ジェーン・スーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間の想像力なんて、所詮それぞれの経験をベースにした演繹と帰納の繰り返しでしかない。
読み手にとっての「その先」を見せていくことに意義がある。
↑映画や文学だけじゃなく、身近な誰かに自らの姿を見せることもできるよなと。
効率とストレスは別。得意な方がやっていてもストレスはかかる。
↑他者と心地よく生きるために必要なマインドセット
男にとっての呪い=自分自身と対峙することを恐れること。自分を客観視できないこと。
↑飲みに行ったら会社のことと仕事のことしか話さないおじさんたちに感じていた違和感の正体。
「他者のためにならねば」という欲求は、「こんな自分も存在していいのだ」と自分に納得させるた -
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Posted by ブクログ
ジェーンスーさんと中野信子さんの対談。スーさんのラジオやPodcastでの喋りに慣れていると、それが字になった瞬間、彼女の当意即妙、瞬発力みたいなものが半減してしまい、文字に書き起こされるころに向いていないのが若干残念。特に前半、2人が女に生まれてもやった瞬間を語る場面は、女性なら多かれ少なかれ10代20代の頃を思い出すと思うが、少し食傷気味に。
たしかに、体が大きいことがコンプレックスになって女らしさに反発していたスーさんと、頭がよく、そんな彼女を受け入れきれなかった母親との関係をこじらせていた中野さんの若い頃、ずいぶん生きにくかったんだろうなあと思う。だからといってチヤホヤされる美人が徳 -
Posted by ブクログ
上手いこと言うな、という感じ。取り上げるクローゼットの中身に、自分もと思えるかまったく気にならないか、単にそれが満足度に比例するのだろう。言い回しは的確に思える。
なお、今の自分にわかる話。
赤い口紅(ほぼ未使用で古いのに捨てられない)
TRF(ビタイチ変わってないのわかる)
オーガニック(まだ試せてない)
スマホケース(自分は手帳型愛用なので耳が痛い)
シンデレラ(PCに笑う)
お茶請け(海苔が美味い)
山田明子(知らなかったのでググった)
手料理(しない)
ヒーリングミュージック(病院や整体で聴くのが苦手)
女子(朋ちゃんはわかりやすいがまだ信用できない)
最高の日曜日(これだ) -
Posted by ブクログ
『今夜もカネで解決だ』を加筆修正し書き下ろしを加えたものということで内容は前回読んでいるので書き下ろしと解説を先に読みました。
スーさんの書き下ろし
アーユルヴェーダサロンに行ってカウンセリング中に、施術者の人が『子どもの頃の自分とは違う性質を、後から身に付けたことによるストレスがあるのかも』とスーさんに言うのだけど、なんか目からウロコだった。
その真偽はともかく、なるほど…そんな考えもあんのけとスーさんと同じ気持ちになった。
あと本書にもでてくる『神の手』をもつHさんのかく解説がだいぶじーんときてしまった…。゚(゚´ω`゚)゚。まさにこんな顔。
サービスを受けに行っても気を遣ってしまうタ