ジェーン・スーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人生を生きやすくするエッセンスがぎゅぎゅっと詰まった一冊。
以下、大事にしたいなと思ったフレーズ。
☑︎「傷つけられた」のではなく、「傷ついてきたけど、その後も頑張って生きてきた」にフォーカスを変える
☑︎「世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていない」と「何人も私を傷つけることはできない」は同時に成立する
☑︎平野レミさん、気高い姫などキャラを心にすまわせる
☑︎嫌な時にはノーという。ノーと言った方が選択肢が不思議と広がる!
☑︎(他者に)「影響されませんよ」「受け取りませんよ」という意識
サクちゃん、スーさん、それぞれ切り口の違う考え方があって興味深かった。
時折読み返して、さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「早く40代になりたいんです」と言い続けてきました。40代になるとさすがに、若い扱いもされなくなるかと思って。
結局、年齢不詳で不審な見た目と言動なまま40代になって、初対面の人とかからの扱いはあまり変わらない訳ですが、内面は本当に楽。知ってる人から面と向かって、結婚云々を言われなくなっただけでもこんなに楽なんて。
でも、たぶん内心では思われてるだろうけど、と思ってしまうところにわたしもまだまだ毒されているんだろうというのがわかる。
この点は、男性の方が大変かも。40代になっても「結婚は?」って言われそう。。。
ジェーン・スーさんと中野信子さん、確か以前読んだスーさんの対談本のおひとりが中野 -
Posted by ブクログ
ネタバレジェーン・スーさんの作品は初めて読んだ。現代人(特に女性)をねぎらう内容で、心が軽くなるぜと思う一方、若干ねぎらわれ疲れをしてしまった気がする。疲れたときにちょくちょく読むほうがいいかも。
好きだった章を3つ紹介。
『洗い物をしながら母を思う』読みながらわたしも母を思った。好きな料理のレシピとか、聞いておこう。
『なりたい自分をイメージするなんて』わたしもなりたい自分がないタイプ。でも「こうはなりたくないなあ」はたくさんある。「こうなりたい」を集めてみたいものだ。
『人の気持ちを矮小化すると致命傷になるよ』この章は特に自分にささった。
働きすぎに見える夫に「ちょっとペースダウンしたら?」と言っ -
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「なぜ、自分にはできないと思うのか。うまくいかないときにもめげず、腐らず、頑張った先で花を咲かせた女の話を、ほとんど知らないからではないだろうか。」と考えたジェーン・スーさんが、世の女性に贈る本でした。ジェーン・スーさんが敬意を表す13人(齋藤薫/柴田理恵/君島十和子/大草直子/吉田羊/野木亜紀子/浜内千波/辻希美/田中みな実/山瀬まみ/神崎恵/北斗晶/一条ゆかり)にインタビューしたものを、彼女たちの言葉と著者の言葉で綴ったもの。
名前は知っている人ばかりでしたが、詳しく知っている人はほとんどいなかったので、表面的にでもその人を知っているだろうという体で進む文章は、時にさっぱりわからなかった -
Posted by ブクログ
頑張りすぎちゃう人に寄り添って共感してくれる、自分を軽くするための労い書。
エッセイは作家さんの素の考えを覗けるから好きだ。
参考にできるところは盗むし、さらにファンになっていくし。
ジェーン・スーさんのこのエッセイはメンタルケア本というより、悩みを共感してくれる女友達のような味方だ。
ちょっと疲れた時に、背中をさすってくれる。
これは手元に持っておいた方がいい。
彼女の発する「お疲れ様」には「よく働いて偉い!」「ここからはゆっくり休んで!」「よく頑張ったね!」「いつもありがとう」たちが絶妙な配合でブレンドされている。
100%前向きにしようとせずに、ゆっくり休んで次に備えようって無理をさせな