんだかノリスケ達がえらい大人に思える時もあれば、しっかり中学生の思考で安心した。
    こんな露骨ではなかったがどの学校にもカーストはあるんだなぁと思った。
    スーさんのおっとりしてるのに芯がまっすぐなところがすごい好きだった。

    王妃のことも、こんなワガママすぎてやばいと最初は思ったが、中学生で可愛いかったらもう世の中の全てを手に入れたと思っちゃうよな…と思ったり、大人になった今はまぁ仕方ないのかなと思うが、当事者たちにとっては世界の全てで、もがかないといけないことなんだなと思った。

    ノリスケの最後の怒りはもっともだったが、なんだか王妃の行動に拍子抜けした。
    その行動できるなら、も

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    2026年08月13日
  • その手をにぎりたい

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    タイトルがこんなにしっくりくるものを久しぶりに読んだ。
    ”今“を大切にした青子の生き方はできそうにないけれど読んでいて楽しかった。
    表紙がピントが合う前の東京タワーの写真で物語を通して東京の幻想的な雰囲気を感じた。

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    2026年08月12日
  • さらさら流る

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    菫と光晴の出会いは唐突だった。東京は暗渠が多いのはブラタモリを見て知っていたけどその理由が東京オリンピック前に街の景観を整える為にたくさんの川を暗渠にしたと言う事だ。目から鱗だった。
    この足の下には隠れた水の流れがある。18歳の春人生で最初にそれを菫に教えたのは光晴だった。しかし22歳のあの夏一緒にいてもこんなに惨めで菫が菫である事を忘れさせ、いたたまれない気持ちにさせる男とはもう会うべきではないと決死の覚悟で断ち切った。凄い決断だと思った。次の日からの生活を想像するだけで自分には絶対できない。
    暗渠の下を流れる淀んだ汚い川でも心がけ次第で時間は掛かるが自然の持つ力がいつか浄化してくれたのでは

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    2026年08月10日