平田オリザのレビュー一覧

  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    子供が嬉しそうに「宿題やって行かなかったのに、全然怒られなかったよ」と言ったら、すぐさま叱りつける親でした。反省しきり。ひとつ学びました。

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    2014年07月18日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    何でも得ようとすると、何も得られない。
    何が自分にとっていらないことなのか、決める勇気が必要。

    大量の情報を持っていると、ついつい考えた気分になってしまう。
    その情報をどう判断するかが、考えるということ。

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    2014年01月17日
  • 演劇入門

    演劇入門

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    2013年10月06日
  • 芸術立国論

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    2001年に発行された書籍。
    本書で指摘している点で、現在改善されているものも多いかもしれない。

    芸術が市場原理に任されると、経済生活に有用で機能的な芸術しか、
    地方都市には残らなくなる。

    芸術を享受する際の地域格差や所得格差による不公正の是正に対して、
    医療や経済生活と同様に、芸術保険制度をもうけることを提案している。
    観る側からすると、とても魅力的な制度だ。実現してほしい。

    直接的に若手劇団に助成できるシステムとして、
    劇場に助成を行い、劇場の芸術監督がその助成金の使い道に
    責任を持つことが適切な方法ではないかと述べられている。
    2001年の時点でこのようなやり方がどれほどあったかは

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    2013年07月23日
  • 演技と演出

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    演技と演出、ハウツー本である。
    人前であがらないためのヒントがありました。
    実践は難しいけれども、できるとこから始めます。

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    2013年03月24日
  • 「リアル」だけが生き延びる

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    前半は著者のこれまでの経歴紹介という感じであったが、後半の「芸術の役割」がすごく腑に落ちた。
    芸術を通じて「異なる価値観の人達が沢山いること」を理解すること。
    芸術で「人生のシュミレーション」をすること。
    何かの本で「芸術家というのは真実に対するショートカットができる人」というのが印象に残っているが、平田オリザの二つの解釈も素晴らしい。

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    2013年03月05日
  • コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ

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    8割蓮行さんの本。演劇ワークショップについて、実践例から理論まで書かれている。もうちょっと実践例をコンパクトにしてほしかったかな。

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    2012年03月05日
  • 十六歳のオリザの冒険をしるす本

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     読んでみた一番大きく感じたことは「教養が前提条件である時代の文章だなぁ」……であった。

     生まれてこのかた、毎年のように活字離れが進んでいると、聞いているが、昭和初期の文学においては、「基礎教養」が求められていたと思う。例えばそれはゲーテやニーチェ、詩や哲学書、あるいは資本主義や社会主義のような思想。
     書き手は、読み手にこれらの基礎があるものとして文章を綴り、読み手は知らなけれれば恥じて教養を身につけようとする。
     そんな時代があったと思う。

     この本が書かれたのは1979年(正確には旅に出た年)、今から約30年ほど前だ。
     著者が教養を前提とするのはともかくとして、著者と手紙のやり取

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    2011年10月19日
  • 「リアル」だけが生き延びる

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    同著者の「芸術立国論」「演劇入門」「演技と演出」を読んでいたので目新しさはなかったけれど。同じ言葉でもこうしてきちんと明確に発信している著者の活動には本当に敬服する。

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    2010年09月11日
  • コミュニケーション力を引き出す 演劇ワークショップのすすめ

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    執行役員から頂いた本。

    いざ自分がワークショップのファシリテーターをやるとなると、参考になる部分が多かろう。

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    2010年08月04日
  • 芸術立国論

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    演劇好きにとっては、本当にこれが実現されたら、どんなにいい社会なんだ、とニヤニヤしながら読める本。
    あまりに夢のようで、でも、平田オリザが言うと、実現できるかも、とその気になってしまう。一演出家の妄想なのにね。

    芸術保険は、チケット代の高さに泣いたことのある私にはものすごく魅力的。でも、個体保存の欲求(最下層最低限の欲求)が満たされた状態でないと芸術を楽しむ心の余裕なんてないだろうから、まずは芸術を楽しめる心を持てるように、経済回復すればなぁ。
    今みたいに一部の人だけの芸術じゃなく、芸術が地域や社会に自然に根付いたら素敵だとは思うけど、道のりは遠そう。

    駒場アゴラ劇場が平田オリザの実家だと

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    2010年06月06日
  • 演技と演出

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    緊張感や喜びが観ている人にも伝わって、結果としてそこに本当にはない縄が見えるようになるのが、演劇を支えているメカニズム。演出家は、このメカニズムを駆使して、虚構を本物らしく見せる。
    イメージの共有のしやすいものから入っていって、イメージの共有のしにくいものへとたどり着く。
    演出家の仕事は、この関係のイメージ、コンテクストを明瞭に示していくことであり、俳優の仕事は、そのイメージを的確に掴んで他者との関係を織り上げていくことにあります。

    「間」を観客の想像力を見積もって、その範囲内で取ることが重要。ただし、想像力を閉じる作業も必要。どこで、観客の想像力が開き、どこで閉じていくのかを考えるのが、演

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    2009年10月07日
  • 「リアル」だけが生き延びる

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    2006年9月19日読
    備忘録:タイトルが尖がっていたので気になって読んでみたが、内容は編集者と平田さんの対談をまとめた内容。浅く広く、平田オリザに関するテーマを語っていく本だった。新劇と絡めた演劇におけるリアリズムの問題、戯曲、演出、ことば、劇団運営、劇場運営、アートマネジメント、ワークショップ、異文化の人たちとの演劇の共作、などなど、色々なことについて対談していた。
    中でも特に興味深かったのは新劇のリアリズムが「西洋」と「近代」をねじれたまま発展させてしまったという話だ。
    翻訳劇における口語文体が後に戯曲の作風にまで影響し、日本においては真の近代劇が根付いていかなかった。近代劇が目指してい

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    2009年10月04日