教育作品一覧
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4.6「はっきり言って、いまの学校はオワコンです」 年間1万人が学校説明会に来る校長先生が教えるミライの授業 「日本で一番学校説明会に人が集まる」とも言われる千代田国際中学校校長・日野田直彦。 定員割れで予備校が出す偏差値が「判定不能」、9年で5人も校長が交代する倒産寸前の状態からV字回復し、学校説明会には毎年のべ1万人以上もの親子が参加している。 「塾なし、海外経験なし、経済力なし」の生徒を海外大学に多数進学させ、海外の有名大学が「日野田の教え子が欲しい」とわざわざ駆けつけるほど。 そんな学校の生徒は「言わなくても勝手に勉強する」「授業にダメ出しする」さらには「学校説明会をジャック」……!? 偏差値50のごく普通の学校から、そして偏差値「判定不能」にまで陥った経営不振の高校から多くの海外進学者を出した、年間1万人が学校説明会に来る、いま注目すべき校長先生が日々子どもたちに伝えている、そして「2050年」を生き抜くためのミライの授業。 【本文より(抜粋)】 いまの学校は限界にきているということです。はっきりいって「オワコン」です。 それは、日本一の難関大学である東京大学や、その東大に多くの生徒が進学する御三家とよばれる中高一貫の名門校、さらには受験戦争を乗り越えるために日々奮闘している予備校や進学塾も例外ではありません。(中略) ぼくが教育に携わっているのは、日本を変えるためには一番効果的だからです。(中略) 成績が上がらない、あまり学校や先生が好きじゃない、どうしてこんな勉強しなきゃいけないんだろう、なぜ、大学に行かなきゃいけないんだろう、どうせ自分なんて……と思い悩んでいる人にこそ、この本を読んでほしいと思います。 その悩みや違和感はまちがいではありません。ぼくもタイから帰ってきてそう思いました。 でも、少しだけ視点を変えてみてください。すると、世界はちがって見えてきます。(中略) 中学生や高校生のお子さんをもつお父さんやお母さんがたにも読んでほしいと思います。(中略) ぼくは教育で社会を変えたいと思っています。そのためには仲間が必要です。一緒にワクワクする社会をつくりましょう。 【目次(抜粋)】 第1章 学校はオワコンだ 世界はものすごいスピードで変化している/学校はなんのためにあるのか/「いえない」「いわない」「いわせない」/高度成長を支えた学校/日本は課題先進国/日本よりバンコクの方がイケてる!?/犯人探しはもうやめよう/日本と世界のいいとこ取りが最適解 第2章 ぼくがつくっている「ミライの学校」 足りないのは英会話力じゃなくて思考力/世界のクレイジーに会いにボストンへ/たった2万9800円でハーバード短期留学?/校則を変えたかったら企画書を持ってきなさい/学校説明会を生徒がジャック/コロナ禍で企画書が飛び交う学校 第3章 帰国生、校長になる 関西人、タイで暮らす/監督の話で気づかされたオーナーシップの意味/恩師に「苦手なことや嫌いなことを選べば幅が広がる」といわれ教育の道に/進学塾で気づいた日本の教育の本質 第4章 ミライの勇者へ コロンブスは夢見るプータロー/英検2級に落ちるほど英語が苦手でも海外へ/大切なのはオーナーシップ/失敗できるヤツが一番偉い/「あんただれやねん?」に答えられるか?/「振り返りは「反省」ではない/留年寸前から世界150位の大学へ/教養とは自由になるための技術/アウェー体験があれば強くなれる/日本の強さは「まあまあ力」/人生は逆張り 第5章 Go Abroad ! ―海外進学の道 海外進学のポイント/さまざまな英語試験/アメリカの大学は3種類/インターナショナルスクール生が使う裏技/いまがチャンス ……ほか 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●紙書籍版とは色見が異なる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京大学理系志望者,国立大理系受験者向けの問題集です。東大理系数学ならではのクセや傾向を分析し,解くための前提知識,ポイント,さらに知っていると得するテクニックなどを紹介します。過去問100問を分野別にソートし,見開き2ページ完結型で解説するので自分が苦手な部分を集中的に読むこともできます。東大の過去問だけではなく他大学からの出題例も類題として掲載するので,東大受験生だけではなく難関私大受験者も本書で実戦力・思考力を養うことができます。
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3.0なぜ秀頼は家康に戦いを挑んだのか? どうして鎖国したのか? 旗本はどうしたら出世できるのか? なぜ武士は切腹するのか? これら戦国・江戸に関する事柄は、NHK大河ドラマや時代劇などで取り上げられることが多いので、とても馴染みがあります。しかし、逆にドラマに影響されて、実際の歴史像は意外に正しく理解されていません。「知っているようで実は知らない歴史」を正しく理解することは、教養の基礎になります。本書では、東大名物教授の山本博文先生が戦国・江戸時代で特に知っておくべきことを、東大入試でも重視する「歴史の大きな流れをつかむ」ことをもとに、明快に解説します。決して細かい年号や事項を覚えることが、日本史を理解することではありません。歴史の流れをつかむことが大事なのです。“意外とわかっていない時代”を正しく理解する大人のための教養書。
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2.5東大の日本史入試問題や歴史研究の場で重視されているのは、「歴史の大きな流れをつかむこと」「史料や文献を読んで歴史をどのように解釈するかを問うこと」です。これが「東大流」で、決して細かい年号や事項を覚えることが、日本史を理解することではないのです。本書では、東京大学の山本博文教授による「歴史の大きな流れをつかむ」技法に基づき、古代から現代まで、最新の研究成果を取り入れつつ、歴史の重要ポイントを読み直します。学校の授業や教科書ではよくわからなかった「歴史の流れ」や「歴史の見方」がわかってきます。「聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか?」「武士はどのようにして生まれたのか?」「藤原道長はなぜ関白にならなかったのか?」「なぜ鎌倉幕府は滅びたのか?」「ペリーはなぜ日本に来たのか?」などといった疑問もスッキリ解消。東大教授による日本史再発見。
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4.1東大生が入学して最初に身につける,社会を生きるための歴史学的思考法.「大学で学ぶ最初で最後の歴史学」を念頭に,じっさいに東大駒場で1・2年生向けに行われている全12回オムニバス講義.他大学の1・2年生はもちろん,歴史好きの高校生やビジネスパーソンも必読の,教養としての歴史学.
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-東南アジア諸国は、文化的、社会的多様性を持ち、また被植民地の経験も有する。多くの国は、国民統合のための教育、英語教育、宗教教育、多文化教育に力点を置いている。そうした特色を持つ東南アジア諸国の教育が世界の開発途上国におけるモデルを提供し得るのではないかと考え科研費研究(平成25~27年度)を行った。その際、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシアの教育を主な対象とした。その後、シンガポール、ベトナム、ラオスの研究者も加わり、各国のモデルになり得る教育を分析研究した。 本書の第1部は、東南アジアの共通教育、第2部は各国のハブ・モデルと呼べる教育開発を究明した。ボーイスカウト活動(タイ)、女子・女性教育(マレーシア)、教員研修制度(シンガポール、インドネシア)、RECSAMの課題(SEAMEO)などである。これらの教育開発のモデル性を検討した結果、「教育開発の多様な先進型モデル」と呼ぶことができると指摘した。
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-中国元朝のフビライ・ハーンの時代、ヨーロッパから中国におもむいて長年フビライに仕え、26年ぶりに故郷ヴェネチアに帰国した商人マルコ・ポーロ(1254~1324)の大旅行記・博物誌。たまたまマルコが帰国した時期はヴェネチアがジェノアと争っていたため、軍艦に乗っていたマルコはジェノアの捕虜となって、その後の講和で釈放されるまでの約1年間ジェノアの獄にあった。その獄中で知り合ったのがピサ出身のルスティケロという物語作者で、「東方見聞録」はこのルスティケロの手によって初めてまとめられた。マルコはフビライの使者として、または商売で長期間、中国各地を旅行したので、モンゴルの歴史や風習、中国や中央アジアに関して、きわめて幅広い知識をヨーロッパに初めてもたらすことになり、そのアジア観に深い影響をあたえた。
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4.0東北史を三つの視点から読み解く。一つめは、近畿地方を中心に国家が形成されると、やがて国家的な境界が東北地方に形成されたこと。二つめは、境界領域としての東北地方で、人や物、言語、習俗、信仰などの交流が活発に行われたこと。三つめは、これまで一言で東北地方といってきた、その内側に多様性に富む地域が形成されていたということである。東北史を考えることは、現代日本の構造を明確化させることでもあり、逆に地域の主体性や独自性を示すことに他ならない。
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3.0「東北」とは、幕末から近代において作られた言葉である。古代以来の律令制国たる陸奥・出羽二国の領域を「東北」と呼称して、地方の一体性を強調する現象が発生していくのは、主に近代以降のこと。時としてそこには「後進」や「周辺」の意味が込められている場合がある。本書は、この問題関心のもと、近世・近現代の東北史を三つの視点から描写する。一点目は、中央との位置。二点目は、各地との交流。三点目は、中央の影響力のもとでの地域の独自性である。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2015年に国連で掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsをめぐる大学の活動は、啓発、実践を経て「行動の10年」を見据えたさらなる加速と深化が求められている。それらを具現化すべく、国際社会や地域社会における「連帯・連携」もパワフルに展開中であり、各界の注目は高まる一方である。本誌は、シリーズ第4弾として、国連、政府、産業等、バラエティ豊かな各大学の連携状況を克明にレポート。SDGsによる大学教育革新の中核に迫る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2015年の「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」採択から8年の時が経った現在。パンデミック等を引き金にナショナリズムが高まり、世界の分断が進んでいます。現状を打開する鍵の一つといえるのが、SDGs。大学のサステイナブルな取り組みを特集してきた本シリーズの第5弾では、いよいよ「2030アジェンダ」の中間地点を迎えた今、大学に求められているアクションを探るとともに、2030年以降のSDGsの概念がどう継続・変化していくかに注目します。それに伴い、大学の動きはどう変わり、未来のためにどのような行動をとるべきなのか。この先を見据えた大学の取り組みをレポートします。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGsの達成期限である2030年まで残り5年。日本におけるSDGsの認知度は向上し、考え方は確実に社会に浸透している。しかし、コロナ禍や国際社会の分断により、これまで加速度的に展開してきた取り組みは停滞し、各目標の達成度は低迷。これまでの社会の変化を再確認し、「現在地」を理解することが重要である。そして、SDGsが目指す「持続可能な未来」について捉え直す局面にある。 本誌では、SDGsの現状を把握・分析するとともに、「持続可能な未来」を目指す大学の知と実践を紹介。2030年までに必要とされる行動や、ポストSDGsにおける大学の在り方について考察し、未来の可能性に迫る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGsが国連で採択されて約6年。2030年の目標達成に向け、世界は「行動の10年」へと歩みを進めている。 一人ひとりの行動がいずれ世界を変えうる現代、未来を創造する鍵となるのは「教育」だ。初等中等教育現場の現場における変革は著しく、SDGsを実現する取り組みが多様化し、「持続可能な社会の創り手」の育成の場として注目を集めている。 本誌では、教育を通してSDGsを実現している事例を紹介し、SDGs・ESD教育の深化と多様性を象徴する初等・中等教育の真価に迫る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年1月に発刊された東洋経済ACADEMICシリーズ【次代の教育・研究モデル】シリーズの第三弾。 生成系AIの台頭により、大きく変容する社会と教育業界。複雑化する国際情勢とも絡み合い、先行き不透明の時代性は深刻化しつつある。こうした時代を生き抜く上で鍵となり得るのは、学問の枠組みや文系・理系といった縦割りの構造を超越する「新しいサイエンス」だ。高等教育業界においては、データサイエンスを中心に新進気鋭の知見を活かした教育・研究のモデルの構築が各大学により推進されている。いかに多様なグローバルイシューに対峙するイノベーションを創出し、持続可能な社会を構築するか。各大学のモデルを通して、深まりつつある次代の教育・研究の価値を紐解く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年1月に発刊された東洋経済ACADEMICシリーズ【次代の教育・研究モデル】シリーズの第二弾。 社会や教育業界におけるDX・AIの重要度は年々高まっており、その推進および活用は、メタバースの進化や、より高度なAI技術・研究の拡がりによって大きく発展し続けている。そうした先行事例をすでに取り入れた大学は新たな局面を迎え、社会全体や教育・研究機関にもイノベーションを起こしつつある。本書では大学の実例を多数取り上げ、その社会的インパクトの大きさをレポート。メタバースの導入事例をはじめ、新しい教育の形や社会を変える最先端の研究を広く紹介し、今の教育業界の姿を克明に描く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東洋経済ACADEMICシリーズから【DX・AI】に関する書籍が発刊。 Sociaty5.0で示される日本社会の未来を実現するために、社会課題解決に資する人材育成、研究が現在ほど求められている時代はない。今日、ウィズコロナ時代に向けて、DX推進・AI活用は、産業界のみならず、教育界の先進分野として世界の注目を集めている。文部科学省をはじめとする各省庁の動きからも、データサイエンス教育やデジタルとフィジカル融合型の研究手法への支援は力強く展開中である。本誌では、教育・研究の場におけるDX推進・AI活用を実現する多様な事例を紹介し、それらを加速・推進する次世代教育・研究モデルの核心に迫る。
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-世界屈指の東洋学の拠点、東洋文庫100年の歩みをたどりつつ、誰もが気軽に楽しめるミュージアムも紹介。カラー口絵・コラムあり。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 東洋法史論集の第1巻。916~1125年、契丹人によってモンゴルを中心に中国北方を支配した遼王朝の法と政治機構を解説する。 【目次】 序 序章 北面中央官制の特色と世官制の意義 I 従来の成果と問題の所在 II 遼國成立前のキタイ部族制社會 III 遼國の成立と國號始建 IV 北面中央官制の特色 V 世官制の意義 第一章 宰相府 I 問題の所在 II 北(府)宰相の事例 附表 III 南(府)宰相の事例 附表 IV 総知軍國事・知國事の事例 V 総括的私見 第二章 宜徽院 I 問題の所在 II 宣徽院諸職官の叙任例 III 宜徽院の職掌 IV 宜徽諸院の関係 第三章 大子越府 I 問題の所在 II 北面朝官たる于越の事例 III 北面属國官たる于越の事例 IV 総括的私見 第四章 〓隠と宗正 I 史料と問題の所在 II 〓偽隠諸官の事例 III 〓隠諸官の職掌 第五章 夷離畢院と刑部・大理寺 I 遼代法の特色 II 北面中央官制における鞠獄官 III 南面中央官制における鞠獄官 IV 遼代の獄訟 第六章 中丞司と御史台 I 枢密院中丞司 II 御史台 III 枢密院中丞司と御史台 第七章 大林牙院と翰林院 I 北面の官制 II 南面の官制 III 大林牙院と翰林院 第八章 敵烈麻都司と礼部──巫の機能と地位 I 典礼管掌の官司 II 巫の機能 その一 III 巫の機能 その二 IV 巫の機能 その三 V 巫の地位 第九章 御帳官 I 史料と従来の研究 II 侍衛司 III 北・南護衛府 IV 奉宸司 V 三班院 VI 宿衛司 VII 宿直司 VIII 硬棄司 IX 皇太子〓司 X 総括的私見 第十章 三省 I 問題の所在 II 叙任事例の整理附附表 III 國初の政事令 IV 創置の政事省 V 改称後の中書省 VI 中書省の諸職官 VII 門下省と尚書省 第十一章 羣牧官 I 羣牧制の成立 II 西邊の六羣牧 III 官畜の管理 IV 契丹人の窮乏 史料と参考文獣 島田 正郎 1915~2009年。東洋史学者、法制史学者。東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。元明治大学総長。法学博士(明治大学・論文博士)。 著書に、『東洋法史要』『遼代社会史研究』『世界史要』『遼制の研究』『祖州城 東蒙古モンチョックアゴラに存する遼代古城址の考古学的歴史学的発掘調査報告』『遼の社会と文化』『東洋の法の歴史』『世界史』『アジア 歴史と法』『東洋法史』『遼制之研究』『遼史』『遼朝官制の研究』『遼朝史の研究』『清末における近代的法典の編纂』『北方ユーラシア法系の研究』『清朝蒙古例の研究』『明末清初モンゴル法の研究』『清朝蒙古例の実効性の研究 東洋法史論集第7』『契丹国 遊牧の民キタイの王朝』『北方ユーラシア法系通史』『西夏法典初探 東洋法史論集 第8』などがある。
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4.0「英霊二万ノ加護ニヨリ無事撤収ス」――1943年2月7日、救出された陸海の将兵を乗せ、最後のガダルカナル撤退作戦を奇蹟的に成功させた駆逐艦白雪、そのラバウルに宛てた電報である。最終的に一万六〇〇人余りが命を長らえたものの、ガダルカナル争奪戦での日本軍の損害は、戦死者八千人、戦病死者一万一千人に及ぶ。その多くがマラリアや栄養失調による餓死である。何故このような悲惨な戦いとなったのか? 日本の陸海軍エリートたちは米軍を侮り、誤断を繰り返し、太平洋遥か六千キロを越えた余りにも遠い島嶼での戦闘に対して、現実をほとんど無視した命令を出し続けたのである。鎧袖一触で勝てるとの楽観を打ち砕かれ、死闘空しく日本軍がガダルカナルからの撤退を決めた時、太平洋戦争の戦局は米国側へと大きく転回していく……。当代一流の戦史家が、日米の死闘を克明に描いた戦記ドキュメント。「戦いの神・マルス」は、ついに日本を見放した!
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5.0そうか、『ノモンハンの夏』をもう一冊書き終えたのか、とあらためて納得した。陸軍中央はガダルカナル争奪戦においても、大元帥陛下に偽りの報告をしつつ、懲りずにノモンハンのときと同じような、無謀、独善そして泥縄的でありすぎる作戦指導をしたのである。そしてノモンハン以上に多くの将兵を死に至らしめ、結局は大敗北を喫した。〈中略〉要は、ノモンハン事件と同様、そこから学ぶべきは、エリート参謀たちの根拠なき自己過信、傲慢な無知、底知れぬ無責任が国を滅ぼす、という事実である〈「あとがき」より〉。「昭和史の語り部」が伝え残したかったこととは――。新装復刊に際し、新たに、戸高一成氏(大和ミュージアム館長)による解説を付した。ミッドウェイ海戦での敗退。ガダルカナル島に飛行場を建設。敵部隊の上陸、突撃、全滅、揚陸失敗……。捲土重来も、戦艦は沈没し、船団が潰滅。悲惨な敗北、御前会議、そして撤退へ――。日本人が忘れてはならない歴史の教訓がここにある。
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3.0天武天皇と額田王の娘であり、壬申の乱で敗死した大友皇子の正妃でもあった十市皇女。 父と夫の間で皇位継承を巡る戦いが起こり、その渦中で苦悩し、ついには若くして謎の急死を遂げた悲劇の皇女、これが十市皇女の一般的なイメージだろう。 また、高市皇子が十市皇女やその死に対しては彼の中に特別な感情があったかのようにも思わせる三首の挽歌を捧げてもいる。 この事から彼らは夫婦か恋人であったのではないのか?とする見方も以前から根強い。 そうした高市皇子と彼女の間の悲恋の存在の連想も、一層、十市皇女についての「悲劇の皇女」という印象を高める効果を与えてる。 だが、私は十市皇女の悲劇とはもっと異なる種類の悲劇であったと考えている。 彼女は大友皇女と死別後は強制的に夫の王朝を滅ぼした、天武朝のために「常処女」である巫女として天武朝の平安と安泰を祈らなければならない第二の人生を始める事になるのてある。 そしてそのような立場からくる激しい葛藤や苦悩がついには十市皇女を死へと追いやる事となったのである。 だから実際には高市皇子と十市皇女は夫婦や恋人という、特別な関係性にはなく。 実際の高市皇子の挽歌の詠まれた目的も。 十市皇女の最年長の異母弟であり、十市皇女の夫大友皇子を敗死させた大海人軍の総司令官でもある高市皇子が天武朝を恨みながら死んだ十市皇女への鎮魂のために詠んだものだったのである。
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-花のみやこか、懐かしきふるさとか――。日本列島の文化の歴史は、海の外からやってきた最新の情報があつまる都会への憧れと、生まれ育った郷土への思い入れのはざまで紡がれてきた。奈良、京都、のちには江戸・東京という「みやこ」に対する「地方」の憧れと反発、さらに中国大陸や欧米という「中央」に対する「辺境」日本の憧れと反発という二重の交錯を見据え、そこに織りなされる綾を丹念に描き出した唯一無二の列島文化史。 夷なる日本が華なる中国に劣らないと主張した京都生まれの伊藤仁斎と、関東出身で田舎固有の文化に価値を見出し江戸学芸を京から自立させた荻生徂徠。日本文化や日本的なるものの一貫性を否定した内藤湖南と「国史」の範囲に苦悩した黒板勝美。日本文化が基底のところで一体のものであることを前提にしたことで「郷土を捨象した」と批判された、民俗学の父・柳田国男が敬意をいだいていたのは、田舎に「いにしえのみやび」を見出した本居宣長だった。 古代の青銅鏡が示す畿内王権や記紀神話にはじまり現代にいたるまで時代を縦横無尽に扱いながら、独自の視点で日本文化の形を照らし出す。(原本:平凡社、1991年) 【本書の内容】 はじめに 第一章 都市の論理――先進・後進論の背景 第二章 反都市文明――「地方」主張の論理と背理 第三章 国家という単位――単一の「国」と「くに」の複合 第四章 民衆知と文字文化――ひとつの試み あとがき 解 説(長﨑健吾)
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-長野県小川村に残る難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読を試みた書 長野県の北部にある虫倉山という信仰の山。この西山麓にある小川村には多くの難解地名が残っている。小川村には、夷=アイヌ人が長く暮らしていたという江戸時代の農民の記憶を書きとどめた『小川郷昔記録』という古文書が残っている。近年DNAにかかる研究がすすみ、縄文人の系譜はアイヌ人に色濃く伝わっていることが明らかになった。本書は、この難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読、あわせて村の遺跡や神社、食べ物、方言を取り上げ、本州最深部にある小川村の古代を探ったものである。 【目次】 はじめに 序章 現代に続く縄文人の系譜 第一章 縄文地名の発掘 第二章 古い時代から続く十一の村々 第三章 歴史「こぼれ話」 第四章 特色ある小川村の縄文地名 あとがき 参考文献 【著者】 神谷真 1943年長野県小川村に生まれる。東京都及び宮内庁を経て神奈川県に勤務。環境衛生課長、産業政策課長、政策調整室長、土木部(現県土部)次長、県立図書館長を歴任し平成15年3月退職。以後、郷土史の研究に没頭、著書に小川村の伝承に着目した『空蝉の旅立ち』や鎌倉権五郎の末裔という伝説を持つ鎌倉家の歴史を追及した『信州鎌倉家の歩み』などを書き上げる。昭和41年法政大学卒業
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 河合塾の超人気講師 登木健司(とき けんじ)先生による『英語長文講義の実況中継』が登場です!! 【早慶上智 関関同立 MARCHレベル】 頻出テーマを押さえ、英文の意味をウラのウラまで読み込み、長文の展開を予測する革命的読解法!! 本書は、「入試の制限時間内に正確に長文が読めるようになりたい」 「難関大学で出題される、哲学・思想などを扱った、抽象度の高い、難しい英文を読めるようになりたい」という人のためのものです。 【学習の進め方】 まず「別冊」の問題に取り組んでください。短い問題は10分程度、長い問題は30分程度で設問に答えましょう。 そのあと、時間無制限で、設問以外の箇所も、参考書や辞書を調べながら、じっくり読み込む作業を行ってください。 このように2段階で予習を行ったあと、本文の解説講義を読み始めましょう。 ●難関大学で出題された英文に、これ以上ないくらいに詳細な文構造(品詞分解)の解説をいれてあります。 ●難単語も含め、ほぼすべての重要単語に、語句リスト(Word Check)を付けました。 【本書の特色】 (1)本書には、難関大入試突破のための長文読解法が凝縮された、別冊「読解公式のまとめ」が付いています。取り外していつも参照するようにしてください。すべての解説講義が終わったあとも、何度も読み返してください。 (2)「読解の思考回路」というコーナーでは、難関大の長文を攻略するために必要な「アタマの働かせ方」について解説しています。無計画な丸暗記だけでは、難関大合格は困難です。どういった考え方をすれば戦略上有利になるのか、わかりやすく講義しています。 (3)「早慶上智ワード[フレーズ]」では、難関大の設問に直結し、長文の内容展開を予測するカギとなる重要語句が整理されています。これまでの参考書や単語集にはない、まったく新しいアプローチです。 (4)「現代文・小論文的アプローチ」では、河合塾現代文科講師の安達雄大(あだち ゆうた)先生に、収録された英文と密接に関連するテーマ・内容を、現代文や小論文の視点から解説してもらいました。英文の内容面での深い理解に到達できるはずです。 語学春秋社ホームページより、ネイティヴスピーカーによる英文音声(MP3データ)を無料ダウンロードできます。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆本書の特色◆ (1) 試験で大きな配点を占める「内容一致問題」を完全攻略! (2) 読解力アップのための重要な構文・文法を特別指導。 (3) リーディング力をライティング力に応用する特別指導。 (4) 私大・国立二次、共通テストを中心に、英検にも応用可能。 (5) 両講師の対談形式による解説 ”副音声“ 付(無料ダウンロード) 河合塾の人気講師、登木先生と守屋先生のタッグによる内容一致問題攻略のメソッドは、解答時間の最小化に向けて、公式を使って正解を導き、同時にライティング力アップを目指すという、従来の参考書の概念を打ち破る先駆的かつ画期的手法です。 本書は、守屋佑真・登木健司両講師による、現在の入試制度において大きな配点を占める「内容一致問題」についての徹底的な研究を目的としたものです。 「時間内に解き終えることができない」という悩みを抱える受験生にとって、本書で紹介される様々な解法は大きな助けになるはずです。 本書では、私立大学の内容一致問題を扱っていますが、共通テストや国立二次試験、その他各種民間試験の内容一致問題対策にも極めて有効であるのみならず、あらゆる形式の内容一致問題を処理するスピードが格段にアップするものと信じます。 また皆さんの中には、自由英作文の対策が後回しになっている人も多いのではないでしょうか? 「WRITING PICK UP」のコーナーでは、内容一致のパートで使用し、構造と文法を完璧なまでに理解した英文を活用して、リーディングをライティング(自由英作文)へと繋げていく、という画期的なメソッドを丁寧に紹介しています。 「自由英作文の勉強を具体的にどこからスタートすればいいか」という悩みについてのヒントがきっと得られるでしょう。 なお、両講師の対談形式による、全10回の講義についてのアドバイス「実況中継副音声」が、語学春秋社ホームページから無料ダウンロードしていただけます。
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本作品は、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。電子書籍の特性上、書き込み等はできません。予めご了承ください。】さあ迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。謎をとき、かくされた絵をみつけよう。きみは、時の石(トケイ石)を全部あつめて、現代にもどってこれるかな。詳細に描かれた各時代の風景の中に、迷路がはりめぐらされています。それをうまく乗り越え、かくし絵のクイズを解きながら時代を旅するゲーム感覚の絵本です。一見開きに二つの迷路といくつかのかくし絵、そのほかにクイズもあり、何度でも繰り返し楽しめる内容になっています。旅するのは(1)現代→(2)恐竜時代→(3)氷河時代→(4)縄文時代→(5)弥生時代→(6)古墳時代→(7)奈良時代→(8)平安時代→(9)鎌倉時代→(10)戦国時代→(11)江戸時代→(12)時間のさけめとなっている時の回廊、の全12画面です。どうしても答えがみつけられなかったときように、詳細な回答頁もつけています。歴史考証イラストの専門家として、歴史雑誌や学習参考書などに多数の作品を提供している香川元太郎氏の初の絵本です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 若き日に芸能マネージャーだった男が、故郷の福島県いわき市に帰り、学習塾を経営しつつ3人の子を育て、テニスをコーチした。スターづくりを目指して!子どもたちはテニスで3人とも「インターハイ」に出場。東北の「丹野3兄弟」として知られた。一方で勉強も頑張り、長女は歯科医師に、長男は医師に、次男は研究者に。男の子育てと塾の生徒育成の核は、芸能マネージャー経験だった。愛妻との二人三脚でいわきの地に「人づくり」の花を咲かせたユニークな男の物語。
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-徳川三代の政治顧問であった天海大僧正が、「徳川家康公は万事に通じており、何事をたずねても滞るところがなかった。秀忠公は資質が温和柔順だったので、同様であった。しかし、家光公は、極めて聡明であり、武勇にすぐれていた」--と評している。天海があえて、家光だけを聡明英武と称えているのは、家光の中に底知れぬ叡智を見出していたからではなかろうか……と、著者は言う。その通り、家康、秀忠が苦労して創って来た徳川幕府の土台は、後を継いだ、三代将軍・家光によって、盤石なものとなった。彼は、柔軟な思考力を持ち、物事の善悪をよく見極め、それを自分の中で十分に咀嚼し、善しとしたことだけを用いた。それでこそ、心もとなかった幕政を上手に熟させることができたのである。また“生まれながらの将軍”として、強気の姿勢で世に処したのも、その治の特徴であった。戦乱の残り火を吹き消し、泰平の道を拓いたリーダー像を描く長編歴史小説。
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4.5いま、「徳川家康」像が大きく揺れ動いている! 徳川家康といえば、武田信玄に三方原の戦いで完敗した際、自画像を描かせ、慢心したときの戒めにしたとされる。「顰(しかみ)像」として知られる絵だが、近年、それは後世の作り話との説が出されている。それだけでなく、家康に関する研究は急速に進み、通説が見直されるようになっているのだ。一例を挙げれば、家康の嫡男・松平信康が自害に追い込まれた事件は、織田信長の命令によるものとされてきた。しかし近年では、その事件の背景に、徳川家内部における家臣団の対立があったことが指摘されているのだ。本書はそうした最新の研究動向を交えつつ、桶狭間の戦い、長篠の戦い、伊賀越え、関東移封、関ヶ原合戦など、家康の人生における9つの危機を取り上げ、それらの実相に迫りつつ、家康がそれをいかに乗り越えたかを解説する。そこから浮かび上がる、意外かつ新たな家康像とは――。
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-桶狭間の戦いで信長が今川義元を破ると、後に徳川家康と名乗る松平元康が動き出した。信長と清洲同盟を結び安全を確保しつつ、三河一向一揆や今川氏などの抑えこみを図ったのだ。戦国大名にのし上がるまでの家康初期の活躍を解説。
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-今川軍の先方として活躍した桶狭間の戦い、武田信玄に苦戦を強いられた三方ヶ原の戦い、三成率いる東軍を相手に天下の分け目の戦となった関ヶ原の戦い。徳川家康が参戦した三つの決戦をピックアップする。要点をまとめて紹介!
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-永禄五(一五六二)年に家康は信長と清洲同盟を結んだ。この外交戦略は家康にとって武田信玄を牽制する重要な意味を持っていたが、その代償も大きかった。三河一向一揆、大賀八四郎事件、信康事件など数々の悲劇が家康を襲う!
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-徳川家康の天下獲りを決定づけた関ヶ原の戦いでの勝利。その影で、徳川軍団の構造的欠陥が露呈しはじめていた。それを象徴するのが徳川秀忠率いる主力部隊の遅参である。政治的配慮、道路事情、徳川家の軍制といった複雑な要素を読み解き、問題の本質に迫る。
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-西軍が関ヶ原への移動したのは、家康が流した偽情報に三成が反応したからだといわれている。しかし、書状などの信頼できる史料を検証すると、東軍による大垣城への水攻めが三成を動揺させていたことがわかった。東西両軍の作戦面での駆け引きを見る。
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4.3桶狭間合戦を契機にした自立から今川攻め、家臣離反と亡国の危機に瀕した三河一向一揆、信玄による駿河侵攻と三方原合戦の大敗――若き家康が直面した「どうする?」の決断には、つねに大国武田との攻防があった。両者はいつどのように互いの存在を意識し、なぜ手を結び、ついには手切れとなったのか。息詰まる駆け引きと命運をわけた決断の背景には、いったい何があったのか。巷間いわれる「信玄にやられ続けた家康」像は果たして正しいのか。膨大な史実を丹念に読み解き、数少ない史料の「点と点」をつなぎ合わせながら、立体的に歴史を浮かび上がらせる。2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証担当が、これまでほとんど語られてこなかった家康・信玄の攻防を軸に、戦国史の最前線に斬り込む。 第一章 松平元康と武田信玄 第二章 今川氏攻略に向けた動き 第三章 家康と信玄、今川攻めへ 第四章 不気味な静けさ 第五章 徳川家康、生涯最大の危機
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3.5【内容紹介】 【家康流・「人の心を操作する方法」とは?】 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』スタート直前! ★★戦国一の「人間通」家康の処世術を初公開!!★★ 江戸300年の礎を築いた「人間通」徳川家康は、どのように敵・味方を見定め、動かしたのか? 戦国の人間関係学を、現代のくらしやビジネス社会になぞらえながら解説。 ■本書のみどころ ◎明らかな負け戦にも出陣して「世論」を得る ◎全員を腹八分目にして「不満を分散」させる ◎本音は部下に言わせて「建前」しか口にしない ◎好都合な「武士の心構え」を植え付ける教育 ◎花と実(役職と収入)を同一人に与えない ◎三代かけて築いた「三百年の礎」 【著者紹介】 [著]童門冬二(どうもん・ふゆじ) 歴史小説家 1927年、東京に生まれる。第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。 著書に『小説上杉鷹山』『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂本竜馬「自分」を大きくする法』ほか多数。 【目次抜粋】 第1章 家康の人生 第2章 家康の個性と信念 第3章 二人の大いなる人生の師 第4章 家康と信長・秀吉の「統率力」はどこが異なるか 第5章 徳川三百年の礎を築いた創業の知恵 第6章 盤石の守勢に向けての「布石」 第7章 浅井三姉妹とねね
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-【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 遺愛品が雄弁に物語る徳川家康75年の生涯。 松本潤主演の2023年大河ドラマ『どうする家康』は、1983年の『徳川家康』以来40年ぶりに徳川家康が主人公となることで話題を集める。静岡市の久能山東照宮は、家康が75年の生涯を閉じる際、自らの亡骸を久能山に葬るように遺言した地に鎮座し、家康が着用した具足、普段づかいの日用品など多くの遺品が蔵されている。本企画は、久能山東照宮が所蔵する徳川家康遺品の数々を紹介しながら、戦国時代を終焉させ、わが国に平和をもたらした不世出の英雄の生涯を振り返る写真集。「金陀美具足」や関ケ原合戦時に着用した「歯朶具足」などの甲冑類から、馬標、太刀、目器、鉛筆、日常的に使用した道具類も多数掲載。若き日の家康を描いたという「徳川家康像」や東照大権現像も登場。『家康』の著書もある歴史作家の安部龍太郎氏と久能山東照宮名誉宮司、宮司との鼎談も掲載。かつては、武田信玄が築城した山城跡に鎮座する境内も案内。 ※この作品はカラーです。
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4.0◆近世は「水軍」が連れてきた!◆ 緻密な実証とグローバルな視点による、最新研究の精華 徳川将軍家の権力・権威にとって、軍船は欠かすことのできない重要な位置を占めていた。 それはなぜか? 戦国の片隅の小勢力だった彼らが、ついに「将軍」という最強の盟主の地位に登り詰めたのは、海上軍事の力があってこそだったからだ。 水の上の視点から、中世から近世へと列島の権力構造が移りゆくさまをダイナミックかつ詳細に描き出す! 【本書の内容】 はじめに 序章 徳川権力にとって海上軍事とは何か 第一章 戦国大名・徳川氏と東海地域の水軍 第二章 徳川氏による水軍編成の本格化 第三章 豊臣政権の下で変容する徳川氏権力と水軍 第四章 水軍が支えた徳川権力の全国政権化 第五章 徳川家康の対ヨーロッパ貿易 「扇の要」向井政綱・忠勝父子 第六章 西国統治と「鎖国」 拡張する海上軍事体制 第七章 「水都」にして「軍都」=江戸 終章 東西ユーラシアの海上軍事と徳川権力 【登場する主要人物】 ウィリアム・アダムス/ジョセフ・アダムス/天野景能/天野重房/石川重勝/石川政次/稲生重次/今村重長/今村正長/小笠原一庵/小笠原権之丞/小笠原忠真/小笠原長住/小笠原信元/小笠原信盛/小笠原広勝/小笠原広光/岡部貞綱/岡部長盛/岡部正綱/岡部元信/小浜景隆/小浜利隆/小浜広隆/小浜政精/小浜光隆/小浜守隆/小浜安隆/小浜嘉隆/角屋七郎次郎/九鬼守隆(友隆)/九鬼嘉隆/ヤコブ・ヤンスゾーン・ファン・クワケルナック/高力清長/榊原職直/ディエゴ・デ・サン・フランシスコ/清水政晴/清水政吉/千賀重親/千賀信親/千賀与五兵衛/曽我古祐/ルイス・ソテロ/竹中重義/竹本吉久/寺島斧之丞/ファン・テーリョ/藤堂高虎/戸川達安/戸田尊次/戸田忠次/戸田忠昌/戸田忠能/フランシスコ・モレノ・ドノソ/内藤家長/内藤政長/中島重次/中島重春/中島重好/中安種豊/乃美景継/長谷川長綱/長谷川藤正/長谷川藤広/支倉長経/服部左京亮/服部政光/花房正成/花房幸次/林茂右衛門/樋口淡路守/樋口関大夫/彦坂元正/セバスティアン・ビスカイノ/細井勝吉/堀内氏善/本多重次/本多忠勝/本多忠政/松平家清/松平家忠/松平家信/松平家広/松平清善/松平清宗/松平定勝/松平定綱/松平定房/松平定行/松平定頼/松平忠明/松平忠利/松平頼重/間宮高則/間宮信高/間宮長澄/間宮武兵衛/水野守信/溝口重長/向井忠勝/向井直宗/向井正方/向井正重/向井政綱/向井正俊/村上景広/森村重/ファン・バウティスタ・デ・モリナ/雄誉霊巌/ヤン・ヨーステン・ファン・ローデンステイン/ジョアン・ロドリゲス/渡辺織部/渡辺喜兵衛/渡辺弥一郎
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治初期に新政府の大木喬任が旧幕臣の司法省官吏菊池駿助らに命じて編纂した江戸幕府の法令集である。「武家諸法度」など江戸幕府が出した主要な法令が収録されているものの、幕府の法令自体が多すぎ全てが収録されているわけではない。 【目次】 序 徳川禁令考前集解題 前集校訂凡例 緒言 総目次 序 論刑政沿革 例言 總目次 巻一 法制禁令之部提要 公家 第一章 禁裏向御法式 第二章 禁裏附役人令條 第三章 禁裏向御造営例條 第四章 禁裏仙洞御料立制 第五章 禁裏向御造営課役 第六章 禁裏御料並洛中臨時雑令 巻二 公家 第七章 御吉事 御即位、大甞会、女御入内、立坊、御疱瘡御痳疹御快然御祝儀、御移徒 第八章 御凶事 崩御、炎上 第九章 皇族公家衆法式 第十章 学習所令條 第十一章 蹴鞠令條 第十二章 皇族朝紳凶事 巻三 武家 幕府 第十三章 徳川成憲百箇條 第十四章 武家諸法度 巻四 武家 幕府 第十五章 軍令 第十六章 軍役 巻五 武家 幕府 第十七章 上洛法令 巻六 武家 幕府 第十八章 日光社参 巻七 武家 幕府 第十九章 立制沿革之一 成憲考異、祭典、贈官、冊命、宣下 巻八 武家 幕府 第十九章 立制沿革之二 修陵、改暦、年号改元、国事 巻九至巻十 国事承前 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.3大政奉還後に模索されていたという「徳川慶喜による新政府構想」、正憲皇太后の夢枕に立った坂本龍馬の亡霊とは? いまだミステリーの多い幕末・維新の真実に、御三卿筆頭・田安徳川家第11代当主が迫る。
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1.0江戸時代、将軍や大名は世継ぎを得るため正室のほかに幾人の側室を置いた。その結果、女たちの権力争いが起きることもしばしばだった。なかでも、6代将軍・家宣の妻たちの暗闘は熾烈を極めた。正室と世継ぎを生んだ側室との争いの意外な幕切れとは?
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-寛永十四年(1637)十月、徳川政権に激震が走る! 肥前の島原と、肥後の天草で相次いで一揆が勃発したのだ。首謀者は天草四郎、キリシタンの青年だという。平和な江戸時代になぜ大規模な一揆が起こったのか? 当時の統治政策をもとに分析する。
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-徳川家康が征夷大将軍の座に就いた翌年、世子の秀忠に待望の男児が生まれた。生まれながらにして将軍になる事を運命づけられた男、後の家光の誕生である。不遇の幼少期、弟との確執を経て、名君と呼ばれるまで。徳川の世の礎を築いた家光の生涯を紐解く。
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-三代将軍・徳川家光の第四子として生を受けた綱吉。相次ぐ兄の死で彼が将軍の座についたのは、運命の悪戯としか言いようがない。将軍となって以後、天和の治と呼ばれる善政を敷いた一方で、生類憐みの令などの悪法で世を混乱させた綱吉の本性とは?
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5.0吉宗、光圀、慶喜……徳川家康の子孫たちの知られざるエピソードを解説。始祖・松平親氏から宗家16代当主、家達まで波乱の人生に迫る。江戸幕府が長期の天下泰平を実現できた理由に、将軍の継承システムを確立したことと「名字」の活用が挙げられる。家督争いから内紛が起こらないよう継承順位を明確化し、将軍家のスペアを輩出する御三家や御三卿を創設。さらに外様大名にも松平姓の使用を許すという懐柔政策を行った。しかし一族内では、将軍家や御家門を守るため、一人の人物が何度も養子に出されたり、兄弟間の確執が起こったりと様々な葛藤や悲劇も生まれた。本書では始祖・松平親氏から16代当主・徳川家達まで、一族の個性的な人生エピソードを紹介しつつ、巨大な名家の強さに迫る。 (目次)第一章 徳川家康のルーツ・「松平」一族~三河十八松平とは~/第二章 “超”大名にして将軍のスペア・徳川御三家/第三章 御三卿と御家門~徳川宗家の身内、親戚~/第四章 「松平」がいっぱい~外様大名だって「松平」ファミリー!~/第五章 消えた「徳川」「松平」の人々~華麗なる一族の黒歴史~/第六章 その後の「徳川」「松平」一族~戊辰戦争をどう乗り越えたか~ 私が注目したいのは、「徳川」「松平」という名字。家康はこの「徳川」「松平」のブランド力を全国統治に極めて有効に活用したのです。どうですか? 少し、この本の内容に興味をもっていただけましたか? もしよろしければその勢いで、目次をご覧になってみてください。ざっとご覧いただいただけで沢山の「徳川」「松平」の人々が出てくると思います。家康、吉宗、光圀、慶喜というような日本史の授業や時代劇でお馴染みの人もいれば、親氏、頼重、家基のような一般的な知名度の低い人もいます。でも、有名無名にかかわらず一人一人が実に個性的で、大変魅力的なのです。(「はじめに」より)
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-日本の歴史とは、都市の興亡史である―― 我々が学んだのは、時の政権が治める“首都”の歴史。 その裏にある各都市固有の歴史文化を知ることで、 はじめて「日本史」は完成する…! 江戸 関東の中心として徳川家康に江戸を託した豊臣秀吉の思惑とは。 鎌倉 荒廃したかつての武士の都が、徳川の世に観光地として再建された理由。 名古屋 清州ではなく名古屋城を選んだ、将軍のライバル尾張徳川家の城下町。 大阪 大坂城は本来、織田信長の居城になるはずだった。 神戸 日本有数の港町には、かつて日本の首都だった時代があった。 首都、城下町、商人町、港町、門前町など全国16都市の歴史を追う! 古代から江戸時代までの都市史を徹底解説!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法制史の淵源には法的淵源と非法的淵源がある。非法的淵源はその正確の度において、法的淵源には及ばないところがあるが、非法的淵源には前者の欠けている点を補ったり、その実際の意義を解明するのに効用があると思われる。本書は、徳川時代の私法を当時の非法的淵源である文学作品によって、説明するところにある。特に、浄瑠璃(とくに世話物)と小説(とくに浮世草子)をその史料として扱う。また、その扱う史料は当時の上方(大坂)が舞台となることが多いので、その私法の実態はその地方に特有のものが多いかもしれない。また、時代的には貞享ー安政年間を扱うが、元禄ー安永年間のものが多い。 【目次】 一 動産質 二 動産抵当 三 人質 四 家質 五 手打 六 手附 七 売買 八 家借 九 地借 一〇 借株 一一 借金 一二 入札 一三 為替手形、振手形、預り手形 一四 分散 一五 元服 一六 婚姻 一七 離婚 一八 夫婦財産制 一九 養子 二〇 親権 二一 相続 二二 遺言 二三 隠居 二四 後見 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.0田沼意次・松平定信・水野忠邦・井伊直弼……これ以外に老中・大老、知ってますか?(100名以上います!) 日本史の授業では数人習った程度でその実態はあまり知られていない「老中」そして「大老」。本書では、老中・大老が実際はどんな地位にいて、どんな仕事をしていたのか解説し、さらには有名無名を問わず、老中・大老たちの面白エピソードを時系列順に掲載する。老中・大老の知られざるエピソードを読んでいくうちに、気づけば江戸時代初期から幕末までの世の中の動きが理解できる、ちょっと変わった側面から描いた江戸時代通史としても役立つ!
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4.3通史で読み解くからこそ、見えてくるものがある 家康から綱吉の時代は戦後の高度経済成長、新井白石の「正徳の治」は平成のバブル崩壊といったように、江戸時代の経済変動は現代と似ている点が多い。デフレからの脱却に繋がった、吉宗による「享保の改革」の功罪とは。田沼意次の構造改革が成功しなかったのはなぜか……。徳川幕府の経済政策の成功(光)と失敗(影)に学ぶ。 ●第一章 家康の経済戦略“エドノミクス” ●第二章 幕府を揺るがした政治危機と大災害 ●第三章 “元禄バブル”の実相 ●第四章 正徳の治――“バブル”崩壊でデフレ突入 ●第五章 吉宗の「享保の改革」――元祖・リフレ政策 ●第六章 田沼時代の真実――成長戦略と構造改革の試み ●第七章 「寛政の改革」――超緊縮で危機の乗り切りを図るが…… ●第八章 「化政バブル」――“最後の好景気” ●第九章 「天保の改革」――“最後の改革”だったが…… ●第十章 幕府崩壊と近代化の足音
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4.0天下分け目の関ヶ原の戦いに遅れ、二代将軍に就任した直後も政治の実権を握れなかった秀忠。偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」だったのだろうか?当時まだ健在だった畿内の豊臣方大名を押さえ、江戸支配を確固たるものにしたい家康と秀忠の二元政治。三代将軍家光への円滑な政権交代を視野に入れた有力大名や一門・譜代大名への容赦のない改易と取りつぶし。本書では、幕藩体制260年の礎を築いた秀忠のこのような施策を、丹念な史料検証を通して究明し、律儀で実直なだけではない「二代目」秀忠の実像を描き出す。目次より、秀忠の誕生と二人の兄 江戸城をまかされる 関ヶ原の戦い 家康の将軍任官と秀忠の立場 駿府大御所政権と江戸政権 家康の死と秀忠独自の施策 大御所秀忠と家光。創業者・家康を引き継ぎ、「葵の御紋」を守り抜いた男の真価を再評価する一冊である。
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4.0殿、ご乱心!? 265年の長きにわたり平安を謳歌したかに見える徳川政権下、じつは驚愕の大事件が少なくない。それも将軍家や一門、大奥がからんだスキャンダルが……。将軍の意向を完全無視、はたまた突然の出家騒動。幕府を揺るがしたのは黒船だけではなかったのだ。もちろん初代・家康も数々の修羅場をくぐった。一揆、飢饉、地震、権力闘争。記事のネタは尽きない。思わず笑ってしまう話も含めて、代々伝わる裏事情を田安徳川家の子孫が語る。「虎狩りの殿様」に「音楽の殿様」、日本のパイロット第1号――。ユニークな子孫が次々と登場する明治以降の徳川家の数奇な運命も。ちなみに……明治に入ってどうなったのか?大正時代、徳川には政権奪回のチャンスがあった日本のパイロット第1号は徳川一族教科書にも載った「虎狩りの殿様」1,500億円の資産を食いつぶした「音楽の殿様」皇室・徳川・島津の「血のトライアングル」etc.
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 得点直結の即効模擬問題で、合格力を磨く! 「情報Ⅰ」大学入学共通テスト対策・珠玉の実践問題集! 情報教育最前線の著者陣が英知を結集して、得点につながる思考力を鍛える模擬問題集を作りました。 まず、模擬問題3回+令和7年度問題1回=4回の本番シミュレーションを実践してください。 採点の際は「作問者の意図」や復習のための「キーワード」付き解説を読み込みましょう。 すると、苦手は得意に、得意はより確実な力へと昇華させることができます。 他の科目の対策で情報はついつい後回し……という方も大丈夫。本書は、1点でも2点でも、もっと欲張って5点でも、最後まで得点力を伸ばしたい受験生の皆さまのために、ギリギリまで粘るためのサポートをします! 本書の内容 模擬問題1 模擬問題2 模擬問題3 本試験(令和7年度試験) 解答・解説 解答用紙(マークシート) 姉妹書『思考力アップ 大学入学共通テスト「情報I」[なるほどラボ]』では情報Iの全単元、特に苦手になりがちな「アルゴリズムとプログラミング」・「データの分析」を詳しく解説しています。 基礎が不安で実力をしっかり固めたい方におすすめです。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が世界に誇る「秋葉原」は言わずと知れた「オタクの街」。一口に「オタク」といっても千差万別、ジャンルが違えば目的地も異なる。何の変哲もない雑居ビルの一室が、あるジャンルのオタクにとっては聖地ということもめずらしくない。本書では、秋葉原歴うん十年、自作PCユーザーにはお馴染みの高橋敏也氏をナビゲーター役とし、街中いたるところに存在する「オタクの聖地」を訪問、その魅力に迫る! 取り上げるジャンルは、ミリタリーグッズ、射撃場、二足歩行ロボット、電子タバコ、護身グッズ、フクロウカフェ、アイデア雑貨、レトロゲーム、メイド眼鏡店、自作パソコンなど。世界一秋葉原に詳しいWebニュースメディア「AKIBA PC Hotline!」の協力により最新情報を盛り込み、広く深く秋葉原という街の持つ魅力に迫ります。
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