ジェーン・スーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分の親も老いてきて、親の死と向き合う心の準備もしていくべきかだけど、まずは軽い感じのものからと思って手に取ったエッセイ。著者は奇しくも同年生まれのジェーン・スーさん。東京生まれ東京育ち。これまで存在を知りませんでしたが、音楽プロデューサーやコラムニスト、ラジオのパーソナリティとしても活躍されていて人気があるようです。
さて、本書のタイトルから想像していたのとは違い、著者の父親(70代後半)は死にません。老いてきたようですがまだまだお元気な様子。昔は貴金属業を営んでブイブイ言わせいたが、事業が失敗して小石川の家業も実家も失った父親のために引っ越し代として100万円を渡す交換条件として父親のこと -
Posted by ブクログ
スーさんと中野さんがギュッと凝縮されている。二人が対談しているこの話の中に入りたいなと思いました。一文一句逃さず吸収したいと向き合うも、言葉のバイタリティーが凄いので、真面目に読んでいるとやっぱり少し脳疲労感があり、サラッと一気読み出来ないところが歯がゆい〜!
でも情報量が多く、自分のタイミングで何度でも読み返せそうです。
共感出来るところ、そうでない部分と7:3ぐらいでした。
一番嬉しかったのは、コラム。砕けた言い回しで、人間らしい中野さんの一面が垣間見え、私がずっと誰にも言わずに思っていた事と同じ事を言っているのを知ったとき!、「だよね!!!」って思いました。
勝手に親近感を抱いているので -
ネタバレ 購入済み
私がこの本を読む理由
女性の生き方が目まぐるしく変わる時代だ。
40代未婚OL。
腰掛けで辞めると思っていた仕事で、人を支え我慢をして心配をして、気づけば、自分の立ち位置に戸惑う。
女性活躍と初めから言われてすくすく育つ若手と
勤続率や女性管理職比率を追い風に、縮小した業務時間・量でも評価され働く同期・後輩たち。
自分は母にも妻にも管理職にもならずに変わらぬ日々を送る。
他を羨むことは簡単だ。出自を呪うことも、「私なんか」と腰を引き続けることも。
闘いに出る、自分を好きになり未来の期待を追うための今日の私との闘いに立つ。
そんな風がふんわりと吹いてくる、まだ怖くて細目でしか先を見られないけど -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯は、
-------------------------
ずっとこんな存在を待っていた。
私たちの
獣道のちょっと先を行く、
素敵な先輩を。
宇垣美里さん推薦!
明日の私にパワーチャージするエッセイ66篇。
-------------------------
「お疲れ、今日の私。」が優しすぎて癒されすぎて、
本著を読んで、そうだそうだ、こんな感じの人だ!と思い出しました。苦笑
今回も共感の膝パーカッションの嵐でした。笑
・「大丈夫だよ」と言ってほしかった
・勉強しておけば良かった
・おわりに
不機嫌とギスギスと自己責任が響き合うなか、
なんか違和感ない?もっとこうさ…みたいなジェーンス -
Posted by ブクログ
「読書家への長い長い道のりで思ったこと」が印象的だった。
ジェーン・スーさんの、痒いところに手が届くような、しかも人を傷つけない言葉の表現が大好きだ。
そんなジェーン・スーさんが読書が苦手だなんて意外過ぎる。
文章を書くことは楽しめるけど読書が苦手っていう人もいるんだなぁ。
「対象物に劣等感を持っていると、自分の感覚が信じられなくなる。これは面白いとされているはずだから、面白がっておいた方がいいかな?と、楽しめなくても楽しいフリをしたり、美味しくなくても美味しいと言ったり、はたまた過剰にけなしたり。」(p75)
わたしにとって劣等感を持ってしまう対象物は「アート」だった。
昔から美術館は -
Posted by ブクログ
流行へのコンプレックス、ファッションとしての健康志向が作り物めいてて気に入らない、楽して綺麗になりたい自分…どれもこれも女性(TRFの世代ではないけど、最近の流行り物への皮肉とかは30代の私を含めどの世代でも共感されそう)の気分を的確に言語化してて、あるある、そう!その通り!と思う。全体的に自嘲を込めて楽しく書かれてるのでたまにクスッと笑ったり、とにかく笑いとばせる。(自意識過剰な自分を自覚して文字にして笑い飛ばしてしまおうというサバサバと読者と共有しようという著者の自意識が見えるという入れ子構造ではあるけどw ) この本を居心地悪く思う人は、同族嫌悪に近い気がする。抜けきれない恋愛体質を理屈
-
Posted by ブクログ
・恋愛で気をつけて見るポイント
①行動と言動が一致しているか
→相手の言葉ばかり信じるのはやめて、耳を塞いで行動を観察
②問題が起きた時、即座に自分を被害者の立場に置かないか
→罪悪感を抱かせてこちらをコントロールしてくるタイプ
・「YOLO:You only live once(人生は一度きり)」
・ルールは3つ「輝きに満ちた人生を邪魔するものは、即排除」「最優先するのは、常に心と体の安定と幸せ」「やり直しはいつでもできる」
・2人の相違点を擦り合わせていく根気は、傷ついて学んでいく
。いきなりキレずに「本当はこういうことがしたかった。こうして欲しかった。楽しかったけど期待があった分だけさみ