【感想・ネタバレ】闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由のレビュー

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皆さんすごいなと思いましたが、その中でも柴田理恵さん、山瀬まみさん、北斗晶さんの話が特にそう感じました。

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2023年09月16日

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輝いてみえるのはどの人も自分を信じて、今なお闘い続けているからなのだと思いました。
憧れのあの人にだってはじめの一歩はあるはずで、でも、どうしても輝いている部分だけしか知らなかったりする。この本を通して、彼女達のここまでの道のりを知ることで、自分なんて。ではなく、自分しかいない。自分にしか歩けない道のりの隣に、今も闘い続ける、美しい彼女達がそばにいてくれるのだと思った作品でした。

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2023年07月21日

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ネタバレ

スーさんの本はいつだって元気をくれる。
これは、著名な女性達の生き様を、スーさんの溢れ出る言葉の表現によって書かれた、美しく潔く強く逞しく人生を駆け抜けている彼女達の話。

スーさんはあとがきで、こんな風に書いている。
「私たちと同じように、ままならぬ毎日を騙し騙し生きる女が闘いの庭に植えた一粒の種に絶えず水をやり、芽吹いたら日の当たるところへ苗を移し、少しずつ少しずつ花を咲かせるまでの日々。私が知りたいのは、そういう話だった」
そして
「ここまで読んだあなたが[決してあきらめない][自分を信じる]のありようが、以前よりも鮮烈に胸に響いていると信じたい」

強くありたい、自分に正直でもありたい、でも他者に優しくありたい、どこか中途半端な自分は、この先どうやって生きていくのかな。
私の信念ってなんだろう。
彼女達の共通点は、スーさんが言うように「自分以外の言いなりなはならないこと。つまり、自分の人生の舵を決して手放さないこと」だ。
彼女達の潔さに感動と尊敬の念を抱くと同時に、自分についても深く考える一冊となった。

[興味深かった人、話]
大草直子 スタイリングディレクター 「あらゆることをやっています。それは自分を好きでいられるためのステップなんです」

野木亜希子 脚本家 「少しでも心が動くもの、残るものを目指してやっている」

神埼恵 美容家 「やりたいことごできるようになったら、誰からも好かれる容姿も必要なくなった」

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2023年07月21日

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この本で紹介されているのは、周りから何を言われても”自分”という軸をしっかり持った強い女性たち。この自分軸は、本人の好き嫌い/得手不得手を正しく認識していて、自分が決めた目標にブレずにまっすぐ突き進んだ結果、大きな成果がでているようだ。
この目標設定は、大きく分けて2通り:自分の好きや得意を伸ばして行った人、そして相手のニーズに応えることに徹した人。
どちらもなるほどと思える処世術を持っていて勉強になったし、どの人も圧倒的な努力をした結果だと知って、目標を正しく定め力を注ぐ強さを学んだ。

これまでメディアで垣間見る姿で想像する人物像も、ジェーン・スーさんのインタビューを読んでいると見えてくる、より本人らしい人物像を知ると、あまりよく知らなかった女性も、どうやって今の姿になったのか、どうもがいてきたのかを知ることによって、格段に好きになった。

すごく読んでいて好きだったのは、大草直子さん、辻希美さん、神崎恵さん、そして田中みなみさん。
定期的に読み返して、自分の人生の指標にしたいと思った。

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2023年06月26日

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13人の女性からのインタビューをまとめた本。
この本が秀逸なのは、ジェーン・スーの切り取り方だと思う。彼女独自の言葉のセンスが心地良い。

おわりに、から抜粋する

「彼女たちは地図と羅針盤を持っている。そのふたつがあるから、信じ続けることも、あきらめないことも叶う。心の中に輝く北極星がある限り、自分を見失うこともない」

「自分自身ととことん向き合わないうちは、目的地はわからない。けだし、彼女たちは自分と戦い続けている女なのだ」

成功者と思われるひとにも、もがき、苦しんでいたことが赤裸々に語られ、ジェーン・スーが上手に料理している。
戦った女たちのインタビューに、背中を押される。

まわりに流されず、「私はこれがしたい!」と決めたひとが、輝くのかもしれない。

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2024年02月01日

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情熱と根性のある女性たちの生き方がとてもよかった。あまり表には出しづらいようなマイナスな感情も見れて共感したし身近に感じることができた。
大草直子さんの「女に生まれたことを存分に味わいたい欲望」ってとてもわかるなあって思った。

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2023年11月26日

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面白い本だった。
登場する13人の女性たち。
名前を知っている人、名前すら知らなかった人色々だったが、共通して感じたのは『彼女たちは自分を生きている』。
読後の爽快感がたまらない。

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2023年10月29日

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飛び込んだら、たまたま波に乗れたみたいなこともあるけど、まず、波がそこにあると知っていること、波に乗れるように自分のやりたいことや求められてること、その時の流行とか、自己分析とマーケティングが上手。
求められてるってことは、認知もされてるってことだしね。

短いインタビューだけど、言えないような辛いこともあっただろうけど、何があっても、諦めなかった結果に違いない。

人は人。
自分は自分。
だけど頑張ってる人、頑張ってきた人って魅力的。

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2023年09月30日

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ネタバレ

6/2に購入して、とっくに読み終わっているのに、記録がない!なぜ?

たぶん…6/10くらいまでには読んでいるはず。

感想…
田中みな実さんが、当時、ドラマに出ていて…ちょっと重なるかんじで…。

ダメですね。読み終わってすぐ書かないと…。

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2023年08月11日

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齋藤薫/柴田理恵/君島十和子/大草直子/吉田羊/野木亜紀子/浜内千波/辻希美/田中みな実/山瀬まみ/神崎恵/北斗晶/一条ゆかり
「週刊文春WOMAN」連載を加筆・編集したインタビューエッセイ。私は芸能界に疎いので半分以上の方を知りませんでしたが(名前だけ知っている程度)、皆さん年を重ねる中でも第一線で活躍されている女性で、それぞれ自分の今の居場所を手に入れるのに、いろんなやり方で頑張ってきたんだなと読んでいて先輩から話を聞いている感覚。スーさんの聞き出し方やまとめ方が非常に上手い。すぐそばで聞けなくてもこういう生き方かっこいいなって思える同性の姿を見ると、こんなところでへこたれてはいられん!って元気が湧いてくる。

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2023年07月25日

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それぞれ、幼少期からの葛藤が今につながっていることが面白かった
その葛藤を自分で理解し、言語化できているからこそ、今の行動のエネルギーになっているのかなと思った

そしてやっぱり、「女に生まれたから」でてくる葛藤も多い。(跡取りとして男児が欲しかったから、堕ろされそうになったとか)

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2023年07月25日

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以前「私がおばさんになったよ」を読んだときはあまりピンと来ないな〜と思っていましたが、こちらを読むと結構好きだな〜と思う…ってことは自分の精神年齢の問題だったかもしれない!ということに気づきました。
スーさんの昔の著書ももう一度読み返してみようと思います。

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2023年07月19日

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ジェーン・スーの新作が出たということなので、読んでみた。

世間で成功者と言われる13人の女性にインタビューしてまとめたもの。

日経ウーマンで掲載されている「妹たちへ」に似ていると思った。そちらも本が出ていたと思う。
成功した理由は決してあきらめず、自分を信じ、軸がぶれなかったからだ、という結論なのだが、今さらこの13人のようにはなれないから、決して有名人でなくても、お金がたくさんなくても、自分らしく生きられていれば人生成功なんじゃないかと思った。

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2023年06月27日

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登場する女性たちの生き様は本当にいろいろで、分かりやすいステレオタイプ的なロールモデルを提示することはしないっていうスーさんの意思が伝わってくる気がした。
強くあってもいいし弱くあってもいい。
立ち向かってもいいし逃げてもいい。
進んでもいいし止まってもいい。
大事なのは、その時にそうした自分を自分で認めること。
しなやかに生きていきたいなぁと思った。

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2023年06月27日

ネタバレ 購入済み

私がこの本を読む理由

女性の生き方が目まぐるしく変わる時代だ。
40代未婚OL。
腰掛けで辞めると思っていた仕事で、人を支え我慢をして心配をして、気づけば、自分の立ち位置に戸惑う。

女性活躍と初めから言われてすくすく育つ若手と
勤続率や女性管理職比率を追い風に、縮小した業務時間・量でも評価され働く同期・後輩たち。
自分は母にも妻にも管理職にもならずに変わらぬ日々を送る。

他を羨むことは簡単だ。出自を呪うことも、「私なんか」と腰を引き続けることも。
闘いに出る、自分を好きになり未来の期待を追うための今日の私との闘いに立つ。
そんな風がふんわりと吹いてくる、まだ怖くて細目でしか先を見られないけど。

#深い #カッコいい #タメになる

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2023年04月02日

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ジェーンスー修行。もう何冊目だろうか。
沢山の成功した女性へのインタビュー記事というのか。

相手の女性の生きざまを紹介するのが上手いなぁと思います。お相手の方キラキラと輝いてるオーラが見えるよう。でもどの人も順風満帆に過ごしてきて今があるわけじゃない。その道を進むのに絶えず努力を惜しんでない感じ。自分のやりたいことを真剣にされてるんだけど、自分を客観的にみれていて独りよがりじゃないんだなぁって思いましたね。

インタビューした中にはスーさんが苦手とするようなタイプの人もいたのではないかと思われるのですが、リスペクトを忘れない素敵な聞き手なんでしょうね、スーさんは。

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2024年03月05日

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客観的に自己を見つめ、弛まぬ努力と研鑽を続けてきた女性達。今更大成功する事ない私だけど、せめて素敵な歳のとり方ができるように志を見習いたい。

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2024年03月03日

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諦めずに自分の信じる道をひたすら進む
この本に登場する方々は自分を深く理解して今の位置に立っていらっしゃる
そしてスーさんの着眼点というか捉え方がとても真っ直ぐに心に入ってきます。

私は自分に向き合って自分について考えたことがあるだろうか
なんとなく深掘りはせず過ごしてきた。

人生の折り返しくらいの年齢に来たので
遅いかもしれないけれど考えてみようかなと思うキッカケになりました。

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2024年02月08日

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タイトルがカッコ良い。逆境で戦ってきて今輝く女性たちのインタビュー。人選が面白い。いわゆる世間的にカッコ良いイメージのある女性だけではなく、田中みな実や辻希美、山瀬まみなど、ジェーンさんのフィルターを通して語られているのが面白かった。パブリックイメージが天真爛漫でも、成功している方はどこか冷静で、自分に対して一歩引いた目線で見ているのだなあというのが、全体の感想。皆さん、叩かれたり売れなかったりと不遇の時代があったけど戦ってきた女性たちで、ジェーンさんの文章も相まって、めちゃくちゃカッコ良いなあと思った。

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2024年02月01日

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なんとなく偏見で苦手だった人の静かな努力を知れたこと、逆境をどうにか少しずつ改革していった先に今がある、ということがリアルに分かって良かった。雑誌の華やかなグラビア付きインタビューとは違う、渋みがあった。

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2024年01月19日

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なんらかの事を成し遂げた女性達のインタビューエッセイ。各自が強い信念を持って突き進んでいるところが勇ましい。

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2023年12月09日

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相手が激怒しない範囲で、忖度しない感じで逆に持ち上げるのが、超絶うまい。この人になら、私のこと書いてもらっていいわよ。と、みんなが思うのもわかる。

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2023年11月15日

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芸能界や美容、料理などさまざまな第一線で活躍する13人の女性にジェーン・スーさんがインタビューをして紡ぐエッセイ。

それぞれの生い立ちや、自分の輝く道を見つけるまでの紆余曲折、どんな想いで活躍しているのかなど、多方面から光を当てて迫ります。
インタビュイーの言葉は「」付け、ジェーン・スーさんの尋ねた言葉や補足は地の文で書かれており、その補足からインタビュイーの人となりが伝わってきます。

何を求められているのか?他者の視線を意識しつつ、では自分はその上でどうするのか?という意思を持って努力し続ける…という共通点があるように思いました。

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2023年10月29日

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きらびやかな芸能界で生きる女性たちがそこに辿り着くまでの話が描かれている。

作品で登場する女性たちは誰もが名を知る有名人たちばかり。
もちろん芸能界で生き残ることはとても大変だとは思う。ただ、生き残るに値するような才能があり、あまり苦労話なども聞かない(本人たちも積極的に話さない部分もあると推察)ので、彼女たちがどういう風に生き残ってきたのかは全く知らなかった。

例えば、完璧なライフプランがありそうな吉田羊さんも意外と自己肯定感が低く、自信ありげに見える神崎恵さんも、「(自分には)何もない」と感じる瞬間があり、親近感が湧いた。と同時に、私自身も頑張ろうと思えた。

特に柴田理恵さん、北斗晶さんの内容が印象的。
柴田理恵さんといえばあの格好のあの話し方、というイメージがあったが、彼女は彼女の強い意志があって”柴田理恵”という役を演じているのだと思った。

文体もわかりやすく、短編集のため気軽に読める。

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

ジェーン スーが13人の女性に、話を聞き彼女達はどんな事と闘い、どんな風に種を蒔き、自分なりの花を咲かせているのかを聞き取っている。
この本を読むと少し勇気をもらえる。そして人と比べる事よりも、自分が何が好きなのかを知る事だと再確認させられる。

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2023年08月26日

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浜内千波(料理研究家)、一条ゆかり(漫画家)、吉田羊(女優)のが特に興味深かった。
吉田羊の村上春樹原作に映画、「ハナレイ・ベイ」は観たくなったわ。

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2023年08月21日

Posted by ブクログ

女性が憧れる女性たちへのインタビュー。
テレビや出版業界で活躍されている方たちの裏の一面が見られる。
影の努力や泥臭い部分、コンプレックスやネガティブな所など、表の顔とは異なる所が見られて興味深かった。

ただ、これは雑誌の連載をまとめたものだから仕方ないのかもしれないが、美容関係の話が多く、文化人などもいてたら幅が広がったかもしれないと思った。

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2023年08月18日

Posted by ブクログ

己のフィールドで活躍し続けている方たちなので、全員面白かったんだけど、やはり一条ゆかり先生は別格というか、金言に痺れっぱなしだった!

あと、吉田羊さんの人を愛し損ねた事の尻拭いをしている感覚というのに、共感というか、自分が抱えていた名前のない感覚に、やっと名前をつけられた感じだった。

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

こういう本を読むと、「そんなに熱心にやりたいと思うこともないんだよなー」と思ってしまう。
やりたい事を割と否定されてきたからなのか、諦める癖も相当付いてる。好きな事に熱心になるってことも、今じゃ良くわからない。
でもね、単純に、当時熱心さや分析力も足りなかったのだろうとも思った。
内容は「おわりに」にとてもわかりやすく纏まっている。私が纏めるよりそれ読んだ方が絶対ちゃんと纏まってるw
個人的には北斗晶さんの「足し算の最後の答えが自分1人じゃなきゃいい」が、印象的でした。
全員、努力の人。分析力のある人。
熱心に取り組みたいと思う事は今の所ないのだけど、好きな事ができたら、本書のように壮大じゃなくても、頑張れる自分でいたいなと思いました。
今はそのリハビリ中かな。

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

自分らしさを貫いて今ある自分を肯定する13人へのインタビュー。知っている人も知らなかった人も興味深い。

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

職業に余りにも偏りがありすぎ。
美容家と芸能人多すぎだろがい!もっと一般人も親しみ持てる続編期待。
大好きなジェーン・スーさんの本だからすごく期待して読んだ割に・・うーむ・・まだ自分の経験が浅くて落とし込めないのかもしれない。

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2023年06月26日

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