柚木麻子のレビュー一覧
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ネタバレいやー疲れた!!!!(褒めてます)怖くてエグくて容赦ないから、しんどいと同時に先が気になって一気に読みました。
最後2人が再会するのかと思ったけど、2人は会わずじまい。でも、もう二度と会えなくたって2人で自転車に乗ってはしゃいだ夜は本物で、そんな何気ない一瞬が煌めくだけで支えられる人生もあるのかもしれない。もしかしたらそれが友情ってものなのかも。
メモしておきたい文章があまりにも多すぎてメモしきれない。2人の登場人物の考え方や行動は突拍子もないようで、心情を考えると自分でも感じることがありどきっとする。
改めて同性の友達に心から感謝したし、その友達とずっと親しくいられるような自分でいたいと思った。 -
Posted by ブクログ
GOAT×小学館文庫もぐもぐ文庫フェア
期間限定ゴートくんのW表紙(おすし食べてる絵柄)がかわいい!
24歳、東京でOLとなり3年、実家に帰って家業を継ごうと思ってたが、社長に連れられた銀座の高級鮨店と、その鮨職人に魅せられる
物語の構成がよくて
1983年から1992年まで各章1年ずつお鮨のネタをタイトルにして進行していく。
各章1年ずつに区切られてるから(25ページくらい)ゆっくり読み進めることができるし、この年、私何歳だわぁ、と懐かしく思い出してた。
そして主人公と一緒に、読んでる私もお鮨を味合わせてもらってるような感覚になるし、主人公の青子(せいこ)がどんどん身軽になり、恋愛に仕事に美味しいものに、邁進していく、けれど一筋縄ではいかない展開がとても面白かった。
バブル期の様子もかいつまんで描写されて、青子を取り巻く様子はまるでその昔のトレンディドラマを見ているよう。地に足をつけながらもフワフワ浮遊しているような。次から次へと何かが起こる。
そして、中心となってる青子の一ノ瀬さんに対しての思いの貪欲さが、最後まで物語を飽きなくさせてることに感嘆した!
作者の柚木さんは1981年生まれなのに、バブル期をまるで経験したような文章を書いてることにも驚き。
とてもおもしろかった。
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Posted by ブクログ
ある23歳の女の子が、なんとなく働いていた会社を辞め田舎の家業を手伝うことにした。
退職祝いにと上司に連れてこられた初めてのカウンターのお寿司屋さんで、本当に美味しいお寿司の世界を知り、衝撃を受ける。
美食を追求するために東京で頑張ることを決めたある女の子の話。
美味しいものを自力で食べたい、その一心で、もっともっとと、転職してバリバリ働く姿は胸が熱くなる。
寿司屋の大将への淡い恋心も、そのほかの恋愛エピソードも、あーあるよな〜って共感できる。
バブルのノリノリな空気も感じることができて、知らない世界に浸れる素敵な作品でした。
柚木さんは、食べ物や食事そのものの描き方が素晴らしく、読んでいるだけで幸せな気持ちになれます。
有名作のBUTTERも美味しそうなシーンがたくさんありましたが、個人的にはこちらの方が冒険・爽快感があって好きな作品でした。