ジェーン・スーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奔放な性格で女性に「この男に何かしてあげたい」と思わせるような実父との日常を綴ったエッセイ。
中盤までは父親の自由気ままな生活を娘ならではの視点と巧みな表現でテンポ良く展開される。
後半の「小石川の家」の章で物語が遡り、父親の事業にスーさんが加わり、傾いた会社を立て直すよう尽力するのだが、業績は上向かず遂に事務所を兼ねた実家のビルから立ち退くことになる。
事業に加わったスーさんは亡くなった母親が事業も家庭もバランスをとっていた事に気付いたのだ。
父親も妻がいなければ、どうにもならない事は分かっていたが、娘に撤退を言い出されるまでは平然を装う。
辛かっただろうな...
前半の章は後日譚になる -
Posted by ブクログ
Podcastのリスナーで、本でまとまるといいなぁと思ってたからいざ出て本当に嬉しい!
わたしはどちらかというとスーさんのような思考で、サクちゃんさんのような思考は「あることもちゃんと理解できていなかった」側なので、そう考えるんだなぁ…と不思議な気持ちになっていました。でも、ライトを俯瞰で当てているだろう人は周りにいるし、少しその視点で見るとより尊重できるなと思って、なんだかいいことを知れたなぁ…というのがいちばんの感想です。読書で、自分では知り得ない経験や考え方、物語を知れることが本当に面白いと思っているので、そんな私にとっては非常に良書でした。 -
購入済み
愛と憎
ラジオリスナーです。“互助会員”と言った方が分かりやすいかな?
この本を読むまでは、明るくバカ話をしているスーさんの一面しか知りませんでした
が、家族の事で悩んだりするもう一つの顔を知ることができました。
しかしお父さん自由な人だねぇ。それこそ娘に絶縁されても文句は言えないくらいの。
それでも放っておけないのは、お父さん本人の魅力もあるが、スーさんの家族愛が強
いからか。いや、愛と憎か。
ともあれ、親の介護疲れで双方ダウンなんてことがないよう、どうかご自愛ください。
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Posted by ブクログ
中年を迎えた女性の心中を饒舌に語るエッセイである。私のように中年も後期もしくは末期になると覚悟や諦めが自然に身についてくるが、筆者にはまだそこまでの諦念はないようだ。これには性差はないと思うが女性は外見上の変化を気にする人が多いので、オバさんと呼ばれることには大きな抵抗があることは理解できる。
こういうエッセイを読むと加齢するごとに生まれる感情をどのように考えるべきかは人生のテーマであることが分かる。そして自分が思うほど他人は気にしてはいないことや、容姿だけが人の価値ではないと考え直す。それにも関わらず、現実を気にせざるを得ない人の弱さも再認識することになる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ年齢を重ねると、皺が増えたり足腰が衰えたり物忘れをしたり…などネガティブなイメージを漠然と抱えていたが、本書は大人になるって悪いことばかりじゃないんだなと希望をくれるようなジェーン・スーさんの強い芯が垣間見えた一冊。
他人の目を意識しつつも、鋭い洞察や深層心理を絶妙に言語化し、折り合いをつけながらうまく付き合ってらっしゃる。
SNSに載らない女子会を『海賊の宴会』と呼ぶのが特に面白かった。
『SNSに載る女子会が女性性の指差し確認ならば、SNSに載らない女子会は、女装ショーの楽屋打ち上げ。
SNSに載る女子会が女の戦ならばSNSに載らない女子会は、戦のあとの宴。
兜の緒を締めたり緩めたり、女 -
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Posted by ブクログ
Netflixで吉田羊さんと國村隼さんでドラマ化したものを見て、原作を読みたくなった
先に映像を見たからか文章を読んでいてもジェーン・スーさんと國村隼さんでイメージされてなんというか贅沢だった(笑)
やっぱりお父様の世代がそうだからかしっかりと先の戦争のことも書いてあり、経験者から聞いたないようをそのまま文章にしているから、内容が生々しくて悲惨で、数回読むことを休んだ。それぐらい経験者が語った言葉は重くて苦しかった
ジェーン・スーさんのエッセイは2冊めなんだけど、やっぱり文体のリズムがすごく心地よくてすいすい読めるし、エッセイでありながらも文芸的な情景描写もあってとても好き。ほかのエッセイも読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【揺らぐ男性の存在意義】
ジェーン・スーさんと、中野信子さんのご対談。
最近思っていたことが言語化されていて、とても共感しました。
女性の社会の中での立場、状況、これでいいわけがない、
けれどその女性の性質上もあり、
はっきりと言ってこなかったことが何てたくさんあるんだろうと。
スーさんは、自分が女性らしくないというコンプレックスを子どもの時からもっていて、自分の不完全性が抜けないという。
中野さんは、頭がいいことが女性と相いれない、という点で不快な思いをたくさんされてきたそう。
自分が無理と思い込んでいること、じつはだいたいがお仕着せの社会規範なんだ、と話されている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「男とか女という括りではなく個人として幸せであるにはどうすれば良いかを第一優先で考え、その上で現代社会でどうすれば幸せに生存していけるかを考えるのが良い」
内容だけでなく、言葉遣いや言い回しなど参考になる部分がありすぎて処理しきれていないがこれはお買い得な本だと感じた。
何度も読み直して論理的思考の勉強もしたい。
以下覚書
・内助の功
陰ながら援助する身内の功績。
・女らしいは完全に褒め言葉だけど、女っぽいだとノイズに近くなる。
・得してる人を見ると何か奪われているような気持ちになるが実はそうじゃない。
・ニューロエコノミクス
見えない心の部分を定量的に評価して経済的にも繁栄しようというの