江藤作品一覧

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  • 死霊の町
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    極端に出生率が低下した近未来社会……この世界でしかあり得ない“殺人動機”とは?  中性子爆弾による〈大被爆〉から三十年。人口は激減し、文明社会は崩壊。放射能の影響で人類の生殖能力が低下したこの世界では、子供は貴重な存在となっており、グループ婚が一般的になっていた。妻と腹の子を殺され、自ら事件の捜査にあたる刑事・江藤の前に、かつて乳呑み児だった自分と母親を捨てた父が突然現れた。当惑は次第に父への疑惑に変わる。二十数年前、父と母との間に何があったのか? 手がかりを求め、江藤は廃墟と化した東京の高層ビル街をさまよう…。異色のSFサスペンス長篇。 ●藤本泉(ふじもと・せん) 1923年、東京生まれ。日本大学国文科卒業。1966年に「媼繁盛記」で第6回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。部落問題を扱った第17回江戸川乱歩賞最終候補「藤太夫谷の毒」(のちに『地図にない谷』と改題して刊行)、第75回直木賞候補『呪いの聖域』、第30回日本推理作家協会賞長編賞候補『ガラスの迷路』など話題作を立て続けに発表したのち、1977年に『時をきざむ潮』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。その他、伝奇ミステリ「えぞ共和国」シリーズなど著書多数。1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶ち、行方不明のまま現在に至っている。
  • 神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~(1)
    NEW
    -
    1巻1,210円 (税込)
    0.5秒に1回読まれてる! 国産タテスクコミック最高傑作!! 異界からの脅威に対抗する超人的存在"プレイヤー"。 イジメられっ子の透晴は、既存の金・銀・銅のどれでもない、"虹"ランクのプレイヤーに選ばれる。 それまでの立ち位置から一変、世界を救う"救世主"となる!
  • 新装版 歳月(上)
    4.3
    肥前佐賀藩の小吏の家に生まれた江藤新平。子供の頃から一種の狂気を持った人物だった。慶応3年、大政奉還を知るや「乱世こそ自分の待ちのぞんでいたときである」と、藩の国政への参画と自分の栄達をかけて、藩の外交を担い、京へのぼった。そして、卓抜な論理と事務能力で頭角を現していった。が……。
  • 新装版 創刊号殺人事件
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    若者向けの雑誌で業績を伸ばして来た出版社・文文堂は、創業者でワンマン社長・西田文作の高齢に加え、後継社長人事を巡る激しい派閥争いのため経営危機に陥っていた。第一編集部長・江藤忠範と第二編集部長・須貝新太郎は同期入社で、風貌性格は対照的ではあるが共にヒット雑誌を産んで来て、今は次期社長の椅子を争っている。衆目の見るところ、その結着は、間近に迫った新社屋完成を記念して両部で創刊される新雑誌の成否にかかっていたのだが、取材でL.Aを訪れていた須貝チームの一人が変死して――。スリルあふれる長編ミステリー。
  • 新編こもんせんす抄
    -
    1巻1,300円 (税込)
    ひと時の常識に流されぬ、時代を越えた「こもんせんす」とは何か。世相・文化・風俗・時事など、多岐にわたる話題の本質を見抜き、読者の賞賛を浴びた好評シリーズ全八巻から、53篇を再抄録。昭和後期の記録という史料的な価値だけではなく、今の時代にも通用するものの見方や見通しがふんだんに収録されている。
  • 新編 天皇とその時代
    -
    昭和という時代は、天皇の御姿とともにあった。新しき世に、天皇はいかにあるべきか? 江藤淳、渾身の「天皇論」! 先帝(昭和天皇)の「御不例」の報道から「崩御」に際し、実に多くの日本人が皇居前につめかけ、心からの天皇への尊敬の心を表明した。それは著者にとって感動的な光景だったが、片や、その姿を報じるマスコミには、不思議な戸惑いが見られた。自分たちがいままで宣伝してきた「戦後民主主義」「象徴天皇制」の理念からすれば、グロテスクな光景に見えたからだ。 「新憲法」のもと、天皇という存在を忘れられた存在として棚上げしてきた宣伝は、一体どうなったのか。まるで海底から巨大な白鯨が現れたような「天皇という存在を必要とする国民の姿」は、マスコミ・知識人たちが隠そうとしても隠しきれない現実だ、と著者は論じる。 占領軍によって作られた新憲法は、象徴天皇は、共和政体の頭に載せられた羽飾りのような扱いを受けている。にもかかわらず、尊厳ある天皇の存在がこの憲法の中にあっていかに重要な役割を果たしていたか、昭和から平成に変わる際に日本人のあいだに立ち現れた強烈な感情によって表明されているのだ。 平成から令和に切り替わる5月、「象徴天皇制」はどう存在してきたか、これからどうあるべきかを日本人が改めて考える時期となる。天皇の存在を誰よりも愛してきた著者の論は、大きな助言になるだろう。「新編」にあたり、平成の新たな世に天皇はいかにあるべきかを真摯に直言した二編を追加する。 解説・平山周吉
  • 自治体議員が知っておくべき政策財務の基礎知識―予算・決算・監査を政策サイクルでとらえて財政にコミットできる議員になる―
    -
    1巻3,300円 (税込)
    自治体議員が地方財政に主体的に関与・改善したいと考えたときに、本書を読むことで、政策財務の考え方、特に予算・決算・監査に関する基礎的知識や方法論、他議会の先進的取り組みを知ることができる。

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  • ジャパニズム 29
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 [特別インタビュー] 村西とおる 村西流愛国心のある生き方を [特集 共産党の正体] 余命プロジェクトチーム 共産党と日弁連 杉田水脈 共産党系労働組合の「おかしさ」 井上太郎@kaminoishi 共産党の隠された戦略 小坪しんや 共産党と対峙する [超党派座談会] 大岡敏孝・金子洋一・和田政宗・山村明義・倉山満 消費増税による経済停滞の危険性 山村明義 日本人として考える、神武天皇「二千六百年大祭」 宇田川敬介 北朝鮮の核実験に見られる「中国孤立化」の陰謀 はすみとしこの世界2 某国のイージス テコンダー朴! 孫向文 「中国人が見た 日本共産党が変だよ」 日之丸街宣女子 富田安紀子 「共産党の正体」―“擬態”に惑わされるな! 佐藤守 図解まるわかり! マスコミと日教組が隠していたニッポンの歴史―その1 藤井実彦 高給取りの従軍慰安婦が戦争被害者!? 在日三世@3korean 「富田メモ」への四つの重大疑念 高森明勅 未公開資料から見えた 外国人民移民犯罪とその病原[後編] 坂東忠信 日本人が忘れたインドネシア KAZUYA 沖縄の極左暴力団事情2 カミカゼじゃあの 政府との全面対決にひた走る翁長知事と自制心を失った反基地運動 仲新城誠 自衛隊が支えた1964年東京オリンピック 渡邊陽子 仙台パンダの「亡霊」が秋田で復活する!? 及川俊信 無責任芸能人の政治的放言、虚飾を剥がせ 江藤剛 [連載] 第10回アカデミズムと赤デミズム アクティヴィスト・鵜飼哲の危険な思考 左翼アカデミズムを研究する会 築城の経営学 第十五回 観光資産としての現存国宝天守 濱口和久 ねずさんの古事記のお話3 小名木善行 [漫画] まんがで読む古事記 久松文雄

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  • 十五万人の読者投票による 月刊文藝春秋ベストセレクション
    -
    総合月刊誌「文藝春秋」の創刊85周年を機に実施された読者アンケートの結果をもとに、人気記事をセレクトして特別編集。 スペシャルコンテンツとして、歴代編集長による座談会や、「社中日記」特別版まで収録しました。時代の寵児たちの告白から、世間を揺るがせたスクープまで、この一冊に戦後日本の姿が凝縮されています。 【本書に収録されている主な記事】 ・天皇陛下大いに笑う  (辰野隆 徳川夢聲 サトウ・ハチロー) ・日曜日の食卓にて (白洲次郎) ・バタバタ暮しのアロハ社長 (本田宗一郎) ・明日は明日の風が吹く (石原裕次郎) ・わたしの放浪記 (森光子) ・タダ酒を飲むな (山口瞳) ・わが日本一の借金王時代 (松下幸之助) ・ゼロ歳教育のすすめ (井深大) ・田中角栄研究 (立花隆) ・大殺界・細木数子の正体 (佐野眞一) ・犠牲 (柳田邦男) ・妻と私 (江藤淳) など ※本書は、「文藝春秋」定期購読者向け「もう一度読みたい あの記事あのエッセイ 『文藝春秋』昭和・平成 傑作選」(非売品ムック)の内容をもとに構成されています。 ※2016年7月12日に限定販売された、「Amazonオリジナル 創刊九十三年 たった一日だけ販売される 月刊文藝春秋ベストセレクション」を電子書籍化したものです。
  • 純情騎士と、異世界からの強制送還に失敗された不憫で不幸な私の話
    3.6
    異世界から現代への帰還……失敗!?元気はつらつ破天荒聖女様の王都を目指した復讐珍道中! お前は元の国で幸せになるんだ――そう言って彼は私を現代に強制送還した。って、まだバリバリ異世界のままですけど!? 着の身着のまま、一人の護衛もなく、魔物がうろつく国境付近まで吹き飛ばされた少女・夏樹は、人の話も聞かずに強制的に自分を現代日本に送還しようとし、あろうことか失敗した聖騎士・グレイに一発拳をぶち込むべく、単身王都を目指すことに! 堅物生真面目気質な苦労人騎士様(27)×トラブルメーカー聖女様(19)による、すれ違い純愛残念ラブエロコメディ!エロ忍耐の限界に血反吐を吐く騎士様に幸あれ。 「小説家になろう」の女性向けサイト『ムーンライトノベルズ』から大人気Web小説が待望の書籍化! 【登場人物】 ◎エト/江藤夏樹 現代日本から異世界にトリップし、治療師として働く少女。グレイの間違った思いやりで元の世界に強制送還されるが、術が失敗し異世界の辺境に転送されてしまう。 ◎グレイ=ランバート エトの専属護衛として働く生真面目な騎士。彼女のためを想って現代日本に強制送還するが失敗したことに全く気付いていない。堅物かつ妄想力豊かな童貞。 ◎キーラ 年齢不詳の全てが謎につつまれている魔術団長。適当と享楽主義が服を着て歩いているような人物。 ◎ジーク グレイと同期の聖騎士。一見軽薄に見えるが極度のお節介焼き。堅物のグレイをからかって遊ぶのが趣味。 ◎フィルディナンド レイノーマ王国の王太子。爽やかで聡明な容姿とは裏腹に、一筋縄ではいかない性格をしている。 【目次】 夏樹の章  プロローグ・強制送還は突然に グレイの章 聖騎士グレイ=ランバートの受難 夏樹の章  聖女様とシチューとポチ グレイの章 聖騎士グレイと彼女の出会い 夏樹の章  身体でお支払いいたします グレイの章 妙な誤解と下手な嘘 夏樹の章  聖女様と危険な禁じ手 グレイの章 彼女と青いペンダント 夏樹の章  彼女と女狐物語 グレイの章 騎士ジークと不憫な友人 夏樹の章  鉄壁ダリア砦にて グレイの章 彼と彼女の寝間着騒動 夏樹の章  夢見の札に想いをのせて グレイの章 心の中に棲む獣 夏樹の章  路銀の正しい稼ぎ方 番外編   来年の君を夢には見ない 番外編   運命と恋の大嵐 あとがき
  • 女子高生のための大学進学バイブル2017
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 受験、入学資金、大学生活、就職の心配事を解決します! ◆リアル女子高生のファーストキャリア  PIPS JAPAN/ジョブシャドウィング/建築甲子園 ◆高校生から始めるキャリアデザイン  寺西魅宮さん/小島貴子さん ◆受験期に大切な母娘の関係  江藤真規さん 親子で一緒に考えてみませんか? 「将来」と「キャリア」
  • 人生斯くの如くか
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    著名な人の死は多くの場合、劇的であり、葬られた場所は 厳粛な処だ。 たとえその人物が、世に悪人だと言われたとしてもである。 その厳粛さに惹かれた著者が、 若い頃から訪ねた墓地に眠る人の生き様に思いを馳せ、 もし問いかけがあるならば、その答えを思索する異色の紀行書。 目 次 はじめに   〔日本の部〕 一 正成(まさしげ)の首塚 二 六波羅探題北条一族の墓 三 北条高時の墓    日野俊基の墓    護良(もりよし)親王の墓 四 菅原道真の墓 五 支倉常長の墓 六 渡辺崋山の墓 七 江藤新平の墓 八 西郷隆盛の墓 九 平民宰相 原敬の墓  〔ヨーロッパの部〕 一 カタコンベ 二 山賊ホセマリアの墓 三 「スペイン戦争」犠牲者の墓 四 カルメンと椿姫の墓 五 哲学者ニーチェの墓 六 ウィーンの中央墓地 ベートーヴェンの墓 七 ヒットラーの両親の墓 八 ナチス親衛隊員の墓 九 ユダヤ人墓地
  • 人生と陽明学
    3.7
    16世紀初頭の中国で、王陽明という一人の思想家によって生み出された陽明学。<心即理><致良知><知行合一>の基本原理によって、知識よりも行動を重んじるその教えは、江戸時代初期の日本に伝来し、武士社会を中心に急速に広がっていた。それが可能だったのには、中江藤樹にはじまる錚々たる陽明学者に学び継がれたことがある。彼らは独自の解釈を加味しながら、日本の陽明学を“警世の活学”として開花させた。そして幕末に至ると、勤皇の志士たちの行動理念となって、時代を揺り動かす起爆剤となるのである。本書は、東洋学の泰斗として今なお多くのファンを持つ著者が、身近な事例を引きながら、日本陽明学の叡智を人生に活かす思索・実践について論じつくした講話録。中江藤樹・佐藤一斎・大塩中斎・熊沢蕃山らの著作・言行などから、混迷の現代日本を確固たる自己をもって生きる上での様々な知恵が示されている。PHP文庫だけのオリジナル編集版。

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  • GHQは日本人の戦争観を変えたか~「ウォー・ギルト」をめぐる攻防~
    5.0
    GHQによる日本占領期、民間情報教育局(CIE)は「ウォー・ギルト・プログラム」を実施した。評論家の江藤淳はこれを「日本人に戦争の罪悪感を植え付けるための政策」と位置づけ、保守論壇では「洗脳」言説が支持を広げていったが、学術的な根拠に基づくものではない。この政策はどのように計画・実施され、日本人はどう受け止めたのか。複数の資料を通じて、日米双方の思惑と変化を明らかにする。
  • 生活で役立つことわざ
    -
    ことわざを上手に使えば、日々の生活の中での何気ない会話や一言でも、重みや豊かさを感じられるようになります。 言葉は人間文化の最たるもの、と言われますが、特に日本語は他国の言語に比べ複雑で難しいと言われていますが、それだけに味わい深いものでもあるのです。 本書では各項目ごとにわけて、ことわざを紹介していますので、シチュエーションに合ったことわざを簡単に見つけることができます。 日本語の楽しさ、豊かさのエッセンスを含んだことわざを取り入れよう!
  • 青春の蹉跌
    4.2
    生きることは闘いだ。他人はみな敵だ。平和なんてありはしない。人を押しのけ、奪い、人生の勝利者となるのだ――貧しさゆえに充たされぬ野望をもって社会に挑戦し、挫折した法律学生江藤賢一郎。成績抜群でありながら専攻以外は無知に等しく、人格的道徳的に未発達きわまるという、あまりにも現代的な頭脳を持った青年の悲劇を、鋭敏な時代感覚に捉え、新生面を開いた問題作。

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  • 成熟と喪失 ―“母”の崩壊―
    4.4
    「成熟」するとは、喪失感の空洞のなかに湧いて来るこの「悪」をひきうけることである(本文より)――「海辺の光景」「抱擁家族」「沈黙」「星と月は天の穴」「夕べの雲」など、戦後日本の小説をとおし、母と子のかかわりを分析。母子密着の日本型文化の中では、「母」の崩壊なしに「成熟」はありえない、と論じ、真の近代思想と日本社会の近代化の実相のずれを指摘した、先駆的評論。
  • 設備と管理2024年6月号
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 『設備と管理』は,建物・設備の管理業界全般をカバーする唯一の専門誌で,ビル管理・設備管理に必要な技術情報,法令改正や業界動向の情報,新製品情報,資格試験情報などをお届けしています.情報の広さとわかりやすさから,多くの維持管理技術者やビル経営者の方々が,ビル管理に関する知識を得る際の手引書として利用しています. 特集 水素ボイラ最前線 付録 空気線図・蒸気配管のイロハ 解説 ・冷却塔の清掃方法とレジオネラ症  ~保健所・環境衛生監視員の視点から~ ・大規模太陽光発電と雷のリスク対応 ライセンス ・2024年度  建築物環境衛生管理技術者試験 受験案内 フォトギャラリー 豊洲 千客万来 連載 ・道草の拾い読み 「栃木・高根沢町 宝積寺駅」 ・事例に学ぶ設備お悩み相談室/116.瞬低と瞬停の違い(その2) ・のぞき窓を閉めないで/我が履歴書,日々新たなり!! ・品質管理・QC手法の基礎知識/第1編 品質管理の基礎知識/第2章 部門別管理/6.品質保証部門の業務〔1〕 ・マンションを100年持たせる再生シナリオ(実践編)/82.Cマンション 水害対策の事例 ・現場ではたらくビル管INTERVIEW/153.江藤 祥太さん(北見工業大学/北海道国立大学機構) ・けろさんの設備探訪記/33.チョコレート工場にて ・めざまし(Wake-up call)コラム/18.透けて見える防火管理の実態 ・ビル管理と労働安全衛生法/4.リスクアセスメントと作業手順書 ※弊誌の企画「Killing time」の今月の1等商品は1ドア冷凍庫(31L)(simplus)です.2等は図書カード3000円分が2名様,3等は1000円分が3名様に当たります.ぜひご応募ください. 刻々と変わるビル管理業界に合わせて新たな取組みを続けていく『設備と管理』を,これからもよろしくお願いします.
  • 戦後と私・神話の克服
    5.0
    戦後の「正義」に抗い、自身の「私情」に忠実であることを表明した「戦後と私」、三島由紀夫、石原慎太郎、大江健三郎を論じた卓越した批評「神話の克服」。「私」三部作ほか、癒えることのない敗戦による喪失感と悲しみを文学へと昇華した批評・随想集。自作回想「批評家のノート」初収録。 〈解説〉「江藤淳と『私』」平山周吉 【目次】 Ⅰ 文学と私/戦後と私/場所と私/文反古と分別ざかり/批評家のノート  Ⅱ 伊東静雄『反響』/三島由紀夫の家/大江健三郎の問題/神話の克服  Ⅲ 現代と漱石と私/小林秀雄と私 解説 江藤淳と「私」(平山周吉)
  • 宗善記 江藤新平と深堀武士
    -
    維新の動乱の渦中で日本国の司法・行政組織の基礎を考案し、「佐賀の乱」の主謀者の汚名を着て刑死した江藤新平。新平に影の如くつき従い、真の武士道の眼でその波乱の半生を見届けた深堀武士、江口宗善。宗善自筆の手記をもとに、二人の壮絶な人生を生き生きと描く、史料を丹念に追った長編歴史小説。
  • ソウル・アンダーテイカー
    3.4
    「運命。私は彼女との出会いをそう表現する。何とも都合のいい言葉だ。もっとも、そう胸を張って表明できるようになるのはだいぶ先のことであり、出会った時の印象といえば…最悪に近いものがあった」生者の魂を喰らい、死者の魂を引き寄せるハンニバル。主に忠義を尽くし主と共に死ぬ使い魔の常道から外れ、主に不義を働き主を冥府へと誘いながらも己のみは生き長らえるという死を招く猫。そんな使い魔の次なる主―江藤比呂緒は弱冠十二歳で、たぐいまれな霊的な素質を持っているが、とんでもない“大馬鹿者”で…。
  • 増補 20世紀メディア年表+21世紀
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見開きに1年/1901~2000年+増補21世紀、激変するメディアの推移がひと目でわかる! サブカル充実、画期的年表 文化的な流れはもちろん、昨今重要度を増すサブカルを含めた文化の横断的な様相を一望できる画期的年表。21世紀を増補。
  • 対談 文学の戦後
    -
    「戦後文学」をどう評価するか? 敗戦後34年を経て、詩誌「荒地」時代からの友人である典型的な戦中派の二人が、社会と文学の動向を縦横に論じ、戦後文学史に新たな視座を提示した、衝撃の対談集――詩誌「荒地」に拠って、戦後現代詩を主導してきた鮎川信夫。詩人として、また文学と思想の新たな理論を展開し、現代をリードしてきた吉本隆明。戦中派の巨人ふたりが、敗戦の衝撃から、身を以て戦後文学史を生きてきた34年を振り返り、社会と文学の動向を鋭く問う。第一次戦後派の限界、江藤淳批判、ソルジェニツィン『収容所群島』の現代史的問題、現代文学の変質など、白熱の議論を交わした対談集。「戦後文学」との別離を告げた記念碑的作品。
  • 「炊きたてのごはんが主役!」オレンジページCooking週末ごはん 2023
    -
    炊きたてのご飯とおいしいおかずの幸せ から揚げ、シュウマイ、焼き鮭、くたくた野菜にシチュー……。料理家5人が言い切った「炊きたてに合うおかず」は、意外にもシンプルで、何度も作りたくなるものばかりでした。週末ごはんが豊かになること間違いなしの渾身の一冊、ぜひご覧ください! ------------------------------ 【特集】炊きたてのごはんが主役! 白いごはんがとまらない、渡辺康啓さんの定食レッスン 塩から揚げのみぞれあえ定食/秋野菜の白酢豚定食 ほか こっくり、しみる くたくた野菜があればいい。/藤井恵さん いんげんのオイスターソース煮/ねぎと牛肉のくったりすき煮 ほか 米麹の力がごはんをおいしくする 焼きみそとべったら/榎本美沙さん 魚焼きグリルで作る焼きみそおにぎり/甘酒で作る簡単べったら漬け やっぱりはずせないこの名コンビ ご飯には、鮭。/樋口直哉さん 究極の焼き鮭/鮭と秋なすの揚げびたし ほか シチューとごはんのおいしい関係/今井真実さん ハンバーグシチュー/チキンときのこのクリームシチュー ほか りんごづくしの魅惑のデザート/江藤英樹さん りんごのスペシャルパフェ/りんごのデザートプレート ほか - 連載 - 【料理好きが気になるもの】  [ITEM-01] 延岡メンマ 【料理上手の、台所道具】  第3回 conte おてがる薬味トング 【亜希の「ふたが閉まるのか?」弁当】  おかかたっぷり弁当/じゃこ&ちくわ弁当 【料理がもっと楽しくなる 話題の調理家電のある暮らし】  vol.03 コンパクトホットプレート 【いちばんやさしい、作りやすい。飛田和緒の魚料理】  第十五回 さんま/さば 【とじ込み付録】野菜で選べて作りやすい きょうの晩ごはん ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。
  • 旅の話・犬の夢
    -
    若き文学者・江藤淳のほとばしる好奇心、躍動する批評精神。旅先での思索、愛犬との日常――ロンドンでターナーと漱石の内的現実について考え、ドイツで音楽生活の厚みと欧州人の厳格な孤独に触れ、ウィーン国立歌劇場の爛熟と洗練を極めたオペラに酔い、アメリカで世阿弥を読み自己の核心を支えるものを発見し、東京で愛犬ダーキイを傍らに思索を重ね執筆する。著者が20代後半から30代にかけて、横溢する好奇心と旺盛な行動力、躍動する批判精神で綴った、随筆集の名著。
  • 多和田任益スタイルブック sincere blue【電子版特典付】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 届けたいのは、誠実な想い。ミュージカル『テニスの王子様』、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』、舞台『文豪ストレイドッグス』と数多の作品で輝く多和田任益のオンとオフ、そして、見せたことのない姿を詰め込んだ初スタイルブック! ※電子特典「未公開カット」16P付き。
  • 大空白の時代
    -
    1巻1,200円 (税込)
    外に在っては、旧ソ連がついに崩壊し、冷戦構造が音を立てて崩れ去った。その余波は、アメリカのブッシュ政権を一期だけに終わらせたにとどまらず、クリントン新大統領の足元をも危くしつつある。内に在っては、バブルに湧いた未曾有の好況が一瞬のうちに暗転し、円高下の「平成不況」は日増しに深刻の度を加えている。内閣も、海部内閣から宮澤内閣に交替したが、日本の政治は、いまだにこの“大空白の時代”を乗り切る指針を得たというにはほど遠い混迷を示している。 ――近現代史に前例をみない激動の政局に日本と世界の大空白を衝く、著者渾身の評論集。
  • 代表的日本人
    3.7
    本書は、新渡戸稲造の『武士道』、岡倉天心の『茶の本』の先鞭をなし、外国人に向かって英文で書かれた「日本紹介の本」であり、現在もなお「日本とは何か、また日本人とはなにか」を日本側から紹介した名著として、欧米諸国で広く知られる本となっている。『代表的日本人』は外国人のためにだけ紹介されたわけではなく、日本人に向かっても書いている。内村が選んだ五名の代表的日本人、西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の高尚なる生涯は、日本人の国民性を代表するだけでなく、人間として尊敬に値し、とくに上に立つ者、あるいは改革者として最高の模範を示した。「気概」「信念」「徳」。本書には、低迷する世の中で日本人が忘れてしまった大切なものが示されている。世界的名著の、読みやすく分かりやすい現代語訳。

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  • 代表的日本人
    4.0
    内村鑑三(一八六一―一九三〇)は、「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ、その生涯を叙述する。日清戦争の始まった一八九四年に書かれた本書は岡倉天心『茶の本』、新渡戸稲造『武士道』と共に、日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作である。読みやすい新訳。

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  • チェリーナイツ 1巻
    完結
    5.0
    全10巻660円 (税込)
    文通で知り合った二人の童貞青年・江藤と田村。東京のボロアパートの1室で同居しながら「いかにモテモテになるか」を追求し、童貞ならではのピュアでバカな妄想を膨らませ、次々と実践していく二人だったが…!?
  • 妻と私・幼年時代
    -
    慶子、君はやっぱりここにいたじゃないか、 ずっとぼくと一緒にいてくれたじゃないか 日本中を涙で濡らした愛妻看取りの記がいま甦える! 四十年以上連れ添った妻に下った末期癌の診断。告知しないと決め、夫・江藤淳は渾身の看護を続ける。視力の衰え、呼吸困難など病状は進み、診断から約九ヶ月後に臨終を迎えた。自身も重篤な病に冒されるが、気力を振り絞って夫婦最期の日々を記した手記「妻と私」は翌春雑誌に発表され、大きな話題を呼んだ。が、同年夏の雷雨の日、あまりにも有名な遺書をのこし自裁。絶筆となった「幼年時代」、石原慎太郎ら同時代人の追悼文も採録。解説・與那覇潤 目次: 妻と私 幼年時代 追悼 江藤淳氏を悼む 福田和也 江藤淳記 吉本隆明 さらば、友よ、江藤よ! 石原慎太郎 江藤淳年譜 武藤康史編 解説 批評家の最後の闘争 與那覇潤 江藤 淳(えとう じゅん) 1932年、東京生まれ。文藝評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒。在学中の56年に『夏目漱石』を上梓。58年に『奴隷の思想を排す』、59年に『作家は行動する』を発表し、評論家としての地位を確立する。『小林秀雄』『成熟と喪失』『近代以前』などの文藝批評のみならず、『海舟余波』『漱石とその時代』などの評伝、『海は甦える』などの史伝も執筆し、『一九四六年憲法――その拘束』『閉された言語空間』など、米国が作った戦後憲法や日本の言説空間を鋭く批判する仕事も続けた。99年没。 ※この電子書籍は、2001年7月に文藝春秋より刊行された文庫をもとにした文春学藝ライブラリー版(2024年2月刊)を底本としています。
  • 定年男の数学物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「課長さん、定年後は何をなさっていらっしゃるの?」「毎日、図書館通いをして数学の勉強をしているんだ」 スナック・バロンのみゆきママの問いに、この物語の主人公、商事会社を半年前に退職した林邦夫は答えました。スナック、フレンチレストラン、図書館、喫茶店、はたまた旅行先のエジプトで、邦夫は時を忘れて“数の世界”に浸ります。邦夫と一緒に整数論を学ぶことで、数学を考えることの喜びを感じていただける本です。
  • 手掘り日本史
    3.5
    日本人の底の底には無思想という思想、簡単に言ってしまうと美意識があるのではないかと思う――日本人が初めて持った歴史観、庶民の風土、「手ざわり」感覚で受け止める伝統的美人、義経という人気者、幕末三百藩の自然人格。歴史小説に新しい地平を開いた国民的作家が、、自らの発想の原点を解き明かす。評論家、江藤文夫による司馬への聞き書きに、さらに司馬自身が手を加えて完成した、対談ともインタビューともエッセイともひと味違う、不思議な読み応えの一冊。司馬文学を読み解くための良質なサブテキストともなっている。
  • 天皇論 江藤淳と三島由紀夫
    5.0
    僕は天皇が勝つのか、 三島さんが勝つのかとずっと思っていた―― 昭和天皇崩御直後、江藤淳と筆者との長時間対論。 今、その肉声に、三島由紀夫のテキストを 激しく交錯させた画期的論考! その死があまりにもショッキングなというか、 ドラマティックであったがために、豊富な問題の所在が 未だに見失われている。……天皇のキラキラした光芒と、 三島さんの悲壮な最期とが二重写しになっていて、 光と影の両方を直視できないでいる。(「江藤淳との対話」より)
  • 東大・京大に合格する子どもの育て方
    3.0
    「暗記型」から「思考型」へ。 「考える力」を身につければ子どもの学力は必ず伸びる。 分かりやすい授業ほど、子どもの可能性を奪っている――。 40年にわたり教育の現場に立ってきた著者による、目からウロコの教育論。 自分の息子に良かれと思ってしていたことが、実は全くの逆効果かもしれないという事実、現代の学校教育が抱える問題、そして、どんな子どもでも人生を切り開く力をつけられる独自の「思考型」教育とは? わが子の将来について悩む保護者必読の子育ての手引き。 【目次】 序 章:どんな子どもでも東大・京大に合格できる可能性を秘めている 第1章:進学塾や進学校に入っても子どもの学力が伸びない理由 第2章:子どもの学力を伸ばすのは「暗記」ではなく「思考」 第3章:わが子を東大・京大へ導く「思考教育」とは? 第4章:思考教育で身につけた「考える力」で「人生の勝ち組」になる

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  • “トウモロコシ”から読む世界経済
    3.7
    “トウモロコシ”が世界を動かす――穀物取引の現場を歩いた第一線穀物アナリストが読む、食生活、農業、経済。穀物市場を知れば、経済の見方が変わる。
  • 時のながめ
    -
    郷里秋田の角館の山桜、六月の葉山の若い緑の木々、敬愛する唐木順三氏の信州の別荘から見はるかす富士。家を焼かれ逃げ惑った空襲の悪夢、終戦のあとに命を絶った母、尼になった叔母。田宮虎彦、藤枝静男、後藤明生、江藤淳、三浦哲郎、秋山駿……亡き友人知己への痛烈な想い。清冽な文章で書かれた、九年ぶりのエッセイ集。
  • 年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密。10分で読めるシリーズ
    -
    「最近、倦怠期かな」「もう付き合って2年も経つけど、これから二人はどうなるんだろう?」「年下の彼氏がかわいくて仕方ない」「年上の彼女が好きすぎる」本書は、そんな恋人たちがもっとお互いを好きになれる物語です。 作品冒頭より 江藤由梨(えとうゆり)──二十四歳。大卒の社会人。IT関係のベンチャー企業に勤めている。  「あ……この色いいかも」  仕事帰り、同僚の買い物に付き合った手芸屋で気になるものを見つけた。 「由梨、お待たせー……って、どうしたん?」  高校からの友人でもある加奈子が会計を済ませて戻ってくると、由梨は一点をじっと見つめるばかり。 「この色、あっくんが好きそうだから気になって」  由梨が釘付けになっていたのは、濃いブラウンにグレーの差し色が入った毛糸玉であった。加奈子が買い物を済ませたと気づき、由梨もそれを幾つか手に取った。 「あぁ、由梨の年下カレシくんかぁ……。何か編むの?」 「うん。今思いついたから忙しくなりそうだけど。頑張ってみる」 「忙しい?」 「そういえば、編み物は何年ぶりだろ……。実家に編み棒あったはずだけど、取りに行く時間を編むほうに当てたいなぁ」  仕事、忙しかったっけ……という加奈子の疑問符には気づかず、由梨はその毛糸玉と編み棒を購入したのだった。
  • 届け物はまだ手の中に
    3.7
    楡井和樹は恩師の仇である江藤を殺した。しかし裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しない。設楽邸を訪れた楡井は、設楽の妻、妹、秘書から歓待を受ける。だが息子の誕生パーティーだというのに設楽は書斎に籠もり、姿を見せない。書斎で何が起きているのか……。3人の美女との探り合いの果て明らかになる、驚愕の事実とは!?
  • とりあえず死ぬのは延期(1)
    3.5
    「幸せの絶頂で死にたい」頭の中でその言葉に囚われている江藤(えとう)は、高校では周囲に馴染めず浮いていた。ある日、正反対にクラスの中心にいる恩田(おんだ)に告白をした。突然、同性から告白されたのにも関わらず、 意外にも恩田はあっさり受け入れ晴れて恋人同士になった。幸せの絶頂を感じるようになった江藤は「ある言葉」が頭をよぎるようになって―。
  • 同時代への視線
    -
    1巻1,200円 (税込)
    日本の政治的時空間は停滞し沈殿している。そんな、不気味な動きを胚胎するような時空間でも、通念をほんの一目盛だけ脇にずらせば見えなかったものが見えてくる。 ――「Voice」「文藝春秋」「諸君!」「正論」各誌の需めに応じて行なった時事に関する発言を集め、小堀桂一郎氏・上山春平氏との対談をつけ加えた一冊。
  • どうにもこうにも 1巻
    完結
    4.7
    全3巻605~745円 (税込)
    どうにもこうにも上手いくいかない漫画家の再生物語! 新人漫画大賞の大賞を受賞し、華々しくデビューを飾った江藤まお。将来を期待される若手漫画家のホープだったが、彼女を待ち受けていたのは…?
  • 長嶋巨人 ベンチの中の人間学
    -
    爆笑トークでバラエティ番組でも注目され、今年巨人の一軍コーチに就任した元木氏。現役時代は、長嶋監督の下、落合、清原、原、松井、江藤、小久保(&ハウエル、マックらの外国人選手)らオール4番メンバーの中で、常にポジションを脅かされながら15年間「クセ者」として生き抜いた。 その間、ベンチでは落合、松井の隣に座り、常に落合、清原といった大物選手のマネージャー役もこなしたという元木氏だからこそ語れる興味深いエピソード、超絶メンバーの中でどうして生き残れたのか。一般のサラリーマン、組織人にも通用するその極意を語り尽くす。

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  • 啼けない鳥
    3.7
    身寄りがなく、天才が集まる組織で育てられた江藤冬稀は、創薬研究所に勤めている賀野瑛介に望まれ、入所することになった。自らに価値を見いだせない冬稀は、熱意溢れる彼の言葉によって、心に奇妙な高揚感を植えつけられた。冬稀は賀野のために日々研究に没頭するが、仕事よりも冬稀の身体を気遣う賀野の優しさにいつしか惹かれていく。しかし、自分が関わる研究でスタッフが事故死したことにショックを受け、研究が続けられなくなってしまい…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ナショナリズムの復権
    3.8
    国家を考えることは、人間の根源的なあり方を考えることだ。第二次大戦後のリベラル・デモクラシー体制への違和を表明したアーレントや吉本隆明は「全体主義」の中に何を見て、いかなる国家を構想したのか。江藤淳や橋川文三、丸山眞男らは、ナショナリズムをめぐりいかなる思想的対決をくり広げたか。数々の名著から、ナショナリズムと無縁たりえぬ現代人の精神構造を明らかにし、国家の問題を自らの課題として引き受けることの重要性を提起する。注目の若手思想史家の論考。
  • 夏泊殺人岬 〈新装版〉
    -
    青森県夏泊(なつどまり)半島にある椿神社を訪れた男がその夜、民宿で毒死した。大学の雅楽部の合宿で夏泊に来た江藤美香は、その男が以前三重県の実家を訪ねてきた人物らしいと知る。美香の実家もまた“椿神社”と呼ばれる神社だった。男は何かを求めて全国の椿神社を歩いていたのだ。そして第二の事件が! 雅楽部員の秀山が撲殺され、民宿の従業員・吉野が姿を消した……。椿神社には一体何が?
  • 夏目漱石
    -
    日本近代の巨人・漱石をめぐる「小伝説」を大きくくつがえし、圧倒的な新しい漱石像を示す、俊英・江藤淳の処女作! 漱石を通じて展開される、著者自身の精神の自画像と独創的な日本文化論は、戦後文芸評論史上の画期的成果として注目される。
  • 「7つの習慣」で東大脳を育てる
    3.3
    わが子に「東大脳」を身につけるヒミツは『7つの習慣』にあった! コヴィー博士による世界的名著『7つの習慣』で唱えられているセオリーをベースに、家庭における子育てへの応用メソッドを分かりやすく解説、実用的なアドバイスを送る。

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  • 南洲残影
    3.0
    日本人の心情を深く揺り動かして止まない 「西郷南洲」という思想 軍資金は薩軍七十万に対し官軍四千二百万円。兵力は終には四百対五万。 西郷隆盛はなぜ、滅亡が明らかな西南戦争に立ったのか? 何に対して戦おうとしたのか? 「城山」、「抜刀隊」、わらべ唄……。いまなお日本の近代に対峙する「西郷という思想」の意味が、嫋々たる歌の調べにのせて明らかにされる。 解説・上村希美雄
  • 汝ふたたび故郷へ帰れず
    4.2
    第25回文藝賞受賞!伝説の作家のあの「血のたぎる傑作」が遂に電子化! 自然の息吹とボクサーの鼓動が響く名編。故・江藤淳氏が文藝賞の選評で「いつの間にか引き込まれていた」「現代の只中に活きている」と語った、伝説の作家の出世作が遂に電子化。負け犬同然にリングを去ったミドル級ボクサー・新田駿一は、当てもなく帰った故郷の島でジムの会長の訃報に遭い再起を決意した―。文藝賞受賞の表題作他、小説現代新人賞受賞のデビュー作など、著者の現代小説すべてを収録した決定版!

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  • 日本の誕生 科学が明かす日本人と皇室のルーツ
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    皇室の危機が言われる昨今だからこそ、知りたい日本建国の真実! ! 最新科学が明らかにした事実の数々……旧石器時代、韓半島(朝鮮半島)からヒトは来なかった、「神武東征」はあった! そして、「日本書紀」には真実が書かれていた……。 事実に基づき、科学的・論理的に古代史を捉えることで、戦後流布されてきた頑迷固陋たる古代史論は瓦解し、わが国の正史・日本書紀や古事記が輝きを増し、日本の礎たる皇室と私たち日本人のルーツが明らかになった、そういう時代に至ったのです。 著者が、大学で出会った江藤淳・川喜田二郎両氏。お二人の講義を通して学んだことが古代史研究にも役立ったという。「定説」や「既成概念」にとらわれることなく、立派な肩書の人の意見も根拠を確認せよ、可能な限りデータを集め分析し玉石を見分け、虚心坦懐にデータをして語らしめよ…と。 いわゆる「司馬史観」や古代専門家の古代史論のウソを徹底的に検証し、科学的見地から「日本人と皇室」のルーツを明かしたベストセラー…。待望のワックブンコ化。「ユダヤ人は日本に来ていたか?」を追記。 ※本書は2019年に小社より刊行した『日本の誕生 皇室と日本人のルーツ』を改題し補筆したものです。
  • ニート吸血鬼、江藤さん1
    3.5
    竜之介がある日庭先で拾ったのは金髪の少女マリーなんたら。そのまま居着いた長ったらしい名前の美少女は、自らを「吸血鬼」だと名乗り、自分では何一つできないダメダメな残念人間だった。竜之介の躾の日々が始まる!
  • 話を戻そう
    3.0
    1巻2,310円 (税込)
    竹本健治は“奇書”しか書かん。近代化を誇る幕末の佐賀藩を舞台に、からくり儀右衛門・田中久重の孫が冴えわたる機知で不可思議な怪異に挑むが、話は横道に逸れまくり、なかなかストーリーが進まない!? 膨大な情報量で挿し込まれる史実に話は脱線を繰り返し、ついにはストーリーをも凌駕する……。脱線の先に隠された真実とは? 鍋島直正、田中久重、江藤新平、大隈重信などの傑人が活躍する佐賀愛溢れる偏愛歴史ミステリー。
  • 母親が知らないとツライ「女の子」の育て方
    3.0
    娘二人は東大現役合格! 母親であり、教育コーチングのプロが語る“いまどきの子育て論”です。 男の子は異性であるがゆえ、思春期になると接し方に悩む母親も多いですが、女の子の場合は、同性だからこその難しさがあります。母親が接する時間が多く、何かと自分と比較したり、言い合いになったり、娘の中に自分のイヤなところを見てしまったり。女の子って「育てやすい」「ラクでいいわね」と言われる一方で、「実は、けっこう大変!」という母親も多いのです。本書では、最も難しい思春期に、家庭で娘とどのように接するのか、いかにして学力を伸ばしていくのか。そのためには、どのような話し方がよいのか。どんな言葉をかければ、娘にやる気を起こさせるのか。教育コーチングのプロが、いまどきの女の子が伸び伸びと成長するための育て方をやさしく解説していきます。
  • 母の曠野
    完結
    -
    ▼第1話/中国からの手紙▼第2話/逃避行▼第3話/収容所にて▼第4話/再会▼第5話/帰国▼第6話/予兆▼第7話/正月▼第8話/帰心▼第9話/彼岸▼最終話/母の旅  ●登場人物/江藤光一(すでに独立した3人の子どもをもつ父親。40年前に中国で別れた義母をひきとるが、文化の違いや自分の思いこみにとまどう)。江藤(管)きみ( 40年ぶりに日本に帰ってきた母親。しかし今の日本は自分の祖国ではないとわかり 、8カ月で中国に戻る)。  ●あらすじ/光一は、責任感が強く人望もあるサラリーマン。ある日、中国の母親から手紙が届く。母きみは、40年前に別れたきり消息がわからなくなっていたのだ 。終戦の直前、中ソ国境地帯の部隊にいた光一たちは、父と別れ厳しい逃避行をした経験をもっていた。中国語で書かれたその手紙には、生きている間にひとめ会いたいと書いてあった(第1話)。▼光一は家族会議を開き、母親を迎えにいくと宣言する。母とともに敗戦を迎えてから、軍隊の手を逃れ、現地民に追われながらもなんとか自決することなく逃げ延びることができたのは、偶然の結果だった(第2話)。▼一路母のいる竜江省へ向かう光一。国営農場に、深く皺の刻まれた年老いた母親をみつける。母は光一の入院費を工面するために中国人と再婚し、現地にとどまっていた(第3話)。  ●本巻の特徴/光一は継子だった。母は、光一と同じく先妻の子である立鮮を育て 、40年間中国で生き抜いてきた。日本に帰った母は、だんだん望郷の思いがつのる 。長年暮らし、亡くした3人の実子の眠る中国が、本当の故郷になっていたのだ。   ●その他の登場キャラクター/美登利(第1、5~最終話)、秀次(第1、2、5~最終話)、義光(第1、9話)、洋子(第1~3話)、哲男(第1~3話)、英一(第2、5~7、9、最終話)、咲枝(第2、5、7、9、最終話)、管立鮮(第5話)、武彦(第7~最終話)  ●その他のデータ/あとがき~久保田千太郎(脚本家)、年表・付表
  • 幕末薩摩英雄図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の時代に大きな役割を果たした薩摩藩士を中心に、50名の幕末の英雄を美麗なイラストで紹介! 人気イラストレーター陣が、西郷隆盛、大久保利通ら、誰もが知る人物はもちろん、 歴史の大きな流れの中で一瞬の輝きを放ち、華麗に散った知られざる薩摩の志士を魅力満点に表現。 彼らの生涯やエピソード、人物相関図なども分かりやすく解説した、新しいタイプの幕末歴史図鑑です。 【紹介人物】 [薩摩藩] 西郷隆盛/大久保利通/島津斉彬/島津斉興/島津久光/調所広郷/お由羅/赤山靭負 小松帯刀/桐野利秋/村田新八/吉井友実/税所篤/天璋院篤姫/大山綱良/有馬新七 有村俊才/有村次左衛門/奈良原喜左衛門/奈良原繁/田中新兵衛/川口雪篷/五代友厚 川路利良/黒田清隆/篠原国幹/別府晋介/永山弥一郎/池上四郎/伊地知正治/益満休之助 桂久武/西郷従道/大山巌/東郷平八郎/山本権兵衛 [他藩など] 木戸孝允/高杉晋作/大村益次郎/坂本龍馬/中岡慎太郎/板垣退助/後藤象二郎/井伊直弼 江藤新平/橋本左内/岩倉具視/徳川慶喜/勝海舟/山岡鉄舟 【イラストレーター】 トミダトモミ/白鴇/シキユリ/ミカミ/ムラシゲ/時々/佐々子/葉山えいし/唯奈/イノオカ/たわわ実
  • 抜群で行こう! 上【イラストあり】
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    1~2巻770円 (税込)
    誰もが振り返る美貌ながら、中身は喧嘩っ早くて凶暴な江藤未先。ある朝登校中の満員電車で自分の足を踏みそのまま去った男を校内で発見した未先は、一言詫びを入れさせようと詰め寄るが、その男……イギリス留学を終え隣りのクラスに編入してきたという二歳年上の望月我久が、禁句である美貌のことに触れたため、思わず殴り倒してしまう。だがそれ以降、なぜか我久は何かと未先にちょっかいをかけてきて……。amco先生の口絵・挿絵も収録。

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  • 批評の誕生 批評の死
    -
    文学批評という行為の可能性を探る評論集。小林秀雄、花田清輝、吉本隆明、江藤淳、蓮實重彦、柄谷行人など戦後を代表する9人の批評家の足跡を俯瞰し、批評の可能性と不可能性を探る野心的評論集。
  • 秘密の恋は放課後に
    完結
    3.0
    全1巻440円 (税込)
    放課後の屋上で、禁じられた恋をした……。夜間学校の新米教師の私にはじめて声をかけてくれた生徒の江藤くん。校舎の屋上でつかの間の逢瀬を続けるうちに彼とイケナイ恋に落ちてしまって…!?
  • 標準化ビジネス戦略大全
    -
    オープンイノベーションの時代では、自らの独自技術を生み出す「知財生産活動」と同時に、他社の技術を入手し活用する「知財利用戦略」、自らの技術を他者に積極的に使わせる「知財普及戦略」が必須だ。そして、この知財利用、知財普及を実現するうえで、様々なルールが自然発生的に、もしくは人工的に整備されている。標準化活動は、このルールづくりの代表的な場であり、これらのルールがグローバルビジネスの成否を左右する。  本書は、グローバルビジネスルールのなかで、ビジネスルールづくりのツールとして標準化を駆使し、自らの有する知的財産の価値を最大化し、総合的なビジネス戦略を構築するための手引き書。ビジネスにおける様々な仕掛けと結果を標準化の観点から分析し、その効果と意味を解説する。  本書は、DVD、自転車、CD-R、社内LAN、デジタルカメラ、特保、液晶パネル、光触媒、MPEG、抗菌製品、自転車部品、DVD-RAM、電動アシストなどの多様な事例を交えて興味深く記述。欧米各国の標準化戦略についても解説する。
  • ビジネスでよく間違える漢字425
    -
    ビジネスでよく間違える漢字425 江藤 蓮 「制作」と「製作」 「ご高恩」と「ご厚恩」 あなたは正しく使い分けていますか? =============================================== 難しい漢字も正しく使い分けができれば、 上司・同僚からも取引先からも一目置かれる存在に! =============================================== この本では、同じ音でありながら、漢字の使い分けに迷う「同音異義語」や、同じ読みでも漢字が異なる「異字同訓」の言葉のなかでも、とくに使い分けの難しいものをピックアップして解説しています。 ビジネスで恥ずかしい思いをしない為の「転ばぬ先の杖」として、社会人必読の一冊です! <著者> 江藤 蓮 広告制作会社の制作から編集プロダクションを経てフリーライター&エディターになる。 自己啓発書や日本語の使い方に関する実用書、雑学書などを多く手掛けており、『日本語に強くなる本』、『漢字』、『ナゼ?どうして?に答える本』、100円ショップの「雑学シリーズ」、『ツキを呼ぶ法則』、『幸せを呼ぶ法則』などの原稿を執筆。
  • 病気にならない本―予防医学へのいざない
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    究極の医療とは、「病気にならないためにはどうしたらよいのか」ということである。本書では、日常の生活の中で役立つ事柄を紹介し、身体全体を1つのものとして見渡すことができる「予防医学」の立場を紹介する。
  • ファーニィ・ヒル
    -
    若くしてトルコ、インドを放浪の果てに、ロンドンの陋巷に不遇の身をひそめていたクレランドは、志破れ、敗残の身を故国の秋風にさらした時、頑なな既成社会に余生を送ることを余儀なくされた。淪落の渕に沈む若い一女性・ファーニィの眼を通して当時の社会を凝視し、貴族紳商どもの悪徳を描破して、発禁で話題を呼んだ問題作。
  • 風前雨後 現代日本のエッセイ
    -
    蘆花を終生苦しめた重圧の背後にあるもの、スコットの人類冒険史上最大の運命悲劇、江藤新平、川路聖謨、シェイクスピアの世界、──人間への旺盛な興味と探究。不遇の運命とその背後の社会・国家への鋭い考察。英文学、社会評論、翻訳、評伝、社会運動など、その枠を超え、屹立する、比類なき知性と実行力をもつ著者の、精神の動向を闊達自在に展開する「蘇峰と蘆花」「諷刺文学序説」「怒りの花束」ほか収録。ジャンルを超えて思考する豊穣強靱な精神世界!
  • 夫婦がより仲良くなる7つの習慣
    -
    夫婦関係が良くなる究極の方法を公開! 恋愛が冷める4年目以降も、どんどん仲良くなる夫婦の秘密がここにあります! 夫婦関係が良くなるだけで、人生がどんどん豊かになります。 愛があふれる夫婦関係を育んでいくと、子供も素敵に育ち、仕事もはかどります! 夫婦関係を良くする秘訣を、ご主人さんと奥さまに♪ あなたのこれまでの人生にあてはめると、最後には感動が待っているかも♪ それぞれ男性と女性向けに夫婦関係をより良くする7つの習慣を1冊に収録! 【著者プロフィール】 著者:江藤 崇彦(魔法の言葉セラピスト☆ぴこたん) 大阪府枚方市生まれ、横浜みなとみらい在住。 横浜国立大学大学院修士号取得。 2008年博士課程在学中に、ミクシィの日記を通じて人生相談をすることになり、幸せなお金持ちになるための個人セッションをギブ&ギブンで提供する。 以来、魔法の言葉セラピストとして、セミナー・個人セッション・メルマガ・通信コース・特別イベントなど提供。 2011年、出逢って3ヶ月でプロポーズ。 結婚後、ギブ&ギブンマーケット株式会社設立。 与えるだけでどんどん豊かになるギブ&ギブンマーケットの発展と女性をますます輝かせるために、活動中!

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  • フットボールサミット第32回 川崎フロンターレ 夢の新等々力劇場
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    『フットボールサミット第32回』は川崎フロンターレを総力特集! メインスタンドを改築し、新しいスタジアムに生まれ変わった“等々力”。 Jリーグ随一の熱狂を生み出す源はどこにあるのか? 魅せて勝つために闘うチーム、楽しませるために全力を尽くすクラブの信念は、 どのような形で花開きつつあるのか? 成長を続けるチームの現在地とビジョン、そしてクラブのアイデンティティを 選手や監督、クラブ関係者などに徹底取材。 夢の新等々力劇場、開演です――。 【目次】 ●フォトギャラリー 夢の新等々力劇場2015 ●中村憲剛×大島僚太 シンクロするサッカー観 西部謙司 ●大久保嘉人×新井章太 最前線と最後方の眼光 木崎伸也 ●森谷賢太郎×谷口彰悟×車屋紳太郎 師の教えを超えた先にあるもの いしかわごう ●田坂祐介 新たなる決意 羽田智之 ●エウシーニョの原点 江藤高志 ●武岡優斗 胸に秘めた反骨心 竹中玲央奈 ●小林悠&登里享平 監修 全選手(秘)名鑑 いしかわごう ●小宮山尊信 人なくして己なし 麻生広郷 ●船山貴之 這い上がる覚悟 竹中玲央奈 ●レナト移籍とマイア加入の舞台裏 江藤高志 ●風間八宏×水沼貴史 攻撃サッカーの核心 ●選手が明かす2015上半期エピソード ●三好康児×板倉滉 ルーキーが越えなければいけない壁 麻生広郷 ●向島建 アカデミーとスカウトの架け橋 江藤高志 ●プロモ部2年目、伊藤宏樹の進む道 いしかわごう ●新等々力劇場の作り方 いしかわごう ●情深き通訳を超える通訳・中山和也 加部究 ●ふろん太&カブレラ特別寄稿
  • フットボールサミット第19回 川崎フロンターレ 夢の等々力劇場 強く、楽しく、愛されるクラブであるために
    4.5
    サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに読み解く『フットボールサミット』第19回目の議題は「夢の等々力劇場 強く、楽しく、愛されるクラブであるために」です。サッカーにおいても、クラブの活動においても、川崎フロンターレは見ている人たちを楽しませようという心意気にあふれている。それは志とも言い換えられる。優勝のタイトルは1チームしか手にできず、サッカーは、よほどの実力差がなければ、運に左右されるスポーツだ。そういうなかでクラブの存在価値をどう高めていくか。単なるサッカークラブを超えた存在――このクラブはJクラブのひとつのモデルケースとなりつつある。サッカーを楽しむことを簡単にはあきらめない監督がいて、選手がいる。そして、地域にとってなくてはならない存在になるために地道に活動を続けるスタッフがいる。クラブに関わるすべての人が一丸となって、「夢の等々力劇場」を作り上げようとする志は、今年どのような形で花開くのか。強く、楽しく、愛されるクラブであるために歩み続けるクラブの現在地と未来、そしてアイデンティティを徹底解剖する。編集長・森哲也 【目次】 ・中村憲剛インタビュー「等々力劇場で見る夢」 いしかわごう・大久保嘉人インタビュー キングの野心 益子浩一・風間八宏監督インタビュー 揺るぎなき哲学と信念 いしかわごう・ACL対戦相手レポート 慎武宏/植松久隆・ジェシ インタビュー「気高き魂」 江藤高志・レナト インタビュー「左サイドの閃光」 江藤高志・愛される通訳、中山和也 江藤高志・パウリーニョ インタビュー 愛される必然 鈴木康浩・[座談会]小林悠×山本真希×登里享平 それぞれの成長曲線 江藤高志・大島僚太インタビュー「強気と弱気」 羽田智之・[対談]稲本潤一×井川祐輔「勝つためのスタイル」 いしかわごう・田中裕介インタビュー プロ10年目の決意 江藤高志・西部洋平インタビュー GK論と釣りの極意 小林剛・[全選手アンケート]チームメイトが明かす!あの選手はこんな人・新シーズンに懸ける男たち 小宮山尊信、實藤友紀、安藤駿介 いしかわごう・新加入選手が目指すもの「自身のプレースタイルと等々力で戦う理由」 小林剛・[スペシャル座談会]伊藤宏樹×天野春果×恋塚唯 知られざるプロモーション活動の舞台裏 いしかわごう・[座談会]フロンターレ育成の現在地と未来像 向島建×今野章×寺田周平×佐原秀樹 江藤高志・武田信平社長インタビュー これまで見てきた風景とこれから見たい風景 羽田智之・川崎フロンターレを支える人々 クラブと行政、選手とホペイロ、それぞれの絆 麻生広郷・「ファイフロ」「スキフロ」の両MCが語る愛される応援番組の魂 いしかわごう・[ふろん太 特別寄稿]僕が選手たちから聞いた・見た! こぼれ話シリーズ……etc
  • 舞台俳優は語る
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 舞台人の「今」を記録する、WEBサイト「最善席」の話題の連載が待望の書籍化。蔵出し写真追加で届ける、時代を映すインタビュー集! <掲載予定俳優>鈴木拡樹/櫻井圭登/鈴木勝吾/藤田玲/佐奈宏紀/郷本直也/村井良大 <撮影>江藤 はんな ( SHERPA+ )/ 為広麻里/武田和真
  • 文春ムック 石原慎太郎と日本の青春
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    石原慎太郎と日本の青春 デビューから67年間、時代をつくってきた鮮烈な言葉たち。決定版コレクション 巻頭グラビア 秘蔵写真で振り返る 慎太郎の季節 I 文学を「事件」にした男 昭和30年度下半期 芥川賞 受賞の言葉 文藝春秋と私の青春時代 2021年12月に発表された最後の回顧録 『太陽の季節』の頃 「もっとも印象に残った芥川賞作品」1位に選ばれて ドキュメント 太陽族・裕次郎・新人作家ブーム 鵜飼哲夫(読売新聞編集委員) II 日本よ! 非核の神話は消えた 1970年の先駆的核保有論 特攻と日本人 若き魂への鎮魂歌 私の天皇 昭和天皇をめぐる五つの挿話 日本への遺言 「諸君!」最終号へのメッセージ III 華麗なる交友 裕さんよ、さらば 弟の死を看取った慟哭の手記 鼎談 裕次郎は強くてシャイだった 石原まき子(裕次郎夫人)×金宇満司(元石原プロ常務) 天才五衰――回想・三島由紀夫 死後30年、人と文学を振り返る さらば、友よ、江藤淳よ! 旧制中学以来の「不思議な友達」を悼む 対談 勝新太郎 侠気について 二人のシンタロウが丁々発止 対談 野坂昭如 君は日本をどうするのか ライバルが繰り広げた「言葉の死闘」 あばよ、さよなら談志師匠 親友への弔辞 小林秀雄 無類の率直と、無類の自由 痛烈な記憶 角さんと飲んだビール 「天才」田中角栄との対峙 特別寄稿 石原慎太郎の父と海 福田和也(文芸評論家) IV 冒険の時代 ぼくの撮影所日記 芥川賞受賞直後、映画俳優に挑戦 怪獣はそこにいる! ネス湖探検隊総隊長として 1962年のワーストヨットレース どうしても書き残したかった仲間の死 V 生と死と 予期せぬ出来事 私の闘癌記 「膵臓の辺りに妙な影があるけど……」 対談 五木寛之 「自力」か「他力」か 同年同月同日生まれの二人が初めて語りあった 最後の未知「死」との対峙 老いとは死を育てることである――晩年の死生観 対談 曽野綾子 老いこそ冒険の時 死んだときに「ざまぁみろ」と言われたい 僕たちの時代 「文學界」に最後に記した半生の記 VI 文壇への思い 芥川賞を目指す諸君へ 1995年、選考委員就任に寄せて 芥川賞全選評 又吉栄喜『豚の報い』から田中慎弥『共喰い』まで全33回 石原慎太郎略年譜
  • 勉強ができる子の育て方
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    二人の娘を東大(理III、文III)に現役合格させた母親が、幼児期の育て方から、大学受験時の教材や勉強法まで初公開! 7つの子育てポリシー、子どもが伸びる5つの関わり方、勉強を習慣にする7つの秘訣、考える力を育てる3つの指導法など、どこのご家庭でもすぐに実行できる方法がわかります。 「勉強好きで何が悪い!」「教育ママで何が悪い!」難関校に合格した子の親はよく「勉強なんかしてません。運が良かったんです」などと謙遜しますが、著者の江藤氏は「勉強好きも一つの個性。 それを最大限に伸ばすため、幼い頃から勉強をさせてきました」と言い切ります。 勉強好きというと「ガリ勉」などネガティブなイメージを持たれがちですが、「学習は本来楽しいもの。知識や世界を広げる素晴らしい体験」なのです。 頭のよい子を育てるために何より大切なのは「楽しく学ばせること」、そして「自信を持たせてやること」。 そのためにどう子どもと接すればいいのか、どんな環境をつくってやるべきなのかを具体的に解き明かします。著者が実際に使っていた知育玩具や教材・参考書、娘たちが実行していたユニークな勉強法なども紹介。試行錯誤しながら子どもを育てた母親だからこそ語れる体験談の数々には、類書にない説得力があります。 専門家や教育学者は絶対に書けない、母親の気持ちが詰まった一冊です。
  • 法隆寺にひそむ白銀比 五稜郭にひそむ黄金比
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅先で出会うさまざまな数学を楽しく学びます。奈良の法隆寺では白銀比に出会い、函館の五稜郭では黄金比、湯の川温泉ではタイルの敷き詰めから正多面体に思いを馳せ、日光では三角比を使って坂道の勾配を測り、地図を読んでいきます。旅先で出会った数学がじつはこんなにも身近にひそみ、使われているということも実感できる、優しい数学書です。
  • ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~ 1【アメリカ編】
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    1~3巻550円 (税込)
    鉄子、なにもかもダイナミックなアメリカ鉄道でゆる旅。 トラベル&フードジャーナリスト・江藤詩文(えとう・しふみ)が、お酒を片手に世界鉄道に乗り、乗降地では名物料理を食べつくすシリーズ、第1弾はアメリカ編(アムトラック カリフォルニア・ゼファー号、ナパバレー・ワイントレイン、アムトラック カスケーズ号、パイクスピーク・コグ鉄道)。 アメリカ大陸を『アムトラック カリフォルニア・ゼファー号』で横断する2泊3日の寝台列車の旅では、アメリカ人の鉄オタからレクチャーを受けたり、2度の時差に車内は大混乱、食堂車での各国食談議などゆるゆる珍道中が繰り広げられる。“飲み鉄”憧れの『ナパバレー・ワイントレイン』では、乗客全員が酔っぱらいと至福の時間を過ごす。シアトルのカフェ巡りや、スイーツからシーフードまで食べ旅三昧も満喫する。 全編カラー写真満載。お土産、駅での切符の買い方からホームへの行き方まで、一部実用情報も紹介。 この作品は、msn産経ニュース(現・産経ニュース)連載『江藤詩文の世界鉄道旅』を大幅加筆し、情報を追加して電子化したものです。 【ご注意】※この作品はカラー画像が含まれております。
  • ぼっち登山で研ぎ澄ます仕事力 単独登山で養われる主体性と、自然と身につくマネジメント能力。30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 ここ数年、お一人様文化が定着し、「ぼっち〇〇」という言葉が日常化してきました。元々一人が気楽という著者にとっては喜ばしい風潮です。 そんな私は数年前から単独登山にハマり、あらゆる山を歩いてきました。 はじめは思いつきでしたが、山行を重ねるごとに楽しくなってしまい、人生半ば過ぎにしてこれまで感じたことのない成長を実感できるようになりました。 この本を手に取った方の中には、どこか満たされない、心から楽しめない、ビジネス書や自己啓発本を読んでもどうも腑に落ちない・・・。 そのモヤモヤ、日常そのものが受け身だからじゃないですか? 登山って一見娯楽のようですが、実はとても奥が深いのです。 私は複数人でのパーティ登山と単独での登山とは、ある意味別物だと思っています。 主体性や責任の度合いが全く違います。その分下界にはない自由があります。責任を伴う本当の自由を知ると、みるみる自分が変わっていくのがわかります。 仕事でも部下を管理しすぎるより、裁量を与えて失敗も経験させた方が成長しますよね?登山も同じです。 山が自分を変えてくれるのではありません。リスクあるぼっち登山だからこそ、未来の自分を確実に変えていけます。 【目次】 ぼっちならでは!マネジメント能力 時間管理 自分の「ちょうど」を見極める 体調管理 あらゆる方法を試して改善 危機管理(噴火・地震・熊との遭遇) リスク管理(忘れ物・落とし物・故障) 仮説検証 登山は良い実践の場 ぼっちだからこそ!心はもっと成長できる 想像力は経験に比例する 主体的になれれば人生が好転する 経験は財産 無駄なことはひとつもない 感情を認める 荷物と一緒に背負うだけ 自分と向き合う 登山の瞑想効果 等身大の自分を受け入れる 目に見えない感性、直感の大切さ 大変だからこそ得られる充足感 自己責任を伴う本当の自由を体感できる 【著者紹介】 江藤つばさ(エトウツバサ) シングルでの子育てを経て、二人の子どもが独立。 二〇一七年夏から単独登山の素晴らしさを知り、山中毒となる。 登山を通じて、人生で本当に大切なものは何かを追求し続けるメンタル重視のぼっちハイカー。
  • 牧野守 在野の映画学 戦時下・戦後映画人との対話
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    凛とした在野学 牧野守 ――映画史家。1930年樺太生まれ。ドキュメンタリー制作者として活動する傍ら、戦前の「キネマ旬報」をはじめとする映画資料を膨大に収集し、後にコロンビア大学に所蔵される「マキノコレクション」を形成した。日本映画研究の基盤となる資料群を次々に復刻版で公開しながら、在野の文献史学の立場で映画検閲・記録映画・映画理論の研究を発表。加えて『鉄腕アトム』幻のシナリオを執筆するなど、その足跡は多方面に及ぶ。 序論  牧野守の資料論―収集・研究・育成をめぐって 第一章 亀井文夫   第二章 厚木たか   第三章 三木茂   第四章 大村英之助 第五章 江藤文夫   第六章 波多野完治   第七章 岸富美子 第八章 伊藤武郎・能登節雄
  • まち
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    尾瀬ヶ原が広がる群馬県利根郡片品村で歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。高校卒業とともに上京し、引越の日雇いバイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで四年になる。かつて故郷で宿屋を営んでいた両親は小学三年生のときに火事で亡くなった。二人の死は、自分のせいではないかという思いがずっと消えずにいる……。『ひと』から広がる新たな傑作!
  • 学びて厭わず、教えて倦まず “知の巨人” 渡部昇一が遺した学ぶべきもの
    値引きあり
    -
    櫻井よしこさん推薦! 深い知性と愛で朗らかに生きた渡部昇一氏。氏の言葉が新たな力となって、より高い地平へ飛び立つ勇気を、私たちに与えてくれる。 「知の巨人」と呼ばれた、言論人であり、英文学者・歴史家でもあった渡部昇一氏が亡くなって3年。没後も氏に関わる出版物の再版・復刻版、生前の講演を収録した本、対談本等の、刊行が数多く後を絶ちません。そんな中にあって、本書は、渡部氏の謦咳に接した門下生5名(現・大学教授ほかの教育者)と氏の旧友であり現・大学名誉教授による、「素顔の渡部昇一」を語ったアンソロジーです。渡部氏のナマの発言や著作等からの引用は随所に盛り込まれているものの、氏の直接的な著作物ではありません。しかし、「今、なぜ渡部昇一なのか」「氏の人間としての魅力は何か」「代表的な著作等の主張するところは? 」 「氏の確たる思想・考え方の根本とは? 」 ……など、一般読者が「知の巨人」から何を学ぶえきかという、ただその一点を、本人ではない一番近しい教え子たちによって、読者目線から解説するという、本人では決して書けない人間・渡部昇一の魅力のすべてを、氏をリスペクトして止まない弟子たちが後世に残す珠玉の1冊です。 【主な内容】 序章 渡部昇一とは“何者”か ~書いたものだけが残る~ 第1章 渡部昇一の“原点”(『文科の時代』を読む) ~アウトプットの質と量が大事~ 第2章 渡部昇一の“知的生活術” ~より愚かなほうを選ぶ~ 第3章 渡部昇一の“哲学” ~うだうだしていてもエントロピーが増えるだけ~ 第4章 渡部昇一の“教え方” ~Be wise! (賢くなれ!)~ 第5章 渡部昇一の“思想” 第6章 渡部昇一の“英語道” 第7章 渡部昇一の“英語教育” 第8章 渡部昇一の“人間観” 巻末資料 渡部昇一の「年譜」

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  • マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(新装版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イノベーションは経済の成長に欠かせないものだが、それをいかに育て、実用化するかはマネジメントの中でも最も難度が高いテーマ。本書は、日本のイノベーション研究の中心地である一橋大学イノベーション研究センターの研究者が総力を挙げてイノベーションを正面から解説した『マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(第2版)』(2017年刊)の新装版。  本書のようにイノベーションに関わるすべてのテーマを網羅したテキストはありません。今回の新装版で2色刷りにし、より見やすくなりました。マネジメントテキスト・シリーズは本書刊行時点で既刊10点、テキストとして定評があります。  【本書の執筆者】 延岡健太郎 青島矢一 米倉誠一郎 清水洋 軽部大 長岡貞男 北野泰樹 野間幹晴 江藤学 赤池伸一 岡田吉美 楡井誠
  • 魔法使ひ
    4.3
    空襲で市街の九割が焼けた青森。闇市を仕切る香具師の親分、江藤家の双子の令嬢が、惚れた男のため「魔法使ひ」に近づいた。あまりに危険なその代償とは。がれきの街の混乱の中、たくましく生き抜く人々の、壮絶で妖しい物語。<文庫書下ろし>
  • ママのイライラ言葉言い換え辞典
    3.7
    怒りをぶつけるイライラ言葉のポジティブな言い換え方法を、娘二人を東大現役合格させた著者が教えます!上手に叱れるママになれば、驚くほど子育てがラクになる!
  • ミカヅチ(1)
    4.5
    1~5巻715~858円 (税込)
    暴走族「舞斗會」頭の江藤堅生は無類の体躯と負けん気でケンカ強さは無双級。拉致された仲間を救出するために最大最強の王門会直参の真柿組を潰してしまった堅生は仲間の命と引き換えにある闘技場へと連れていかれる!国を揺るがす本格格闘譚開幕!
  • 未完の西郷隆盛―日本人はなぜ論じ続けるのか―(新潮選書)
    -
    アジアか西洋か。道徳か経済か。天皇か革命か――日本人はいつも自らの理想とする「国のかたち」を西郷に投影し、「第二の維新」による「もう一つの日本」の実現を求めてきた。福澤諭吉から中江兆民、頭山満、丸山眞男、橋川文三、三島由紀夫、江藤淳、司馬遼太郎まで、近代化の是非を問い続けてきた思想家たちの一五〇年。
  • 無学問のすすめ ――自分の頭で考える思想入門
    3.0
    「学問」って、そんなに必要? やるとバカになるんじゃないの? 原発事故が起こって発言をし始めた知識人はみんな興奮しているだけじゃないの? 本書は、吉本隆明、福沢諭吉、小林秀雄、江藤淳、池上彰、養老孟司、内田樹、三島由紀夫、アーレントなど、さまざまな知識人の著作を俎上に載せ、誰もが薄々気づきながら言えなかったことに切り込んでいく。学問は使っても、使わなくてもいい。自分の身体の声を聞き、自分の頭で考える「素人」たれ! 「学問」から「無学問」へ。いま読まれるべき、新しい思想がここにある。
  • 村上宗隆 成長記 いかにして熊本は「村神様」を育てたか
    3.0
    弱冠22歳で三冠王に輝いた令和の怪物・村上宗隆(ヤクルト)。 「村神様」とまで呼ばれるモンスターを育てた三人の師の証言(ロングインタビュー:PBA野球塾校長・今井譲二、熊本東リトルシニア監督・吉本幸夫、九州学院高校野球部前監督・坂井宏安)により、小中高とたどる村上選手の軌跡、指導方法、エピソードなどを紹介。 過去にも川上哲治、江藤慎一、秋山幸二、前田智徳、松中信彦、荒木雅博などの名打者を生み出した熊本という土地の秘密にも迫る。

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  • 明治・人斬り伝
    -
    司法卿を狙う刺客七人を倒し、一夜にして時の人となった“人斬り警部”ことニ階堂晋介は、その功績によって不平士族の標的となった。だがその晋介にも密かに狙う「標的」がいた。大恩ある江藤新平を叛逆の罪で処刑した政府、その黒幕・大久保利通暗殺である。しかし“人斬り警部”を利用しようとする様々な思惑が、晋介を翻弄しはじめるのだった…。

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  • もう一度読みたいあの記事あのエッセイ 文藝春秋 昭和・平成・令和 傑作選(文春ムック)
    4.0
    菊池寛が月刊「文藝春秋」を創刊したのは1923年1月。以来100年、同誌が送り出してきた数多の記事の中から、皇室、政治経済、文化芸能……時代を超えた珠玉記事を選び抜きました。この1冊こそが、昭和・平成・令和の世を映し出す鏡です。 目次より 天皇陛下大いに笑う……辰野隆、徳川夢聲、サトウ・ハチロー 日曜日の食卓にて……白洲次郎 わが日本一の借金王時代……松下幸之助 田中角栄研究 その金脈と人脈……立花隆 犠牲(サクリファイス)……柳田邦男 明日は明日の風が吹く……石原裕次郎 妻と私……江藤淳 最期の手記……高倉健 ほか、全15本を収録
  • 山崎正和の遺言
    4.0
    2020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。 『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。 山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。 彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。 その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。 時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。 稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。 [山崎正和氏以外の登場人物]  浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数
  • 吉沢蛍 単行本未収録作品集 3 シリアスもの
    -
    1巻495円 (税込)
    講談社デザート(旧月刊少女フレンド)などに掲載された単行本未収録作品集の第三弾。シリアスな作品を集めました。  ・「夢見るNRT」昔自分を救ってくれたCAさんに憧れて、同じ道を目指している若葉。でも現実はなかなか厳しくて、恋人の哲太との仲もうまくいかなくなり・・・?  ・「恋するCDG」CAの江藤は空の上でエリートとの出会うため日々奮闘中。でも理想と真逆のタイプである貧乏学生の大森開人に何故か惹かれ・・・。  ・「あたたかな雪」スキー場のペンションの看板娘深雪と大学生の春未の、雪も溶けるようなほんわかラブストーリー。 ・「海へのライセンス」片思いの斉木君と同じ自動車教習所に通うあゆみは、そこで斉木のライバルだった遠藤と知り合う。遠藤は事故で車いす生活となり、陸上の夢を諦めているが、それでも前向きな遠藤にあゆみはどんどん惹かれ・・・。  ・「からだのキモチ」美容師を目指しているみちる。俳優を目指す恋人のケンジが夢に向かって順調に走り出すうち、焦りを感じる。それに比例するようにアトピーが悪化していって・・・。
  • 吉田満 戦艦大和学徒兵の五十六年
    -
    1巻2,376円 (税込)
    死者の身代わりの世代 吉田満『戦艦大和ノ最期』が刊行されて半世紀以上が経過した。同書は、吉川英治の勧めで僅か「一日を以て」書き上げられ、小林秀雄に見出されて『創文』創刊号に掲載されるも、占領軍によって発禁処分となった衝撃の初出から今日まで、絶えることなく読み継がれてきた戦争文学の不朽の名作である。 狭義の文芸の世界にとどまらず、組織人にとりわけ愛読されたのは著者の来歴が大きい。 吉田満は1923年生まれ。府立四中、東京高校、東京帝大法学部とエリートコースを歩むが、太平洋戦争末期、学徒出陣に伴い海軍に入隊。少尉として戦艦大和に乗り込み、大和を旗艦とする第二艦隊の沖縄特攻作戦、「天一号作戦」に参加し、奇跡の生還を果たす。この記録が『戦艦大和ノ最期』である。 戦後は日本銀行に入行。ニューヨーク事務所や人事課長といった要職に就き、考査役、政策委員会庶務部長、局長を経て、監事にまで登り詰めるが、この監事在職中に56歳で急逝した。 戦後、鶴見俊輔、江藤淳、加藤典洋らによって論じられてきた吉田。本書は「キリスト者」吉田に力点を置きながら新事実によって新たな吉田像を模索する試みである。戦中派の死生観の内奥へ。
  • 読む流儀 小説・映画・アニメーション
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    1巻1,870円 (税込)
    アニメ、映画、小説……多様な領域のテクストを読む技術、そして楽しみ。解読するワザを磨く7章。テクストは、それをどのように読むのかで物語世界は変容する。…ここでは解読のスタイルによって生まれる物語世界の多様さを考えようと思う。(お菓子[テクスト]によってお茶[解読スタイル]を選ぶように)テクストの解読のスタイルもまた選べるのだ。……「はじめに」より
  • Love Silky 悪い男~軒の雨の誘惑~ story39
    NEW
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    芹沢のもとに突然かかってきたある一本の電話。それはスポーツ記者の江藤みゆきからのものだった。「富丘を怒らせた」という、ただならぬ内容にビックリした芹沢は、江藤と会うことに…。その頃、千夏は仕事で富丘からあるお願いをされるのだが――!? 結婚後もめまぐるしく動く恋模様から目が離せないドキドキの第39話!(37P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.137に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • 龍の波濤 小説・矢野龍溪 巻之三
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    幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。 彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説! 本作は、明治維新後、国内外の騒乱が相次ぐ不穏な情勢のなか、ついに言論人として歴史の表舞台に立つ矢野龍溪の姿を描きだす。 明治維新が成ったとはいえ、征韓論争から江藤新平らによる佐賀の乱、さらには台湾への出兵と、新政府は次々起こる激動に見舞われていく。 そんななかでも矢野文雄は、福澤諭吉の慶應義塾の秀才として、公私ともに充実した日々を送っていた。いっぽう盟友・藤田茂吉は、活力に満ちた新聞界で頭角を現していく。 しかし、政府は報道統制に乗り出し、活発に動きはじめた言論界は騒然とする…… 矢野龍溪の人生を通して、動乱の明治を総合的に描きだす、歴史大河小説第3作!
  • 隣人を妹せよ!: 1
    完結
    4.6
    男子高校生・江藤 巽の住むアパートの隣に引っ越してきたのはなんと年下の美少女。しかもそんな子が今日から自分の妹になってくれるとしたらどうします?血のつながりはなくってもかわいければ問題なし!ちょっとおかしな兄妹関係の、なんとも羨ましいドキドキ青春ライフがここに始まります。
  • ロシア的人間 新版
    5.0
    今やロシアは世界史の真只中に怪物のような姿をのっそり現して来た――。千変万化するロシア国家の深奥にあって、多くの人を魅了する魂のロシアとは何か。プーシキンからドストイェフスキー、チェホフにいたる十九世紀の作家たちの精神を辿りつつ、「ロシア的なるもの」の本質に迫る。 〈巻末エッセイ〉江藤 淳〈解説〉佐藤 優 目 次 序 第一章 永遠のロシア 第二章 ロシアの十字架 第三章 モスコウの夜 第四章 幻影の都 第五章 プーシキン 第六章 レールモントフ 第七章 ゴーゴリ 第八章 ベリンスキー 第九章 チュチェフ 第十章 ゴンチャロフ 第十一章 トゥルゲーネフ 第十二章 トルストイ 第十三章 ドストイェフスキー 第十四章 チェホフ 後記(北洋社版) 後記 井筒先生の言語学概論 江藤 淳 解説 佐藤優
  • 論語より陽明学
    3.0
    1巻530円 (税込)
    考えるだけでなく行動せよ!――人としていかに生きるべきか、正義とは何かを問いかけ、幕末の志士たちの行動原理となり、今も日本人の心底を流れ続ける思想・陽明学。本書は、幕府に反旗を翻した大塩平八郎「自身」が語りかける形式で、儒学の祖・孔子から王陽明、日本の陽明学の礎・中江藤樹、そして西郷隆盛、三島由紀夫まで、歴史を辿りつつ、陽明学を平易に解説する。『陽明学がわかる本』を改題。

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  • 倫敦塔・幻影の盾 他五篇
    3.0
    留学体験に取材した『倫敦塔』、日露戦争にまつわる怪談『趣味の遺伝』、アーサー王時代の物語『幻影の盾』など七つの短篇。同時期の『猫』と全く異質なこれらの作品の世界はユーモアや諷刺の裏側にひそむ漱石の「低音部」であり、やがてそれは『それから』以後の彼の全作品に拡大されてゆく。 (解説 江藤淳・注 石井和夫)

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  • 私じゃなくても愛して 1
    -
    1~8巻176円 (税込)
    25歳OLの江藤彩(えとうあや)は、中学時代の初恋のトラウマを抱えたまま、恋愛はそっちのけで仕事に没頭する日々を送っていた。そんなある日、彩は、トラックに轢かれそうになった女子高生を身を挺して助ける。迫っていたトラックに轢かれて彩は死んだ…と思ったが、助けた女子高生・香咲柚奈(こうさきゆずな)の体で生きていた! そして、数奇な巡り合わせはそれだけではなかった。なんと、体の持ち主である柚奈の担任の先生は、忘れもしない中学時代の彩の初恋の人で――…!?
  • 俺だけ最強超越者~全世界のチート師匠に認められた~1話【タテヨミ】
    無料あり
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    高い身体能力と特殊能力を併せ持つ〝超越者〟が存在する世界。いじめに耐える日々を送っていた落ちこぼれ超越者・神凪湊は、とある事件により追い詰められるが、死の淵で覚醒。彼の中に、かつて世界滅亡の脅威を退けた伝説の超越者、〝始祖〟たちが宿り、人生が変わり始める。大ヒット作『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』原作・江藤俊司による最新作!

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  • 草枕(新潮文庫)
    NEW
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    住みにくい人の世を芸術の力で打破できぬかと思案する青年画家。あるとき温泉場の出戻り娘・那美に惹かれ、絵に描きたいと思うが何か物足りない。やがて彼が見つけた「何か」とは――。豊かな語彙と達意の文章で芸術美の尊さを描く漱石初期の代表作。(「漱石の文学」江藤淳、「『草枕』について」柄谷行人)

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