十六歳のオリザの冒険をしるす本

十六歳のオリザの冒険をしるす本

817円 (税込)

4pt

3.7

世界一周自転車旅行を計画した少年オリザは、1979年5月、いよいよ2年間の休学届を高校に提出し、世界へ向かって旅立った。親子関係、友情、異性、民族、貧困、人生、芸術……さまざまな問題にぶつかり、時に悩みながら記録した、劇作家・平田オリザの処女作にして、色褪せることのない傑作冒険旅行記!

...続きを読む

十六歳のオリザの冒険をしるす本 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月03日

    紀行文は読んでいて楽しい。
    夜中に薄暗い部屋で読んでいると自分の拙い旅をよく思い出す。

    そして、著者とその周りの友人の文章の巧さに驚く。これが教養か。
    こんな堅くもユーモラスな文章書けるようになりたいなー

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月04日

    劇作家として活躍するオリザさんが十六歳の頃、高校を休学して1年余りアメリカ→ヨーロッパと旅した記録。友達との手紙のやりとりがいい。『深夜急行』に並ぶ紀行本の名作といってもいいと思う。
    世界一周の予定をいとも簡単に、アメリカ→ヨーロッパ内巡回に変更してしまう柔軟さ、ヘタに旅の答えを出していないことが、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月19日

     読んでみた一番大きく感じたことは「教養が前提条件である時代の文章だなぁ」……であった。

     生まれてこのかた、毎年のように活字離れが進んでいると、聞いているが、昭和初期の文学においては、「基礎教養」が求められていたと思う。例えばそれはゲーテやニーチェ、詩や哲学書、あるいは資本主義や社会主義のような...続きを読む

    0

十六歳のオリザの冒険をしるす本 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

平田オリザ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す