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「学問」って、そんなに必要? やるとバカになるんじゃないの? 原発事故が起こって発言をし始めた知識人はみんな興奮しているだけじゃないの? 本書は、吉本隆明、福沢諭吉、小林秀雄、江藤淳、池上彰、養老孟司、内田樹、三島由紀夫、アーレントなど、さまざまな知識人の著作を俎上に載せ、誰もが薄々気づきながら言えなかったことに切り込んでいく。学問は使っても、使わなくてもいい。自分の身体の声を聞き、自分の頭で考える「素人」たれ! 「学問」から「無学問」へ。いま読まれるべき、新しい思想がここにある。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年10月04日
一部同意できるところはある。あるが・・・なんともまぁ・・かなり攻撃的な本だと感じる。
ただ、学問をするのが正しい、最高、素晴らしいと無条件に思ってるならこの本をちょっとでも読んで他の視点を入れるはよいのかも?
といっても最後のまとめ部分だけ読めばいいし、それに同意できるなら全面的に読めばいいかな?
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Posted by ブクログ 2017年05月09日
学問や思想の現実からの乖離を指摘することは、本書で取り上げられている吉本隆明を嚆矢として、これまでも繰り返しなされてきました。最近では、あるいは、『思想なんかいらない生活』(ちくま新書)などで知識人をメッタ斬りにした勢古浩爾や、「トンカツ屋のおやじ」のまっとうな生き様に関心してみせる『倫理という力』...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月21日
人間生きている限り、先人が積み上げてきた智慧・知識の影響を受けながら、日々の生活を送らざるを得ない。
著者は、結局、自分の頭・身体で考えることが大切だという。
智慧・知識の影響を受けることなく。
「無学問」という概念も、所詮、先人の培ってきた智慧・知識の影響を受けたうえでの著者の「学説」という矛盾を...続きを読む
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