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ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。でも、選り抜きの食材と創意工夫の精神、そして何より南極氷より固い仲間同士の絆がたっぷりとあった。第38次越冬隊として8人の仲間と暮した抱腹絶倒の毎日を、詳細に、いい加減に報告する南極日記。
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「面白南極料理人」
2019年1月12日~ BSテレ東ほか 出演:浜野謙太、マキタスポーツ、田中要次
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Posted by ブクログ
再読です。南極が好きだし、南極観測隊の物語も好きだし、料理のお話も好きで、かつ著者の西村さんのユーモアが抜群で、とにかく全部好みの一冊です。
自粛生活をしてみてから この本に書かれていた 「生野菜への渇望」が とてもよく分かります 若いときは 肉とお菓子だけあれば 生きていけると思ってたけどなぁ
ペンギン友達から貸してもらいました。南極越冬隊の料理人を務めるという希有な体験を、軽妙な文章で読みやすく綴っています。いやホントに面白い。笑える。電車の中で読んでしまって、必死に噴くのをガマン、だけど頬がゆるみっぱなしでした。 題材そのものが興味深いのを、そのままではなく愛情ある視線と独自のスタイ...続きを読むルで絶妙な味に仕上げて提供するあたり、さすが本職が料理人! と思います。
8年ぶりに南極で、それも越冬という過酷な任務に参加することになった筆者。科学者やエンジニアたちを楽しませるため、日々贅沢な素材を使って料理を振る舞う。ウイスキーでさえ凍ってしまう南極のドームでの日々を描く。 映画にもなっていたしなあということで買ってみた。どうやら続編もあるようである。 すべての...続きを読む参加者が何らかのエキスパートであったり、研究者であるはずなのだが、正直なところ全編読んでも、筆者の西村氏が何のエキスパートなのかよくわからなかった。 また、料理人と言うが、全体のエピソードで料理の話は半分足らずというところ。だからといって不満というわけでもなく、南極が我々の想像するレベルのところではないことが、リアルな筆致によって伝わってくるところが醍醐味である。 -35℃で暖かくジンギスカンをやれば湯気が凍っていく。卵や牛乳はあっという間に使い物にならなくなるものの、天然の超低温フリーザーで肉や魚介類は保存が効くなどのエピソードが綴られる。野菜を凍らせられないということだけど、我慢して食べられないものなのかしら。 有名な南極アニメも、かなりこの本をベースに脚本が作られているのだろうというようなところが見られるため、あのアニメを見た人もぜひ一度読んでみるべきだろう。 勢い重視のエッセイのため、主語がないとか、デスマス、ダデアルが一致していなかったり、少々読みにくい部分もあるが、それも醍醐味だ。ただ「二三年」が「にさんねん」なのか「にじゅうさんねん」なのか考え込んでしまう部分も有ったので、そこは要改善というところである。
第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊9人の中で調理担当として過ごした日々のエッセイ。 標高3800m、平均気温-57℃の想像を絶する環境の中で、トラブルあり、笑いあり、ストレスあり、アルコールありの笑って、胸にグッとくる話でした。軽い語り口ですが、その裏にどれだけの苦労があったことか。 どんな時で...続きを読むも、どんな環境でも、食べるって大事だなぁと改めて思えました。そしてそれらを準備し、揃えることの大変さったら、、、。大量の食材を詰め込むところから興味深かったです。 そして、水の調達の大変さと貴重さに驚きました。あんなに雪や氷があっても、極寒の中でそれらを水に変えることは全然別のことなんですね。 それぞれの研究のため、そのサポートのためと集まったエキスパート達ですが、南極で過ごすには、人間力とか生命力みたいなのが必要なんでしょうね。上手く言えないですが。 ちょっと調べてみたら、現在、南極観測隊は第66次隊が活動していて、女性の隊員も、もちろんおられますし、夏隊の隊長は初の女性のようです。 しかも、ドーム基地は雪に埋没して建物の中での生活が危険な状態になったため、通年滞在を中止しているそうです。 昔と状況は変わってそうですが、大変なことには変わりないのでしょうね。
南極で美味しくご飯を食べるために食材を吟味するところから面白い。こんなこと考えて準備してるんだ! この本をもとにした映画もゆるくて面白かったけど本も面白いです。
第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊に料理担当として参加した海上保安官さんのユルくてとても面白いエッセイ。 この方は第30次の観測隊にも参加されているので、変なオジサンみたいな態だけど実はスゴイかたなのだと思います。 知識として昭和基地は知っていたけれど、それよりも千キロもの内陸の標高3800メート...続きを読むルの高地にペンギンもアザラシもウイルスさえも生存しない基地があったとは知りませんでした。 今ではコンプライアンス的に難しい表現とされちゃうものもありそうだけど、男だけのムサクルシイ世界というものも必要なもののように思いました。 知らんけど。 とにかく自分が知らない世界だし、文章もとても面白くて一気に読んでしまった。 そして、何か料理を作ってみたくなる本でした。 続編も読もう。
富士山より高い標高3800m、年平均気温-57℃、酸素も薄い過酷な環境の南極ドーム基地での8人の仲間との一年の暮らしを綴った1冊。 おもしろかった! そしてラストはしっかりグッときた。 「そんな極寒地で人間って生きられるんだ」という驚きと笑いの1冊でした。 全然笑い事じゃない体験がいっぱいなんだ...続きを読むけど、著者の語りが実に軽くて楽しげだから生死に関わる緊迫感が希薄で笑ってしまう。 南極観測隊のみなさん。 研究員と設営(サポート)隊員が派遣されるとのことで、著者は調理担当として海上保安庁から派遣。 著者の数々の料理や観測の様子、遊び心満載の仲間たちとの暮らしぶりが覗けます。 食材は信じられないくらい豪勢だけど、代わりに一年間この生活をするかと問われたら…御免被りたい。 特殊すぎて恐らく本書でしか味わえない体験ばかり。 -36℃で「今日は暖かいな」と感じる南極感覚。 人間の適応能力もすごいけど、彼らの肉体的・精神的タフさに拍手をおくりたい。 あと、知られざる冷凍食品のラインナップにも衝撃を受けました。
映画「南極料理人」の原作。 おじさん丸出しの文章ではあるが、非常にユーモア溢れると共に、それぞれの登場人物の個性も引き立ち、とても面白かった。 何より、食事風景がとても素敵だった。
これは面白い。本を読んで笑い転げたのは久々である。 ウイルスさえも生存を許さない極寒の地、南極。第38次越冬隊の男たちの笑い溢れる生活がここに描かれる。 想像を絶するほど過酷な状況だと思うのだが、それを笑いに変換できるメンタルに平伏した。まずこの状況、自分ならば日本に帰してくれと泣いて喚くかもしれな...続きを読むい。 それでも男たちは創意工夫と選り抜きの食材、美味しそうな料理でもってその状況を乗り越えるのだ。8人の仲間たちとの抱腹絶倒の日々を皆さんもぜひ。
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