平田オリザのレビュー一覧

  • 演技と演出

    Posted by ブクログ

    演劇を長くやっている事のあるけど、あらためてなるほど、と思う事が多かった。ことばにするむずかさを感じる事もある中で、オリザさんのことばは端的でわかりやすくしてくれる。わかりやすく感じるのは演劇をやっていることもあると思いますが。

    0
    2023年02月06日
  • 名著入門 日本近代文学50選

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  日本近代文学の黎明
    第2章  「文学」の誕生
    第3章  先駆者たち、それぞれの苦悩
    第4章  大正文学の爛熟
    第5章  戦争と向き合う文学者たち
    第6章  花開く戦後文学
    第7章  文学は続く

    <内容>
    朝日新聞の読書欄に連載した「古典百名山」を加筆修正したもの。高校日本史の授業で、近代文学史を教えるにあたって、作品の概要のみを簡単に話すしかなかった(もともと作品はほとんど読んでいなかった…)のだが、これを読むと、近代文学の歴史的経緯や各作家の苦悩がわかりやすく伝わり、近代文学を持ち込んだ坪内逍遥からして、「何を書けばいいかわからない」状態だったことがわかり、面白かった。

    0
    2023年01月04日
  • ともに生きるための演劇

    Posted by ブクログ

    分かり合えないことから
    を読んでオリザさんのファンですというか、師匠と思ってます。
    こちら読みやすかった。友達(教師)に教えたろ!

    0
    2022年11月30日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。

    池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょうがないがそもそもやらなかったことは非常に引きずるものである。

    0
    2022年11月27日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今から3年前2019年、当時の首相による日本学術会議の会員任命拒否問題は、政府による自由・学術・教育に対する介入であると大変な危機感をつのらせることになった出来事でしたが、自分の周りでこの件について同じようなことを考えていたり意見を交換したりということがあったのは、小学校教員である友人ただ一人との間でした。
    そこにあるものの不穏さを感じ取った人が自分の周りにはあまりにも少なかった、と思います。
    それから現在までを振り返ってみるとたった3年の間に自由というものがとても堅苦しく緊張の伴うものになってしまっており今なお進行形であると感じます。

    気づいたら周りから固められてて自分は奇特な意見を述べる

    0
    2022年11月14日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

    Posted by ブクログ

    面白かった〜
    30代から70代の、それぞれ生業が違う著者による寄稿集。
    世代によってか、なんとなく色が分かれてたのがまた興味深い。
    引用してるデータはもちろん、参考文献が結構かぶってるのも興味深かった。
    対象読者である大学生の知り合いに贈りたいし、こういうテーマについてよく話す友人にも読んでほしい。

    0
    2022年10月29日
  • 撤退論

    Posted by ブクログ

    資本主義的な競争では敗北した日本だが、現状はまだ物価が安くて住みやすい状況にあると思う。
    経済的な敗北を敗北と思わずに、実質的な豊かさを手に入れられる社会を作れるかが課題。
    私有から共有へ、共有する資産を豊かなものにしていきたい。

    0
    2022年10月23日
  • 撤退論

    Posted by ブクログ

    以前、立ち止まって交通整理することが必要ではないか、+はわかりやすいけど-が評価されにくくて敬遠されるというようなブログを書いていたので非常に興味深い題材でした。
    いろんな人が寄稿しているので中には読みにくいものがあったり、何を言ってるのか、何が言いたいのかがよくわからない人もいたけど、いろんな考え方があって面白く、中でも青木さんや想田監督、平川さんなどは近い考えで興味を持ちました。
    障害とは、健常とは、健全とは?頭が悪い、コミュ障、ノンデリ、自我の喪失、倫理観の欠落などと障害の差は?ふだん考えていたことが青木さんによって明文化されていました。
    常日頃、「誰が」という点に注目が置かれ、その中身

    0
    2022年10月20日
  • 22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」

    Posted by ブクログ

    オンライン化が進むことで、かえって「本物」に触れる体験という文化資本格差が都市と地方で拡大する、という指摘は面白かった。豊岡市で推し進めている演劇による町起こしに関しては賛否両論あるようだが、その理念については共感できるところがあった。「教科書の読めない子どもたち」への反論など、著者なりにこれからの子どもたちに必要な力について論を展開されていた。

    0
    2022年10月07日
  • 幕が上がる

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、爽快感を感じた。学生だからこそできること、逆に学生のときにしかできないことがある。「演劇は楽しいけれど、でも、それを突き詰めていくと周りの人を不幸にすることがたくさんある」「なにかに一生懸命になったりとか、好きな人とかができると、他のことにも優しくなれるってことじゃないかな」の台詞が刺さった。演劇を通して、様々な人と出会いながら、成長していくヒロインにも感動した。

    0
    2022年08月13日
  • ともに生きるための演劇

    Posted by ブクログ

    このシリーズ好き。先だって読んだ、ユウさんの本でも書かれていたけど、演劇を通じてのエンパシー鍛錬には結構興味があって、本作でもその思いを新たにした次第。台本に近づけなきゃって思うから、かすかな違和感がどんどん募るみたいな状況が生まれ得るし、結果、参加自体を拒否することに繋がる場合もある訳だけど、じゃあそもそも、台本の方を変えちゃえば良いよね、ってだけでずいぶん世界は広がる。演劇に止まらず、遍く提供されて然るべき発想だと思えるけど、最初の一歩として取り組みやすい分野かも。

    0
    2022年08月03日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    Posted by ブクログ

    一部ネットで嫌われてそうな論客たちからのメッセージ集。みなさん、日本から少しずつ自由が奪われていると危惧している。
    ある一面の行動・発言が切り取られて批判されることが多い方々だが、その考えに直に触れると、国の在り方や自由について真剣に考えているのが分かる。

    例えば表現の不自由展に携わった津田大介氏。近年、アートの世界では政権の意向に沿った展示しかできなくなってきたと言う。意向に反せば、補助金が下りないなど不自由を強いられるそうだ。

    詳しく知らないが、おそらく、この展示は慰安婦像などを展示するのが目的ではなく、賛否両論のものを公の場で示すこと自体が目的だったのではないか。こうした国の動きに対

    0
    2022年08月01日
  • 下り坂をそろそろと下る

    Posted by ブクログ

     日本はもう成長できない国なのだろうか。少子化だからか。過去の右肩上がりなどは期待しないが、希望は持ちたい。
     家族葬などのコマーシャル、ふるさと納税のコマーシャルなんかおかしい。

    0
    2022年06月30日
  • 撤退論

    Posted by ブクログ

    内田樹さんの寄稿の依頼文をネットで読んで「撤退論」を手にした。岸田総理らの相変わらずの成長「必至」論は具体策も展望も欠くが、国民の側に立つはずの経済学者金子勝さんでさえ成長を説く。なんで目をつぶっているんだろうかと思う。
    16人の中では初めて知ったユウヘイキョウさんのプランBがよかった。探して読んでみたい。

    0
    2022年06月12日
  • 街場の平成論

    Posted by ブクログ

    平成元年は1989年、「ベルリンの壁」の撤去が始まった年であり、その後の東西ドイツ統一、ソ連を含めた東側陣営の崩壊、東西冷戦の終結へと向かっていく最初の年であった。また、この年の12月29日には、日経平均株価が38,915円の最高値をつけ、バブル経済の絶頂を迎えている。この年が絶頂であったということは、平成の時代を通じて、日本の経済は停滞あるいは衰退を続けていったということだ。
    平成が終わったのは、平成31年、2019年のことだ。昭和が終わり平成が始まったのは、昭和天皇のご崩御によったわけであるが、平成が終わり、令和が始まったのは、平成天皇・明仁天皇が自ら退位の意思を示されたからであった。

    0
    2022年06月11日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    Posted by ブクログ

    「知る」ことで「知らない」では感じられなかった物事が立体的に色彩を持って立ち上がってくる。
    ニュースを見て感想を抱くだけといった姿勢では流れに逆らうことはできないが、思考し行動することは人を新たな場所へ連れて行ってくれる。
    本書では各分野の著名人が各々の視点から考えを述べており、他人の視点、思考、背景等を感じながら読み進められるという点で対話的な(厳密には違うが)一冊になっている。
    自由を重んじる立場の方々の考えに多く触れることができて心地良さすら覚えるが、逆に反論する立場の人の意見にも触れたい気持ちになった。

    0
    2022年06月01日
  • 撤退論

    Posted by ブクログ

    編者の内田さんは言わずもがな、斎藤さんもユウさんも、その単著では、まんま撤退について論じていたので、本作の内容も推して知るべし。その上で、個人的にもいかに撤退をソフトに行っていくかに興味深々だし、本書を読まない訳にはいかない。政治・経済などの大枠から始まり、だんだんそれぞれの専門分野へと視界が移っていき、最後にまた大きな枠に戻る、みたいな結構。撤退≒縮小を論ずる以上、広い視野の方がベターということはなく、それぞれの観点から興味深い撤退が語られる。どういう撤退が可能で、望ましいのか、立ち止まって考えるきっかけになる。

    0
    2022年05月09日
  • 幕が上がる

    Posted by ブクログ

    演劇部の高校生を題材にしたお話。大した成績を出せなかった高校の演劇部が大きく生まれ変わっていく。県大会を突破する際の舞台の描写、演じる高校生たちの描写が鳥肌ものだ。大きく変わる瞬間を見事に描写している。
    主人公の一人称の語りが今一つ興ざめだったので、星一つ減。

    0
    2022年03月22日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    Posted by ブクログ

    第二章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか
    から読み始めました

    「芸術」の周辺にいらっしゃる
    人たちの 肌感覚による発言が
    そのままストレートに伝わってきます

    いつの世でも
    どの国でも
    「弾圧」「排除」は
    ピンポイントで行われる

    危うい この国では
    よほど意識しておかなければ
    いつのまにやら 加害者側に取り残されている
    ことになってしまうことが多いように思う

    本書を(肯定的に)読んでいる人たちとは
    どこかで しっかり つながっておきたい

    0
    2022年03月08日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

    Posted by ブクログ

    なんとゴーヂャスな講師陣!それぞれの講師のエッセンスがぎゅっと濃縮してあるが、それゆえもっと知りたい事も出てくるのでそれぞれの著書で深読みしたくなる。

    ○大人の時間割を作る。時間割で自動的に動くようにすれば、深く考えないでスムーズに行動できるようになる。タイムマネジメントのスキルアップは「てこの原理」で少ない労力で、大きな成果を上げる。(本田直之氏)

    ○情報収集やデータ分析は思考そのものではなく、考えるための材料集めに過ぎない。
    ○「なぜ」「どうすればいいの」この2つの質問を何度も自分に問うだけで、自然に思考が深まる。
    ○ブザーが鳴るまでの30分間、一切本を読んだり情報集めたりせず、ひたす

    0
    2022年02月07日