無学問のすすめ ――自分の頭で考える思想入門

無学問のすすめ ――自分の頭で考える思想入門

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

3.0

「学問」って、そんなに必要? やるとバカになるんじゃないの? 原発事故が起こって発言をし始めた知識人はみんな興奮しているだけじゃないの? 本書は、吉本隆明、福沢諭吉、小林秀雄、江藤淳、池上彰、養老孟司、内田樹、三島由紀夫、アーレントなど、さまざまな知識人の著作を俎上に載せ、誰もが薄々気づきながら言えなかったことに切り込んでいく。学問は使っても、使わなくてもいい。自分の身体の声を聞き、自分の頭で考える「素人」たれ! 「学問」から「無学問」へ。いま読まれるべき、新しい思想がここにある。

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無学問のすすめ ――自分の頭で考える思想入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一部同意できるところはある。あるが・・・なんともまぁ・・かなり攻撃的な本だと感じる。
    ただ、学問をするのが正しい、最高、素晴らしいと無条件に思ってるならこの本をちょっとでも読んで他の視点を入れるはよいのかも?
    といっても最後のまとめ部分だけ読めばいいし、それに同意できるなら全面的に読めばいいかな?

    何にせよ、いろんな考えがある事はよいことで自分で考える必要性があるのは同意できるし、知識によって自分の考えが捻じ曲げられていくのはわからないこともない。

    0
    2021年10月04日

    Posted by ブクログ

    学問や思想の現実からの乖離を指摘することは、本書で取り上げられている吉本隆明を嚆矢として、これまでも繰り返しなされてきました。最近では、あるいは、『思想なんかいらない生活』(ちくま新書)などで知識人をメッタ斬りにした勢古浩爾や、「トンカツ屋のおやじ」のまっとうな生き様に関心してみせる『倫理という力』(講談社現代新書)の前田英樹も、同じようなスタンスを取っていると言えるかもしれません。

    著者は、知性による合理的な認識よりも身体の知を重視する橋本治、養老孟司、内田樹らの議論を検討した上で、身体知をことさら言い立てる彼らが、なおも学問の呪縛から逃れていないと批判しています。ただ、そうした主張を展開する本書にしたところで、吉本隆明や小林秀雄、あるいはアレントやヴァレリーらの思索をたどり、彼らの思想を解き明かしながら「学問」批判をおこなっているわけで、果たして著者の言う「勃起する知性」からどれほど身を引き離すことに成功しているのか、疑問に思います。

    そういえば三浦俊彦が、どこまでもメタ・レヴェルをさかのぼって〈私〉の追及をおこなう哲学者の永井均に対し、「「最後に1回首を傾げたほうが勝ち」的哲学ゲームは、必ずしも敏感さの証明にはならない」と述べていました。これになぞらえて言えば、「最後に1回そっぽを向くことが、学問の呪縛から自由だという証明にはならない」と言えないでしょうか。

    0
    2017年05月09日

    Posted by ブクログ

    人間生きている限り、先人が積み上げてきた智慧・知識の影響を受けながら、日々の生活を送らざるを得ない。
    著者は、結局、自分の頭・身体で考えることが大切だという。
    智慧・知識の影響を受けることなく。
    「無学問」という概念も、所詮、先人の培ってきた智慧・知識の影響を受けたうえでの著者の「学説」という矛盾を孕んでしまっている。
    もうひとつ、解ったような解らない本でした(笑)。

    0
    2015年11月21日

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