P+D BOOKS 四十八歳の抵抗

P+D BOOKS 四十八歳の抵抗

880円 (税込)

4pt

4.5

“中年の危機”の男を描く「男性研究の書」。

1955年から56年にかけて読売新聞に連載され、大反響の下、流行語にもなった「四十八歳の抵抗」。

55歳が停年の時代に、真面目一筋に勤めてきた48歳の保険会社次長、西村耕太郎は恵まれた家庭を持ち、傍目には幸せそうな日々を送っているが、実のところはなにやら満たされない。

その心中を見透かしたように社内の島田からヌード撮影会に誘われる。そして一度も恋愛をしてないという焦燥から、耕太郎はバーの娘で19歳のユカリを口説いて熱海の旅館に出かけるのだが――。

社会的な地位があり体裁を繕って生きてはいるが、まだ燃え上がる激情も秘かに抱えた“ミドルエイジ・クライシス”を描いた普遍的な「男性研究の書」である。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2019年04月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
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P+D BOOKS 四十八歳の抵抗 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「金環蝕」で石川達三にハマり2作目。

    四十八歳の抵抗。
    えーっと、このタイトルの本を電車で読むのはなかなか冴えないものがある。

    まさしく同世代として、身につまされるというか、あるあるというか、ライフシフトで人生100年と言われても、本書の出版された昭和30年代初頭と、サラリーマンの心象は大して変

    0
    2021年04月29日

    Posted by ブクログ

     1956(昭和31)年刊。明治生まれの作家石川達三、51歳の作。戦時に戦地に派遣されルポルタージュ的な小説を書いて発禁処分されたような世代ながら、戦後に非常に活躍した作家で、とてもパワフルな人、というイメージがある、
     本作はやや男尊女卑的な記述が時代がかってはいるものの、最近の作品としても遜色の

    0
    2022年02月27日

P+D BOOKS 四十八歳の抵抗 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2019年04月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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