ジェーン・スーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分は23歳だけど、今のところ老けるのが怖すぎてしょうがない。
その考えが少しでも変わらないかなぁ、とこの本を手に取ってみた。歳をとるとこういうメリットもあるんだと気づく事はいくつかあったけど、
やっぱり歳を取るのは怖いと言う気持ちの方が勝ってしまう。
今はとにかくやるべきことをやって、時間が経つのをゆっくり待つしかないのかなあと言う結論になった
美容医療の下りが全体に渡って、何回も出てくるけど、どこまでやるかいくらお金をかけるかと言う線引きを本当に難しい。
作者自身も答えが出ていないような感じだったし。
歳をとることで、唯一メリットだなと私が思っているのは、自己受容しやすくなったり、悩む体力がなくなること。
でも全員が全員そういう年の取り方をするわけではないし、自分はそっち側に行けるのかと言う不安の方が今は強い。
ダイエットの下りにもあったけど、コツコツでやれることをやるしかないんだなぁと、結局そうなった。
こういうライトエッセイの本は、風邪引いてる時とかでも気楽に読めて良い -
Posted by ブクログ
「雑談」の中で生まれた言葉なのか、もともと二人のうちどちらかが自分でたどり着いた言葉なのか、書籍化の中で定まった言葉なのかわからないけど、「過去の握力」も「未来の浮力」も、この順番に並べたところもすてきだなと思った。
スーさんもエッセイではネガティブな自分をさらけ出してきているけど、サクちゃんさんに出会って「え、そんなふうに考える人存在するの」レベルで驚いたということだから、ネガティブ語りを発信することのできている人のポジティブさはバカにできないということがひとつ言える。サクちゃんさんも言っていたが、“土の中”にいる人はそこから地表に出るまでが大変で、出たからこそできることがあるのだろう。
そして地表においても、スーさんの言うように“世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていない。でもそれは、何人も私を傷つけることはできない、ということと矛盾しない”。
なんとなくこれらはすべて、上野千鶴子のいう“すべての問いは「わたしの問い」であって「あなたの問い」ではない。わたしはわたしの問いに答えるのみ。”という考えとも通じていると感じた。
ところでこれを私はAudibleで聴いたのだが、スーさんパートとサクちゃんパートを別の女性ナレーターが担当していて、二人ともイメージに合っていたと思う。私の場合、一冊分聴いてるとどんなナレーションでもたいてい慣れてくるので、私の審美眼(審美耳?)は当てにならないが、オーディオブックのナレーションキャスティングの実態はどうなっているのだろう。 -
Posted by ブクログ
購入した単行本を読むときは、たいていカバーを外して読む。ペラペラするのが邪魔だし、読んでいるうちに多少角がよれたりしても、読み終わってからカバーをかけるとまたきれいなままに戻るから。(我が家にはそうして読みかけのまま放置されたブックカバーが収まっている箱があるが、詰め込まれすぎてあの箱の中でよれてしまっているカバーたちに対しては、申し訳ない思いです。)
外して剥き出しになった中身の表紙はまっしろのっぺらぼうであることもあるが、カバーとは異なるデザインが施されていることもあり、これが素敵だと、地味に、でもすごく嬉しい。本書はまさにそのパターンで、クラフト紙風の色と質感、シンプルだけどスタイリッシュな額縁デザインのなかに、堂々としたアルファベット表記での著者名と書名、そしてカバーにもあるイラストが散らされている。ペーパーバックの軽さとも合っている。好きだな。
ジェーン・スー五十代に突入前後数年の、『婦人公論』掲載エッセイの書籍化とのこと。三十代を語った著書、四十代を語った著書⋯に比べると、わちゃわちゃ感は減っていて、だから物足りないとか説教じみているとか全く思わなかったと言えば嘘になるが、そうか、今そうなんだ、と私はただ読むだけで、その「ただ読む」ことが楽しいから、それでよい。
上野千鶴子、稲垣えみ子、ジェーン・スー、栗田隆子、桜林直子(未読だが気になる)、能町みね子、このあたりまでは私より年上で、北村紗衣、武田砂鉄(未読だが気になる)、このあたりは多少の誤差はあるがほぼ同世代で、さらに年下の、いわゆる作家ではない、文筆家?の気になる人をまだ見つけられていない。でも、「ザ・シングルス」ライブ音源を聞いただけで気になる人になった森高千里(年上だが)もいるし、たぶん、もう少し広く芸能全般にアンテナを張ると見つかるような予感。コミックとかね。
どうしてこんなことを考えるかというと、ジェーン・スーの語り口から、若い人たちをもう明確に他者として見ている視点を感じ(「ネオ・やさしさ」「ひと塊の大きさ」「現実を前に」など)、それは彼我の間に線を引いて分断するというような意味ではないが、人生前半戦と後半戦の違いはあるんだなと納得するものがあった。もっと進むとまた別の視界が開けるのかもしれないけど、それは今後の楽しみにとっておくとして、どちらかというと年上の人の話ばかり聞いてきたから、バランスをとるために
も、自分より若い人の考えていることを知る機会を意図的に増やしてもいいなと思ったからだ。J-POP(って今も言う?!かどうかも知らない)あたりから。
備忘メモ。
・不調産業
・ネオ・やさしさ
・プライドとディグニティ
・法律婚
・強さへの執着
・病院
・プロレス