デイビッド・モントゴメリーの作品一覧

「デイビッド・モントゴメリー」の「土と脂」「土と内臓」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 土と脂
    5.0
    1巻3,520円 (税込)
    今も売れているベストセラー『土と内臓』の著者による最新作!! 内臓にある味覚細胞、健康な土、 身体に良い脂肪・悪い脂肪から、コンビニ食の下に隠された飢餓まで、 土にいのちを、作物に栄養を取り戻し、食べものと身体の見方が変わる本。 前著に続き、目からうろこが落ちる記述が満載! ◎相乗的に作用しあうファイトケミカル、ミネラル、脂肪。 ◎植物は、体外に胃袋を持つ。 外部の胃袋としての根圏マイクロバイオームによって、体外で消化を行うのだ。 ◎非菌根型菌類は有機物を分解し、植物が吸収できる形で栄養を放出する。 ◎育種のベクトルを、収量から菌根菌、細菌との協力関係にシフトさせる。 ◎農業政策は、公衆衛生と医療の重要な一分野。 [ 推薦文 ] 免疫システム、つまり土壌と人間のマイクロバイオーム(細菌叢)は平衡する。 土井善晴(『一汁一菜でよいという提案』著者/料理研究家) 健康に育った食を選ぶ、この当たり前のことができない現実を知ろう。 金子信博(土壌生態学者)
  • 土の文明史
    4.3
    1巻3,080円 (税込)
    土が文明の寿命を決定する! 文明が衰退する原因は気候変動か、戦争か、疫病か? 古代文明から20世紀のアメリカまで、土から歴史を見ることで社会に大変動を引き起こす土と人類の関係を解き明かす。
  • 土と内臓
    4.6
    1巻2,970円 (税込)
    肥満、アレルギー、コメ、ジャガイモ―― みんな微生物が作り出していた! 植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、 同じ働き方をしている。 マイクロバイオーム研究で解き明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、 土壌根圏での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。 農地と私たちの内臓にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃の正当性を疑い、 地質学者と生物学者が微生物研究と人間の歴史を振り返る。 微生物理解によって、たべもの、医療、私達自身の体への見方が変わる本。

ユーザーレビュー

  • 土と脂

    Posted by ブクログ

    うすうす感じてはいたけれど、たくさんの科学的根拠と実例を挙げられると、ああやっぱりという落胆の気持ちと、具体的にどういう選択をすれば、これから世界が良い方向に向かうのかがわかる。少しだけ希望が持てる。

    0
    2025年10月23日
  • 土と脂

    Posted by ブクログ

    「土の文明史」「土と内臓」を読んですっかりデイビッド・モンゴメリーのファンになってしまったので、邦訳の中では一番新しい「土と脂」を読んでみた。
    原著のタイトルは「あなたの食べ物は何を食べて育ったのか」であり、植物は土、動物は植物や飼料を、そして人間は動物・植物を食べるという食の連鎖に注目することがが公衆衛生において強い意義を持っていることを本書は提示している。
    「野菜は健康にいい」「脂の多い食べ物は健康に悪い」と考えていたり、栄養学の勉強をかじって、「ピーマンにはこれぐらいの栄養が含まれている!」という理解の仕方をしている人は、本書でその見識を改めることになるだろう。
    どんな肉も魚も野菜も、そ

    0
    2025年08月14日
  • 土と脂

    Posted by ブクログ

    ●食べ物の栄誉を豊かにするためには、野菜が育つ土、家畜が食べる牧草が育つ土、その土壌改善が重要だと説く。

    0
    2025年06月21日
  • 土と内臓

    Posted by ブクログ

    この一冊を読んでから
    今 庭で土作りに勤しんでいます
    と言う人に
    何人も出逢った

    人間も 自然の中で
    生息させてもらっている
    一部に過ぎないのだ
    と 改めて思わせてもらえる

    土から離れた暮らしは
    もはや 暮らしとは
    言えない
    暮らしの 豊かさとは
    何だろう
    指標の一つが 土との距離
    なのだろう


    0
    2025年05月10日
  • 土と内臓

    Posted by ブクログ

    モントゴメリー 氏2冊目。
    後半は専門用語が多く難関だったが、土壌の植物の根とヒトの内臓は微生物によって同じような働きをしている、と言う内容。土壌に肥料などを撒かないと植物の生育が良くない事は知識不足として知っていたし、ミミズなどの小動物が有機物分解の役割をしていた事も。しかし植物の根には微生物が生息しており、栄養素の仲介役の様な働きをしている事は初耳だった。ヒトの内臓にも多種の微生物がおり、似た様な働きをしている。タイトルは秀逸だなと感じた。
    食べすぎる事が多いので、腸内細菌に負担がないように考えたい。

    0
    2025年04月10日

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