ジェーン・スーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前から気になっていたので文庫化を期に読んでみた。
文章のテンションが初めはちょっと苦手かもと思ったが、
読んでいるうちにこのぐらいの方が気持ちいいと思えるようになった。
当てはまって「うぐぐ...」と呻いてしまう箇所がいくつもある。
「女友達にしない事は彼氏にもしない」って至極あたりまえのことなのに、
どうしてやらかしてしまうのだろう...。
あと「普通の人がいい」は結局「自分にとって都合がいい人がいい」と
イコールという所にハッとした。
私は「独身は麻薬」の域までは達していないので、
とりあえず自分がされたら嬉しいなと思う事を彼氏に
どんどんしていこうという気持ちになった。
この手の「恋 -
Posted by ブクログ
ネタバレすごく仲が良くて、しょっちゅうつるんでいた友だちなのに、気づいたらなんとなく疎遠になっていた、ということは、おばさんになる過程で何度か経験しているけれども、この本では、そんな印象を感じてしまった。
「ジェーン・スー」を初めて知ったのは確かブログで、「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」が出たころで……調べたら10年以上も前。そりゃ、お互い変わるよね、としみじみしてしまう。
スーさんとは、小学校がかぶらないよね、くらいの年齢差があって、人生の少し先を歩んだところから見た考えや意見に、ずいぶんと励まされたと思う。
同じようなことを思っているんだなというのにも背中を押され -
Posted by ブクログ
“老人以上 介護未満”の82歳の父を
同居していない“独身の一人娘”が仕事しながら
父のケアに奔走した5年間(父➖82〜87歳)の記録である。
母ではなく父が残されるケースだ。
それも昔の男性なので 家事・育児はほとんど妻に任せきりで 仕事に没頭してきた、没頭出来た時代の男性である。
母が残された場合は もう少し事情が違ってくると思う。
仕事をしながらの独身の一人娘にとっては かなりハードルが高い。日本の介護事情は良くなっているとはいえ、それぞれの段階があり、複雑。
お金の問題も。
親子と言えども他人。
ある意味 “父の人生”でもある。
これからは高齢社会。みんなが大なり小なり関わ