エッセイ・紀行作品一覧

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  • パリの秘密
    3.8
    パリに居座るゲニウス・ロキ(地霊)は、多くの秘密を生む――エッフェル塔、モンマルトルの丘から名もなき通りの片隅まで。数百年の時を経てなお、パリに満ちる「秘密」の香りは遊歩者(フラヌール)を惹きつけてやまない。夢の名残を追って現代と過去を行き来する、瀟洒なエッセイ集。
  • 鈴木敏文語録(増補版)
    -
    ●守るな!攻めの姿勢を貫け●過去の経験を捨て去れ●常に改革をやり続けよ●「仮説」のある実践を行なえ●会議は1時間以上やってはならぬ――イトーヨーカ堂社長にして、セブンイレブンの生みの親、その斬新な手腕で常に業界の先頭を走る鈴木敏文氏の経営哲学がここに!鈴木イズムの真髄。

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  • イタリア キレイに生きる秘訣
    -
    勝ち負けや流行なんて関係なし。キレイへの第一歩は自信を取り戻すことから始まる。食事・美容から会話・仕草・立ち振る舞いまで、たくましくも思いやりのあるイタリア女性の生き方をお手本にしてみませんか? 私だけの魅力を発見し、さらに磨きをかければ、いっそう輝きを増すにちがいありません。イタリア発のユーモアあふれる渾身の書き下ろし。
  • 日本一短い手紙 涙―新一筆啓上賞
    3.5
    平成22年度新一筆啓上賞のお題「涙」に寄せられた4万余通から優秀作を収録。悲しいとき、うれしいとき、感動したときの溢れる涙を手紙に託す。今回から中央経済社賞を設ける。

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  • 日本一小さな物語 母との往復書簡<増補改訂版>―新一筆啓上賞
    -
    新一筆啓上賞「日本一小さな物語」の平成15年度のお題「母との往復書簡」1万5千余通から優秀作品を収録した旧版を増補・再編集。こころ通い合う母子のぬくもりを感じさせる小さな物語。

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  • 日本一短い手紙 笑―新一筆啓上賞
    3.0
    新一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成21年度のお題「笑い」に寄せられた3万余通の作品から優秀作を編集。笑いに込められたたくさんの人のこころ模様。飾らない微笑があなたに届く手紙集。

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  • 日本一短い手紙 母への想い<増補改訂版>―一筆啓上賞
    -
    一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成9年度のお題「母への想い」に寄せられた6万余通の優秀作品を収録した旧版を再編集・増補。セピア色の写真にその姿を見るような短い母の物語。

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  • 日本一短い 愛の手紙〈増補改訂版〉―一筆啓上賞
    -
    一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成7年度のお題「愛」に寄せられた6万余通から優秀作を収録した旧版を増補・再編集。家族、友達、恋人に面と向かっては言えない言葉を手紙に託す。

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  • 日本一短い 父への手紙〈増補改訂版〉―一筆啓上賞
    -
    平成8年度の一筆啓上賞「父への手紙」に寄せられた7万余通から入賞作品を収録した旧版を再編集し増補。父親の生きざまが浮かび上がってくるような複雑な父への想いに溢れる手紙集。

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  • 日本一短い 家族への手紙〈増補改訂版〉―一筆啓上賞
    4.0
    平成6年度の第2回一筆啓上賞「家族への手紙」の入賞作品を収録した旧版を再編集し増補。なごやかに、楽しく、時に辛い想いが伝わってくる家族への深い想いが綴られた手紙集。

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  • 日本一短い 母への手紙〈増補改訂版〉―一筆啓上賞
    4.0
    福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」第1回のお題「母」の応募作品3万余通から入賞作を中心に編集した大ベストセラーの増補改訂版。母の日に言葉のカーネーションを贈ります。

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  • 日本一短い手紙 大切ないのち〈増補版〉―一筆啓上賞
    -
    福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成13年度のお題「いのち」に寄せられた12万余通の作品から入賞作を中心に編集。いのちと向き合ってその大切さ、重さを実感させる手紙集。

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  • 日本一短い 私への手紙〈増補版〉―一筆啓上賞
    -
    福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成12年度のお題「私へ」に寄せられた12万余通の作品から入賞作品を中心に編集。本音が伝わるいい私の物語手紙集。

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  • 日本一短い 友への手紙〈増補版〉―一筆啓上賞
    -
    福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成11年度のお題「友へ」に寄せられた12万余通の作品から入賞作品を中心に編集。切々とした想いがあふれる手紙集。

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  • 日本一短い手紙 喜怒哀楽〈増補版〉―一筆啓上賞
    -
    一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成14年度のお題「喜怒哀楽」に寄せられた8万余通の作品から入賞作を中心に編集。本賞がずーっとテーマにしてきた人生のなかの泣き笑いが詰まった手紙集。

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  • 日本一短い手紙 ふるさとを想う〈増補版〉―一筆啓上賞
    -
    福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」の平成10年度のお題「ふるさとへの想い」に寄せられた5万余通の作品から入賞作を中心に編集。あふれる想いを感じさせる手紙集。

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  • 日本一短い手紙 夢―一筆啓上賞
    -
    「簡潔ゆえに、思いは深い」と天声人語で評され通算100万通を超える応募があった福井県丸岡町主催の一筆啓上賞「日本一短い手紙」のうち昨年度のお題「夢」に寄せられた作品の入賞・最終候補作を編集。

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  • ダンナを置いて韓国へ!
    -
    巷に溢れる韓国情報、でも主婦のためのガイド本はこれ1冊。夫置き去り、ひとり旅って癖になる楽しさ!美容室でオリジナルヘアカット、安くて楽しい韓国ホームステイ、最後の夜はショウ「ナンタ」で決まり!お得情報厳選し、主婦の韓国ひとり旅・そのウラ技教えます!!

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  • 狼なんかこわくない
    3.8
    豊かな社会の情報洪水のなかで、若者はいつまでも大人になれない。成熟を困難にする現代の青春のまっただなかで、純粋さと誠実さを求め、あくまでも「他者肯定」を夢見て闘おうとする若者のための、永遠の指南の書。
  • クロワッサンとベレー帽 ふらんすモノ語り
    4.0
    トランク、石鹸、リボン……いつの時代も「舶来品」は人々の憧れの的だった。プロフェッサー・鹿島が綴る、フランス人に愛された品々をめぐるとっておきのエピソード。魅惑の都パリの今昔、フランスの文学・語学に関するエッセイも収録。※『上等舶来・ふらんすモノ語り』を改題。
  • 信じた道がいつか本当の道になるように ガチで徒歩日本一周721日の旅
    4.0
    1巻942円 (税込)
    「誰にでもできるけど、誰もやろうとしないこと。俺はそんなことに挑戦しようと思った」と徒歩日本一周の動機を語る著者は、同級生が就職していくなか、某年4月1日のエイプリルフールの日に、東京ディズニーランドから徒歩日本一周の旅に出た。数々のハプニングにもめげず、ひたすら歩き続けながら、721日かけて本州、北海道、九州、沖縄、四国の沿岸を踏破する。途中、通常では考えられないトラブルを持ち前の明るさとユーモアで乗り越え、人の温かさや冷たさなどを経験しながら、著者は人間的に大きく成長していく。笑えるエピソードも満載で、年齢関係なく楽しめる読後感さわやかな一冊。大仁田厚さんが「俺が断念したことを彼はやり遂げた」と、熱烈な推薦文を寄せている。
  • 競馬どんぶり
    値引きあり
    3.6
    「私は本書に語られている通りに馬券を買い続け、競馬とともに生きてきた。書かれていることを体得すれば、おそらく誰にでも、私と同じ競馬人生を約束されるであろう」――競馬歴三十年、競馬の達人はなぜ身を滅ぼさずにすんだのか? 競馬とは何か? 馬券とはいかなるものか? 人生最大のゲームの楽しみ方と醍醐味を指南する必勝エッセイ!
  • 心に残る人々
    -
    坪内逍遙、菊池寛、久米正雄、横光利一、正宗白鳥、吉川英治、林芙美子、島木健作……といった作家から、片山哲などの政治家、あるいは市井のコロッケ屋のおやじさんに至るまで、人生の折々で心の琴線にふれた人々の想い出を情味ゆたかに綴って、大正末期から戦後二十数年までの自画像を浮き立たせる好エッセイ「心に残る人々」。習作時代から芥川賞受賞を経て、作家として安定した地位が与えられるまでの文学的経歴を綴った「出世作のころ」も同時収録。
  • 花どろぼう
    -
    「花どろぼう」とは、好きな花の種を無断で他人の庭に蒔く人のこと。隙を見せない相手の懐に何の屈託もなく飛び込んで、相手の気づかぬ間に根付いてしまう…男性社会に生きるすべての女性に必要な「ゲリラ作戦」ではないでしょうか――自らのガン闘病を公表して日本中に勇気と感動を与えた絵門ゆう子さんが、池田裕子の名でフリーアナウンサーとして活躍していた時代、初めて発表したエッセイ集。働く女性に贈る応援メッセージ。

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  • 新常識主義のすすめ
    4.0
    「常識」とは何だろうか。それは常人でも持っている識別力のことである――名作ポルノ小説を糸口に現代の狂気から逃れるための常識の復権を説く表題作はじめ、「古事記・宣長・小林秀雄」ではオカルトの系譜から宣長と小林秀雄を考察し、「漫画の時代」では漫画の持つ<途方もないエネルギー>を論じる。はたまたモーツァルトを語り、戦後教育の持つ「平等主義という矛盾」を鋭く衝く。平易な文章で読む者を新しい思考の世界にひきこむ名エッセイ集。
  • わかっちゃいるけど… シャボン玉の頃
    -
    テレビの笑いを決定づけた、いまなお語り継がれる黄金期の怪物バラエティ「しゃぼん玉ホリデー」。ミスター・しゃぼん玉が語る、抱腹絶倒の真実! ザ・ピーナッツ クレージーキャッツ(ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータロー)入江美樹 坂本九 中尾ミエ クリント・イーストウッド なべおさみ 小松政夫 水原弘 勝新太郎 中山千夏 朝丘雪路 永六輔 前田武彦 大橋巨泉 野坂昭如 井上ひさし みんな出てくるのだ!
  • 母への詫び状
    -
    最も大切な人がガンに冒され、転移に転移を重ねたら、あなたはどうしますか?最も権威ある大学病院の医師に拭い難い不信感を抱いたら、どうしますか?自身もガンとの闘いを続ける著者が、かつて母のガンと対峙した凄絶な記録。母のためを思い、現代医療を拒絶した著者は、健康食品、自然療法、超能力者、新興宗教…「ガンに効く」という、あらゆる方法を実行し、母に「奇跡」の起こることを願った。だが…。がん患者とその家族の心の軌跡を描ききった感動のドキュメント!

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  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~
    3.8
    倍率数百倍。公募突破に必要なのは、コネ? 実力? それとも運? 本邦初、大学教員公募の実態をセキララに描く。非東大卒キャリア官僚による、トホホ公募奮戦記。筆者がすべった大学一覧付き。【章見出し】第1章 崩壊する「霞が関帝国」の中で、大学教員への転職に目覚める/第2章 本を出版すれば、世の中から注目され、教授になれるほど、人生は甘いか?/第3章 戦略を整えた新潟出向時代(以下略)【光文社新書】
  • 犬が育てた猫
    -
    優しい老犬に育てられた猫は自分を犬と思っているのかどうか、鷹揚で食卓の上の食物を狙ったりすることがまったくなかったのが、二度の失恋以来調子が狂って、ついに食卓の上の魚を盗んだ。「おまえともあろうものが、なぜそんなことをするのだ」と、私は猫に言った。間もなく、その猫はふっと姿を消してしまった……。二度と戻ってこなかった愛猫への思いを語る表題作はじめ、日常生活、嗜好、交遊、戦中体験、追悼、独自の濃密な文学空間を軽妙洒脱な文体で綴る絶妙のエッセイ集。
  • 口下手は損ですか 面白い話をするための12章
    3.5
    今日の日本人は明治時代にくらべ7~10倍の数の人とつき合い、江戸時代にくらべ2~3倍もしゃべっているという。話の面白い人、うまい人はもてる、有名人にもなれる。といって、誰もが流暢、能弁である必要はない。それは軽薄、饒舌と紙一重だ。大切なのは話のルールを守り、誠実に自己を表現することだ。「心が開けば口も開く」「紋切り型も悪くない」「悪口の言い方、聞き方」などなど、筆者とともに「面白い話とはなにか」を考えてみよう。
  • パパのおくりもの
    -
    作家でもある神経科のお医者さんが、フランス人の奥さんとの間に生れた三人の娘たち、ユキ・ミト・チカに贈る愛のプレゼント。幼な子たちのかわいい行状と、パパの昔の留学の思い出からヨーロッパ紀行と、数々の挿話の中に卓抜な文明批評が織り込まれている愛と機知とユーモアに溢れた楽しいエッセイ集。家族が変容しつつある現代にあって、見失われている父親の愛とはなにかを問い直し、こどもとの心の交流の偉大さに気付かせてくれる言葉のかずかず。
  • 星の王子とわたし
    -
    「『星の王子さま』は、ただの作家の作ではない。航空士といたいけな王子とが、一週間そこそこ、人間の大地を遍歴する記録ではあっても、つまるところは、人心の純真さを失わぬおとなの眼に映じた社会批判の書である」(はしがきより)。サン・テグジュペリの謎に包まれた一生を解き明かし、かつて子供だったことを忘れがちなおとなのために書かれた原作のより深い意味を探って、曇りない目で物事の本質を直視する童心のありようを、愛情ゆたかに訴えかけるファン必読の名エッセイ。
  • 言葉をください 新子の川柳エッセイ
    -
    「十七の花嫁なりし有夫恋」「妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ」──句集『有夫恋』で一躍脚光を浴び、田辺聖子氏が「川柳界の與謝野晶子」と絶賛した川柳作家・時実新子。その彼女が川柳への熱き想い、さらには自分の生きざまを切々と綴り、女性心理のあやを赤裸々に吐露した全女性必読のエッセイ集。「死刑囚の手記わたくしに無期の刑」「雨の日電話つながりそうで切る」「十人の男を呑んで九人吐く」十七文字に集約された精選のことばが素直な文章と響き合う。
  • 日本人の笑い
    -
    西鶴研究の第一人者にして粋人教授のほまれも高き著者が、永年のウンチクを傾けて語る、色の道講座。江戸の川柳を引用しつつ日本人の性感覚やセックスにまつわる、さまざまな滑稽譚やユーモラスなエピソード集。人を悲しませるより、笑わせるほうがはるかに快適な生き方であると言い切る著者は、風刺と明朗な笑いを自由闊達に表現した江戸文学を現代的な解釈をくわえて紹介、当時の人たちの、風俗やハダカの生活が手にとるように解り、時代をこえた日本人の笑いが聞こえてくる名著。
  • イブのおくれ毛 I
    -
    長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら語り明かす、酒と笑いとお色気たっぷりのおとなの会話。軽妙な関西弁で交わされるおしゃべりには、オトコとオンナの深くはてしない思惑の差異や政治へのユーモアあふれる提言などが、みごとな観察によってさわやかな笑いにされている。《内容の一部》男の三大ショックとはなにか、女の三大ショックとは? 二夫二婦という画期的アイデア、子宮作家、快感貯金、ナニをナニする、男の性的能力、スレチガイ、男のいじらしさ。
  • 男のだいどこ
    -
    もともとは、暮夜、映画評論の原稿書きの息抜きにひとり冷蔵庫を開けて思案したのが始まりであった。以来、勇躍「だいどこ」に突入、作っては太り、太ってはやせたいとさらに食い物に工夫をこらし、必要は試行錯誤をうみ、体験は盗用を加え……やがて病みつきになってしまった。うまいものの作り方・味わい方に四苦八苦した一部始終をユーモラスに告白、日ごろ日本人が見すごしがちな「食べる」ことの本質にずばり斬りこんで芳醇明快な食味文明論をくりひろげる名エッセイ集。
  • 僕が、嵐を好きになった理由
    -
    今年(2009年)デビュー10周年を迎えたトップアイドルグループ「嵐」。上半期のオリコンランキングでは、シングル部門で『Believe/曇りのち、快晴』と『明日の記憶/Crazy Moon?キミ・ハ・ムテキ?』が1位、2位を独占。DVDでも『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』が1位を獲得するなど、まさに大輪の花を咲かせている。若い女性ファンを中心に、絶大な支持を得ている嵐。若い女性ファン? ちょっと待ってください。老若男女を問わず、幅広い層から愛されているのが嵐なのです!「嵐のコンサートを見に行く。それは、僕にすれば『冒険』でした」――本書は、50歳を越えて嵐にハマってしまった男性作家が、周囲の好奇の視線に堪えながら、憧れのドームコンサートを目の当たりにするまでをつづった一冊。期待と不安に揺れるファン心理を赤裸々に語り、共感する人たちの間でネット上でも話題となったヒット作、ついに電子化!

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  • 養老孟司の旅する脳
    3.6
    養老先生、大いに語る! 旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで、“養老哲学”が1分でわかる、ワンショット・エッセイ集。人はなぜ旅に出るのか、“嫌う人は嫌われる”の真実、“自分に合った仕事”など幻想である、勝ったほうが生き残るとは限らない、お金とは、所詮は脳がつくり出した約束事、“参勤交代”という業務命令復活の提案、君子“音楽”に近寄らず、“虫捕る体質の魂”百まで……など。こんな時代だから読みたい、軽妙かつ深イイ話64編。JALグループ機内誌『SKYWARD』掲載の人気連載を電子化!

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  • 話のたね
    -
    7年間に23人女房を替えた男がいた。検非違使の長官の邸に仕えながら盗賊の頭目になっていた女がいた。皇后の嫉妬がこわいばかりに勅命を取り消した天皇がいた。覚悟の入水自殺を遂げたはずなのに何故あのとき止めてくれなかったのかと化けて出た偉い僧侶がいた──悩みのタネも、うろたえ方も、現代人とへだたるところなく、しかし彼らの対処ははるかにユニークで、風流である。古典から面白い話、ためになる話、いい話を集め、ていねいで軽快な筆致で解説をつけたアンソロジー。
  • もうおうちへかえりましょう
    3.9
    人気歌人穂村弘、衝撃のダメエッセイ第二弾! 正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春時代を過ごした40代独身男は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている。永遠の女性は、きらきらした「今」は、いつ目の前に現れるのか? 故郷も、家族も、夢も、希望も、志も、野望も、立身出世も、革命も、維新も、なにもなくなってしまった「今」という時代。白馬に乗ったお姫様がいつか現れて、僕を幸せにしてくれるはず、なのに。 衝撃のダメエッセイ『世界音痴』に続く、人気歌人「ほむほむ」こと穂村弘のエッセイ集第二弾。

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  • たべもの歳時記
    -
    春夏秋冬は毎年かわりなく巡ってくるのに、食べものの旬(シュン)はいつの間にか忘れさられてしまった。しかし養殖や温室栽培の技術がいくら進んでもシュンの味というものは人間には作りだせない。トマト、ハマチ、ドジョウ、ワカメなど二百数十種類の食べものと季節の関係を面白くわかりやすく綴った本。人気テレビ番組「料理の鉄人」にて審査員をつとめた、食通の中の食通として有名な著者が、クオリティのある知識を駆使して、平明な文章でつづる。
  • エロトピア(1)
    3.0
    たとえ万国のご婦人がたからインポと謗られオナニストと罵られようとも、「常識」の奴隷に落ち込んだ性的プロレタリアート解放のため、男にとっての、あるいは女にとっての性を解明すべく、女学生のセーラー服願望とマスターベーション礼讃を二本の柱に、古今東西の性知識と著者自身の体験を投入して綴る戦闘的エッセイ集。「ポーノトピアという言葉はあっても、エロトピアはなく、ぼくの新造語である」(著者あとがきより)。山藤章二画伯の文春漫画賞受賞傑作イラスト、完全収録。
  • マンボウ響躁曲 地中海・南太平洋の旅
    -
    人生最大、スーパー〈躁〉状態に突入したわれらが《どくとるマンボウ氏》の高揚する偉大な言動にふりまわされる《マンボウ夫人》をお供に、規律厳正な《阿川弘之海軍大尉ドノ》と決行したテンヤワンヤの西洋膝栗毛の世にもおかしな特別読物。他に懐かしの南洋諸島再訪記『マンボウ南太平洋をゆく』を併録。国境を超えて発揮される、奇妙奇天烈、ときに意地悪、手間がかかってわがまま放題の突飛さに、知らず知らずに巻き込まれる周囲の人間たちとの愉快な交流。
  • 江戸の小ばなし
    -
    江戸庶民のユーモア感覚はするどく人間的だ。それは彼らがつくり出した小噺が証明している。軽妙な、さりげない言葉のなかに、彼らの姿や心が見えるようである。その機智や着想は十分に現代に通じるものがある。居丈高な人間へのふっと力が抜ける反撃、強者と弱者がたちまち入れ替わるやりとりなど、怒りや悲しみをゆたかな笑いにつつみこんだ、町衆のゆたかな心をつづった江戸の小噺から精選、現代訳をした本書は、「古典落語」の原点であり、日本人の笑いの宝庫である。
  • セブン・イヤーズ・イン・ジャパン
    4.3
    名古屋グランパスを最後に、惜しまれつつ引退した天才プレイヤー“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ。Jリーグで過ごした7年間を振り返り、日本サッカーに託す想い、ファンへのメッセージを綴った、最初で最後の本。

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  • 映画字幕の作り方教えます
    5.0
    映画字幕作り57年、その数なんと2000本に及ぶ斯界の第一人者が語る、草創期の苦心から、「フルメタル・ジャケット」事件まで。字幕翻訳の秘訣は「正しく、こなれた日本語と、雑学への限りない好奇心」と説く著者が明かす名訳、誤訳、珍訳の数々。1行10字、20字6秒、数々の制限の中で原語にこだわり、訳語に苦しんだ半世紀を、数多くの実例に当たりながらふりかえる。昭和63年5月、急逝した著者が遺した映画ファン必読の書。(本書は横組みです)
  • 戦中派の死生観
    -
    戦中派は一度は捨てた命なのだから生死には恬淡だといわれる。しかし、一度捨てた命だからこそ、本気で大切にすべきではないのか。そして、戦後の日本がその出発にあたって存立の基盤であるアイデンティティーまで喪失したことの愚を、我々戦中派は黙視すべきではない。──日本と日本人の生きることの意味を、自らの戦争体験をたえず反芻しながら真摯に問いつづけた「戦艦大和ノ最期」の著者の熱い想い。没後、時を経ても、なお広い共感をよぶ感動の遺稿集!
  • 一年諸事雑記帳(上) 1月~6月
    -
    人類もこれだけ歴史を重ねれば、一年三百六十五日、毎日がなにかしらの記念日です。古今東西、万巻の書物から選りすぐった、あれやこれやの薀蓄の数々。■内容の一部■1月3日ジョン万次郎帰国(1840)■2月12日ブラジャーに特許(1914)■3月6日マルコ・ポーロの裁判(1306)■3月30日村田銃の制定(1880)■4月1日ロールス・ロイスの誕生(1904)■4月24日最初の戦車戦(1918)■5月24日六甲でゴルフ始球式(1903)■6月23日仕立屋銀次逮捕(1909)
  • (ぶんこ版)糸井重里の萬流コピー塾
    3.0
    セン柳より面白いからマン流なのだ。ワイセツなことを考えてはいけない。広告は世界を変えたが、萬流は広告を変えた。IT革命や南北会談には残念ながら及ばなかったが、ギョーカイの技術革新、男女摩擦については大いなる洞察を見せたのである。これはまさに、来るべき新世紀にむけての一大セイシン運動と評すべきであろう。バブル黎明期の日本に突如あらわれた天才コピーライターが一般応募の秀作を格付け。予想を超える鬼才たちが集まり、一行メッセージにしのぎを削る。
  • コンポジット氏 四十年
    -
    根本実当、当年八十四歳。過去を振返ってはいけないという内心の声もきこえるが、それなら“中じきり”として、くねくねのあとを振返ってみるのも一興だと思い、回想を文章にすることにした。

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  • 事情と情事 ―古今東西のシャレた話
    -
    あの「とんち教室」青木先生のオモシロ特別講義―ラジオで日本中を笑わせた名アナウンサーがお話名人芸で再び読者を堪能させます!!

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  • アルスのノート 昭和二年早春
    -
    この記録は実に只一つの夢にすぎないであらう。私は当分の間、私のこの大切なゆめについて、少しの関係もない口付は省くことにしようと思ふ…。

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  • こどもたちへ おとなたちへ ~夜回り先生から29の生きるメッセージ~
    4.0
    すべての世代に向け、夜回り先生から贈る“命の言葉” 「おれ、クスリやってた」「わたし、援交やってます」「俺、死にたい」「わたし、生きてていいですか?」――19万人ものこどもたちから寄せられた53万通もの叫び声――そのひとつひとつに必死に応え続けた“夜回り先生”こと水谷修が、「今、一番伝えたいこと」として書き下ろしたメッセージ集『こどもたちへ』の、文庫本を電子化。 しかも、文庫化に際して、水谷氏の視線は、かつて子ども達の敵として戦い続けてきた“大人たち”にも向けられる。「私は、ずっと気づいていました。子どもたちを傷つける大人たちにも、子ども時代があったことを。そして、そこで、私が関わる多くの子どもたちと同じように、心ない親や先生、大人たちによって傷つけられていたことを。そんな大人たちの過去を知りながらも、私は、多くの母親や父親たちを追い込んできました。ただ、子どもたちを救うためという青い正義感で。今、私は、謝ります。」(本書より)――約40ページに亘る書き下ろしメッセージ集「おとなたちへ」も収録し、本書は、混迷の時代を生きるすべての世代にとって、29章の福音書となった。

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  • 或る男の断面
    -
    著者自身と画家東郷青児との出会いから破局、その死にいたるまでの波瀾に満ちた恋物語を綴った表題作『或る男の断面』と、プリマドンナ三浦環の若き愛人が語った彼女の生き様を詳細に綴った『三浦環の片鱗』の2編を収録した珠玉のエッセイ集。
  • 世界音痴
    3.9
    人気歌人は究極のダメ男?爆笑と落涙の告白 末期的日本国に生きる歌人、穂村弘(独身、39歳、ひとりっこ、親と同居、総務課長代理)。雪道で転びそうになった彼女の手を放してしまい、夜中にベッドの中で菓子パンやチョコレートバーをむさぼり食い、ネットで昔の恋人の名前を検索し、飲み会や社員旅行で緊張しつつ、青汁とサプリメントと自己啓発本で「素敵な人」を目指す日々。<今の私は、人間が自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか、自分自身を使って人体実験をしているようなものだと思う。本書はその報告書である>世界と「自然」に触れあえない現代人の姿を赤裸々かつ自虐的に描く、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。

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  • 絆 なお強く―別離の苦難を乗り越えて
    -
    北朝鮮による日本人拉致で失踪した地村保志さんの生存を信じて、24年間待ち続けた父親・保さんの執念と行動力を綴ったドキュメンタリー。北陸の町で暮らしていた家族4人の平凡な生活が、ある日、突然破壊した。息子保志の失踪後間もなく、母親は心痛のあまり倒れてしまう。父親の地村保は、妻の介護に明け暮れながらも仕事を続け、同時に息子の消息と救出を求めて、思いつく限りの行動をとってきた。一徹な父親のあくなき執念、それは24年間にも及ぶ、壮絶な闘いの日々でもあった。

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  • あの空の下で
    3.6
    初めて乗った飛行機で、少年は兄の無事を一心に祈っていた。空は神様に近いぶん、願いが叶う気がして――。機上で、田舎の駅で、恋人が住んでいた町で。ささやかな、けれど忘れられない記憶を描いた12の短編と、東南アジアから北米まで、6つの町での出会いをつづったエッセイの詰め合わせ。ANAグループ機内誌『翼の王国』人気連載をまとめた、懐かしくいとおしい、旅情を誘う作品集。
  • クレージイ・ドクターの回想
    -
    精神科医の私の家に、美人の患者が訪ねてきて、こともあろうに女房の前で“あたい、センセの子供、うんでみたいな”などと口走ったら……。さよう、愛することは、ままならぬものだが、愛されることは、更にままならぬ。個性あふれる患者たちの話、フランス人の妻の話、医学生時代のエピソードなど、さまざまな人間を登場させながら語られる、愛されるということ、試験のこと、車のこと、親子のこと、苦笑いというもの、殺すということ……人生の智恵とユーモアあふれるエッセイ集。
  • シングルマザー入門 ~不安を乗り越え、タフな母親になる実践術~
    -
    リアルなシングルマザー経験者が、自らの経験をもとに記したシングルマザー初心者に向けたシングルマザー生活入門書。シングルマザーを心に決めたけれどなかなか実際に踏み切れない方にもオススメ。リアルが学べます!

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  • 東京十二契
    -
    <十二景と名づけず、「十二契」としたのは、ぼくと土地との契りをつづってみたかったからだ──>(本文より)。銀座、青山南町、六本木、そして新宿、四谷、沼袋、東伏見。住み替え、住み替えて生きてきたそれぞれの街、淡く濃く交わったそれぞれの女たちは、今どうしているだろう。戦後の焼跡時代からはるかに三十数年経って、風来無頼のままに年月を過した十二の町を、当時の記憶をたどって再訪し、巷に失われた時を探す、極私的な東京センチメンタル・ジャーニー。
  • 食通知つたかぶり
    4.0
    うまいものには目がない著者が、各地の美味を定評ある名文で綴ると、さあどうなるか? いずれも目次から「信濃にはソバとサクラと」「長崎になほ存す幕末の味」「ヨコハマ 朝がゆ ホテルの洋食」「岐阜では鮎はオカズである」「伊賀と伊勢とは牛肉の国」「岡山に西国一の鮨やあり」「由緒正しい食ひ倒れ」「利根の川風ウナギの匂ひ」「春の築地の焼鳥丼」「雪見としやれて長浜の鴨」……どうです、食指が動きませんか? しかも夷齋學人(石川淳)が格調高き序を寄せています。
  • ちょっといい話
    -
    堀口大學さんのところに、こういうふしぎな手紙がきたという。「貴大学の入学規則をお送り下されたく候」……文壇、芸能、スポーツの世界から学界、政界、財界にいたるまで、古今東西の著名人のエピソードを秘蔵のメモと交友録から精選し、“ちょっといい”ブームをまきおこした話題の逸話集。一つ一つの挿話を小さな芝居と感じさせる絶妙な語り口で運び、人間性の諸相を凝縮した表現の中で鮮やかに描き分けたユーモア小話集成の決定版。
  • 女の長風呂 I
    4.0
    男と女がかもしだす性の微苦笑をこれほどおもしろおかしく訴えてベストセラーになった読物は、古今東西に例を見ない。軽妙洒脱、ここと思えばまたあちら、おだやかな語り口にのせて、やんわりほんわり、はたまたずんばらり──本書俎上にあがったお題は、男の欲望、女の性欲、セーラー服に乱交パーティ、痴漢に混浴、身内とエッチ、面食い男の単純回路、女からみたキビシイ男の品さだめ。たおやかなカマトト顔で男性の本音に迫りくる才女作家の、あっけらかんとしたお色気談義!
  • 棒ふりのカフェテラス
    4.0
    指揮棒一本小脇に抱え、世界を股に大活躍している筆者がこれまでに会った音楽家たちの中から27人を選び、彼らとの心に残るふれあいをユーモラスなタッチで描いた交遊録。国電を止めろ! と怒ったスーパースター・カラヤン、遊びもパワフルなマエストロ・バーンスタイン、パンツ1枚になってリハーサルにはげんだ巨匠リヒテル、バラの花束と派手なパジャマで失恋をなぐさめてくれた親友・山本直純など、気高くて、野蛮で、優しくて、どこかおかしい天才たちがぞくぞく登場する。
  • 犬と歩けば
    -
    「コンタはじつに善い犬であった。しかし、その善さについて、私はどう言いあらわしていいか、表現するすべを知らないのである。つまり、それはコンタの中に、それだけ私を超えてすぐれた資質があったということであろう」(あとがき)。気品と孤高の雰囲気を併せ持った愛する紀州犬の死を看取った時、「私の壮年期はコンタと共にありコンタと共に去った」という思いが著者を襲う。犬と人との出会いもまた、一期一会のものなのだ。よき伴走者にめぐまれた作家の切なくやさしい視線。
  • それ行け狐狸庵
    3.2
    草深き柿生の里から虎(狐?)視眈眈、尻尾ふり立て駆けつける、天下の大事に異変はありや。さみしきアタマを隠さんとかつらに手をのばし、六本木のお化けバーで怪物になりすまして女の子を追いかけ、ホスト・クラブに潜入して難癖のし放題、さてまたデパートでホントの万引きを決行、フリチン芝居、身を挺しての東奔西走、あげくの果てのムチ打ち症、さらに加えて犯人容疑。世の平穏を乱す人騒がせな遠藤センセイの狐狸庵シリーズ決定版。抱腹絶倒まちがいなし。
  • もんもんシティー
    3.0
    吉原のソープ嬢を取材し、新宿にあるゲイバーを訪ねる。中央線沿線にひっそり店を構えるロリータショップやら六本木の秘密めいたSMクラブにも潜入、歌舞伎町の性感マッサージではプロの技に驚嘆。エロスの奥底を描く人気作家のコワイ目が、風俗産業を裏側から観察。さらに街で声をかけてくる自称スカウトマンやキャッチ商法の人々まで、東京にうごめくもんもんゾーンに自ら足を踏み入れ、淋しい都市生活者の心理をうき彫りにする。ニュータイプのルポルタージュ・エッセイ。
  • 勝負の極意
    3.7
    私はこうして作家になった! 苦節二十年。どうしても小説家になりたかった男は卓越した商才と博才を駆使し、ついに悲願を成就した。「二足のわらじ」を履きながらも小説を書きつづけ、競馬で飯を喰ってきたのはなぜか? それは生活の糧を得られなければ、小説に専念できず、当然デビューなど果たせないからである。痛快人生必勝エッセイ。
  • 私の映画の部屋
    4.0
    解説を締める決まり文句から「サヨナラおじさん」のユニークな異名をとり、多くのファンから支持された著者によるシネマの魅力満載のシリーズ第一作。誰よりも、何よりも映画を愛するがゆえ、感極まって涙流さんばかりに語るのは、巨匠チャップリンはじめ、ゲーリー・クーパー、ジョン・ウェイン、ビビアン・リー、黒沢明……。映画が最大最上の娯楽だった黄金時代を偲ぶシネマ讃歌、名優讃歌。字で読む名画劇場と、ジェスチャーまじりの名解説と……。
  • 妻と娘の国へ行った特派員
    4.0
    インドシナ情勢を的確にとらえ、繊細な視線で人間の生を見つづけた報道記者・近藤紘一。ノンフィクションの真髄を味わわせる著作と爽やかなまなざしは今も多くの読者を魅了してやまない。彼はサイゴン、バンコクの特派員として東南アジアの人々の喜怒哀楽や生活につねに関心を向け、ベトナム人の妻と娘を通じてこの地域との縁はいっそう深まったが、惜しくも四十五歳でガンに斃れた。複雑な国情と厳しい風土に生きる人々のダイナミックな姿を活写したこのエッセイ集は遺作となる。
  • 雑学艶学
    -
    弓削道鏡を筆頭に、古今東西の巨根、巨マン、性豪列伝。江戸時代のソープ(湯女風呂)、接吻の起源、豊臣秀吉の見事なラヴレター、徳川家康の淋病の話、死人に接吻する話、「ずいずいずっころばし」がエロ唄である説、古事記にはじまる「麻羅=刀」説、等々。およそ性にまつわるウンチクを余すところなく傾け尽くす。当代一の人生の達人が好評「雑学猥学」につづいて贈る、Y談のタネ本にして、知性と教養が読むほどに身につく、比較人類学(?)の薫り高い、これぞ人生の本!
  • 食味歳時記
    4.0
    子供時代の最上の美味「キントン」にはじまって、鍋物談義、目黒のタケノコ、大食と美食論、米のうまさについて、戦前のフランスで食べたスキヤキ、麩まんじゅうの味わい、佐藤春夫・幸田露伴とソバを食べた話……ヨーロッパ滞在も長く、演劇に文学に鋭いエスプリを有していた著者が、その批評眼を舌にうつして描いた文明論的味覚随筆。軽妙洒脱な文章で体験を語る各章は人生の世代、世代で異なる味覚の変化を見事に把えて、一種の老人学入門ともなり、もはやこの種随筆の古典である。
  • 棒ふりの控室
    -
    指揮者たるもの、王子さまみたいにふるまわなければと思い込み、しぐさや笑顔を工夫したデビュー直後、テレビのおかげですっかり有名になってしまった汗だくの指揮がもたらすヘソ下三寸のアセモの話、楽器と奏者の体型学的研究や時差の話等、ざっくばらんでユーモラスな人柄のにじみ出たエッセイの数々。おどけたピッコロ、怒るドラム、楽しいクラリネット、そしてチョッピリ昭和ひとケタの哀しさをただよわせたバイオリン……そう、言ってみればこの本は、ひとつのシンフォニーです。
  • 撫で肩ときどき怒り肩
    3.0
    鏡の前で自分の体型変化を発見して愕然とする。友達とする昼下がりの長電話。編み物しながら連続テレビドラマを観るとき。買おうか、買うまいか、店頭で決断するとき。私のホロスコープなんて知らなきゃよかったと気づいたとき。露天風呂で平泳ぎをしてみたら。パリで出会った鉄腕アトム。……この世で一番面白いことは、平凡な日常の中にひそんでいる。読めば途端にあなたにも愛と勇気がわいてくる! 笑いがとまらない過激な辛口コラムが64篇。
  • やられ女の言い分
    3.0
    わたしはどうして、こうなってしまうのか? 次から次に襲いかかる男たちの身勝手で無神経なセクハラや暴言。あんまりな体験の連続に「もう二度と男を好きになったりすることはないような気がする」とすら思ったという著者だが、それでも潰れずに、マンガに小説に歌に芝居に妊婦生活に出産に、と幼ない我が子を抱えながら奮闘活躍する日々。1993年から1998年にかけて書いたパワフルでエネルギッシュ、爽快なまでにほんとうのことをずばり言い切るエッセイ集成。
  • 走って、ころんで、さあ大変
    3.0
    真夜中に働くテレビの仕事には慣れてきたけど、一人ぼっちの外食は未だに……イヤだなあ。作家の父・阿川弘之と賑やかな家族に囲まれて育ち、思いがけずニュースキャスターとなって活躍する毎日。仕事で出会った素敵な人・忘れがたい人や、なぜか数あるお見合い体験のエピソード、思い出すだけで冷汗じっとりの失敗談のあれこれ、アガワ流一人暮らしを楽しむ秘訣などを爽やかに語りかける、とびきり愉快なエッセイ集。読むともれなく、もりもり元気がついてきます。
  • 手紙のたのしみ
    -
    語る内容は様々でも、手紙というものは自分を語ることにつきると著者はいう。芥川龍之介のすなおな恋文、「御主人様」に「どんな難題でも御出し下さいまし」と嘆願する谷崎潤一郎のラヴレター、小林多喜二の死に際してその母に宛てた志賀直哉のお悔やみ、小泉信三の闊達な礼状、「小またが切れ上がるとは」と教示するイラスト入りの伊原宇三郎の手紙、獄中の宮本顕治と獄外の百合子のやりとりした夫婦の手紙など、手紙が持つ深い味わいを、人生の達人が解き明かす書き下ろしエッセイ。
  • 私の西域紀行(上)
    -
    西域は、著者の憧れの地であった。かつては東西交通の要衝として栄え、数々のロマンを生んだこの地域は、同時に、広がる荒蕪地と沙漠が人間の進入を拒む死の土地である。「敦煌」「楼蘭」「昆崙の玉」など、西域を舞台に幾多の小説を書いている著者の四十年来の夢、それは自らの足で彼の地に立つことであった。夢は果たされ、踏査行は五度にわたった。白雪を頂く峻険の天山山脈が、タリム盆地が、火焔山が、巨匠の筆に、あざやかに甦った! 畢生の紀行文学。
  • アメリカの食卓
    -
    「アメリカの料理は不味い、アメリカ人は味覚音痴だ」というのは俗説にすぎない。それぞれの出身国の味=文化は、アメリカでも花開いているのだ。むしろ「人種のるつぼアメリカには世界のすべての料理がある」といった方が正しい。多彩な民族や宗教と開拓の歴史をそれぞれのひと皿に込め、ユニークな個性を開花させたアメリカの食卓を、現地滞在七年の経験から見た、もう一つのアメリカ文化論。読んで楽しくやさしいレシピを各エッセイに付けた。
  • 金子信雄の楽しい夕食
    -
    名優にして名料理人、金子信雄が、安い材料で旨いものを作ることをモットーに、口八丁手八丁で人気を博した名物料理番組の文庫版。フライパン一つあればできるほかほかローストビーフ。にんにく、生姜入りでスタミナ満点の金子式ドライカレー。かつおのたたきも一味変えて洋風に。さらには二日酔いの朝には頭すっきり特製茶がゆを……。四季折々の食にまつわる想いを描いたエッセイと1300種類から厳選した“今夜のおかず”200余品目のレシピを収録。読んで作っておいしい本!
  • 棒ふりの休日
    -
    ミュンヘンでサーモン・ステーキに舌鼓を打ち、北海道静内でついさっきまで泳いでいた鮭の海鮮ナベに随喜の涙を流し、一転、シャケの原点はシャケ缶にありと喝破する。世界を股にかけて大活躍中の音楽家が、タクトのかわりにペンを握りしめ、「わがヰタ・セクスアリス」「ぼくの自慢料理」「世界飲食考」「日本と西洋」の四大テーマに薀蓄のほどを傾けた、ざっくばらんでユーモラスなエッセイの数々。オナシス的食生活体験記から検便についての考察まで、なんでも揃ってます。
  • 大人のままごと
    -
    パリの市場では芳醇新鮮な食材の山に驚嘆。あやしい系譜の「女王陛下のカレーライス」とやらのレシピに挑戦、自宅で楽しむラーメンはスープももちろん自家製。舌の上で奏でられる味覚の饗宴をかぎりなき愛情をこめて、つくる、あじわう、そしてあるきつづける著者のエネルギーは、ときに稀有珍妙な献立と偏愛的学究心を生みだす。日本と世界の美味をめぐり、プロの秘伝を発掘して調理の腕をみがき、人間にとって「食」とは何かを考察した、一読たちまち人生が愉快になる食味随筆の傑作。
  • ピアニストという蛮族がいる
    4.0
    「大体みんな、三、四歳の時から一日平均六、七時間はピアノを弾いているのだ。たった一曲を弾くのに、例えばラフマニノフの「ピアノ協奏曲第三番」では、私自ら半日かかって数えたところでは、二万八千七百三十六個のオタマジャクシを、頭と体で覚えて弾くのである。(中略)すべてが大袈裟で、極端で、間が抜けていて、どこかおかしくて、しかもやたらと真面目なのは、当り前のことではないだろうか。そしてここでも類は友を呼び、蛮族の周りには蛮族が集まる……」(本文より)
  • 新・花の百名山
    -
    早池峰山のウスユキソウ、榛名山のユウスゲ、月山のクロユリ、甲斐駒ヶ岳のタカネバラ、阿蘇高原のリンドウ──もう一歩も登れない、と思う山路の疲れを、いつもやさしく癒してくれるのは、幾千幾万の物言わぬ花々だ。当時80歳をこえた著者が、不自由な足をいたわりながら、なお全国の山に登り続けるのは、大好きな山に咲く花をその山で愛でたいがため。中高年の登山ブームの一因となった「花の百名山」から15年を経て、新たに選び直した百峰の、花と歴史のエッセイ。
  • 私の釣魚大全
    3.9
    餌のミミズの話にはじまって卓抜なる文明批評に到る、釣魚エッセイこれぞ決定版! コイを抱き取る名人まあしゃんの話、カジカをハンマーで捕る話、根釧原野で“幻の魚”を釣る話、井伏鱒二氏が鱒を釣る話、遠くはバイエルン・チロル・メコン河で魚を釣る話、古代人の釣りを体験する話……釣魚を語って、卓抜な文明批評とユニークな自然観をも繰り広げ、その多彩な描写と、無垢なる愉しみにはまず類がない。1969年刊行の原本に大幅に加筆して、図版を加えた決定版。
  • 錬姦作法
    -
    ホモ、レズ、不能者、強精者、窃視症、獣姦、マスターベーション讃美にセーラー服願望と、現代日本に氾濫するのは、セックスアニマルたちの百鬼夜行。混沌たる現代性風俗をなんとか解明せんと、元小説家の中年セックスカウンセラーは、同じく性の炎に身を灼かれて悶え苦しむ同世代の仲間たちとともに、今日も奮励努力するのだが……。名著『エロトピア』の著者が、妄想の限りをつくして性の時代相を執拗に追求した問題の長篇力作。迷える仔羊のご同輩諸君、これは必読の書ですぞ!
  • 役者その世界
    -
    「僕はきっと野たれ死をすると思う」三国連太郎、「私、歌なんか歌いたくて歌ったこと一度もないわ」藤圭子、「政治とは神と欲望との結合体である」三波春夫、「生活を大事にしているヤツにいいシャシンはとれない」今村昌平、「僕は歌右衛門が背広着たところなんか見たくないね」三島由紀夫──長年の芸能探索で拾い集めた、役者や彼らを支えるスタッフたちの楽しいエピソードの数々。著者のライフワークとなった「その世界」シリーズ、「芸人」「タレント」につづく第三弾。
  • 先生のニックネーム ―個性教育の原点―
    -
    何かで読んだ話だが、小学生に「氷が解けたら何になるか?」と質問した。たいていの生徒たちは「水になります!」と答えた、むろん正解である。ところが、一人の生徒は「春になる!」と答えたという。なるほど、これもバッチリうなずけるのだ。とかく現代の学校教育では画一的な解答だけを求め、他の答をすべて異端扱いするきらいがある。これは一方的な押しつけ教育になろう。みんなが考えもつかないようなことを、全く自由に発想できることは、何とすばらしいことかと思う。こんな若者の能力を育てなければ教育はうそになる。学校教育では、若者のさまざまな才能を伸ばすためには、多様なテストや入試のあり方が工夫されなければならない。(本文より)

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  • 男の流儀
    -
    格闘技を1つは学ぶ、名前は毛筆で書く、漢籍の素養を身につける――男の生き方を教える極め付き辛口エッセイ。昭和ヒトケタ世代の著者が、痛切に感じた“若者の常識”の愚かさを俎上に説く“男の流儀”のすすめ!

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  • ヨネックス米山稔 負けてたまるか。 私の履歴書
    4.0
    バドミントン世界一、テニスでもトップ5――。新潟のちっぽけな木工会社は数々の逆境を糧にして世界的スポーツ用品メーカーへ成長した。大好評の「私の履歴書」をもとに創業者・米山稔が語る波瀾万丈の物語。

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  • 帝国ホテル 厨房物語 私の履歴書
    4.2
    60年余りにわたり帝国ホテルの味を守り続けてきたフランス料理界の重鎮の自伝。東京オリンピック選手村食堂の料理長としての奮闘や、エリザベス女王ら賓客の思い出などをまじえながら、波乱の人生を振り返る。

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  • 雑学猥学
    -
    出ものはれものについてウンチクを傾けるかと思えば、けっこう毛だらけ猫灰だらけとセックスにまつわる珍談奇談を、国文・歴史関係、四万冊の蔵書の中からひろい出す。昭和歌謡史に燦然と輝く名作詞家にして当代きっての雑学博士が、頭にハチ巻き腕にヨリ、古今東西のオモシロ話を、時に貴重な体験を踏まえながら巧みな話術で披露。腹を抱えながら雑学ばかりか教養までがシッカリと身についてくる。辛口書評家・谷沢永一氏が「オトナの修身教科書」と絶賛の、これぞまさしく人生の本!
  • 芸人その世界
    -
    芸の世界に憧れ、芸人たちの哀歓に満ちた生き方にかぎりない感興を覚え、持ち前の旺盛なる好奇心で、観たり、聞いたり、読んだりして集めた芸人の世界の可笑しくも哀しいエピソードとプロフィル800話。膨大なコレクションから精選された文章は、一流の役者や映画俳優の知られざる側面を紹介するとともに、日々研鑚の崇高な精神と、危うく愉快な彼らの愛すべき人間性を垣間見せる。著者自身が「<その世界>シリーズは僕の青春であった」と述懐する珠玉の一冊。
  • タレントその世界
    -
    「先代三津五郎ははやっている芸を絶対にみとめなかった。理由は『駄目になるから流行るんだ』」そのほか、「たくさん税金が払いたい」(三波春夫)、「私は天才です」(ジョン・レノン)、「私の神様はお嬢なんです」(加藤喜美枝)、「妻帯者は信用出来ない」(三国連太郎)……などなど、東西のタレントが次々に登場する。好評『芸人その世界』に続いて、永六輔が豊富な資料と貴重な聞書きで綴る芸人の世界の可笑しくも哀しい挿話と語録。
  • 考えるヒント
    3.6
    「常識を守ることは難かしいのである。文明が、やたらに専門家を要求しているからだ。私達常識人は、専門的知識に、おどかされ通しで、気が弱くなっている。私のように、常識の健全性を、専門家に確めてもらうというような面白くない事にもなる。(中略)生半可な知識でも、ともかく知識である事には変りはないという馬鹿な考えは捨てた方がよい。その点では、現代の知識人の多くが、どうにもならぬ科学軽信家になり下っているように思われる」(本文より)
  • 原節子 あるがままに生きて
    3.7
    原節子が新聞・雑誌に残した言葉から、引退までの半生をたどる。デビューのいきさつ、黒澤明に怒鳴られ、大根女優と叩かれ落ち込む繊細さ、その反面の終戦直後にモンペ姿で一人で買出しに出かけるたくましさ、煙草やお酒、麻雀が好きという意外な一面など、「永遠の処女」の知られざる素顔に迫る書きおろし。

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  • アイヌモシリ紀行 松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』をいく
    5.0
    1巻838円 (税込)
    北海道に生まれ、50年の登山歴を持つ著者は「北の自然が異常な速さで変化」していると感じ、それは山の自然だけではなく「全体がとりかえしのきかない破壊」にさらされているのでは、という不安を抱く。そこで自分の目で現実を確かめ北海道の全体像をとらえようとする。その方法として著者は、「山や川の地理を記録しているばかりでなくアイヌびとの生活や和人のコミュニティ」も丁寧に記録している松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』を参照する。この書を「自然と人間との関係を」考え直すために適した「テキストブック」と位置づける。著者は、可能な限り松浦の旅に準じ、全行程をあるく。

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  • マイ仏教
    4.2
    人生は苦。世の中は諸行無常。でも、「そこがいいんじゃない!」と唱えれば、きっと明るい未来が見えてくる。住職を夢見ていた仏像少年時代、青春という名の「荒行」、大人になって再燃した仏像ブーム。辛いときや苦しいとき、いつもそこには仏教があった。グッとくる仏像、煩悩まみれの自分と付き合う方法、地獄ブームと後ろメタファー、ご機嫌な菩薩行……。その意外な魅力や面白さを伝える、M・J(みうらじゅん)流仏教入門。

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  • 天国からの手紙 愛する家族との18年間の霊界通信
    -
    1983年、著者は大韓航空機撃墜事件によって愛する妻と長男を失ってしまった。本書は、最初は悲しみに打ちひしがれていた著者が、次第に死後の世界についての認識を深めていき、ついには、霊界にいる家族と再会を果たすまでをつづった感動の物語である。

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  • 血にまつわる病から生まれたメトセトラ 薬害エイズ訴訟和解から十五年、僕らはこんなカンジで生きてます
    -
    貴方は『薬害エイズ』という事件を覚えているだろうか? 平成八年三月二十九日、一千四百人以上の血友病患者をHIVウィルスに感染させその家族を巻き込んだドラッグ・ハザードは新聞上では「歴史的和解」として一応の決着を見て幕を閉じる。しかし、時間がたつにつれ当事者である僕の頭からですらその記憶はどんどん薄く曖昧になりつつある。世間ではもう終わったことかもしれないが、僕の記憶があんまり歪まないうちに、僕が体験した薬害エイズを自分なりの表現で「沢山の理不尽」を一人でも多くの人に知って貰えたらと思います。

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