ジェーン・スーのレビュー一覧
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「なぜ、自分にはできないと思うのか。うまくいかないときにもめげず、腐らず、頑張った先で花を咲かせた女の話を、ほとんど知らないからではないだろうか。」と考えたジェーン・スーさんが、世の女性に贈る本でした。ジェーン・スーさんが敬意を表す13人(齋藤薫/柴田理恵/君島十和子/大草直子/吉田羊/野木亜紀子/浜内千波/辻希美/田中みな実/山瀬まみ/神崎恵/北斗晶/一条ゆかり)にインタビューしたものを、彼女たちの言葉と著者の言葉で綴ったもの。
名前は知っている人ばかりでしたが、詳しく知っている人はほとんどいなかったので、表面的にでもその人を知っているだろうという体で進む文章は、時にさっぱりわからなかった -
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頑張りすぎちゃう人に寄り添って共感してくれる、自分を軽くするための労い書。
エッセイは作家さんの素の考えを覗けるから好きだ。
参考にできるところは盗むし、さらにファンになっていくし。
ジェーン・スーさんのこのエッセイはメンタルケア本というより、悩みを共感してくれる女友達のような味方だ。
ちょっと疲れた時に、背中をさすってくれる。
これは手元に持っておいた方がいい。
彼女の発する「お疲れ様」には「よく働いて偉い!」「ここからはゆっくり休んで!」「よく頑張ったね!」「いつもありがとう」たちが絶妙な配合でブレンドされている。
100%前向きにしようとせずに、ゆっくり休んで次に備えようって無理をさせな -
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Posted by ブクログ
ネタバレ◾️record memo
要は、男女問わずみんなに好かれる「いい子」になろうとすると、自己決定権を手放しがちになるんだよ。自分の意思より親や社会の期待を優先して、職場では同僚から嫌われないように、上司の機嫌を損ねないように振る舞う。割を食っても、頑張る。女性の場合は女らしさの社会規範に従い続けていくと、誰かにとってのベストサポーターにはなれるかもしれないけど、自分は何がしたいか、どう生きたいかを自由に考えて決めるのが難しくなることがあるよね。自分のことなのに裁量できなくなっちゃう。
「若さ」や「美人」のように、一般的に「得」と世間にみなされているものは、ほとんど長期的には使えない価値なん -
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自分の年齢だからか、社会的には女性・独身だからか、話されていることに対しては、時々どきっとするくらい突っ込んだ話をしているな…と感じた。
なかなか、仲のいい友達ともここまで深い、というかすこし踏み込みづらいと感じてしまうところまで話が進むってすごいことだよなと思う。
深い話をするということは自分自身のことや考えもわりと話さないといけないし、それがこうして本になるってことは誰にでも読まれることにもなる。
でもそれが似たような立場にある人に大丈夫だよって伝えることになる。この人なりの応援の仕方なのかな。
すこし余裕ができてきたとき世の中のためになることやれていない焦燥感とか罪悪感とか、ほんとに -
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世界の見え方の違いと、自分らしい生き方の探し方を「雑談」形式のエッセイで気が付かせてくれる本。
ポジティブな人、ネガティブな人、だけど根は一緒だったりするのに、見える景色は違っていて、中々解りあうことが出来ない。言葉は万能ではないので、語り合うことで理解し合えるなんてのは幻想だと思うのだけれど、この本の著者二人(サクちゃんとスーさん)の言語化能力はズバ抜けていて、「あぁ、たしかに、そうそう!」と思えるエピソードばかり。2人の相互理解が深まるように、読んでいる自分の自己理解と世界との関わり方も理解が深まってくる。
サクちゃんの、「私の中の平野レミ」なんかは、
個人的にドンピシャで、多重人格の -
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生き方、考え方にまつわるよもやま話を、ゆるやかにまとめた対談とエッセイ。
人気Podcast番組を書籍化したものだということは、本書を手にしてはじめて知った。
個人的に耳から情報を得ることがあまり得意でなく、楽しそうな番組がいろいろあるのにあまり聞けていないことを残念に思っていたから、こうやって文字化されている本があるのはとても有り難い。
雑談をまとめたものだから、筋があるようでない、ないようである構成だったけれど、それがすごく良かった。
生き方とか、考え方とか、曖昧だけどすごく大切なものの、「今」の空気が凝縮されている。
とくに印象深かったのが、
「人のプールに飛び込まず、自分のプールで泳