ジェーン・スーのレビュー一覧

  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    奔放な性格で女性に「この男に何かしてあげたい」と思わせるような実父との日常を綴ったエッセイ。

    中盤までは父親の自由気ままな生活を娘ならではの視点と巧みな表現でテンポ良く展開される。
    後半の「小石川の家」の章で物語が遡り、父親の事業にスーさんが加わり、傾いた会社を立て直すよう尽力するのだが、業績は上向かず遂に事務所を兼ねた実家のビルから立ち退くことになる。
    事業に加わったスーさんは亡くなった母親が事業も家庭もバランスをとっていた事に気付いたのだ。
    父親も妻がいなければ、どうにもならない事は分かっていたが、娘に撤退を言い出されるまでは平然を装う。
    辛かっただろうな...

    前半の章は後日譚になる

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    2025年01月02日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

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    Podcastのリスナーで、本でまとまるといいなぁと思ってたからいざ出て本当に嬉しい!
    わたしはどちらかというとスーさんのような思考で、サクちゃんさんのような思考は「あることもちゃんと理解できていなかった」側なので、そう考えるんだなぁ…と不思議な気持ちになっていました。でも、ライトを俯瞰で当てているだろう人は周りにいるし、少しその視点で見るとより尊重できるなと思って、なんだかいいことを知れたなぁ…というのがいちばんの感想です。読書で、自分では知り得ない経験や考え方、物語を知れることが本当に面白いと思っているので、そんな私にとっては非常に良書でした。

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    2024年12月21日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

    購入済み

    愛と憎

    ラジオリスナーです。“互助会員”と言った方が分かりやすいかな?
    この本を読むまでは、明るくバカ話をしているスーさんの一面しか知りませんでした
    が、家族の事で悩んだりするもう一つの顔を知ることができました。
    しかしお父さん自由な人だねぇ。それこそ娘に絶縁されても文句は言えないくらいの。
    それでも放っておけないのは、お父さん本人の魅力もあるが、スーさんの家族愛が強
    いからか。いや、愛と憎か。
    ともあれ、親の介護疲れで双方ダウンなんてことがないよう、どうかご自愛ください。

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    2024年12月17日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    ジェーン・スーさんの本を初めて読みました!
    タイトルのインパクトだけで選んだ一冊でしたが、中身のインパクトもすごかった。
    殴られ殴られ、慰められ慰められ……という感じです。痛いとこ突かれてる…と思いつつも笑ってしまう。痛いとこ突かれて終わるだけだと面白くないけれど、スーさん自身のことを分析して説明してくれたりしているので、私だけじゃないんだなって思えて、それが笑いに変わる。なんだか不思議な感覚でした。絶妙に口が悪いのも好きです。

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    2024年11月17日
  • これでもいいのだ

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     中年を迎えた女性の心中を饒舌に語るエッセイである。私のように中年も後期もしくは末期になると覚悟や諦めが自然に身についてくるが、筆者にはまだそこまでの諦念はないようだ。これには性差はないと思うが女性は外見上の変化を気にする人が多いので、オバさんと呼ばれることには大きな抵抗があることは理解できる。
     こういうエッセイを読むと加齢するごとに生まれる感情をどのように考えるべきかは人生のテーマであることが分かる。そして自分が思うほど他人は気にしてはいないことや、容姿だけが人の価値ではないと考え直す。それにも関わらず、現実を気にせざるを得ない人の弱さも再認識することになる。

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    2024年11月17日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    ジェーン・スーさん、初読み。
    名前は知っていたものの、ラジオも聞いたことなく、予備知識なしで読んだ。
    我が家とはスケールが違うけど、父の自由奔放さ、商売を興して失くす様、母の扱い、なんか近しいものを感じた。
    お金はすっからかんなのに人たらしな、憎めないじぃさん、そんな父を引き受けなきゃならない、、今後の私のよりどころとなる本だった。

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    2024年11月11日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    私は強い女性に憧れる。だからこの本に出てくる女性に共感と尊敬を抱く。まぁ縁がないような方ばかりだけど、それぞれの分野で頑張る女性の熱い想いを読むと、私もがんばろうと思う。やっぱりジェーンスーの視点が良いのかな、でもこの本はスーさんの意見とかは買いてないから不思議な感じ。

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    2024年11月03日
  • 女のお悩み動物園

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    この話の年代は主に30代。
    自分にはこれからの話が多かったが、身近な話題もあって「確かにな」と思うところが多かった。

    自分で印をつけたところを定期的に読んでいきたい。

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    2024年10月28日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    ネタバレ

    年齢を重ねると、皺が増えたり足腰が衰えたり物忘れをしたり…などネガティブなイメージを漠然と抱えていたが、本書は大人になるって悪いことばかりじゃないんだなと希望をくれるようなジェーン・スーさんの強い芯が垣間見えた一冊。
    他人の目を意識しつつも、鋭い洞察や深層心理を絶妙に言語化し、折り合いをつけながらうまく付き合ってらっしゃる。

    SNSに載らない女子会を『海賊の宴会』と呼ぶのが特に面白かった。
    『SNSに載る女子会が女性性の指差し確認ならば、SNSに載らない女子会は、女装ショーの楽屋打ち上げ。
    SNSに載る女子会が女の戦ならばSNSに載らない女子会は、戦のあとの宴。
    兜の緒を締めたり緩めたり、女

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    2024年10月19日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

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    わかるわかる!と思って読み進めた。
    特に深く頷いたのが、「隙がないこと岩の如し」。
    私も、隙があることは弱さだと持ってたけどどこか羨ましかった。これを読んで力が抜けて納得した気がする。

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    2024年10月13日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

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    2024年09月22日
  • 私がオバさんになったよ

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    面白く、対話物が初挑戦でも読みやすかった。
    これからの人生でこの本の中の言葉が道標になることがありそう。女性だけじゃなく男性にも読んでみてほしい一冊。
    東京と田舎、結婚と独身、そんな話がいろいろ。

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    2024年08月29日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    決して諦めない、自分を信じることが重要だということは皆知っている。でもどうすればいいのかわからないのは、事例があまりに少なく具体的にイメージできないからだ。
    この本は諦めずに自分を信じて成功した人のどん底から這い出るまでの13話まとめている。
    具体性に欠ける自己啓発本を読むより、よっぽど参考になった。

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    2024年08月19日
  • おつかれ、今日の私。

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    大好きなポッドキャスト「オーバーザサン」
    のパーソナリティーのスーさん。

    このラジオでは、
    「素のおばさんぶっちゃけ悪ふざけ」:「まじめ」
    のトーク比率が9:1くらいで、悪ふざけの笑いがほとんど。

    なので、もっとライトで笑えるエッセイかと思いきや、「まじめバージョン」の方でした。

    前半は、そのまじめ具合が「うーん…」「思ったのと違う」感が強くて……だったが。
    慣れてくると「うんうん」、「フガフガ」が増えていった。

    ほんのちょっと上の世代のスーさん。ほんのちょっと先を切り開いてくれてる。ほぼ、ほぼ同世代。

    ラジオのまじめバージョンをまとめたような内容で、既視感もあったけど読んでよかった

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    2024年08月11日
  • わたしの名店

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    どのお店もその人にとってほんとに名店。
    美味しそうで行けるとこかなとおもわずググっちゃった。
    朝井リョウの高田馬場にある居酒屋「丸八」学生たちですんごくうるさそう。でもガリガリ君がそのまま入ってるサワーってちょっと飲んでみたい。
    三浦しおんの近所のビストロも素敵。
    こんなお店がいきつけでふらりとひとりで入って食べて軽く飲んで帰る…なんて贅沢な時間なんだろう。
    藤岡陽子のおばあちゃんちでいつも出前でとってくれるキッチンゴンの”ピネライス”このエッセイに心揺さぶられた。
    まったく同感!

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    2024年07月12日
  • 女のお悩み動物園

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    ジェーン・スーさんのお悩みへの回答、立場に立ってくれる感じや言葉選びが優しくて好きだった
    最後に、の内容がよかった

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    2024年07月03日
  • わたしの名店

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    ネタバレ

    以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
    本作は有難い。
    それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
    シリーズ化しないかなぁ。。
    雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
    また個人店の儚さと切なさも。。


    三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
    →たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
     
    西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
    →渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。

    中江有里 三軒茶

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    2024年07月03日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    皆振り返ると家族への怒りや居心地の悪さ、諦念や憤怒を多少の原動力にしている。私は今、子供に少しでも不愉快や不都合の無いようにと尽力しているが、快適な家族体験が大いなる原動力にはなりうるのだろうか。家庭の歪なく育った子が人の心に真に寄り添えるのだろうかと却って疑わしくなってしまった。
    女が闘い、勝ち取ってきたものについて語るとどうにもきな臭く化粧臭く、男の影がチラつきやすいが流石のジェーン・スー。人選からしてバランスよく、一辺倒にならずそして勝利を定義せず。正に伝記を読んでいるかのようであった。

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    2024年07月01日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    動物の優性生殖の話など、理科っぽい内容も出てくるのですが、そこが特に面白かった!

    2019年の本ですが、戦争についての予想や、ハイヒールがなくなるのでは…(#KuToo運動)という推測もあたっていて、お二人の先見の明や、思考力がすごいと思いました。

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    2024年06月14日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    Netflixで吉田羊さんと國村隼さんでドラマ化したものを見て、原作を読みたくなった
    先に映像を見たからか文章を読んでいてもジェーン・スーさんと國村隼さんでイメージされてなんというか贅沢だった(笑)
    やっぱりお父様の世代がそうだからかしっかりと先の戦争のことも書いてあり、経験者から聞いたないようをそのまま文章にしているから、内容が生々しくて悲惨で、数回読むことを休んだ。それぐらい経験者が語った言葉は重くて苦しかった
    ジェーン・スーさんのエッセイは2冊めなんだけど、やっぱり文体のリズムがすごく心地よくてすいすい読めるし、エッセイでありながらも文芸的な情景描写もあってとても好き。ほかのエッセイも読

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    2024年06月07日