ジェーン・スーのレビュー一覧

  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • これでもいいのだ

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    大きい私は大ライス。
    華奢な彼女は小ライス。
    その決めつけを、世間では偏見と呼ぶ。偏見は差別を助長する。理屈の上では、決して許してはならぬ行為だ。

    ライスだったから笑えるが、この手の思い込みが、命取りになることもあるだろう。たとえば人種だったら?性別だったら?
    こういうとき、どうしたらいいのだろう。「正しさ」はどこまで行使されるべきか。「勘違い」は、どこまで朗らかな笑いに昇華できるのか。

    現実はどうであれ、「陽はまた昇る」と信じて生きる方が、人生を楽しめるに違いないのだから。

    根は真面目だが、生きる態度は少し不真面目で、キラキラ輝く向上心は持ち合わせていない。不器用というよりめんどくさがりで、合理性を尊ばない。そして鈍くさい。だからこそ、かりそめの正義で他人を裁き、煽ることもしない。だって、それってめんどくさいじゃない。

    なるほど。では、なにをしたら良いの?なおも戸惑う私に、彼女は続けた。「娘にとって、インスピレーショナルな存在でいてほしい。つまり、いまのままのあなたでいてくれればいいの。娘が大きくなったら、話し相手になってあげて」。

    なんとも嬉しいことを言ってくれるじゃないか。「あなたはそのままでいい」なんて、なかなか他人様の口からは聞けない言葉だもの。私は彼女に心から感謝した。

    誰かが不当に不利益を被るわけでもない限り、選択肢は多く用意されていた方がいいに決まってる。幸せの形は、多様なのだから。

    生きていると、「私なんて、なんの価値もない」と思わされるようなことが、誰の身にも必ず起きる。ぞんざいに扱われたり、謂れのないことで責められたりする理不尽は世の常だ。環境が変わり、それまで当たり前に手にしていたものを、突然失うことだってある。

    そういう出来事があると、なんとか培ってきた自己肯定力なんて、一瞬にして吹き飛んでしまう。私だって、何度もそういう経験をしている。

    偽の自称から始まり、時に他者からからかいの言葉として投げつけられ、同世代の宗派分裂を経て、私はようやくオバさんという言葉を自分のものにできた気がする。誰のためでもない、私の私による私のためのオバさん宣言だ。

    真のオバさんには「私、オバさんだから」というオールエリアパスが発行される。この呪文を唱えれば、相手はたいてい「ならば仕方がない」と引き下がる。今までは偽オバさんだったから、世間がそれを許さなかった。

    顔の見えない世間なんてものはヘラヘラと笑っていなしていればいいのだけれど、そういうときにもこの呪文は功を奏す。「もうオバさんなんで」とか「オバさんだからこそよ」とか言っていればいいのだ。そこに意味なんてなくていい。

    マジョリティとは男女の役割が逆の我が家では、気付かされることが多い。そのひとつが、「男ってさ」「女ってさ」と、まるで男女が生まれながらにして持つ性質と思われがちなことのほとんどが、性別ではなく役割に起因するってこと。

    日本ならば、たった五分電車が遅れたとしても、会社が起こした問題は社員ひとりひとりが負うものだと、駅員は平身低頭の対応をするだろう。それが過剰なのは問題だが、そこで「そうですか。駅員とは言え、私にはどうすることもできませんが」という態度を取られたら、私だってムカッときてしまうだろう。
    駅員の態度で遅延が解消されるわけでもないのに、そんなことを思うなんて、私のなかにも、「みんなが等しく我慢しなければ不公平。自分勝手は許されない」と考える向きがあるのかもしれない。「あなたの責任でもあるでしょう?」と、責任を負いきれない人に言いたいのかもしれない。そう思うと、自分がちょっと恐ろしい。

    では、権力の勾配のみがハラスメントを生むかといえば、そうでもない。思い込みや決めつけも、ハラスメントを引き起こす種になる。「男なら、◯◯でしょ!」とやるのは、ジェンダー・ハラスメントの一種だろう。

    自分と権力を力ずくで引きはがし、相手を同じ人間として尊重し続けるには、正義や倫理以上に、生きるセンスがいる。常に腰を低くしていればいいという問題でもないし、誰とでもフランクに話せばいいという話でもない。

    わかっている。他人のせいにしても、なにも始まらないことくらい。さあ、被害妄想に飲み込まれない程度に、私は自分を突き放さねばならない。こういうときは、俯瞰だ、俯瞰。鷹の目で、この状況を見てみるとしよう。

    女を悪し様に言う彼らに、マリア様のごとく手を差し伸べる必要はない。根気よく説明をする必要もない。こちらからへりくだってわかってもらう必要はないが、はっきりとNOを突き付けるのは大事なことだと思う。

    敵を見誤ってはいけない。新自由主義のツケを、フェミニズムが支払う謂れはないのだから。

    しかし、いまの女はそれじゃあ黙らない。なぜって、意思表示に容姿を問われる謂れはないし、容姿の優劣を決める権利は、他者にないことを知っているから。

    Mr.スッカラカンになるまで、父はすべての移動に自家用車を使っていた。父が電車に乗るのを見たことはなかった。外食する店や着る服にもこだわりがあり、私と違って、高級品にわかりやすくお金を使う人だった。よく働き、よく稼ぎ、稼いだお金を使うことが、生きる証のような人。それが父だった。

    「ファンは、自分に似たメンバーを応援するんだよ。グループのなかで、一番影の薄いメンバーを熱心に応援するのは、現実社会で自分の影が薄そうな人。不器用なメンバーを応援するのは、実生活で自分の不器用さに手を焼いているであろう人。そんな自分を応援してくれる人は、現実には誰もいない。だからメンバーに自身を投影して、自分で自分を応援する」

    そんなとき、アメリカのクイーンズ育ちのラッパー、Nasが歌う「The World Is Yours」が精神的な杖になった。すべてのがんばれソングが白々しく聴こえ、なんの役にも立たないと途方に暮れていた私の肩を抱え、ビートに乗せ、隣で一緒に歩を進めてくれたのはNasだった。「心配するな、この世界はおまえのもんだ」と。

    「どうして私がこんな目に?」その一言が常に私の頭の中をぐるぐる回っていた。自分の人生を生きている手応えがまるでなかった。そんなとき、自分となんの共通点もないと思っていたラップのリリック(歌詞)に励まされたのだ。
    「この世界は誰のもの?おまえのものだ!」。Nasにそう言ってもらえて、あの日々をなんとか乗り越えられた。私にも、音楽に支えてもらった過去があるのだ。

    五十歳を過ぎた大人の外見は、それまでの人生を雄弁に語る。破天荒な生活を続けたアクセルや、脱退後も表舞台で活躍し続けたギタリストのスラッシュよりも、ダフはずっと格好良かった。昔は金髪のロングヘアだったが、いまは長身に短髪が良く似合う。真っ当に生きてきて培った自信が、全身からみなぎっていた。

    『HOMECOMING』は、現代を生きる女にとって、最重要コンテンツであると自信をもって言える。何度観ても、泣かずに観終われたためしがない。どんなにへこたれた夜でも、これを観ると「負けるもんか」と奮い立つ。

    どうぞどうぞ、好きにやって。私はちょっと遠くから、それを眺めているから。マイリー・サイラスは、どこまでいっても彼女のもの。そして、私の「こうあるべき」と考える偏見を、引きずり出す存在。

    無駄遣いは好きだが、贅沢品に無駄遣いはできない。理由は明快。高級なものは慎重に扱わなければならないからだ。衣類ならクリーニングが必要になるし、食器なら食洗機に入れることができない。宝飾品は失くすことを恐れて着けられないし、家具は傷を付けてしまうのではないかとビクビクする。まったく、楽しくない。

    片や、まずまずな価格の品は、おおらかな気持ちで使うことができる。欲望に任せ、同じようなものをいくつも買っても、たいした出費にはならない。無駄遣いに適している。

    そこには「どんなときでも、人の喜びを素直に喜べる人」とあった。これだ!そんなこと、本当に性格の良い人にしかできない。私なんて、自分が調子の悪いときには、「良かったね〜」なんて言いながら、腹のなかでは、失敗すればよかったのにと思うことだってある。

    どんなときでも、他者の幸せを寿げるのは尊いことだ。同じように、どんなときでも人の悲しみを我が事のように悲しめることも、尊い。どちらも、自分が満たされていないとできないことだもの。
    満たされるとは、なにかと比べて過不足がないことではない。「これでもいいのだ」と、自分を信じられている状態のこと。つまり、他人と比較しないでいられること。

    性格の良い人って、思っていたより鈍感なのかも。自分が性格良子か悪子か、他者からどう思われているかなんて、案外気にしていないのかもしれない。

    さて、何年も理想の手帳を探しまわって、しみじみ思ったことがある。私の言う「理想の◯◯」の理想って、とことん自分に都合がいいってこと。自分のことしか考えていない。だから、「理想の◯◯」の◯◯に、決して生き物を当てはめてはならぬと心に決めた。彼氏とか、上司とか、親とか、ペットとか。
    「理想の◯◯」を語るとき、私は相手のことなんて、なにひとつ考えてない。あなたはどうですか?

    脳のストッパーをパチンと外し、無駄も損もお構いなしに選ぶ行為は、想像以上の快感を私にもたらした。あれも、これも、全部OK。比較も検討も、今日だけは必要ない。どんよりしていた気分が少しずつ上向いていくのが、はっきりとわかった。

    問題は、財布の値段だ。お金を収納する財布にいくら掛けるのが妥当なのか、私はいまだにわからない。長く使って五年と経験上知っているので、その間に、心に負荷なく減価償却できる価格が望ましい。

    財布は持ち主をよく表す。コンサバティブなファッションの女が、ベリベリと音のする面ファスナーの財布を使っているのは見たことがないし、マッチョな男性が、薄ピンク色の華奢な財布を持っているのも見たことがない。財布は、持ち主の分身のようなものなのだろう。私は長いこと、その分身に高い値がつけられないでいる。

    私は、時の経過が持つ効能に感謝する。背中から切りつけられるような不条理な傷付けられ方をしても、時が過ぎれば傷は癒え始める。
    完全に癒えることはなくとも、どこかで「この傷すら忘れたくない」と思っていても、時間が経てば、忌々しいできごとを考える時間は、少しずつ減っていく。そして、あの痛みがどれほどだったかすら忘れてしまう。痛みに慣れてしまうだけかもしれない。
     
    自分を幸せにするのは、自分しかいないのだから。そうやって騙し騙し生きていくしかない時期は、誰にでもあるのだろう。

    生きていて良かった。生きてさえいれば、いいことがあるから。喜びの光は、思いもよらぬ角度から降り注ぐものなのだ。

    見栄や意地を張り合う気力体力は、いつのまにかほとんど消滅してしまった。まあ、あの人はああいうところもある人だしね、で終わり。

    人生に降りかかる試練は時に非情で、あまりの理不尽さにもう頑張れないと泣く気力もなく座り込んでしまう夜も。けれど、悪いことが起こった時に生まれる感情の種類はそう豊富でもないし、いずれ慣れるとスーさんは言う。一方喜びは新鮮なのだから、生きていた方が鮮度の高い人生を保っていられる、と。
    生きてさえいれば、いいことがあるから。
    あまりに綺麗事なその言葉も、スーさんから自身の経験も踏まえてそういわれると、もうちょっと頑張ってみようかなあ、なんて緩く力が湧いてきて、そう感じられる自分にものすごく安心したものだ。

    きっと、私たちはずっとこんな存在を待っていた。ドラマや本の中にはまだあまりいない、人生のスタンプラリーを集めないままに、それでも楽しそうに生きている存在を。私たちの進む獣道のちょっと先を行く、素敵な先輩を。イメージはドラクロワの「民衆を導く自由の女神」!先達のいない道を歩むことは難しい。けれど、スーさんが旗をもって先頭を走ってくれているから、私たちは泥だらけになりながらも安心して、その後に続くことができるのだ。

    日々揺れ動きながらもその過程をひっくるめて惜しげもなく、飾らない今の自分の姿を見せてくれて、思いを伝えるために言葉を尽くしてくれて、学びから獲得したのであろうポジティブさによって他者の弱さをも肯定し、決して突き放さない、切り捨てない。それは、私が思う本当に優しい人の佇まいそのものだ。私も後に続く女の子たちにとって、こういう存在でありたいなと常々思う。道のりは険しい。

    「私の知る人生の先輩方は皆、三十歳はとても楽しい、四十歳はもっと楽しい!とおっしゃるの。だから、私も三十歳が楽しみだし、そう思える大人になりたいです。」と。

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    2025年03月08日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    内容も面白かったけれど、表現にたびたび吹き出しながら、楽しく読めました。
    女性って言ったって、いろんな女性はいるもので、わかる部分や言われてみればなるほどと思う部分、今はまだ見えていない味わっていない気持ち等、、本の中で覗けた感じです。

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    2025年03月03日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    誰のインタビューが印象に残っているか、と自分に問うてみたが、正直ぱっと答えが出ない。それは否定的な意味ではなくて、全員のインタビューが素晴らしかったということでもあるし、全体を通してひとつの「ジェーン・スーのエッセイ」みたいな本だったということでもある(上手く表現できないけど…)。間違いなく心の栄養になった一冊。お守りみたいにいつか読み返すと思う。女性だけでなく誰でもおもしろく読める本。

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    2025年03月02日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    この苦しみに名前がついていないから余計苦しい、という現象がある。普遍的だけど個人の個の部分と切り離せなくて、結局は誰かからのラベリングでは解決できない。家族との関係でこういう苦しみ抱えている人はきっと少なくないと思う。
    愛情をかけて育ててもらった、けれど。の先をスーさん、よくぞよくぞ書き切りましたね。これはお焚き上げだと思います。
    はい私は互助会員です。
    互助会員の皆さんからのメールもそうだけど。
    私も負けへんで!と自分の頬っぺたピシャッとしたくなる。
    スーさん、いつも励まされています!ありがとう!
    最近37歳になったばかりの私は豊かな東京を実感として知らない世代。親も戦後生まれ。一回りしか違わないのに、スーさんの回想する子ども時代や青春時代とは隔世の感もあってビックリする。こんな時代、東京があったんだ、という視点からも面白かった。

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    2025年02月15日
  • 女のお悩み動物園

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    今を生きる女性なら感じた事がある内容のお悩みばかりで、それに対しどれも納得出来る回答だった。
    時代は少しずつ変化しているからこそ、世間のルールやシステムも少しずつ良く変わっていくといいな。

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    2025年01月04日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    自己肯定感の低さから来る拗らせが、
    自身の女の部分から目を逸らす原因となり、
    それが今になってしわ寄せ、後悔、嫉妬と形を変え、再度私のメンタルをじわじわ侵食してきた今日この頃。

    何とも言えないもやもやした私の気持ちが、
    この本に丸々記載されていました。

    ありがとう、スーさん。

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    2025年01月01日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    出版当時も読んだのに、今とは感じ方が全く違う。再読してよかった。
    ラジオもポッドキャストも著書も全て好き。父親が愛嬌があり特に女に好かれる、母親が若くして失くなり、商売での借金、実家をたたみ、父親の生活の面倒をみている…ここまでできることに尊敬の気持ちしか無い。親子喧嘩と言うには激しすぎるものを繰り返し、距離を測りながら、見捨てもしない。同性としてたまらなく魅力的なスーさんは、魅力的なご両親のもとで育っていた。いつもラジオで言っている、自尊感情が高くなるような育てられ方をした、20歳まできちっと育てたからその後は好きに生きていけ(上手くいかないなら親が子育て失敗したってことだから)など、親としてマネできないことも多数。まだ書けないこともあるんだろう。これからも著書を楽しみにしつつ、私はスーさんの、選んだ人生を正解にする、を実行したいと思う。
    未読の方にはぜひ読んでみてほしい。

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    2024年12月08日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ずっとモヤモヤしていたことが言語化されて、さらにモヤモヤしている。特に小学生〜20代後半まで感じた違和感てたくさんあったけど、笑って誤魔化したり求められるように振る舞っていた自分がバカだったなーって恥ずかしくなる。
    男>女っていう思考は染み付いちゃってるし、都合いい時だけそうありたい自分もいるし。
    男よりも女の方が配慮のないびっくりするようなことを言うこともあるよなぁ。
    すぐ読み返したい。

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    2024年11月25日
  • これでもいいのだ

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    私はこのエッセイが好き。
    30歳間近で色々悩んでいるからかな。
    疲れてても短編だからすぐ読める。
    人生に正解はない気がする、私の人生を少し肯定してくれるような気がした。

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    2024年11月10日
  • 女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

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    ジェーンスー氏の日常の切り取りと言語感覚の面白さに驚く。

    以下覚書
    ・自分と付き合っている人は自分の写し鏡。もっといい人を探すならお前がもっといい人になれ。
    ・相手してもらったことを素直に喜ぶことが大切。それができないのは経験値が少ないかプライドが高いから。
    ・人の心を汲み取る前に自分好みの空間を作ろうとするな。
    ・男は繊細で傷つきやすくプライドが高い生き物。
    ・長い同棲は結婚する意味を見失わせる。
    ・愛情は誰かから注がれてはじめて他者に注げるようになる。

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    2024年07月20日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    困りものの父親と一人っ子の私。
    程度や種類、系統?は違っても同じ構図に親近感を持つ一方、父が生きてたらこんなにきちんと向き合って言いたいことを言って面倒も見れるかと言うと...スーさんの懐の深さを思う。

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    2024年07月15日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    ジェーン・スー/中野信子 両氏の対談形式で綴られる「女性」テーマの本です。
    2019年刊行の『女に生まれてモヤってる!』に加筆・修正したものだそうです。

    実体験をもとに現実味が濃く語られるスー氏の考えと、「人間という生き物」の在り方を俯瞰で考えて語られる中野氏の考え。
    両者ともに、「あるある」と頷きながらも、ユーモアや「なるほど」と思う目から鱗の考えもあり、楽しんで読み終えました。

    特に印象に残ったのは、今、様々なことで悩んでいる「個人的」問題が、実はゲームのルール(=社会構造)の問題である可能性が高い、ということ。
    生物学的に見た人類の在り方が変わることによって、ヒトが生殖の考えを転換させ、女性に求められる条件そのものが無意味になるかもしれない、という考えは、一見フィクションのようでありながら、「そうなったら自分はどうしたい?」と仮定の想像を働かせるスイッチにもなったような気がします。

    他にも、忘却することで新しく学べるということや、スー氏の父が「いまを生きること」に重きを置いているという話、自分一人では悩んだり考えたりばかりで先に進まないようなことですが、この本をきっかけにヒントを得た気持ちになりました。

    女性がジェンダー論について語る、というと「どうせ男を下げてるんでしょ?」と思われがちかもしれませんが、こちらの本は男を下げている、という感じがなく、男女ともに読みやすいのではないかなと思います。

    ---<本文からの引用>------------------
    バグに気づけると、人にもていねいに対応できるようになります。このバグは女にだけ存在するものではありませんから、自分も「あの人が女だったら言わない言葉」を男に投げかけずに済むようになるのです。

    ー 162ページより
    ------------------------------------------
    ※「バグ」≒ジェンダーバイアス、社会的構造における男女の不均衡、押しつけられる「らしさ」のステレオタイプ等々

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    2024年07月10日
  • 未中年~四十路から先、思い描いたことがなかったもので。~

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    自分で動かないと世界は変わらない。嫌なことから逃げていても、逃げた先でまた同じことを味わうだけ。自分が変わることから始めることが大切だと教えてくれる本。

    立てた計画を自分と他人の目につく所に掲げる。自己評価を高めるには自分だけでなく他者の評価も大切になる。だから他人にも見えるようにして褒めてもらえる環境を作る。
    一方で努力を誰かのためにしていると思い始めたらダメだ、そうなると見返りを求めだすから。あくまで自分のため。

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    2024年06月28日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    以前『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』を読んだ時、すごく拗らせてる人だなと感じ、読み終えることに疲れました。
    今回、前向きなタイトルに惹かれてパラパラと本をめくると、あの頃はキラキラした人がうらやましかったのだと過去の自分を振り返っていて、この人にどういった変化があったのかと気になり読み始めた所、真っ直ぐに人を観察し、自虐や少しの毒を混えつつ面白おかしい表現にあっという間に読み終えました。
    美魔女を嫉妬するのでなく、美魔女に倣って美を楽しみ好きな自分でいようと考える著者に元気とやる気をもらい、私も明日から…今日から頑張るぞと思えた一冊でした。
    「最後の勝負は遺影だ」
    …かっこいい♡

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    2024年03月02日
  • もしも、東京

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    東京ってすごーい。(私一応都民ですがね。w)
    実感できます!本当にっ!東京をより魅力的にするために、現実と離れた東京を載せているのかな。

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    2024年02月25日
  • これでもいいのだ

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    同年代のジェーン・スーさん。キラキラしたアラフィフではないけど、地に足つけて踏ん張ってる姿が堪らなく好きです。愚痴ったり嘆いたり、ちょっと自慢したり自分を褒めたり。生々しい日常をキレ味鋭い表現で綴り、いつの間にか元気を分けてくれます。

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    2024年02月20日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    憎めないお父さんw
    いや、自分ごとになったら嫌いになっちゃうのかなw
    お父さんも娘さんも可愛くて素直にきててよかったです。
    お母さんが生きていたら、二人の関係は違っていたのかな

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    2024年01月28日
  • これでもいいのだ

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    男性でもオススメです この年代の女性の考えが読めるって新鮮 でも全体には性別関係なく通ずる話がほとんど
    なんとなく軽い気持ちで読めるものがほしくて
    ジェーンスーさん 私は昨年まで名前も聞いたことなかったです たまたまポッドキャストをよく聞くようになったらオススメでよく出てくる人 香港の方?まさか生粋の日本人だった! 周りの人に聞いてみると女性はちょいちょい知ってるけど男性は知ってる人に当たらなかった そんな方の1話が3ページのエッセイ集 ポッドキャストの人に悪い人はいないはず!読んでみよう

    もう文章がとても明るく(しっとりしてる時もある)
    軽快で最高!冴えない女の会 オバさん宣言 洗濯機の話 ゾンビとピーナッツ 手強すぎる門番 がおもしろかった〜 

    1番印象に残ったのは最後のあとがき「おわりに」ちょうど自分が読みたいものに出会えた気分 今を生きるコツみたいなものをギュギュっと感じることができました。スーさんありがとうございます。

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    2024年01月17日