柚木麻子のレビュー一覧

  • 早稲女、女、男

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    面白かったー…慶應出身で早稲女とあんまり絡みがない俺からすると「あーこういう早稲女いるいる」とはならなかったけど、早稲田出身の兄から聞いた早稲女像はまさしくこうだったな….

    慶應出身の慶野亜衣子に一番惹かれたのは、俺が慶應出身で学生時代からそういう女性を好きだから…??

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    2025年06月20日
  • ナイルパーチの女子会

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    面白かった!!!
    普通の人が持ってる一面の特色を、濃縮還元して原色に戻して塗りたくった絵みたいな感じ!

    ビビットで、それはそれは鮮やかで、面白い!
    読みやすいし、ところどころ刺さるセリフもあるし!
    伊藤くんa to eレベルの傑作!!さすが柚木麻子。

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    2025年06月18日
  • ついでにジェントルメン

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    痛快!いつだって女の子の味方の柚木麻子が好き!
    読んでてここまで「楽しい」本は久しぶり。
    不倫鮨、舅、あしみじおじさん、渚ホテルが特に良かった!!(他の3篇もいいけどね!)
    不倫鮨に関してはめっちゃ美味しそう。
    おすすめ!

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    2025年06月18日
  • ナイルパーチの女子会

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    30歳。出会って意気投合して自転車2人乗りして、それがだんだんと自分が理想とする親友像を押し付けるようになり、その悩みが形を変えて次に侵食していく。人間関係を描いた小説なのに、とてつもなくグロテスクだった。

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    2025年06月12日
  • ほろよい読書

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    素敵な5人の作家さんによる5つのお酒にまつわる短編が集まった宝箱みたいな一冊。

    『ショコラと秘密は彼女に香る』 
    著者:織守きょうやさん
    とっても可愛いお話で、密かにときめいた。この本の一作目、読者を「ほろよい読書」の世界に引き込むのにピッタリのお話だと思った。チョコレートボンボンが食べたくなった。

    『初恋ソーダ』
    著者:坂井希久子さん
    途中、流されそうになった果歩に、え〜いいの?ダメダメ!気を確かに!!とハラハラした笑
    自分の大事に大事に作ったものを、感謝やありがたみもなく、ただ消費されることに対しての怒りは分かるので、読みながら、「いやだよね〜」と共感した。

    『醸造学科の宇一くん』

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    2025年06月09日
  • ほろよい読書

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    活字リハビリに丁度良い短編集。お酒の味も好きだが、お酒を飲んでいるあの雰囲気、あの気持ち、が好きな人におすすめしたい。

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    2025年06月04日
  • 伊藤くんA to E

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    終始伊藤くんの性格、行動にプチイラ!あとその周りの女性にも少しプチイラ!けどどんどん読み進めちゃって、このイラっときちゃう感情だったりが、この本にのめり込んでるんだなって思ったー!
    けどちょっと性的?というかそういうシーン多すぎて、そこまで入れなくてよくない?って思ってた^_^

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    2025年06月01日
  • ねじまき片想い

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    初柚木さん!すごく面白かったです!
    ふわふわ女子のあまーいラブストーリーかと思いきや…
    敏腕プロデューサーで、警察顔負けの頭脳明晰プレーヤー、気骨ある精神で事件解決。
    そんなうさぎのお面いたら確かに強く気になるわな。
    目黒刑事、登場もファンタスティックでいいな。

    豊かな人が幸せになれる!その通りだよ〜
    遊園地はこちらまでジーンときました。

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    2025年05月30日
  • 早稲女、女、男

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    一気読みしました。
    他人と自分を勝手に比べて自爆するような、大学生の頃のイタい感情を思い出しました。
    コミカルで読みやすいのですが、胸を抉るようなセリフもあり、バランスが絶妙です。

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    2025年05月18日
  • 本屋さんのダイアナ

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    なぜだか、どこか懐かしさを感じながら、夢中になって読みました。ダイアナ、彩子さん、ティアラ、武田くん、みかげちゃん…登場人物みんなを応援したくなるような一冊でした。やっぱり本屋さんっていいなと思いました。

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    2025年05月17日
  • 終点のあの子

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    私立の女子校の高校に進学したばかりの少女を主人公にした連作短編。女子校内でのいじめが描かれるがそれぞれの内面を丁寧に描写しているせいか陰湿ではなくそれぞれの心の動きに共感出来る。最終話は第一話の朱里が大学生になった話。派閥とか階級とか女の子って大変。

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    2025年05月17日
  • ランチのアッコちゃん

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    登場する食べ物がどれも美味しそう
    ビアガーデンの話が一番好き
    美味しいビール飲むために仕事してる
    まさにそう!
    食べる事は生きる事
    しっかり食べてれば人生楽しめてることになるなぁって思えて元気を貰えた。

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    2025年04月28日
  • ついでにジェントルメン

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    これはおもしろい!
    他の方の感想読んでると、けっこう好き嫌い分かれそうな感じだが、自分には合っていた。
    7作品載っている短編集。
    1作目から、なかなか突飛な発想ながらもスラスラ読めた。そうめんの話も普通に気になる。
    ちょっとファンタジーな要素もあり、クスッと出来て、でもそこまでスカッとはしないかも。
    どの主人公も、逆境にも負けず、ガムシャラに努力して…!みたいなタイプではなく、あるがままを受け入れつつ、ちょっとだけ努力して、みたいなところが良い。
    この小説の菊池寛ほど自由奔放にはなれないが、楽して生きることに罪悪感を感じなくてもいいんだなと思える作品。

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    2025年04月24日
  • ほろよい読書

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    お酒を主としたそれぞれ異なる角度からの話で、とても満足感のある一冊だった。
    夜にゆったり呑んだり、食べ物と一緒に呑んだり、自分で作ったものを呑んだり、、、
    そんな様々な登場人物の姿を見て、真似したい!呑みたい!ってなった。なっている。

    それぞれの話の登場人物も結構魅力的で、特に『醸造学科の宇一くん』や『定食屋「雑」』は続きが読みたくなった。

    大満足!!!

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    2025年04月24日
  • 名作なんか、こわくない

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    これまで読んでいた本、読みたかった本、知らなかった本まで。柚木さんの読書遍歴を垣間見れて自分の妄想の中の積読棚がまた増えました。折に触れこの本を開こうと思います。

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    2025年04月23日
  • 早稲女、女、男

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    ネタバレ

    いや、面白かった!!

    各大学ごとに、確かにこういうイメージあるぅ、っていう女の子が出てきてた。
    私は、同志社卒なので、関西弁も是非出してほしい。笑
    同志社全体では、青学に1番近い印象だけど、私は理系キャンパスだったので、早稲田っぽいかなー?
    隣に同志社女子大があったので、これは日本女子大みたいな感じ笑
    私も、インカレで、同志社男子は同志社女子大(略して同女)と付き合っていた印象。笑

    本の感想も書きます。

    まず、早稲田の早乙女香夏子さん、
    1番私に似ている。笑
    男性と仲良くなるのが苦手で、拗らせていて、負けず嫌い、世話好きで仕切りや、理屈っぽい
    たぶん、美人でなんでもできて妬まれるはずなの

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    2025年04月20日
  • 名作なんか、こわくない(PHP文芸文庫)

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    私たちも「わかる〜!」と思えるような、柚木先生ご自身の日常の様々な場面に絡めて紹介してくれるのがお見事です!
    あらすじだけ知っても少し堅苦しそうで、正直なかなか読む気にならなかった名作たちが、
    とっても魅力的で親近感のある作品に思えました。ぜひ少しずつ読んでみます。

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    2025年04月13日
  • ランチのアッコちゃん

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    かわいい表紙!!!裏のタコさんウインナー君もかわいい(^^)読み終わったとき、明るい気持ちになっている。ほんとにどの話も、あったかい。
    明日からわたしは仕事内容がガラッと変わる。4年やってきた仕事をまるまる引き継いで、全然違う仕事になる。楽しみなことも多いけど、すごく不安要素も多い。
    でも、やるからには楽しもう、自分なりに頑張ろうって思えた。勇気をくれてありがとう!!

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    2025年04月08日
  • ナイルパーチの女子会

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    自分の精神衛生がしっかりしてる時に読んで!
    女の一度は感じたことのある、人に対する劣等感やどこか無意識に見下しているところ、心当たりのあるような内に秘めたどす黒い明かしてはいけないものをハッキリと文章にされて読んでるとうっかり引きずり込まれる恐ろしさを秘めています。
    自分の心がしっかりと元気で芯を持っていないとどんどん息が苦しくなるような話でした。
    ふと自分は何をもって自分だと輪郭をもって言えるのか…
    それぞれの女性に自分ももしかしたらなっていたんじゃないかと背筋がゾクッとしながら、女友達と接してる自分を見つめ直そうと思います笑
    この作者さんには初めてこの作品で出会いましたが「Butter」の

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    2025年04月06日
  • 本屋さんのダイアナ

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    読みながらずっとドキドキした。
    境遇の違う少女たちのキラキラした友情、離れ離れになってもずっと消えない憧れ、長い年月をかけて自分自身で立ち上がる彼女たち。
    現実的で読んでて辛い部分もあるけど、赤毛のアンも少女文学も読まずに育った私が大切にしたい本に出会えた気がする。

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    2025年04月06日