掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子

掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子

990円 (税込)

4pt

4.6

私はこの「ふてぶてしさ」に何度も元気づけられてきた――筋金入りの「おフミさん」ファンを自認する作家・柚木麻子が、数多く残された短編から12編をセレクト。フレッシュなガイドともに、林芙美子が描く女たちの魅力を紹介する。〈解説〉今川英子

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掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    とても面白かった。

    放浪記より個人的にはこちらに入っているような短編が好き。

    特に『退屈な霜』は思わず笑ってしまったところもあった。

    もう林芙美子が大好きになっていて、これからもまだよんでないさくひんをどんどん読んでいきたくなったし、今回読んだ作品も再読したいぐらいハマった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月31日

    「放浪記」「浮雲」を読み、この本を見つけて読んでみました。とても面白かったです。
    様々な時代を駆け抜けてきた林芙美子の姿が思い浮かんでは消えていくようでした。
    詩人でもあった林芙美子の文章がとても心地よく、そして何より読みやすいし面白いです。
    柚木麻子さんの後書きにもあるように、2023年の現在、よ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月02日

    ユーモアとバイタリティ、誰にも負けない野心を持つ林芙美子の「ふてぶてしさ」に、何度も勇気づけられたという作家の柚木麻子さんが編集する、林芙美子の短篇集。

    本書の一遍「暗い花」は、戦後の東京を売春で生きる女性が主人公。田舎から母親が訪ねてくる。何も知らず、娘の生活を心配する母親に幾らかの金を持たせて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    「柚木麻子と読む」とあるので、一作ごとに解説が入るのかと思ったら、そういう形式ではなかった。
    柚木麻子・編の林芙美子の短編集である。
    こういう作品集は、編者が原作者のどういった部分を好んでいるかで、色合いが変わってくることもある。
    やはり「柚木麻子と読む」で良いのだろう。

    「はじめに」で、林芙美子...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月31日

    柚木麻子さんの選書ということで手に取った。
    林芙美子さんの本は初読み。
    大正~昭和の女性が主人公の短編集。
    女性のたくましさや潔さが感じられるものが多く、面白かった。
    時代が違っていても、思っていることは案外似ていたりするのかも。

    0

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