青春の蹉跌

青春の蹉跌

作者名 :
通常価格 539円 (490円+税)
紙の本 [参考] 572円 (税込)
獲得ポイント

2pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

生きることは闘いだ。他人はみな敵だ。平和なんてありはしない。人を押しのけ、奪い、人生の勝利者となるのだ――貧しさゆえに充たされぬ野望をもって社会に挑戦し、挫折した法律学生江藤賢一郎。成績抜群でありながら専攻以外は無知に等しく、人格的道徳的に未発達きわまるという、あまりにも現代的な頭脳を持った青年の悲劇を、鋭敏な時代感覚に捉え、新生面を開いた問題作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月21日
紙の本の発売
1971年05月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

青春の蹉跌 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

    Posted by ブクログ 2021年12月05日

    終盤にかけて非常に衝撃を受けた。
    主人公江藤は法律学生であり、専攻のもの以外については無知に近いほどの変わった人間である。
    それ故に教え子の女の妊娠の月が合わないことに対しても気づいても、それ以上は追求しなかったが為に、不必要な殺人を犯してしまった。
    この作品を読んで、エゴイズムと女性の恐ろしさを感...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年11月22日

    高校生の時、読書感想文を書くために読んだ。

    それから30年後、実家にあった文庫本を見つけもう一度読んでみた。
    とても衝撃を受けた記憶はあったが、内容は忘れていた。

    高校時代の自分は頭脳明晰な江藤に憧れ、エリートに憧れたと思う。
    そして「女は怖い」「女で失敗してはいけない」と思った。
    高校・大学時...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?
    購入済み

    saori-kiyoo.nagoya 2019年02月10日

    1966年に佐賀県で起こった事件がモデルになっています 数年前、モデルとされた事件が新聞で取り上げられていました 犯人を知る地元の人は犯人に同情的だったと書いてありました
    人を裁く事の難しさを痛感させられた事件だったと思います 本書では主人公を法学部の学生に変えてあり、それがかえって幸せとは何かな...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年01月28日

    学生どうしの痴情のもつれ話ほど醜いものはないと考える私だが、この学生どうしの痴情のもつれを見事に表現しきった作品が本作である。
    しかも片方は司法試験にパスするほどのスーパーエリート。

    そんなスーパーエリートの思考が、一人の女により突き崩されていくおぞましさが見事に描かれている。
    元・法学徒の私には...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2015年08月14日

    幸せとはなにか、本当の愛とはなにか?
    後半から徐々にスリルあふれる展開。
    そして衝撃のラストが待つ。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2013年01月17日

    鼻持ちならない自信家の秀才が女を二股したあげく
    のっぴきならない状況に追い込まれて道を踏み外す…
    そう書くと、なんだか溜飲の下がるような話だが
    実際の読後感は、吹雪の夜に裸で外へ放り出されたようなものだった

    彼はみずからの力を信じ、世界の秩序を信じていた
    世界は己の意思による働きかけで変えてゆける...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2010年12月19日

    蹉跌とは、つまずきやしくじりを意味する言葉である。つまり、青春時代に味わう挫折、といったところか。

    主人公・江藤賢一郎は法律を学ぶ学生で、成績抜群。司法試験に合格し、末は教授か弁護士かという有望な青年である。ただ、彼が法律を学ぶのは、世のため人のためといった崇高な使命によるものではない。彼自身の家...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2010年12月04日

    本屋で平積みされていて手にとった本

    大学生 江藤は貧しいが野心があり、現実主義者だ。

    非常に優秀で司法試験に合格、資産家の伯父の娘(康子)との縁談と社会的地位、ブルジョワへの階段を上っていくかに見えた彼の目の前に現われたのは妊娠した教え子(登美子)だった。

    彼女に対して彼は死んでくれれば...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2013年12月05日

    大学生のころ、初めて読んで、強い衝撃を受けました。
    人間のエゴを見事に描いた作品です。
    ラストがなんとも・・・・。
    「容疑者Xの献身」なみの大どんでんがえしです。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年05月18日

    大学生の頃に読みました。主人公の身勝手さに呆ました。男の責任とは何か?人其々と思うが、人間としての道理を外れてはいけない。

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング