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Posted by ブクログ 2023年04月08日
私の内臓は土壌であり、栄養素を吸収する腸は植物の根である。土壌環境は微生物のバランスで決まり、ミネラルを必要とする。人間は細菌と共に生きるのであり、植物も細菌と共に生きている。マイクロバイオーム。何だかストンと納得するような言説であり、健康を改めて意識し、その知識をそれこそ根っこから吸い上げられるよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月15日
この本のことは、数年前から知っていた。
分厚さと値段の高さから敬遠してたが、
今、感染症が広がっている、
このタイミングで読んで良かったと
思える一冊。
家庭菜園的な畑をやっていて、
自然栽培風にやりたくて苦戦していた理由と
土の中の微生物と野菜の共生、人間と常在菌や
腸内微生物の関係が同じような...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月10日
すごい!おもしろい。
はじめの岩だらけの庭の土づくりのところからどんどん引き込まれた。
人間の消化管と植物の根の働きが似ているって、ひゃー。
自然界の様々な微生物のはたらきの話はちょっとややこしいけど、歴史的に微生物を人間が見つけてどうやって理解してきたかという話は興味深いし、共著者がガンになってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月27日
土を肥沃にしているのは微生物、我々の内臓である大腸を効果的に動かしているのも微生物、こんなところに共通点があるとは気付かなかった。そして植物や動物という目に見えるところに重要なものがあるのではなく、RNAや微生物という目に見えないところに重要なものがあるという考え方は”星の王子さま”からも教わった。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月02日
根圏と大腸という、これまで省みられることの少なかった「世界の隠れた半分」における、驚くほど精巧なフィードバックループ。本書は両者における微生物たちの役割に光を当てるとともに、利便性と快適性を重視するあまりこの豊潤な小宇宙を軽視してきた現代人の生活に警鐘を鳴らす。地質学者と環境計画学者の夫婦の共著だが...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月29日
「微生物の目から見れば、わたしは生きている丈夫な格子垣で、そこに無数の微生物がからみつき、はい上がり、生長する。(略)わたしは彼らの故国だ。わたしは自分で思っていたようなものではなかった。読者もそうだ。
わたしたちはみんな、別の生物の生態系の寄せ集めなのだ。」
近年健康へ及ぼす影響などが解明され始...続きを読む
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