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朝日新聞土曜別刷beの好評連載「悩みのるつぼ」から上野千鶴子さん回答の人生相談が書籍化されました。10代~70代の質問者から寄せられた恋愛問題、夫婦関係、親子関係、仕事場でのトラブルなど生きる上での切実なる50の悩みに本音トークでお答えします。とりわけ異彩を放つのが「身の下問題」へのアドバイス。「人生は身の上も身の下もあってまるごと」。そう語りかける上野先生の快刀乱麻ぶりが痛快で、機嫌良く生きるためのアドバイスが満載です。電子書籍も同時発売!
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Posted by ブクログ
新聞連載を愛読している。面白さでは岡田斗司夫氏と双璧かな。「天下の朝日新聞でこんな単語(チ○チ○とか)が堂々と使えるとはいい時代になった」というような意味のことが何回か書かれていて、確かにそうだなあと思う。
上野先生と言えば、その鋭い舌鋒であちらを斬り、こちらをバッサリ、というイメージだが(ま、実際そうなんだが)、「こういうことが達成できたことはすばらしい」というようなことも折に触れて発言されている。この人生相談でも、かつての悩みとの違いによく言及されていて、なるほどなあと思うことが多かった。特に女性の生き方について、古い規範を内面化した相談がほぼなくなっているように思う。確実に世の中は変わっている。遅々とした歩みではあるけれど。そしてまた、新たな悩みや苦しみもあるわけだけど。
ウンウンとうなずいてしまう指摘が随所にある。
「親の幸福より自分の幸福が大事。そう、自分のエゴイズムに向きあい、それを肯定するのが生きる覚悟というものです」
老親との葛藤を訴える女性へのことばであるが、ほんと、その通りだと思った。
新聞に載ったとき、何回も読み返し、切り抜いてとってある回がある。自分と同年代の女性が、娘さん(ウチの娘と同年代)の人生について相談したもの。
「親業のゴールは、子どもからある日、『もうあなたは要らない』と言ってもらうこと」
我が家の子どもは二人とも、下宿して大学生活を送り、そのまま遠方で社会人となり一人暮らしをしている。学生時代にはしてやれることがまだあったが、今やなーんにもない。引っ越しの手伝いもいらないと言われ、結構(かなり、とっても、すごく)寂しい気がしたのだが、上野先生にそれで良かったのだと言ってもらっているような気がした。
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