ジェーン・スーのレビュー一覧

  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    13人の女性からのインタビューをまとめた本。
    この本が秀逸なのは、ジェーン・スーの切り取り方だと思う。彼女独自の言葉のセンスが心地良い。

    おわりに、から抜粋する

    「彼女たちは地図と羅針盤を持っている。そのふたつがあるから、信じ続けることも、あきらめないことも叶う。心の中に輝く北極星がある限り、自分を見失うこともない」

    「自分自身ととことん向き合わないうちは、目的地はわからない。けだし、彼女たちは自分と戦い続けている女なのだ」

    成功者と思われるひとにも、もがき、苦しんでいたことが赤裸々に語られ、ジェーン・スーが上手に料理している。
    戦った女たちのインタビューに、背中を押される。

    まわり

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    2024年02月01日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    とんでもない父親の提案に爆笑してお金を出したり、病気の母の言葉が面白くて書き溜めていたり、「面白い」で包み込める主人公の度量の大きさが本当に素敵だった。

    昨今、「毒親」に関する話は聞く機会が多々あるが、感謝すべき部分を認識して、大人対大人として対峙する「普通」の関係をつくることは子供の力量も大きいと思えた。お互い健康なうちに、たくさんの「面白い」を見つけて良い関係を続けていきたい。

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    2024年02月01日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    ネタバレ

    「女らしく」と言われることに抵抗がある女子校出身者のわたし。
    やはり「らしさ」とは、社会が与えた役割と権力の差。

    さらに最近感じていた、「女同士で悩みを共有する方が難しい」ということについて。
    既婚未婚、仕事のあるなし、子の有無、妊活…ライフステージの分かれ道にいると、女だからこそ共感し合えないのだ。
    そもそも性別が同じ=生活がほぼ同じ、という時代ではないし、そうなる必要はない。

    ■引用
    ・私が女に生まれてよかったなと思えることの筆頭は、皮肉なことに社会からあまり期待されないで生きてこられたことなんです。
    ・男女問わずみんなに好かれる「いい子」になろうとすると、自己決定権を手放しがちになる

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    2024年01月18日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    ・目指すは万有引力に逆らうDIVA
    ・やり手ババアとエリマキトカゲ
    等。自分を幸せにしてあげる責務。

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    2024年01月15日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    毒親といえば、だいたいは母親と相場が決まっている。これは、世間一般ウケはしなさそうな父親と娘の話。私は年老いていく両親に優しくできない。いつも後悔するのに。親の老いを受け入れられないんだと思う。「もっとできていた」、といつまで経っても諦められない。そして、私も老いていく。

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    2024年01月07日
  • これでもいいのだ

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    さくさく読めて、共感したりくすっと笑えたり。
    歳を重ねて行くことが楽しみになった。

    特に「おわりに」と宇垣美里さんの「解説」が良かったなあ。自分で自分に呪いをかけてしまいそうになることもあるけど、「これでもいいのだ」と自分も周りも受け入れて、わたしも生きていきたい。

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    2023年12月27日
  • 私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

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    テンポが良く読みやすい。
    未婚のプロの言葉は的の真ん中を面白く射過ぎている?と思った。
    自分が未婚の頃、プロやプロのお友だちのように自立して生きて行ける経済力も無かったし、自分の周りの友だちもまぁ似たり寄ったりだったけれど、そんな自立力の低い我々ですらプロが話すいくつかの理由に近い話はよくあったなと思った。
    未だ未婚の友だちも身につまされるだろう。

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    2023年12月20日
  • 女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

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    女が武装(自分をよくみせる)のために使ういろんなアイテムにまつわるエッセイ。たしかに個々のアイテムを導入するかしないか自体、当人がそんな意図的に選んでなかったとしてもそれも含めてその人のキャラクターをあらわしてしまうんだよなあ。という着眼点から目から鱗だった。

    自分や周りの人や世間の目に対する、深く切り込んだ冷静な分析が面白くて、あと四十路ならではの視点にもところどころで共感した。

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    2023年12月05日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    情熱と根性のある女性たちの生き方がとてもよかった。あまり表には出しづらいようなマイナスな感情も見れて共感したし身近に感じることができた。
    大草直子さんの「女に生まれたことを存分に味わいたい欲望」ってとてもわかるなあって思った。

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    2023年11月26日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    面白い本だった。
    登場する13人の女性たち。
    名前を知っている人、名前すら知らなかった人色々だったが、共通して感じたのは『彼女たちは自分を生きている』。
    読後の爽快感がたまらない。

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    2023年10月29日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    飛び込んだら、たまたま波に乗れたみたいなこともあるけど、まず、波がそこにあると知っていること、波に乗れるように自分のやりたいことや求められてること、その時の流行とか、自己分析とマーケティングが上手。
    求められてるってことは、認知もされてるってことだしね。

    短いインタビューだけど、言えないような辛いこともあっただろうけど、何があっても、諦めなかった結果に違いない。

    人は人。
    自分は自分。
    だけど頑張ってる人、頑張ってきた人って魅力的。

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    2023年09月30日
  • これでもいいのだ

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    ジェーン・スーの新刊が出たということで、読んでみた。

    雑誌や新聞に掲載していたエッセイをまとめたもの。

    コロナ禍前なのでちょっと隔世の感がある。キラキラ女子とは対極にいる、一般地味女子の気持ちを代弁している感じで共感を得ているとは思うが、ラジオの帯番組を持って、文章を書いて発表して、世の中から必要とされていて、幅広い友人もいて、同居しているパートナーもいて、十分キラキラしている。本当の一般地味女子とはほど遠い。
    人生も体型も仕事も思うようにはいかないけれど、人と比べずに、受け入れて生きていくのが楽に生きていく方法かなと思う。

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    2023年09月23日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    ジェーン・スーさんの文章が大好き。的を得ていて、時々辛辣だけど、温かくて。自虐だけど、自己受容されていて。うなずいたり、クスクス笑えたり、表現が忙しい。
    最後に「自分で自分を好きでいられるような、自分のためのきれいを求めているってこと」。
    自分の中のきれいを私も求めていきたい。それにはやっぱり努力も必要なんだよね。

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    2023年09月13日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    「ぶたに失礼だから、真ん中を食べなさい」と怒られた。「美味しいところをあげるよ」とは言えないらしい。
    (二人にしかわからないこと)
    この文章だけで、読む価値があったと言える。娘がいる父親であることを感謝した。

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    2023年09月02日
  • 新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない

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    ラブコメがどうしても苦手で、楽しむ方法がわかるかもしれないと思って手に取った。
    結果は大正解!(ただし、楽しんだり面白く感じられるようになるかは別)

    おじさんとおばさんが真剣にラブコメ映画を語っているだけなのに、なんだか面白い。
    現在の自分が観たらどう思うのか、時間による印象の変化がきになった。

    内容はもちろん、最後の「ラブコメ映画カタログ」まで充実していて素晴らしい!

    でも、“『キューティ・ブロンド ハッピーMAX』はさんざん”なんかじゃありませんから。

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    2023年08月03日
  • 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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    それぞれ、幼少期からの葛藤が今につながっていることが面白かった
    その葛藤を自分で理解し、言語化できているからこそ、今の行動のエネルギーになっているのかなと思った

    そしてやっぱり、「女に生まれたから」でてくる葛藤も多い。(跡取りとして男児が欲しかったから、堕ろされそうになったとか)

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    2023年12月10日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    スー様名言、納得のピッタリ表現が多発!絶妙でドンピシャな言葉の使い途に感嘆。
    例えば、、、あなたのせいじゃない、社会のバグ!!とか選択(決断)→アイロン→正解にしていく。など。クマノミ談義も愉しく、男性の行く末はいかに…
    産まなかった、産んでない女性側の心境が良く分かる良書。

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    2023年07月08日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    タイトルがまた素直で最高。外見に関することって、鏡で自分だって見るんだから、自分の目と他者の目を行き来して意識することになるんだなあ……と改めて。雑誌の連載だから、そのときで流行やチャレンジするときの心持ちが変わったり、時勢が反映されてるのもとてもよかったな。

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    2023年07月05日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    自分の親も老いてきて、親の死と向き合う心の準備もしていくべきかだけど、まずは軽い感じのものからと思って手に取ったエッセイ。著者は奇しくも同年生まれのジェーン・スーさん。東京生まれ東京育ち。これまで存在を知りませんでしたが、音楽プロデューサーやコラムニスト、ラジオのパーソナリティとしても活躍されていて人気があるようです。
    さて、本書のタイトルから想像していたのとは違い、著者の父親(70代後半)は死にません。老いてきたようですがまだまだお元気な様子。昔は貴金属業を営んでブイブイ言わせいたが、事業が失敗して小石川の家業も実家も失った父親のために引っ越し代として100万円を渡す交換条件として父親のこと

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    2023年06月29日
  • 女のお悩み動物園

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    アラサー女に刺さる内容だった。
    職場にお手本がいなくて、自分がどう仕事と家庭を両立しながら生きていくかということに悩んでいたけど、多くの同年代の女性がロールモデルがいないことで悩んでいることが、わかって少し安心した。
    正解なんてない世の中で、自分らしく生き残っていくために、周りと情報共有をしながら、したたかに生きていかなれば。

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    2023年06月15日