柚木麻子のレビュー一覧

  • ナイルパーチの女子会

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    「両思い確定だけど、まだ恋人になってないワクワクキラキラキュンキュン状態」が女子の友情の特定の期間にはあると思うのですよ。自転車の2ケツシーンが正にそれで、エモすぎてこれ以上読み進めるのが勿体無い!と一旦本を閉じてエモさを噛み締めました。
    が、その後の展開が辛すぎて…。。あぁ、そうだった、私たちはそんなに一筋縄ではいかないのよね。わかるーーーー!!

    全体的にデフォルメ感があるので、「いや、そんなんありえんやろ」な展開に現実に引き戻される事もありつつも(まおちゃんの指令とかね)、結局は家庭環境に端を発していることなどは頷きすぎて首がもげそうでした。

    子育てが若干落ち着いて、ようやく女子の友情

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    2025年12月02日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    初めての読後感。とにかくリアルな本だった。
    バブルを経験してないが、バブル期に激動する不動産業界の生々しさが鮮明に伝わってきた。
    就職先に不動産業界やめとこう笑笑

    一ノ瀬さんと青子が不倫関係になるのではなく、最後はけじめをつけて終わるのが一ノ瀬さんの生涯の堅実さをしっかりと表していてリアルだった。
    まあ、なんといってもただ手を繋ぐだけ、ただ目を合わせるだけその一つ一つのちょっとした関係性の変化を官能的に描写できる著者の腕がすごい…
    読んでいるこっちまでドキドキする本だった。

    好きな人を心に秘めながら他の人と結婚する感じがめちゃくちゃリアルすぎた…広瀬、同僚の男、一ノ瀬、
    全員一番好きな人と

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    2025年11月28日
  • 本屋さんのダイアナ

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    めっちゃよかったです。本へのオマージュや愛情はところどころにありましたが、それより主人公と友人の二人称で章ごとにストーリーがすすむのですが、その成長物語が心に来ます。柚木麻子、バターとは違う良さを感じさせてくれます!!!

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    2025年11月18日
  • 終点のあの子

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    本当にいる人をみているような、だから柚木さんの小説は面白い!

    ひと続きになった物語が好きで、短編集はなかなか読まないけど、これは色々と繋がってるところもあったし、全部が独立した物語じゃないから読めた。

    朱里の、人を見下していて、かつ咄嗟に人を貶めるようなことをしたくなってしまう人…本当にこういう人はいる。その描写がリアル過ぎる。なんなら全員めちゃくちゃリアル。
    恭子のような他人からの目を常に異常に気にする、なのに優先席には気にせず座れる、みたいな人もきっと現実にいる。

    全部が全部、ハッピーエンドじゃないのも逆に新鮮でいいというか、夢物語すぎなくていい。

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    2025年11月07日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    まず、柚木さん、だいすきです……
    この前まですこしアカデミックな本を読んだからエンタメに戻ろうと、文庫の柚木さんの本だからって理由で手に取った。最高だった。最後の激エロ展開になり得る部分で、どエロに走ったりすることはもうやめてただただ今繋がっているこの時間を引き延ばすことに徹する青子を見てて、落ち着くってこういうことなのかなとか思ったりした。
    こんなに色々を経たのに33の青子はまだまだすごく若いように思う。
    青子から贅沢をした記憶が無くなりませんように。自分1人のために自分で稼いだお金で幸せを感じられた自分のこと。私もそういう私のこと忘れないでいようと思う。
    大好きな話だった、柚木さんありがと

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    2025年11月04日
  • 柚木麻子のドラマななめ読み!

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    楽しかった。ナンシー関以来のドラマ評。最近のはわかるけど、昔のはさっぱり。あらすじ書いてくれても、全く観たいとは思わないんだな、昔のドラマ。トレンディとか。何しろ何が何でも恋愛絡めようとしてたし、くっついたり別れたり、つまんねえ。でもこの人が書くとなんかちょっと面白そうと思っちゃったけど。騙されて観たらきっと五分でやめるだろうな。雑誌に書いた時から時間たった気持ちの変化も良し。今はいろんな設定のドラマが増えて、ほんとに楽しい。

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    2025年11月04日
  • らんたん

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    今、日本で女性が社会で活躍できているのは、このような方達の努力やがあったからこそだと、感謝できる大河小説。今の自分は、そのような方々のおかげ。
    津田梅子先生を知りたくて読んだが、河合道先生の方が親しみを覚える。
    勉強があまり得意でなくても、明るさと思いの強さ、シェアする思いやりで、成し遂げられる気がする。
    私も、生まれ変わったら、恵泉女学園で中学、高校生活を過ごしたい。
    明るく楽しい事をして、学び続けていきたいと思った。

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    2025年11月04日
  • らんたん

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    一色乕児が主人公と思いきや、奥さんといつまでも一緒にいると約束し、姉妹の誓いをした、河井道という人が主人公。

    明治、大正、昭和という、まだ女性が軽んじられていた時代に、女性の地位向上に向けて、一生懸命動いていた人。

    そして、色々な有名な人ともちょこちょこと関係があり、読んでいて、えっ、この人は!となることも多かったです。

    思っていたとおり、戦争という辛い時も何とか女性が軽んじられないように。自分が作った学校を守れるように。と動いていて。

    こういう人もいたから、今の私たちもいる。そう思える本でした。

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    2025年11月01日
  • ランチのアッコちゃん

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    この本を読んで、会社の昼休みに散歩するようになった。
    おそらく自己啓発本にも「昼休みに10分歩くようにしましょう」って書かれている本はあるんだろうけど、それを読むよりもこの本を読むほうが、運動習慣をつけるいいきっかけになった。

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    2025年10月29日
  • らんたん(新潮文庫)

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    歴史小説とは知らずに手に取ったが、とても面白いし、出てくる人が次々偉人だらけ。
    下手に歴史を学ぶよりとっても分かりやすい。

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    2025年10月28日
  • 私にふさわしいホテル

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    面白かった!一気に読んだ。映画も面白かったから読んだけど、てっきりコメディと思ってたのに、最後の章でまさかの復習話になるとは。加代子と東十条の間柄が不思議。先輩との仲も不思議だけど。作家より役者の才能のがあるんじゃないかと思うけど。3作目からあと、どんな小説書いてきたのか気になる。実在のホテルや作家の名前がバンバン出てきて楽しい。山の上ホテル、泊まってみたかったな。

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    2025年10月27日
  • ランチのアッコちゃん

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    ネタバレ

    主役の澤田三智子は、派遣社員。失恋して食欲も元気もない。そんな折、部長の黒川敦子(アッコ女史)に、昼ご飯に誘われるも食欲がないと断る。三智子の弁当を見たアッコ女史は、三智子の弁当とアッコ女史がいつも昼ご飯を食べに行く場所を1週間だけ、交換するという内容。
    アッコ女史のランチ先は三智子が知らない、色々な味と人々がいる世界だった。
    2話では、すっかりアッコ女史に惚れ込んだ三智子が、アッコ女史と一緒にキッチンカーで活躍する話。深夜でも食を必要としている人はいると、アッコ女史はポトフを売って大忙し。(前の会社は潰れちゃってる)
    的確に必要とする場所に行き、三智子はまた新しい成長をとげ、会社における正社

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    2025年10月25日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    バブル全盛期の働く女性、青子。
    上司に連れられて訪れた高級寿司店に魅了されて常連になる。

    男女雇用機会均等法が制定された頃で女性はお茶くみが当たり前の時代描写の中で、一人で寿司屋のカウンターに向かう青子が凛々しい。

    青子とすし清の10年間を通して、働く女性のキャリア、家族、友達、恋愛、、、アラサー女子に刺さりまくることばかりでした。
    色々なつらい出来事も自分の力で乗り越えていく青子がとてもたくましく同世代の女性として憧れます

    何よりもお寿司の描写がおいしそうすぎて、お寿司を食べたくなりました

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    2025年10月24日
  • けむたい後輩

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    面白かった〜あっという間に読み終わった!
    柚木麻子さんの文章が本当に好きです。
    美里というしっかりしたツッコミ役がいてくれるから、栞子らへのモヤモヤがストレスにならずに読み進めれたのかなあと。

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    2025年10月23日
  • オール・ノット

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    ネタバレ

    奨学金の苦学生の話かと思ったらお金持ちのお友達の盛衰の話だった。
    日本が貧しくなることは確定だなぁと思うような近未来の描写もあった。
    面白かった

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    2025年10月22日
  • らんたん(新潮文庫)

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    めちゃくちゃ面白かった、、、史実を淡々と述べる作品でなくて、道とゆりの美しいシスターフッド、そして女性教育を解放して著名人の登場に度々胸が躍った。特に女性教育の始祖でもある梅子と捨松の死別シーンは本当に感動した。今私たちがこうして自由に生きられるのも、先人のおかげだと思うと、この自由を思う存分全うするのが、この時代に女として産まれたせめてものの使命なのかなと思う。

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    2025年10月19日
  • らんたん

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    河井道の生涯をもとに、女子教育の変遷とその実現を支えたシスターフッドの物語 女性活動家だけでなく、各時代の著名人が大勢登場し、さながら大河ドラマのような重厚な読み応え。 朗らかで実直、時に苦悩しながら信念を曲げずに突き進む道と、彼女を慕いともに理想の学園を築いたゆりの二人三脚の道のりに勇気づけられる。

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    2025年10月06日
  • らんたん

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     てっきり一色乕児(いっしきとらじ)という珍しい名前の男性が主人公だと思っていたら、彼の奥さまのゆりさんと深い絆で結ばれた河井道さんのお話だった。

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    2025年10月04日
  • らんたん(新潮文庫)

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    ちょこっと手間取ったけど読み終えたしラストまでじんわり沁みてらんたんの題名が素敵だな希望の光あるから読めた。柚木麻子さんは浅田次郎の小説みたいだとぶっ飛んでると思っていたし(私にふさわしいホテルとか butterなんか読み応えサイコー) 長い事日本のくだらない夫家長制度に振り回された女性が行動す歴史を垣間見て、道先生の立ち振る舞いも最後の最後までブレない たね子の生徒を亡くして何も出来なかった言葉に対して意味がなかったが最後まで続けましょうがグッときます。間違いもあるけど諌めるユリとのシスターフッドの関係も良いですし、病室で道とユリとクスクス笑ってたのが最後まで分かち合う気持ちなのだなぁと思っ

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    2025年10月04日
  • その手をにぎりたい

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    時代こそ違えど、バリバリ働いている女性ならばささるポイントが結構あるなーと思いながら読んだ。
    私は主人公の青子ほどキャリアウーマンではなかったけど。

    働いていた会社を退職し東京を離れるつもりだったのに、退職日に上司に連れていってもらった高級寿司屋で寿司を食べるなり、「ここに通えるほどの収入を自力で得る」と決めて、地元へ戻ることをあっさりやめて、転職してその通りに進んでいくストーリーは読んでいて小気味が良かった。

    自分で働いたお金なのだから、好きに使うという考え方、実は私もそういうタイプなので深く共感した。

    ところで、著者の「BUTTER」を読んだときにも思ったのだけど、柚木さん、食事する

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    2025年10月03日