ジェーン・スーのレビュー一覧

  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    ジェーン・スーの父親との向き合い方が、まず勉強になった。

    何をサポートするかを論理的に計画し、居住・食事・健康について足りないものを足し、いらないものを削っていく。
    父親と一緒に作るプロジェクトのように、プランを練る。

    「わがままな父親」と思うから腹が立つ。「わがままなミック・ジャガー」と思えば腹も立たない――そういう視点の転換が面白かった。

    自分の親はもう介護の必要もなく元気なまま逝ってしまったけれど、もっと考えてあげられることがあったかもしれない。
    AIで生活をサポートする方法もあると知った今、健在な夫の親のためにできることにヒントをもらった。

    介護未満の親がいる方にとって、とても

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    2026年04月13日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    奇天烈な父と振り回される娘
    口が悪く自分勝手な父を放って置けないのは
    やっぱり愛嬌なのかな

    もしくは父が見せる弱さ

    小気味良いリズムの回想とジョークを辿れば、そこに何にも代えられない親子の絆があって、幾多の困難があった。

    戦争と母の死と事業の倒産と。

    生活を失ったことに向き合えない父の弱さを知り、
    その一方でそんな父を甘やかせてしまう娘の弱さ
    その弱さがお互いを結んだ結果が、
    寄り添い歩く2人の姿になったのかな。

    全体的に軽く小気味良く読めたんだけど、終盤で一気に深みに引き摺り込まれて、気がつけば鼻を啜って天井を仰いでいました。

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    2026年04月11日
  • ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど

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    英題、“Your birthday cake is now a fire hazard”(あなたの誕生日ケーキはもはや発火の恐れがある)が愉快すぎてタイトル買い。

    赤裸々な中年(に限らず)女性の悩みが軽快に語られていておもろい、こんな人が前を歩いている。なんて自由!

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    2026年04月11日
  • へこたれてなんかいられない

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    いつも通り同感の嵐のスーさんのエッセイ。
    言葉選びと分析力に惹きつけられる。

    「世間から攻撃されぬための振る舞いとしての20代の自嘲と、あまりの変容や想定との乖離にあっけに取られつつも、自己受容する50代の自嘲とは異なるとも思う」
    同感。いきなり唸らせるね。50代からの自嘲は「朗らかな諦観」

    「フェムテックが産業」に違和感。
    同感。どうして更年期の不調を「女性なら誰でもなるものだから我慢すべき」ってほっとかれたままなんだろう。医学的な研究と治療が進むことを願う。

    「ディグニティーは誇りや尊厳や品位を意味する。」「ディグニティーは他者から毀損されることがない。なぜなら、己の内面で培うものだ

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    2026年04月02日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    生きるのが上手い人と言うのは、家族に対しても、娘を含めて、うまく生きられるものなんだなと思います。
    私はルームメイトと喋るのも、お酒がなおとダメになりました。
    この差は一体なんなんだろう…?

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    2026年04月01日
  • ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど

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    大好きなover the sunのパーソナリティであるスーさん。スーさんにはたくさん引き出しがあるなと思っています。スーさんの本、少し若い時は、読むと「女ってやっぱり大変だな」と少し暗い気持ちになることもあったのですが、四十も半ばがちかくなれば、「みんないろんなことを乗り越えてるんだな」と思えるようになってきました。わたしもハイフやりたいな。

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    2026年03月24日
  • へこたれてなんかいられない

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    同世代の著者なので、共感できることがたくさんあった。若い頃には分からないけど、というとこもたくさんあって、結局若いうちは何をどう言われようと今のしがらみが必要なんだし、それが人生だよなと思う。
    面白かったのが、『ドラマ「SEX AND THE CITY 」の原作者であるキャンディス・ブシュネルは著書で、クレイジーの定義は「同じことを何度も何度も繰り返し、違う結果を期待すること」と定義した。あきらめないうちは、当事者がそこに気づけないのが不幸だ。』の部分。
    私も身に覚えがありすぎる。あーだこーだ友達と言ってたのが私の青春だったかも!?今はそういうことも分かってきたけど、でもいろんなことに一喜一憂

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    2026年03月14日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    自分を信じることや日々に愚直に臨むことなど、分かっているけれど出来ていないこと、いや僕の場合は、初めから諦めてしまっていることの大切さを改めて思いました。
    柴田理恵さんのお母様のお言葉「自分が被害者の立場に留まることを絶対に許さなかった」が、とくに印象に残っています。

    男の僕も頑張らないと!と自然に思いますが、頑張ることに男も女もありません。
    しかし僕も、男であると言うことだけで、相当に下駄を履かせてもらいながら生きて来たのだろうと思います。
    感想をまとめようとすると、その後ろめたさが付いて回るのです。

    僕の思考にある意味で偏りがあることを自覚しつつ(人間なら誰しもあると思いますが…)、生

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    2026年03月11日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    40代の娘と70代の娘のやり取りを通して、微妙な距離感接し方とか、切なさとか、なんとも言えない苦しいような感情になった。
    両親の老いって目を背けたくなるけど、ちゃんと向き合わないとな、と思った。私も、その辺のおじさんとは楽しくコミュニケーションを取れるけど父とはなんだかギクシャクしてしまったりする、母を介してコミュにケーションをとってしまう。
    もし母が亡くなったらどうする?残された父にどんなふうに接する?そんなことを考えて苦しくなった。

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    2026年03月06日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • へこたれてなんかいられない

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    ジェン・スーさんの言葉選びが絶妙で軽やかどサクサク読めてしまった
    お母さんの言葉に
    介護サービスの中に『一瞬に食べる』という項目が欲しいとあった
    高齢者にとって一番して欲しい事なのだと思った
    孤食とは独りで食事をするという孤立感や栄養の偏りコミュニケーション不足が考えられる
    『間違ったら、わからなかったら、ごまかさず早めに白状しなさい。信頼を一瞬にして無にする行為』というなのが大きく共感できた

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    2026年02月22日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    年甲斐もなく自分が乙女だと思っているようなブリブリした熟女をdisる本だと思ったら、全然違いました!!! アラサーでもアラフォーでもアラフィフでも共感出来る内容。涙したトピックもあります。 三浦しをんさんのあとがきもとても良かった!

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    2026年02月18日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

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    ポッドキャスト隣の雑談の内容を本でまとめてくれた1冊。いっときポッドキャストを聴いていましたが、主に作業BGMになっていたせいか内容を理解できず聴くのを辞めてしまっていたので、今回本で読むことであの時言っていたことはこういうことか!と理解できました。
    私はスーさんの考え方に近いところが多く、桜林直子さんの話は驚くことが多かったのですが、こういうタイプの人は実は自分のまわりにすでにいたんだろうな。話をしていてあなたとは違う、と暗に言われていたし。
    自分の物語の主役は自分であり続けているか、設定・ライツ・カメラ・アクション。たまに振り返らないとな。子どもができてからは特に主役を持っていかれてるよう

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    2026年02月11日
  • へこたれてなんかいられない

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    こういうエッセイが沁みるお年頃になりました。元気いっぱいになるほどパワーに溢れているわけではないのに、優しくあったかい文章で疲れた日にでも読みやすい。夫婦別姓は自分の中のモヤモヤを言語化してくれて納得!別姓できたら離婚して別姓で結婚し直したい。あと歯とか健康について見直すきっかけに。

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    2026年01月28日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    すごーい面白かった!たまたま11?12?年前の本、で同じだけ彼女は私の年上なので、同い年の時に書かれた本で、まぁアレもこれも心の悩みそのままで、まえにいいよーって名前聞いた時はピンと来なかったけど、タイトルに惹かれて読んでみてよかった。今目の前の人生に対する対処法のアイディアをもらい、自分が薄ら思っていたことを言語化してもらい、スッキリしました。そう言う人、それで人気な人なのかもしれないけど。

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    2026年01月18日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

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    考え方や気持ちを丁寧に言葉にしていて、読んでいて自分の気持ちも整理できた気がする
    わたしは断然サクさんタイプでした

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    2026年01月16日
  • これでもいいのだ

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    ジェーン・スーさんの出で立ちも、文面も同世代としてめちゃ好み。歳を重ねることに背負う憂いを軽く受け流したい、と思いながらもちょっと体に当たってたまによろける感じ。完ぺきを求めない不器用さ、理解できないものを受け流すのほほん感、読み終わって、加齢を受け流す勇気がほんのり湧きました。

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    2026年01月05日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    女性という生き方を多角的に見ている。社会の変容と女性のあり方がなんと人間が発生する前から論じられている!文章は会話形式で進むので、少し学術的な話になっても止まることなく、サクサク読める。

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    2026年01月02日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    「私がここで伴走したいのは、頑張っているし、まだまだ頑張りたいけれど、どうにも息詰まりそうな予感がしてならない女たち。」
    私のことだと思った。もっともっと頑張りたいけど、どう自分と向き合えばよいのかを教えてくれたような手引書でした。
    正論でズバッとしているのだけど、一つ一つの言葉はとても優しい。

    30歳の今、この本を読めて良かった。
    まだまだ大人としては未熟だと思っているし、いつまで経っても理想の自分になれていないと思っていたけど、このままでいいのだと言ってくれて安心した。
    とりあえず、あと5年は冒険しよう。
    そして、自分の気持ちに素直になろう。
    スッキリしたー。

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    2026年01月01日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    母に結婚とは何かを尋ねた。母は答えた。
    その人のことが死ぬほど好きだったと言う記憶と、お金があれば結婚を続くのよ。

    戦争中、
    おばあちゃんをリアカーに乗せて運んでいたが、途中で捨てた。

    豪放磊落な叔母はもういない。

    父にはまるで自覚がなかったが、父以外の面が家の中で買いま見える時、私は娘と言う肩書きを失う。属性のないものに居場所は無い。

    蛇口を力ずくで閉じても、水圧で金属の連結部から水がにじむみたいに溢れることがある。本書は、そんな愛でできている。

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    2025年12月28日