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Posted by ブクログ 2018年02月16日
夫の本棚から選んだ一冊。
五木寛之さんの本は2冊目です。
たくさんの作品を書かれているのに、小説は読んだことがない。
1冊目も夫の本棚にあった【人間の覚悟】だったから。
五木さんの書かれるこの類の本がしっくりする年代に入ったのだと思う。
戦後の日本の発展は凄まじかった。
敗戦国でありながら、他国...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月20日
今の時代のベクトルに拒否感を示し、抗おうと水面下で藻掻く時代は、確かに過去のものとなろうとしている。そんな感覚は震災のあとさらに強く感じていました。いま必要なのは、しっかりと周りを見渡し、ゆっくりと着実に下山していくこと。
下山は終わりではなく、次にまた登るため。ひとつ時代が終われば、新しい時代を登...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月03日
日本はさんざんここまで上り調子で来た。
だからここからどのようにソフトランディングをして身の丈にあった生活レベル、考えになるかが重要と著者は説く。
その意見には賛成だし、ドイツやオランダはその思想でつましく生活をする人がほとんどである。
結局、消費で得られる幸せというのは幻想であり、持ち家を所有する...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月10日
筆者も認めているが、暗い(笑)
まあ、題名からして暗い。。。
中身はエッセイ。
話がアチコチいくし、同じ内容も。
それでも引き込まれて読んでしまいました。
登山したら、下山。
まさに下山中の日本。ポジティブも大事だが、それだけでは乗り切れない。
でも逃げるわけにはいかない。ちょっと肩の力を抜いて...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月25日
ある方から進められた本です。
林住期の続編とも言うべき一冊。
「登った山からは降りなければいけない」単純だがなかなか日本人には納得できない心情ではないか。私の年代(50歳)だと戦後派の五木寛之氏ほどではないですがずっと国も会社も自分も成長し続けるもの、と思い込んでいるように思います。
た...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月09日
「山登り」にたとえての筆者の世界観を綴ったこのエッセイは、山好きな父から教わった登山者の心得そのままでした。
登山者にとって山の登りはきついもの。登っているときは早く楽になりたいと思って一生懸命に足を運びます。途中、歩きながら決して上を見てはいけません。バテてしまいます。これからの距離や、自分が登...続きを読む
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