無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
この本は、大好評を博した「南極料理人」の続編となります。独特の文体でつづられる南極観測隊員たちの様子と、そういう工夫を凝らして作られた料理の数々がすばらしいです。
南極料理人レシピ&エッセイ集の第2弾です。この本を読んで、大きな牛肉の塊に塩、コショウを振り込んだあとにサラダ油をかけて火をつけて振り回して、「ローストビーフ」といって、わさび醤油やホースラディッシュで食したり、京都大学の人間のアドバイスによって、限りなくカン水に近いものを作り上げてラーメンを作り上げるところは映画にも取り入れられてて、あぁ、ここからとったんだ、と読んでいてうなずいておりました。
そして、ここに掲載されているレシピのうち、「鮭のブイヤベース」は実際に作ってみたいなと思いました。鮭の粗が実際に手にはいりやすい環境にあるので、前は三平汁を作っていたんですが、作者の祖母が「ブイヤベースは三平汁」と一刀両断したところに大笑いしつつも、なるほどな、深い。そんな感想を抱きました。
男だらけの環境、しかも苛酷な寒さの南極で、という世界は僕には想像すらできませんが、ここに記されている文章を大笑いしながら読みつつ、今も現地でがんばっている南極観測隊のみなさまの苦労をしのぶのみです
Posted by ブクログ
読書録「面白南極料理人笑う食卓」4
著者 西村淳
出版 新潮社
p72より引用
“ ついでに言うと、観測隊では、このボン
ヤリした状態の時は個人が何かの世界にポカ
リと入り込んでいる時で、この時無理に話し
かけたりすると、心のバランスが微妙にくず
れ、後々決して良いことはないので、放心状
態もしくは視線を宙に飛ばしている隊員がい
ても、話しかけるのはやめるようにみたいな
ことを、南極に来る前にロールシャッハ検査
をしてくれたお姉様にしつこく何度も念押し
されたのを思いだした。”
目次より抜粋引用
“シェラスコは別れの味
京大監修手打ち麺
雪上車のわがままリクエスト
楊貴妃の涙
ドーム基地のクリスマス”
二度南極観測隊に参加した著者による、南
極での料理人としての活躍とレシピをまとめ
た一冊。
南極での仕事内容から共に厳しい環境を乗
り越える仲間たちとの様子まで、命がけの現
場とは思えない活き活きとした様子が楽しそ
うな文章で綴られています。
上記の引用は、ごみ入りのドラム缶を片付
ける作業に疲れた隊員が放心している様子に
ついて書かれた部分での解説。
人は一人でいると寿命が短くなるそうですが、
それとは逆に一人で何もしない時間も大切な
のでしょう。何事もバランスが大事ですね。
このゴミ片付けの話で何より驚くのは、マイ
ナス35℃でも人は汗だくになってしまうとい
うこと。冷えたら氷像になってしまいそうで
す。
限られた材料で工夫して料理するレシピが
多数あるので、日常にも応用の効く良い一冊
ではないでしょうか。
ーーーーー
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用