ジェーン・スーのレビュー一覧

  • きれいになりたい気がしてきた

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    ジェーン・スーさんの、等身大の着眼点だったりモヤモヤだったりを言語化してくれる爽快感!軽やかに読めました。新幹線で名古屋東京間を往復で読みました、いい1人時間。

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    2023年08月15日
  • 女らしさは誰のため?(小学館新書)

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    読んでいると、女性として日々感じていた小さなモヤモヤを、『あーなるほど!それが原因なのね!』とはっきり自覚させてくれ腑に落ちるような感覚にさせてくれます。
    対談形式で書かれた内容はとても読みやすい。

    研究論文をおり混ぜ論理的に解説してくれる中野信子さんと、パワフルに等身大で生きていてグッと刺さる言葉を身近な表現にして話すスーさん。2人とも違った視点を持っているからこそ逆に面白かった。

    最終章では、この難が多い社会の中で失敗しても自分らしく逞しく生きていこうと勇気を与えてくれる内容でした。

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    2023年06月05日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    ポットキャストで大ファンのスーさん。トークも面白いけど、筆力もすごかった。自分の文章に溺れない俯瞰目線があり、読み手も情に流されそうになったところで、流れをバッサリ斬って下さる。かっこいい。「ありのままを書くつもりでいたのに、いつの間にか私は淋しさの漂ういいお話を紡いでいたような気がする」「父のために父を美化したかったのではない。私自身が『父がどんなであろうと、すべてこれで良かった』と自らの人生を肯定したいからだ」「父は空っぽになった場所を外で満たしたが、母は持て余す心をどうなだめたか。年月とともに変容していく関係を、二人はどう受け止めたのか」「私がずっと避けてきた、認めたくない事実。母はさみ

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    2023年05月28日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    常々、私自身がモヤっていたことをスーさんと中野さんが代弁してくれていて、読みながらうなづきまくってました。それぞれの性別により求められる役割を過剰に要求してくる社会にはうんざりしている部分もありますが、無理にそれに応えようとしなくてもいいのだなと。人は選ばなかった方が正解だったのではないかと考えがちだが、自分の選んだ選択を正解にするということにはすごく共感したし、今後の自分の選択に自信を持って進もうと思った。力がみなぎるような一冊だった。

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    2023年04月16日
  • 女のお悩み動物園

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    女子の悩みは多岐に渡りますが、それぞれの性格的特徴を動物に例えて書かれているのが面白いです。私はネコかなーとか、近くのあの人はトラだなぁーとか考えながら読むのも面白いです。スーさんが様々な悩みに答えているのですが、どれだけの経験をすればこれだけの的確なアンサーが出来るようになるのか、ジェーン・スーさんという人の大きさを知りました。時々、振り返って読みたい一冊です。

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    2023年04月16日
  • 揉まれて、ゆるんで、癒されて 今夜もカネで解決だ

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    大好きなスーさんの著作で原題の今夜もカネで解決だ!から改題・加筆して文庫化されたもの。原題の方がスーさんっぽくていいのになと思いましたが、内容は様々なリラクゼーションの体験記。私自身、マッサージなどに行きたいなと思いつつ、何となく気後れしてしまっている部分があるので、この本でやはり当たりはずれはあるのだなと思いました。でも、そこは行ってみないと分からない楽しさみたいなものも感じ、年齢と共に出てくるコリや疲れは頑張って働いてもらったお金で解決するという発想は悪くないと思いました。

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    2023年04月15日
  • これでもいいのだ

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    堀井さんの次はスーさんの本。
    堀井さんとはまた違った素敵な強さと優しさ。
    OVER THE SUNと同じくスーさんに話しかけられてるような気分になりながら、笑ったり泣いたりしながら読んでました。

    誰かに言って欲しかった『これでいいのだ』。
    おばさんに片足突っ込んで、突き進む気力も否定する気力もなくなって、私が選んだ人生のはずなのに『これがいいの!』とも肯定もできず、人の人生や仕事やお給料を羨んでみたり、なんで私だけこんななの…と消えてみたくなったり、でも私の暮らし最高じゃん!って突然ぶちあげてみたり、全部が全部これでいいのかなんてわかんないし、良いのか悪いのかの判断すらつかないし。
    でも日々

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    2023年04月14日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ネタバレ

    考え方・価値観のシフトが起こる、刺激的な良い本だった。

    <特に響いたところをメモしておきたい>
    男性が女性を「モノ」としてみることもある
    そんなこともあり、美人だから得なわけではない
    若さと見た目には限界がある
    30後半で女から人間になった
    男の助手席ポジションが優位なのは景気がいい時だけ
    家族とはいえ人間だから相性はある
    妊娠・出産をアウトソースする未来により性別格差が縮まるかも
    環境破壊を止めようというのは人間のエゴかも?(昔は酸素は毒だった)
    自分の選択を正解にしていく
    毎回正しい答えを選ばないから、種として生き残ってきた

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    2023年02月20日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    P46プリンストン大学心理学者スーザン・フィスク ビキニ姿の女性を見たときの男性の脳では、思いやりや共感、良心などを司る脳の領域がまったく働かなかった。これは、ビキニを着ている女性を男性の脳は人と判断していなかったということなんだよね。
    P49女性がイケメンを見ているときは脳の働き的にモノとみなしているかというと、別にそうはなっていない。むしろ、人間としてまともかどうか確かめようとする働きが脳では起きることがわかっている。
    P126結婚 「この人といたほうがちゃんと生きられる」
    P172 40代になるとドーパミンがあまり分泌されなくなって不安感情が落ち着いてくる
    P245 もっと大きな声で笑っ

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    2022年11月22日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    私は男性だが、よくよく煮詰めていくと、女性はこういう不満を持っているということがよく意識化された対談であり、とても勉強になった。今までこういった本はなかなか上梓されていなかったのではないか、と思われる。女性の中でも比較的力のある「名誉男性」と思われる二人の対談(失礼か?)により、女性であることの損得勘定がなされていく。男性が思う程、女性はトクしていないんだ!割を食っているんだ!ということがこの本の要旨ではないか。この本を飲んでから中野氏の本を読んでいくと、より中野氏の本の深読みが出来る様に感じられる。画期的な一冊である。

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    2022年09月15日
  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

    面白かったです。

    短編なので、時間があるときにちょこっとずつ読みました。
    そうでないエッセイも含んでいますが、全体的に「女子」つまりは女性について書かれています。

    仕事をしている人におすすめなのが、
    「とあるゲームの攻略法」
    「桃おじさんとウェブマーケティング」

    どちらも、そんな視点で捉えたことなかったけど、確かにそうかもしれないなという感想を抱きました。

    ひととおり読みましたが、特に上二つはまた読み返したい。

    #深い #カッコいい

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    2022年09月09日
  • 私がオバさんになったよ

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    すごく面白かった。
    スーさんのエッセイも読んだことあるけど対談もお相手のカラーが如実に出て面白い。


    酒井順子さんとの対談では、バブル世代のちょっと下の人達ってこんな風に考えてるのか、という参考になった。
    「人生の目標を決めて生きていない」とか「少し上の世代の人が生き生きと生活していると励まされる」といったところは、氷河期世代より下はみんなそうじゃないかなと思う。
    全共闘世代や若いSEALDsの世代の人達が主張がしっかりしてると言っているけど、SEALDsの人達はかなり少数派じゃないかな、、、。


    能町みね子さんとの同居男性の話は笑ってしまった。
    お二人とも家計をメインで支えているのは自分

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    2022年05月27日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ネタバレ

    結婚も出産もその人の人生なはずなのに、バリバリ働いていると「出産は早めにした方が良いよ」などと言われる。「女にしてはやるやん」みたいなこともある。ジェーン・スーさんと中野信子さんとの対談は引っかかっていた違和感の正体を突き出して晒してくれる内容がたくさんあった。自分らしい生き方とはなんだろうを考えるキッカケになる。

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    2022年04月30日
  • きれいになりたい気がしてきた

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    ネタバレ

    雑誌「美ST」2018.7月号~2022.3月号の連載をまとめた一冊。スミマセン、美ST読んだことなくて。
    タイトルや掲載雑誌から連想して美容の話だけかと思いきや、加齢に伴うボディ変化・時代の変遷に伴ってアップデートが必要な思考やメンタルの保持などなど。

    本の装丁で帯部分が透かしレースみたいになっていてカワイイ。

    今回の文章は、何となくスーさんの著書「貴様女子~」やPodcast番組「over the sun」を彷彿とさせる雰囲気を感じた。なぜだろう。


    ノー・ペイン ノー・ゲイン…「とにかく痛い。痛すぎる。でも、効いてる気がする!だって、痛いから。」ゴメン、ちょっと笑ってしまったw

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    2022年04月22日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    自分の頭で考えることをやめない。女で得だと思えるような生き方に変えていく。そういうマインドでないとやっていけないよな、こんな無理ゲーは。

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    2022年03月30日
  • 女に生まれてモヤってる!

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    ネタバレ

    【なろうと思ったこと】
    ①「ナマコ信子」に私もなろう。ナマコ的最小限の働き方。あとの人生、ボーナスゲームみたいなもの。ゴールは自分で設定したい。
    どういう状態が自分を幸せにする?時代と自分の置かれた環境の掛け合わせで、その時々のいい感じを変化させていくのが妥当。他人の評価なんて変化するもの。物事を相対化させて考え、時代を楽しめる人間になりたい。
    ②満点を取るためには、スーパーウーマンに?そんなの無理ゲー、ではどうすれば?
    自分の心と生活を安定させるために必要なものは何か、こればっかりは自分で考えて見極めるしかなくて、でも仕組みがわかれば肩の荷は少し軽くなる。
    適切な自信を手に入れるために自分を

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    2022年03月27日
  • 女のお悩み動物園

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    ジェーンスーさんの作品は他にも読んでいます。他のエッセイとは一味違うアラサー、アラフォー世代の女性を動物に例えたお悩み解決本でした。自身が当てはまる動物が何か終止分からず。しかし、スーさんらしいサッパリとした回答などは流石でした。

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    2022年01月25日
  • 生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)

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    著者が出ているラジオ番組を好きでよく聴いている。
    ラジオでの楽しい感じとは違った私生活のシリアスなことが書かれている。
    ドラマ化もされて、その時に著者がエッセイをよくドラマ化できた的なことを言っていたけど、この本の中で充分ドラマとして完成していると思った。
    自分は読書が苦手な方だけどなぜかスラスラと読めた。
    評判通り文章が上手いからなのかもしれない。

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    2021年09月27日
  • 女のお悩み動物園

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    2021年64冊目。
    もっと若い頃にこの本に出会っていたら…人生変わっていたかもしれない。
    どんな悩みも決して否定する事なく、肯定して受け止めてくれるスーさん。読んでいて心地良く元気が出る一冊!

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    2021年08月24日
  • 女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

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    私も30歳を過ぎて、
    お肌や体の変化を感じ始めた年頃で。
    この本に出会えてよかった!

    なんかよくわからないけど
    もやもや~とした気持ちだったり、
    なんだかな~と思うことを
    すぱっと潔く話してくれます。
    洞察、推察、観察、そして自意識と思考。
    言葉がおもしろい!
    なので、読んでてたのしい。
    オーガニックはファッション!笑

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    2018年12月05日