柚木麻子のレビュー一覧

  • ほろよい読書

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    どの話もすごく面白い。
    お酒って綺麗だよなぁと。
    あと読みやすくて「小説書くのうまぁ」って思ってしまった。

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    2025年11月16日
  • オール・ノット

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    なんとなく表紙に惹かれて読んだけど、内容もグッと惹きつけるものがあり、一気に読み終えてしまった。
    人の生き方に考えさせられる内容でもあり、最後は強さなのかな、とも思った。

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    2025年11月14日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    柚木麻子という作家が、基本年4回、気になるテレビドラマを少なくとも第3話まで見た時点でドラマ評を書く。それを2014年から24年までの10年間雑誌『anan』に連載したものをまとめた本である。

    第3話までで、ドラマ評など書けるのか?基本、書けるのである。読み始めて直ぐにわかったのは、彼女は作家である以前に、かなり深いテレビドラマウォッチャーである。いっとき脚本家を目指してドラマ業界で働いていた経歴も関係するが、本書の番外編で明かされる生い立ちも関係して、人生をかけて彼女はテレビドラマを見ている。よって、一つの作品について語ることはなく、必ず過去30年間に渡る様々な名作不作ドラマとの比較がなさ

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    2025年11月12日
  • 本屋さんのダイアナ

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    ネタバレ

    小学校から私立に通って、私が落ちた私立中学校に合格した友だちがいた。気がついたらその子は中学2年生でパパ活を始めておじさんに処女を売っていた。

    彩子を見ているとその子を思い出した。
    正反対な境遇で育ったけれど、仲良くすごしていた2人はすごく和やかだったけれど、成長していくにつれて穢れていく彩子と普通のレールに戻るダイアナを見ているのが苦しかった。

    その子、元気かな

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    2025年11月08日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    スターバックスコーヒーのスターバックスは「白鯨」のスターバックスからなのか!!
    日本、世界の名作解説エッセイ。
    結構読んだ作品多いから嬉しかった。キャロルは映画しか見てないから小説も読もう。なぜかスウェーデン作品だと勘違いしてた。

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    2025年11月07日
  • ついでにジェントルメン

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    柚木麻子さんの本は3冊目、前の2冊は面白かったので間違いない!と思って、手に取ったが、間違いなかった。楽しめました。
    短編7つ。「勇者タケル…」はイマイチ、わからなかったが、あとの6つは、どれも楽しめた。「立っている者は舅でも使え」は結局、最後はどうなるんだ?なんて、後に心地よい余韻が残る。「エルゴと不倫鮨」は女性からみれば爽快なお話。

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    2025年11月06日
  • らんたん(新潮文庫)

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    ようやく読み終わった!まさに大河小説。胸が熱くなる場面が多くあり、自分も日本で生きる女性として「らんたん」の光を受け継いでいかなければと強く思った。

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    2025年11月02日
  • 本屋さんのダイアナ

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    柚木さんの本をたぶん初めて読んだが、話にすいこまれる感覚だった。
    読んでいてその情景がパッと浮かび、それでかつ簡略的な文章ですごい。登場人物の性格と見た目の感じもぴったしという感じだった。
    内容もおもしろく、2人の少女がそれぞれ成長していくさまは読んでいて楽しい。

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    2025年10月23日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ネタバレ

    最初は漫画から一話目の作品を知る(最後まで読んでないけど)。
    一つの話かと思っていたら、オムニバスだったようだ。
    どれもほぼコロナ下に起きた話だったようです。
    それにしても、うまく縁がつながり、解決していくな~。
    こういうミラクルがいつも起こればいいけど…。

    めんや 評論家おことわり
    らーめん評論家がいろいろなラーメン屋でいろいろやらかす。無断でお客さんの動画や写真をアップしたり、セクハラ発言したり等。それを被害にあった人たちで復讐していく。それぞれ加害者にやり切ってすっきりしていた。

    BAKESHOP MIREY'S
    秀実の会社近くの居酒屋で働く未怜が、秀実ははがゆくて仕方がな

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    2025年10月25日
  • らんたん

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    日本の女子教育の変遷がわかる。次々と著名人が登場。
    テンポが乗ってくるまで時間がかかり、辻褄を確認のために途中で戻って読み返したら、なるほどと面白さが入り込んできた。

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    2025年10月22日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    ネタバレ

    宇垣さんがお勧めされていて読みました。
    私は、「めんや 評論家おことわり」、「トリアージ2020」、「パティオ8」が好きで、1番は「トリアージ2020」!。
    よこちんが存在していた事にホッとした反面、コロナ禍の最前戦で戦っている事を知って、あの頃の自分のことを重ねながら思い出した。あの時は、コロナについてまだまだ分からない事が多い時期。よこちんは大変な中でやり取りしてたんだなって思うと、グッときた。麻梨子が少しずつ元気になっていくところも好き。横山さんによって、少しずつ食を楽しめるようになっていくところも、穏やかで幸せな気持ちになった。

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    2025年10月20日
  • オール・ノット

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    苦学生の真央は自力で大学に通うためバイトに明け暮れている そこで出会った四葉に宝石箱をもらうが 学費返済には足りず 大学も辞めてしまう
    四葉はかつて横浜でお城のような家に住む女の子だった 生きるために働くのだけれどお金の為だけでは何処かで歪みがきてしまう これから人間はどうやって生きていくのか不安になるが こんな生き方もあるよ うまくいくことばかりじゃないけど 何とかやれるものだよと思えた

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    2025年10月18日
  • 3時のアッコちゃん

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    社会生活は苦しくて辛い。それは視点を変えれば、自分でどんな方向へも変えられるよと背中を押してくれる作品。明るくて前向きな空気を纏う事が、運をも変えると思わせてくれる。

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    2025年10月16日
  • 3時のアッコちゃん

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    【印象に残っている】
    ・全然進まなかった議論が、お茶を時間を取り入れたことで議論が盛り上がり、進んだ
    ・お茶の銘柄や付け合わせのお菓子、そのコンセプトなどこだわっていて素敵だった

    【気づき】
    「おやつの時間」「休憩」は積極的にとるの大切

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    2025年10月14日
  • 本屋さんのダイアナ

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    優等生のための本。かわいいし、面白いし、優等生のあり方や気持ちがよくわかる。もっと本が好きになる!昔に読んだ本を読み返したくなりました。
    ヤンキーとギャルはステレオタイプが強くて、身近にいらっしゃらなかったのかな貧困も身近になかったのかなと感じました。貧しさへのファンタジーが強く、登場人物全員が富裕層です。

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    2025年10月13日
  • 終点のあの子

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    同じクラスのグループが違う4人の子が主人公になった物語。柚木さんの小説はとびきり美人だとか、ブスとか女の子だとけっこう避けて通れないカースト的なものを上手く事実の感覚として書いている。言葉にはしないけど、持っていた10代の感覚。
    個人的には、クラス1番の美人の恭子が、地元で地味なオタクの保田と出会ったひと夏のストーリーは良かった。恭子の揺れ動く感情には共感出来たし、楽しめた。最後のストーリーで、1話目では、自由奔放だった朱里の物語も、良かった。
    ドロドロして嫌とかでなく、どの子も自分プライドで精一杯生きていて可愛いなと思えて、こうやって成長してきたんだなって、胸が熱くなる作品です。

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    2025年10月12日
  • らんたん(新潮文庫)

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    河井道さんという女性を主人公にした史実を基にした小説。
    当時の有名人いっぱい出てくる!
    女子教育から女性の地位向上を目指す。
    いまの私たち女性が自由に動き回れるのもこの時代の方々が頑張り踏ん張ってくれたおかげですね。
    当たり前に享受できていることも昔は女性だからできなかったこともある。
    未来のためにも今度は私たちが奮闘する番だと思った。
    なにかできることはないかとおもふ。

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    2025年10月10日
  • 早稲女、女、男

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    3/4位まで各大学の擬人化キャラの話で終わってしまうのか…と思っていたら終盤で畳み掛けられた。

    なぜ早稲女が生まれるのか?
    著者は別大学出身なのに、本質をついた指摘をしているように思えてすごいなと感じた。
    「慶應や上智の人は自虐しないのに」という文中の指摘も、確かに…となった。
    ステレオタイプ的な描写には色々意見があるだろうが、性別問わず自虐好きな人が多いというのは間違いない。

    個人的には各大学のイメージとこの作品で描かれているキャラは一致していたのだが、かなり狭い層しか分からない気もしており、よくこの小説を書いたなぁと…

    めちゃくちゃ当たり前だが、早稲田の女子は色んな人がいて、亜依子タ

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    2025年10月10日
  • 本屋さんのダイアナ

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    比較的、読み進めるのが
    遅い方だから
    主人公の2人の女の子と
    随分一緒にいた気分。
    最後は、話の内容とは違って
    寂しくなっちゃった
    これからまた2人で楽しい会話をするんだろうなー

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    2025年10月10日
  • オール・ノット

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    あまり読んでるわけではないけど、柚木麻子作品の中で今のところ一番好き。
    思いがけず一気読み。

    とにかく四葉さんが好き。
    ミャーコのことも不思議と嫌いになれない。
    と言うか、登場人物の誰にも感情移入できないのに、なぜか好ましく感じてしまう。

    後半明かされる山戸家に起こった全ての顛末に驚愕。
    でもとても四葉さんらしい。
    結末も好き。
    ハッピーエンドとまではいかなくても、ふわっと幸せな気持ちにさせてくれるラストが好き。

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    2025年10月09日