ノンフィクション・ドキュメンタリー作品一覧

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  • いくさ世をこえて 沖縄島・伊江島のくらし
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    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第6弾。沖縄島と沖縄島本部港から30分の離島・伊江島のくらしについて7篇を収録。猪垣、かつて沖縄島北部あったユッパー、安仁堂の集落のいくさ世で消された村への思い。伊江島で戦後すぐの爆弾爆発事件の真相など、いくさ世を生き抜いた人々の歩み。第1章 猪垣のあるムラ・奥の暮らし/第2章 そしてユッパーが消えた/第3章 基地の中の村アニンドーの思い出/第4章 知花に田んぼがあった頃/第5章「わかる」と「できる」は違う/第6章 竹細工のシマ/第7章 いくさ世のあとさき
  • うたいつぐ記憶 与那国・石垣島のくらし
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    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第5弾。与那国島の時を超えて今に伝わる歌、そして530年前の済州島からの漂流民の言い伝え。与那国や石垣の行事や農業、馬の話。そして今に残る「天文屋の御主前」で有名な岩崎卓爾氏の教えなど。暮らしの中で人々に伝えられて来たさまざまな記憶。第1章 島の歌を聴き集めて /第2章 お米の味と稲のにおい/第3章 在来米と深田の思い出/第4章 与那国島に測候所のできたころ/第5章 五三〇年前の済州島からの漂流民の記憶/第6章 何より馬が好き
  • 海と山の恵 沖縄島のくらし2
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    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第4弾。「沖縄島のくらし」第2弾で、沖縄島本部町の海や魚、漁の話、おばぁが裸足で歩き通した山道など山の話、戦前の那覇の市場の話など海、山、里に生きて来た人々からの5篇の聞き取り。第1章 本部町備瀬・サンゴ礁の海と魚と漁 第一話 サンゴ礁の地形・魚・漁 第二話 シクシキ(アイゴ稚魚の網漁)のこと 第三話 おいしい魚とその食べ方/第2章 名護市グスクヤマ・ヤマは切り方があるんだ/第3章 那覇市旭町・市場の思い出/第4章 国頭村奥間・与那覇岳に試験場があった頃/第5章 国頭村安田・ウメさんの山歩き
  • 田んぼの恵み 八重山のくらし
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    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第3弾。八重山の稲作や神、自然に関する聞き取り6篇からなる。「ヤマネコは神の使い」だと語る西表の人。自然の中に神々の姿そのものを認める暮らしのあり方は、これからの人間の生き方への大切な指針である。第1章 西表島祖納・ヤマネコは神の使い/第2章 西表島祖納・神司として島をまもる/第3章 波照間島・天水田と畑/第4章 竹富島・日本最南端のお寺で/第5章 鳩間島・海上を通う田仕事/第6章 石垣市川平・数少ない稲作地
  • ソテツは恩人 奄美のくらし
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    戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第2弾。奄美の自然に根ざした村々のくらしについて奄美大島と請島、加計呂麻島での計8か所の聞き書きをまとめたブックレット。畑作と稲作についての話、島の自然が変貌して行くようす、炭焼きの話、海人の話、くらしの中でソテツがいかに重要で、どのように食べられていたかなど、忘れてはいけない自然と人間の関わりが淡々と語られる。第1章 瀬戸内町清水・畑仕事が人生だから/第2章 瀬戸内町蘇刈・島に田んぼのあったころ/第3章 瀬戸内町嘉鉄・夏のウナギ捕りは楽しかった/第4章 瀬戸内町瀬相・住民の足を守り続けて/第5章 瀬戸内町請阿室・請島での炭焼きと山仕事/第6章 大和村・サンゴ礁の漁を語る /第7章 大和村戸円・ソテツを発酵させて食べる/第8章 奄美市根瀬部・空襲前後のくらし
  • 野山がコンビニ 沖縄島のくらし
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    沖縄、奄美の戦戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット。沖縄島北部から3か所、中南部から2か所の計5か所がとりあげ、山の恵みやイルカ狩り、薪、肥料、イモ作り、稲作などの話から、自然をどのように利用し、人々がくらしていたかが見えてくる。 第1章  国頭村ユッパー・山に村があったころ/第2章 名護市城・分け合って食べる/第3章 名護市底仁屋・生活を支える自然/第4章 読谷村楚辺・イモと畑/第5章 南城市仲村渠・旧玉城村の稲作とくらし
  • 田んぼアートのキセキ
    3.3
    青森県の津軽平野にある、海も山もなく過疎化に苦しむ小さな農村・田舎館村。この村で弥生時代から続く稲作を観光の目玉にしよう! と田んぼアートプロジェクトを立ち上げ、苦労を重ね遂には天皇陛下がご観覧になるまでに成功させた男の感動秘話。村おこしや地方創世のヒントがここにあります! 主婦と生活社刊
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月
    4.4
    東日本大震災で最大の犠牲者を出した石巻市は行政や医療機関も機能がマヒし、「石巻医療圏」22万人の命は宮城県災害医療コーディネーターである著者に託された。状況不明の避難所300ヵ所、いつまでも減らない大量の急患数……かつてない巨大災害に、空前の大組織「石巻圏合同救護チーム」を指揮して立ち向かい、地域の医療崩壊を救った一外科医の思考と決断のすべて! (ブルーバックス・2012年2月刊)
  • 4/524 日航123便御巣鷹山墜落事故写真集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 失われた520名の命と4名の奇跡の生存者の記録  すでに自衛隊の姿は視界から消えていたが、それでも上へ上へと登るうち、どうやら頂上近くまでたどりついた。ヘリコプターが飛んでいるのが眼下に見える。「小平さん、煙!」。T記者の指さす方を見ると、うっすら何か立ちのぼっているのが見える。急いで300ミリレンズにコンバーターを付けてファインダーを覗くと、文字が見てとれた。「JAL」。飛行機の翼だった……。(あとがきより)  1985年8月12日、乗員・乗客520名の命を奪った日航機墜落事故。現場に急行したカメラマンが捉えた生存者救出のフォト・ドキュメント。1999年、英国BBC放送「20世紀の報道記録写真」に選ばれた写真集(1991年刊)の電子書籍版。悲惨な事故現場の様子を克明に記した「あとがき」(英訳文も同時収録)を巻末に掲載している。 ●小平尚典(こひら・なおのり) フォトジャーナリスト、メディアプロデューサー。1954年、福岡県北九州市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。1981年、新潮社「FOCUS」誌創刊スタッフとして参画。日本写真家協会会員、米国海外特派員協会会員。早稲田大学理工学部非常勤講師。著書に『おやさと写心帖 MYファースト天理』『THIS IS NOMO』『シリコンロード』、共著に『神が創った楽園タヒチ ゴーギャンを辿って』『彼はメンフィスで生まれた』『アトランタの案山子・アラバマのワニ』『原爆の軌跡』『誰でもないもの』『そうだ、高野山がある』など多数。 ●翻訳者:クリストファー・フッド(Christopher Hood) イギリス・カーディフ大学教授、また同大学の日本語研究センター長でもある。御巣鷹山JAL123便墜落事故のことを「飛行機事故のタイタニック」と命名した人物。日本の交通工学にも造詣が深い。
  • 魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日
    3.9
    弱小・青山学院大学陸上部を率いて11年、「箱根駅伝」制覇までの4000日が初めて明かされる。一度も箱根出場歴がない、元中国電力営業マンという異色の監督は学生たちに何を語り、どう魔法をかけたのか。そこには営業時代に培った、陸上関係者も舌を巻く驚きの手法があった。3年目の廃部危機を乗り越え、41年ぶりの箱根シード権獲得、そして制覇へ。叩き上げの営業マンが指導者として栄光を手にするまでの笑いと涙の全記録
  • アット・オウム 向こう側から見た世界
    -
    1995年3月20日 地下鉄サリン事件が起きた。 無差別なテロによって13人が死亡、6000人以上が重軽傷を負う。 麻原彰晃を教祖とするオウム真理教の組織的な犯行だった。 その後、殺人をはじめとした多くの犯行が次々と明らかになる。 著者・古賀義章は当時週刊誌の記者で、オウム真理教事件を取材していた。 教祖逮捕から1年半後、オウム施設が近々解体されると聞き、 山梨県上九一色村(当時)、熊本県波野村(当時)の広大な敷地に建てられていた施設を 撮り始める。撮影した写真は5000カットに及んだ。 教祖逮捕後も施設に残り、修行を続ける信者たち。 標高800メートルの山深い阿蘇の村に建てられた「シャンバラ精舎」には、 強制退去の前日までふたりの信者が住んでいた。 いっぽう、サリンプラントなどがあった上九一色村のサティアンから 信者たちが退去したのは、1996年10月のことだった。 信者の去ったあとには、彼らが暮らした痕跡がそこここに乱雑に、いや乱暴に残されていた。 サリンプラントをはじめ、犯罪の痕跡も生々しく見え隠れする。 上九一色村と波野村の施設の解体までを見届けた記録の数々は、 いま我々に何を語りかけるのか。 あのときから20年。 我々と彼らの距離はどれほどのものだったのだろうか? 誰もが思うオウムの「なぜ」。この問いにこそ、意味がある。
  • 進・電気じかけの予言者たち
    5.0
    2014年にデビュー30周年を迎えたTM NETWORK。そのアニバーサリーイヤーに向けて進み出そうとした2013年3月26日、16時27分。木根尚登のケータイはある1通のメールを受信した。メールの送信者は宇都宮隆。そのメールは“事実”だけを伝えていた…。2013年7月のさいたまスーパーアリーナ公演から、アルバム『QUIT30』を引っ提げて展開した“QUIT30”ツアーまで。TM NETWORKの舞台裏をメンバーの木根尚登が綴る「電気じかけ」シリーズ第6弾!
  • 東京裁判の呪ひ 呪縛から日本人を解き放て
    -
    罪悪史観の暴走が日本を滅ぼす!安易な歴史理解の迷夢を断つ評論集。自国の歴史に対する罪悪意識を強化しようとする亡国者たち。その源となっている東京裁判史観の呪縛を鋭く斬る、12編の評論集。東京裁判体制の不条理に対する著者の思想戦の記録。

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  • レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり
    3.5
    葛西選手が傷だらけのメダルに込めた思いは? お年玉ももらえないほど貧しかった少年時代って? 「小さな葛西たち」の強さの秘密は?ソチ五輪で2個のメダルを獲得した、スキージャンプ・葛西紀明選手の人生と、葛西選手を育んだ下川ジャンプ少年団の子どもたちを描いた、感動のスポーツノンフィクションです。偉大なアスリートと少年少女たちの奮闘を読めば、夢に向かって頑張ることの大切さが伝わってきます。
  • おどろきの東京縄文人
    3.4
    1.びっくり! 新宿の工事現場から縄文人の骨が出た。もしかして殺人事件!?2.市谷加賀町2丁目遺跡の発掘でわかったこと、12号人骨のふしぎって、なんだ?3.調査のバトンは研究者に託された! 東京都新宿区と、国立科学博物館と、東京大学総合研究博物館の共同大作戦。初公開の「複顔」同時進行ルポもおもしろいぞ。4.東京で、日本で、縄文時代、人間はこんなふうに暮らしていた。
  • 戦線
    -
    日中戦争で数度にわたって従軍した林芙美子。その初随行が、一九三八年、蒋介石率いる中国軍を追討するための漢口攻略だった。女性らしい温かな視点で、陸軍第六師団の兵士たちの姿を綴った本書は、代表作『放浪記』につぐ大ベストセラーとなる。満州ルポ「凍れる大地」を併録。
  • 「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所
    4.5
    大河内正敏所長の型破りな采配のもと、鈴木梅太郎、仁科芳雄、湯川秀樹、朝永振一郎、寺田寅彦、武見太郎ら傑出した才能が集い、「科学者の自由な楽園」と呼ばれた理化学研究所。科学史上燦然たる成果を残した理研の草創から敗戦まで、その栄光と苦難の道のりを描き上げる傑作ノンフィクション。
  • ロシア国境記者
    -
    1994年から98年にかけてウラジオストクやモスクワに、NHK特派員として駐在した著者が、ソ連の崩壊そしてその後の苦渋に満ちたロシアの歩みを、地域的な視点と好奇心を持って取材し描いた。取材を重ねる中で、著者は混乱や矛盾の裏側に隠れ、なかなか見えにくいロシアという国の潜在力や懐の大きさを感じる。読者は、テレビ国際報道の最前線で何が行われているのか、その一端に触れることができるだろう。
  • ムラに生きる・まちに生きる
    -
    東京一極集中という現実の前に、元気を失っているムラ・まちが多い。その一方で、まだまだ元気な「ドッコイ生きているムラとまち」もある。そのなかから、12カ所のムラとまちをレポート。

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  • 教師は二度、教師になる : 君が代処分で喪ったもの
    4.0
    子どもとの関わりのなかで、人はいかにして「教師になる」のか。 この強制と処分は、個々の教師たちが築きあげた職業倫理の否定にほかならない。13人への詳細な聴き取りを通じて、かれらの教育観と生き方を伝え、その葛藤のありようを精神医学の視点から読み解く。

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  • アンネの日記 増補新訂版
    4.7
    「アンネは、死んでも私たちの心の中に生き続けているのです。そして、世界の歴史を変える存在になりました」(池上彰『世界を変えた10冊の本』より) ユダヤ系ドイツ人の少女アンネが、ナチスの「ユダヤ人狩り」から逃れるため家族と共に二年間潜んだアムステルダムの“隠れ家”。彼女はそこで、架空の友人キティーに宛てて日記を綴りました。戦後、残された父オットー・フランクにより編集・公表されたこの「アンネの日記」は各言語に翻訳され、2009年にはユネスコ世界記憶遺産にも登録されました。わが国も同様で、1952年に「光ほのかに」のタイトルで文藝春秋より刊行されて以来、綿々と読み継がれています。 実は、アンネの綴った日記は二種類あります。アンネが自分のためだけに書いたものと、後の公開を期して清書したもの。そのふたつを編集し直した〈完全版〉をもとに、さらに1998年に発見された5ページ分を加えたのが本書〈増補新訂版〉です。尋常ではない環境の中で、13歳から15歳という思春期を過ごした少女の夢と悩みが、より瑞々しく蘇り、私たちの胸を打ちます。平和を愛し、誰かを愛するすべての人に改めて贈る、永遠不滅の一冊です。
  • 最後の黄金世代 遠藤保仁 79年組それぞれの15年
    4.3
    34歳を迎えた遅咲きの天才・遠藤保仁が今なお代表で活躍できる秘密とは。アスリート然としないキャラクターや関係者が驚くメンタルコントロールなど、多くのテーマに満ちた遠藤を読み解く渾身ノンフィクション!
  • 打てるもんなら打ってみろ! ダルビッシュ、田中、藤浪、松井、安楽 速球王たちの甲子園伝説
    -
    高校野球の舞台・甲子園球場には、感動がいっぱい。そんな甲子園をわかせた5人の速球王たちの、感動エピソードが、この本「打てるもんなら打ってみろ!」にはたくさん詰まっています。ダルビッシュ有投手(宮城・東北)、田中将大投手(北海道・駒大苫小牧)、松井裕樹投手(神奈川・桐光学園)、藤浪晋太郎投手(大阪・大阪桐蔭)、安楽智大投手(済美・松山)……5人の速球王たちの甲子園伝説を、一気読みです!
  • まるごと日本の世界遺産
    -
    なぜ世界遺産ができたの? 登録を決める方法は? 何を基準に選んでいるの? 日本の世界遺産、どこがどうすごいの? 世界遺産の課題は?……などなど、この一冊でまるごと知ることができます。昨年、世界文化遺産に登録された富士山、修復完了間近の平等院鳳凰堂に加え、日本の自然遺産、文化遺産それぞれについて数カ所取材し、網羅できる構成になっています。
  • きのうのH。 私の場合
    2.8
    アプリランキングで1位を獲得したものの、その内容のあまりの過激さから即削除がかかった、伝説のアダルト作品「きのうのH。」がついに書籍化! クリーニング屋の店員から歯科助手、アパレル店員、受付嬢、若奥様まで、一般女子が本人顔写真などプロフィールをガチで明かしたうえで、とある日のエッチについて赤裸々に語ります。「電気を消す」「彼が勝手に触る」などから始まるエッチのプロセスは、今まで見たことないくらいリアル! 男子の妄想をかきたてます! 「普通の女子の変態性」に衝撃を受けること間違いなし!
  • きのうのH。 俺の場合
    3.0
    過激すぎる! イケメンが語る「きのうのH。」がついに登場! 格闘家からサラリーマン、ホスト、読者モデル、AV男優まで、イケメンが顔出しで語る「人生でイチバン感じたSEX」、20のプロセス。それは、直接聞けない男の本音と男側から見たリアルなHのノンフィクションストーリー。取材中、最初は照れ臭そうに話していた彼らですが、徐々に火がつき最終的には聞いてないことまでぶっちゃける! という大盛り上がりの取材の中で、「今までになかった!」女性のためのリアルなHバイブルとして、イケメンのHを疑似体験できちゃいます。また、男性なら、他人がどんなHをしてるのか、が詳細に分かってしまうという恐ろしい一冊!
  • ピープル・ウィズ・エイズ これまでのアメリカ、これからの日本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本にルポされた、エイズと闘い、エイズとともに生きはじめたアメリカの人びとの10年にわたる体験と、日本の感染者・患者と彼らをとりまくボランティアの人びとの活動の現状は、これから、“エイズの時代”に生きる私たちに、何ができ、何が必要かを教えてくれる。

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  • ベトナムの枯葉剤
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2004年から2007年までのベトナムにいた3年半、各地の枯葉剤/ダイオキシン被害者を訪ね、話を聞き写真を撮影。取材で聞いた証言やそのとき感じたことを書き加えた。

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  • 東京消防庁 芝消防署24時 すべては命を守るために
    4.0
    知っているようで知らない「消防署」。どんな人たちがどんな思いで、なにを目指して働いているのか? 臨場感あふれる圧巻の1冊。
  • 開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?
    4.0
    ■老舗靴メーカー、苦境からの大逆転! 空前の“メガブランド”誕生の舞台裏を開発チームが初公開! 「150万足売れれば大ヒット」と言われる子ども靴市場で、 年間600万足を売り上げ、いまや「子どもの2人に1人」が履いていると言われる アキレス株式会社の子ども靴「瞬足」。 業界関係者の間では、“奇跡のシューズ”として、いまや伝説化した子ども靴ブランドです。 「速く走れるようになる靴があるらしいぞ!」 2003年の発売以来、「瞬足」は子どもたちの間で瞬く間に口コミで広がり、 初年度24万足、04年70万足、05年158万足…と加速度的に売上を伸ばしました。 発売10年目の13年現在、累計売上は4,000万足を突破。 毎年発売するモデル数は200種にも及びます。 また、注目すべきは、自社の売上だけでなく、それまで縮小していた子ども靴市場全体の拡大にも貢献したこと。 現在では、ランドセル、Tシャツ、靴下、なわとびなど、他ジャンルの企業とのタイアップ商品も開発し、売上も好調。 「子どもたちのライフスタイルを応援する」メガブランドに成長しました。 では、どのようにして、開発チームは、最強ブランド『瞬足』を生み出したのか? それは、靴業界はもちろん、一般的にも常識破りで前代未聞の「あるアイデア」から始まりました。 組織力、決断力、突破力、マーケティング、現場主義、熱意… 開発チームが「瞬足」を生み出した背景には、 ビジネスを成功させるために不可欠な様々な要素が見えてきます。 本書は、その開発の舞台裏をドラマ性に富んだタッチで描きました。 また、この少子化時代に、「どうやって子どもたちの心をとらえるか」、 その秘訣を開発チームが明かします。 縮小する国内市場も、アプローチしだいでまだまだ打開できる! 子ども市場だけでなく、あらゆる業界のビジネスパーソンに、 “現状打破”への貴重なヒントを与えてくれる1冊です!

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  • 滅亡へのカウントダウン(上)
    4.4
    4日半ごとに100万人の割合で増加し続ける人口は、地球環境にいかなる影響を及ぼすのか? 少子高齢化のなかで繁栄を保つ日本を始め20余カ国で徹底取材。『人類が消えた世界』を超える傑作 福岡伸一氏絶賛! 「地球が扶養できる生物の数には限界がある。こと人間の数に関しては、すでに、はるかに限界を超えている。過剰な水素が一気に爆発するように、カタストロフの日は近い。そのとき地球に何が起きるのか。そうならないため今できることは? 本書の中にその答がある」 人口が地球の収容限界を超えるとき、いったい何が起きるのか? 世界的ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が放つ衝撃のレポート。 すでに70億人に達し、今世紀中には100億人を超えると予想される世界人口。4日半ごとに100万人の割合で増え続ける人類は、地球環境にいかなる影響を及ぼしているのか?   加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失――こうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか? さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか? 果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?   世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは? 人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。 (序文「日本の読者へ」を特別収録)
  • 風の旅行社物語 旅行会社のつくりかた
    3.5
    格安航空券販売をやめて"風"にしかない旅をつくる。限られた時間で旅をする人たちにその旅の価値を買っていただくことで食べていく。一九九六年、そう決めた─ 『ライブハウスのつくりかた 荻窪ルースター物語』に続く自分のやりたい会社を手探りで起こした物語「会社のつくりかた」シリーズの第二弾です。 いち早く格安航空券販売競争から降り、風ブランドの確立をめざして、独自の旅の世界を作り続けている風の旅行社。風の旅行社を興すきっかけとなった比田井さんとの出会い、ネパールからの出発、現地流と日本流の間での葛藤、そして「現地が宝物」というオリジナルな発想にいたるまでの15年間を代表、原優二氏が書き下ろしました。"風の旅行社"という終わらない旅がここにあります。 ネパール、モンゴル、チベットなど風の旅行社オリジナルな旅の風景を写したカラーグラフ22ページも収録。

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  • 荻窪ルースター物語 ライブハウスのつくりかた
    -
    ハコ貸しのライブハウスじゃない、ふらっと立ち寄れるライブハウスをつくりたかった──。 自動車工場の期間従業員などで資金を稼ぎ、ライブハウス『ルースター』を荻窪にオープンさせたオーナー兼店長の佐藤ヒロオが、ルースター顛末記をあらいざらい書き下ろしました。素人がいちから新しい仕事をはじめるための起業読本としても読んでいただける一冊です。ルースターの夜を撮りおろしたモノクロ写真も全37ページ一挙掲載です。

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  • 青き闘球部 東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド
    5.0
    朝高ラグビー部には魂がある。 それは日本人が忘れてしまったものだ。 ─竹内伸光・國學院久我山ラグビー部監督 70年代。東京朝鮮高校にラグビー部が産声を上げた頃、彼らは日本の社会でどこからも相手にされなかった。 …それでも、ほんの偶然から交流が始まり、身体と身体をぶつけ合い、互いに互いの痛みを知ることによって、少しずつ相手を知り始めた。 (本文より) そして未経験者が大半のラグビー部は、東京都予選決勝まで勝ち上がる強豪となった─ 1994年に公式戦出場が認められ、全国大会・花園にあと一歩まで迫る朝高生たちの姿を描いたノンフィクション。

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  • 僕は、七輪でみんなをハッピーにしたい
    -
    ◆人気ブログ待望の書籍化! ◆ 「涙が出るから会社では絶対読めない」 「国際協力の生の現場がわかった」 「異文化組織のマネジメントなど、ビジネスでも参考になる」 「明日へ踏み出す元気がもらえた」など、 多数の反響に応えついに書籍化! ◆地球の裏側で、こんなに汗して頑張る日本人がいる! ◆ 「七輪でみんなをハッピーにしたい」。 世界最大のアフリカ・ケニアのダダーブ難民キャンプで、職業訓練と環境保護に貢献できる七輪づくりを通じて、本当に必要とされる「支援」を届けようと奮闘した600日。 難民従業員たちのストライキや地元住民の脅迫、頼りにしていた腹心の失踪事件など、苦難の連続。そんな状況でも転んでは立ち上がり、向き合い続けた。 難民従業員たちとの間で少しずつ育まれていった、つながりや絆。 シリアスだけどリアルな、涙と笑いの感動ノンフィクション。 明日へ向かう元気がもらえる1冊です! ◆著者からのメッセージ◆ 家族や友人との関係で、自分の胸の内を打ち明けてみても、うまく相手に伝わらないことってありませんか? それが、アフリカの難民キャンプで長年暮らしている人とだったら、なおさらです。 この本は、日本人の私が、20年以上内戦状態にある東アフリカのソマリアなどから逃れてきた難民が暮らすキャンプで、 七輪工場の工場長に就任した日々をつづったものです。 裏切られ続けながらも、私は、40人の難民従業員たちに、「自分たちの気持ちを正直に語り合いましょう」と向き合い続けました。 そんななか、彼らとの間でほのかな「絆」が芽生え始め、それまで味わったことのない達成感がありました。 その楽しみを皆さんと共有できたらと思います。

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  • 世の中への扉 柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語
    3.0
    歩道に、ラップ音楽に合わせてジグザグ運転をする乗用車がつっこみ、祖父母と犬の散歩の途中、信号待ちをしていた男の子ふたりの命を奪いました。事故の取り調べ、裁判の様子、のこされた家族の悲しみと怒り、そして彼らを支えるマイちゃんの存在を、丹念な取材で描きます。
  • 世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密
    4.4
    生まれたときから光のない世界にいながら、音楽への非凡なセンスを示し、ピアノの才能をのびのびと開花させてきた辻井伸行さん。特別な天才のように見える彼も、お母さんが“炎のレッスン”と呼ぶように、毎日何時間もピアノに触れることで、わたしたちに美しい音色を届けています。伸行さんを小学校5年生のときから知る著者が、輝く才能が生まれた秘密を、ときあかします。
  • 木造仮設住宅群
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、仮設住宅という建築だけを扱うものではなく、まして作品として見るためのものでもない。暮らしてきた町を失い、暮らしてきた家を失い、家族や知人と離ればなれになった人たちがともに生活することでつくり出した景色、それが木造仮設住宅群である。 この本は、人間と建築を撮り続けてきたカメラマン・藤塚光政による木造仮設住宅群の記録である。

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  • 昭和ストリップ紀行
    1.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和40年代には全国に300軒以上あったストリップ劇場も、いまでは50軒足らずに減少した。 とくに温泉場のストリップ劇場は、専属の踊り子さんが年をとって引退したり、観光客が足を向けなくなったりし、その灯火が消えつつある。 鳥取県三朝町のヌードニューラッキー、静岡県伊東市のピンク座、山形県上山市の葉山劇場など、地方の温泉場にある昭和の面影残るストリップ劇場の記録を、写真と紀行文でつづる。 ほかに、風俗ライター広岡敬一氏によるストリップ初期の写真、「ストリップ専門」フォトグラファー原芳市氏による「ストリップ劇場 昭和の記憶」も収録。

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  • 冤罪法廷 特捜検察の落日
    4.0
    2009年6月、郵便不正事件に関連して、厚労省のエリート女性局長が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕された。「あなたがウソをついているか、ほかの全員がウソをついているかのどちらかだ」完璧なまでに整えられた検察ストーリー。すべての関係者証言は彼女の犯行を指し示していた。日本の裁判は有罪率99.9%。絶対不利の法廷に、「無罪請負人」で知られる百戦錬磨の弁護士が立ち上がった。
  • 東京のキャバブのけむり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 在日イラン人たちの生活と、彼らとのつきあいを写真と文で綴った、三ヶ月にわたるドキュメント。

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  • 新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書店の可能性を実験したイベント「新世紀書店」レポート。ヨーロッパの古本の町、イギリスのヘイ・オン・ワイとベルギーのルデュをレポート。 本・書店・出版を巡る対談、石橋毅史・出版業界紙「新文化」編集長、鎌垣英人・大阪屋EC事業部、森一暁・太田出版営業部、横里隆・『ダ・ヴィンチ』編集長、平林享子・「クローバー・ブックス」主宰、たちと北尾トロ。

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  • 足枷 アメリカの謀略にはまった「よど号」田中義三
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1970年、よど号で北朝鮮に飛びたった赤軍派の田中義三が、偽ドル事件の容疑者として、タイで捕まった。事件と、田中、よど号メンバー、そして北朝鮮。事件の核心にむかった長期取材のドキュメント。突破者・宮崎学が巻頭で「檄文」!

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  • 進め! サムライブルー 世の中への扉 サッカー日本代表 感動の20年ヒストリー
    4.3
    夢の舞台だったワールドカップ、出場することさえ叶わなかったワールドカップに、ついに初出場を果たし、勝利をあげ、決勝トーナメントに進出し……。着実に進化し続ける日本代表20年間の軌跡を、1冊にまとめます。サッカーファン、スポーツファンの小学生はもちろん、W杯ブラジル大会出場を決めた日本チームを応援するすべての少年少女必読の、読むと元気がわいてくる感動ストーリーです。
  • ヤマドリがやってきた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 野生のヤマドリが私の肩にとまった!不思議なヤマドリとの交流を綴った感動の物語。

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  • カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 150万とも200万ともいわれる自国民を大虐殺したポル・ポト時代から30年余。未だにポル・ポト派幹部の裁判は終結していない。加害者と被害者が共存するカンボジア。誰もが納得する和解の道はあるのだろうか?原始共産主義に基づく平等社会から、極端に広がった格差社会の現実。そのため、ポル・ポト時代を心から憎しむ人がいる反面、ポル・ポト時代を懐かしむ人がいる。我々はこの事態をどのように理解すればよいのか。

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  • 開高 健 電子全集5 ルポルタージュ『声の狩人』『ずばり東京』他 1961~1964
    -
    芥川賞受賞から間もない時期のルポルタージュ作品『過去と未来の国々 中国と東欧』『声の狩人』『日本人の遊び場』『ずばり東京』を収録。 1958年、27歳で芥川賞を受賞した気鋭の小説家は、当時、自身の内心によりそって作品を書くことはするまいと決心していた。“遠心力で書く文学”を目指し、ひたすら「外へ!」という指向で文体を工夫すること、素材を選ぶことにふけっていた。そのため現場を見ることを自らに課し、国内外を精力的に歩き回った。1960年、中国訪問日本文学代表団の一員として中国を訪れて毛沢東、周恩来らと会見したのを皮切りに、以後3年ほどの間にルーマニア、チェコスロバキア、ポーランド、フランス、イスラエル、ギリシア、トルコ、ソ連、スペイン等々を訪れている。この間の現場での見聞をまとめたものが、開高健にとって初のルポルタージュ作品となる『過去と未来の国々 中国と東欧』であり、『声の狩人』である。国内においてもさまざまな現場を巡って『日本人の遊び場』(『週刊朝日』1963年7月~9月)や『ずばり東京』(『週刊朝日』1963年10月~1964年11月)など優れたルポルタージュ作品を書いている。この現場主義がやがて開高健を戦時下のベトナムへと駆り立て、その後は形を変えてアラスカの大河や南米アマゾンなど、世界中の水辺に釣り竿を担いで足を運ばせることになる。 【収録数】ルポルタージュ:4作 付録:担当編集者による回顧談、『ずばり東京』大阪食い倒れ取材中の写真など9点  【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • ALSを生きる 夫利光三郎の日記から
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ALSを生きる 夫利光三郎の日記から
  • サラリーマンから女子大教授へ 夢追いなおやまず
    3.0
    大手石油会社で、ハイオク・ガソリンの開発にとりくんだ著者が、「21世紀の環境問題のカギを握るのは女性である」との信念から、幼少教育に決定的役割を果たす、「母親予備軍」たちへの教育に情熱をそそいだ「夢追い」体験記。

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  • エリのうつ
    -
    「生きて、いいですか?」と、突然の告白とともに、キャリアウーマンの娘がうつ病になってしまった。毎日のようにメールと電話で会話する母子は、昔の絆を取り戻しながら日常に潜む「未知の恐怖」と対峙する。その先に二人を待っていたものとは? 感涙必至のネオ・ノンフィクション小説。

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  • 知の巨人、腎臓移植をする(インターナショナル新書)
    5.0
    末期腎不全の発症で、当初は人工透析を受けつつ、遺された余生を生ききるつもりだった著者はなぜ、生体移植を受けるに至ったのか? 生体移植の実態を石田英樹教授と語り尽くす。
  • vs.井上尚弥 怪物に出会った日
    4.2
    あの日、命を懸けたーー。 「ある意味、満足だった。それは自分を下した男が最高の男だったから」 ――ファンカルロス・パヤノ(文庫特別書き下ろし章より) 井上尚弥に挑み、敗れ去った男たちの生き様を描いた 第34回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞作! リング上で体感した井上尚弥の強さとは何か。闘った後の人生はどう変わったのか。怪物に挑んだ者しか知らない真実を追い、米国、メキシコ、アルゼンチンへ。執念の取材と誇り高き敗者たちの言葉が織り成す、極上のスポーツノンフィクション!(『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』改題) 【本書の内容】 プロローグ 第一章 「怪物」前夜(佐野友樹) 第二章 日本ライトフライ級王座戦(田口良一) 第三章 世界への挑戦(アドリアン・エルナンデス) 第四章 伝説の始まり(オマール・ナルバエス) 第五章 進化し続ける怪物(黒田雅之) 第六章 一年ぶりの復帰戦(ワルリト・パレナス) 第七章 プロ十戦目、十二ラウンドの攻防(ダビド・カルモナ) 第八章 日本人同士の新旧世界王者対決(河野公平) 第九章 ラスベガス初上陸(ジェイソン・モロニー) 第十章 WBSS優勝とPFP一位(ノニト・ドネア) 第十一章 怪物が生んだもの(ナルバエス・ジュニア) エピローグ 第十二章 あの日書けなかった七十秒の真実(ファンカルロス・パヤノ) 文庫版エピローグ 【著者略歴】 森合正範(もりあい・まさのり) 1972年、神奈川県横浜市生まれ。東京新聞運動部記者。大学時代に東京・後楽園ホールでアルバイトをし、ボクシングをはじめとした格闘技を間近で見る。卒業後、スポーツ新聞社を経て、2000年に中日新聞社入社。「東京中日スポーツ」でボクシングとロンドン五輪、「中日スポーツ」で中日ドラゴンズ、「東京新聞」でリオデジャネイロ五輪や東京五輪を担当。雑誌やインターネットサイトへの寄稿も多い。本書で第34回(2023年度)ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。
  • 死体は語る
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日数体の変死体を検死して34年。元東京都監察医務院長が、異常死の真相を法医学の立場から初めて明かす、ミステリアスな事件の数々。各紙誌で絶賛を受けた話題のベストセラー。

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  • 日本の古代豪族 100
    値引きあり
    4.0
    本書に登場する主な豪族 1 中央の最有力豪族 物部連、和邇臣、大伴連、阿倍臣、葛城臣、巨勢臣、蘇我臣、中臣連など18氏 2 地方の伝統的豪族 吉備臣、筑紫君、上毛野君、下毛野君、尾張連、出雲臣、肥君など11氏 3 中央の有力豪族 鴨君、土師連、多臣、阿曇連、凡河内直、多治比君、佐伯連、坂本臣など30氏 4 地方の有力豪族 息長君、三尾君、三国君、近江君、犬上君など13氏 5 渡来系豪族 倭漢直、秦造、西文首、坂上忌寸など12氏 6 新しい渡来系豪族 穴太村主、大友村主、志賀忌寸、高麗朝臣など9氏 7 新しい有力豪族 石川朝臣、石上朝臣、藤原朝臣、藤原恵美朝臣、橘朝臣 8 奈良時代の王統に連なる豪族 高円朝臣、御方宿禰
  • 母・小川真由美との40年戦争 ポイズン・ママ
    3.0
    「小川真由美は素晴しい女優でしたが、“母親”としては失格でした。娘の私にしたこと、私の体験をすべてお話しします──」。 昭和を代表する大女優・小川真由美と、2011年に急逝した名優・細川俊之の一人娘として生を受けた著者だが、幼少時に両親が離婚してから、人生の歯車が狂い始めた。ドラマ『浮世絵 女ねずみ小僧』『アイフル大作戦』で人気を博し、映画『復讐するは我にあり』で日本アカデミー賞を受賞するなど大スターとして活躍した母・真由美は、私生活では奔放な男性遍歴を続け、育児には興味を示さず、娘に対して虐待やネグレクトを繰り返す。一週間も食事をさせず、放置されていたことさえあった。 著者は高校を中退し、母の仕事の手伝いをするようになる。しかし、真由美の奇行は止まらない。常軌を逸した浪費癖、さらには占いや風水、怪しげな宗教に凝り出し、付き人は次々と辞めいく。真由美の歪んだ愛情に翻弄される著者は、うつ病を患い、逃げるように母から遠ざかる。そして、真由美は「出家」し、芸能界から消えてしまう──。 「この本がきっかけになって、出来れば平穏無事なごく普通の親子関係を取り戻したい」  あまりに特異な環境で過ごした娘と母の40年の愛憎を、赤裸々な筆致で描いたドキュメント。
  • みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記
    5.0
    海を渡った宣教師と、命を賭した信徒たち。 殉教をめぐり400年の時を駆ける旅へ! 16世紀後半、織田信長の時代にローマに送られた天正遣欧使節の4人の少年たちは、帰国後、秀吉による伴天連追放令。キリシタンが迫害される世に何を思い、どう生きたのか。 また、日本で布教に携わって殉教した外国人の神父たちは、どんな思いで最期を迎えたのか――。 あらゆる資料・文献を丁寧に読み込み、自ら迫害にまつわる土地を旅して、当時のキリシタンの生き方に迫る。 長崎、島原城、日野江城、原城跡、大村、鈴田牢……さらには、殉教した外国人神父たちの故郷であるスペインの小さな村の教会まで。 果たして、日本人にとってキリシタンとは何だったのか――。 著者は4人の少年たちが8年にわたる訪欧の旅から戻った直後に、秀吉の前で奏でたリュートに強く興味をひかれ、東(日本)と西(ヨーロッパ)の狭間で翻弄された少年たちの気持ちに近づくために、自らリュートを習得した。 400年前、その時代を切実に生き抜いたキリシタンの息吹を新たな視点で現代に伝える野心作。 解説・若松英輔 「時空と距離を超えて、人々の心が結びつく瞬間が、著者の情熱によって到来する」(三浦しをん)
  • 捏造の科学者 STAP細胞事件
    4.0
    iPS細胞を超える夢の万能細胞として、華々しく発表されたSTAP細胞。そのニュースに日本中が熱狂したのも束の間、論文には次々と疑義が浮上する。一流科学者が揃いながら、なぜ捏造が起きたのか。そしてSTAP細胞の正体とは。独自取材を重ねた記者が掴んだ全貌。大宅賞受賞作に新章を追加した完全版。解説・緑慎也
  • 第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ
    5.0
    二人のスパイを軸に描くアメリカ現代史の闇 第二次世界大戦の勝者アメリカ。しかしソ連によるスパイ戦争には完敗していた! ケインズを手玉に取った経済学者、国際連合設立を仕切った実力官僚――。ソビエトのスパイがアメリカの政権の中枢を蝕んでいた! 大戦後の体制を形作った重要な局面で、彼らはどのような役割を果たしたのか? そしてチャーチル、トルーマンが認めざるを得なかった「敗北」とはなんだったのか? 戦後史がいま覆る!
  • オリーブオイル 亜麻仁オイル MCTオイル キッチンには3本のオイルがあればいい
    4.0
    「油をかえたら、美肌になって、痩せてきた! ホントの話です」 ★「Oggi」編集長 守屋美穂さん推薦★ 話題のオイルで、体の中からきれいになる! 人気エディター発・美と健康に効くオイル活用術。 カサカサ肌、疲れやすい体、頑固な便秘… もしかして、「油」が足りていないからかも? オイルは今、肌ツヤをアップさせ、体を中から元気にする 「美と健康のカギ」として注目されています。 とはいえ、オイルならなんでもいいわけではありません。 女性誌や美容専門誌で活躍するエディターの著者は ビューティ記事を手がける中で「MCTオイル」に出合い、 糖質代わりにとることで3キロやせたことでオイルに開眼。 調べると複雑でむずかしいオイルの情報を 「きれいと健康のため」に照準を絞って研究し、 「これさえやれば」というメソッドにたどりつきました。 現代生活に必要なのは、 ◆エクストラバージンオリーブオイル ◆亜麻仁オイル そして今、ダイエットや脳機能サポートで注目される ◆MCTオイル の3本! ・オイルの選び方、使い方のポイント、保存方法もすぐマスター。 ・「かけるだけ」の今すぐはじめられる簡単アイディアから、 料理研究家の植松良枝さん考案のおいしさを極めた一皿まで全26レシピ掲載。 ・美肌、ダイエット、便秘解消、疲労回復など、悩みに効くレシピも。 目次 Chapter1オイルには「いいオイル」と「避けたいオイル」がある Chapter2きれいと健康のための3本オイル生活をはじめよう Chapter3忙しくてもオイルを今すぐとり入れられる、10の簡単アイディア Chapter4美容&健康に効く!3本のオイルの絶品レシピ Chapter5たとえばこんなふうに。目的別オイルライフ Bonus Chapter美容エディターとしてのオイルコスメ論 ★オールカラー112ページ
  • あかんやつら 東映京都撮影所血風録
    4.7
    ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像―― 型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。 東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。 東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には 破天荒な映画人たちの歴史がある。 破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、 「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。 エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。 解説・水道橋博士 【登場する主な作品】 「赤穂浪士」 「大菩薩峠」 「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」 「旗本退屈男」 「酔いどれ無双剣」 「幕末残酷物語」 「十三人の刺客」 「大殺陣」 「十兵衛暗殺剣」 「忍者狩り」 「宮本武蔵」 「緋牡丹博徒」 「仁義なき戦い」 「やくざの墓場 くちなしの花」 「北陸代理戦争」 「山口組三代目」 「柳生一族の陰謀」 「魔界転生」 「蒲田行進曲」 「鬼龍院花子の生涯」
  • 直撃 本田圭佑
    3.8
    本田圭佑との真剣勝負の対話! 「本田くん、ある意味、それは勝ち逃げだよ」。気鋭のスポーツライターが投げかけた一言からすべては始まった。2010年南アW杯でベスト16の立役者になったサッカー日本代表・本田圭佑は突然口を閉ざした。すべてマスコミからの取材を断り、孤高の道をゆかんとする本田。そんなカリスマ・フットボーラーに筆者の木崎伸也氏はアポなしの独占直撃取材で本音を引き出し続けた。足かけ7年、28回の真剣勝負の対話から、本田圭佑の型破りの哲学が浮かび上がる。これは知られざる本田圭佑の人物像であり、アスリートに迫るジャーナリストの試行錯誤の物語でもある!
  • 戦争前夜 米朝交渉から見えた日本有事
    -
    すでに日本を取り巻く状況は「戦後」から「戦前」に移った。安倍政権が目指した集団的自衛権は、果たして、この現実に即しているのか? 自衛隊が密かに持つ「日本有事3計画」をスクープ。また、ワシントン徹底取材で北朝鮮核問題の最前線を分析する。 自衛隊(秘)「日本有事3計画」 日本有事その1 朝鮮半島:北朝鮮軍の特殊部隊が難民に化けて上陸をはかったら? 日本有事その2 台湾:中国軍が先島諸島(宮古、八重山列島)を攻撃したら? 日本有事その3 尖閣:中国軍が漁民に偽装して上陸し、退去に応じなければ? 朝日新聞エース記者による、超インサイド・レポート!
  • 虹の向こうの未希へ
    4.5
    「急いで高台へ避難してください」 東日本大震災の時、遠藤未希さん(南三陸町職員)は 最後まで放送で呼びかけ続け、津波にのまれてしまいました。 本書は、彼女の母・美恵子さんの手記です。 未希さんの勇気ある行動は「命の呼びかけ」と称賛されました。 しかし、その一方で美恵子さんは喪失感に苛まれ続けます。 ある日、未希さんの遺品を整理していると、一通の手紙をみつけました。 そこに書かれていた一文に勇気づけられ、美恵子さんは決心したのです。 娘の遺志を語り継ぐために、民宿「未希の家」を作ろうと――。 最愛の娘を失った絶望感にたびたび襲われながらも、 母親として魂を再生させていく物語です。 [目次] 序 章 命の呼びかけ 第1章 手がかりを探して 第2章 見られなかった花嫁姿 第3章 「最期の声」を聞きたい 第4章 防災対策庁舎の解体 第5章 未希からの手紙 第6章 あなたの名前を叫びたい 終 章 亡き娘と共に生きる
  • タクシー王子、東京を往く。 日本交通・三代目若社長「新人ドライバー日誌」
    3.9
    桜にNのマークで知られるハイヤー・タクシー会社日本交通の三代目に就任した川鍋一朗氏だったが、MBAも取得した若社長を待っていたのは多額の負債を抱えた社の現実だった。改革を訴えリストラも断行した川鍋氏が次に考えたのだが、自らがタクシー運転手として勤務してみること。しかし、方向音痴を自認し、接客も不慣れな新人ドライバーに世間の風は甘くなく……。涙あり、笑いありの社長兼新人ドライバーの奮闘記。
  • サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点
    -
    ソニー、パナソニックなど、日本を代表する家電メーカーが軒並み苦戦するなか、「一人勝ち」を続けてきたサムスンが岐路に立っている。 最大の懸案は、一気にサムスンを巨大企業に育て上げた二代目社長・李健熙氏が倒れ、一時は昏睡状態に陥るなど、経営の一線に戻るのがかなり厳しいい状況にあることだ。三代目となるはずの息子、在鎔氏の資質は未知数である。 また、スマホ事業では、安価な中国メーカーに押され気味で、中国市場では、シェア・トップの座を明け渡している。 サムスンの参謀本部である未来戦略室の実態。ヘッドハンティングの戦略。トヨタやキャノンの手法にいかに学んだか。世界最強といわれる人事制度。後継問題。今後の成長戦略――これらサムスンの武器と弱点について、元サムスン経済研究所専務の張相秀氏と、経済ジャーナリストの片山修氏が語り合う。
  • バカになれ! カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」
    4.0
    常識外れのグローバル仕事術! カルロス・ゴーンCEO直轄プロジェクトで、日産GT-Rを 「ヒト・カネ・時間は通常の半分」という非常識な方式で世界一に導いたカリスマ・エンジニア、水野和敏さん。 その発想法は、新しいアイデア、チーム運営、ブランド構築など、イノベーションの起こし方のヒントにあふれています。 ・宣伝費はゼロ。アラブの王族にクチコミさせる。 ・「漏れ聞こえる」オフィスにせよ。 ・リーダーは30分遅く出社しろ。早く帰れ。 ・失敗させてチームをつくる。 ・英語はできないほうが効く! ・ノートはとるな。 ・恋愛しろ。思考のプロテクトを外せ! そして最終章で明らかにされる、 日産を退社後の「アジア圏での新たな挑戦」とは――。 「誰もやってないことだから、やるんだよ!」の“水野節”で元気がでる一冊です!
  • 秋好英明事件
    3.9
    昭和51年に福岡県で発生し、日本列島を震撼させた「一家四人惨殺事件」。満州で生まれ、極貧のなかに育ち、あらゆる辛酸を嘗め尽くしたあげく事件に至った一人の男の姿は、読むものの心を揺さぶらずにはおかない。ミステリー界の雄が渾身の力で対象に肉薄し、その謎と背景とを解き明かした、日本版『冷血』ともいうべき大著。
  • “48歳、彼氏ナシ” 私でも嫁に行けた! オトナ婚をつかみとる50の法則
    3.1
    『十年不倫』『依存症の女たち』など、女性の心に迫るノンフィクションを書いてきた衿野さん。40代後半にさしかかった頃から「どうしても結婚したい」と思うようになり、震災でその思いをさらに強くし、恋人もいないところから「大人の婚活」を開始。1年後に魚沼在住の男性と“がぶりより婚”を成功させます。 自分で婚活をした結果、40代以上のオトナ婚には、世にあふれる従来の恋愛マニュアルや結婚ノウハウ本はまったく使えないことを実感。そこで本書では、ご自分のカラダを張った貴重な経験を面白おかしく綴りながら、40代で嫁に行くための超実用的な「50の法則」をノンフィクション作家ならではの冷静な目で導き出します。「結婚しないつもり」ではなかったのに、いつの間にか独身のまま40代になっていた女性たち必読の書!
  • 宇野昌磨 ニューヒーロー 銀メダルへの軌跡
    5.0
    平昌五輪で銀メダルを獲得!宇野昌磨のオリンピックでの戦いの軌跡を追った1冊。圧巻の演技を、団体、シングルショート、フリー、そしてエキシビションに至るまで網羅。全世界を虜にしたスケーティングを、充実の写真でレポートしています。宇野の素顔を感じられるカットも多数掲載!圧倒的な強さ、宇野らしいナチュラルな側面に。その魅力を広く感じられる一冊。さらに、ともにメダルを獲得した選手たちの勇姿も紹介しています。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • りこんのこども
    4.5
    「そっか、ママってバツイチなんだ!」「妹だけはパパと血がつながってるなんて、ずるいと思う」「再婚しないっていってたのにやだ!」「俺、父さんの歴代の彼女、みんな知ってんだよね」……etc. 子どもたちの素直な本音に泣き笑い! 3組に1組の夫婦が離婚するといわれる現在、子どもたちは家族をどうとらえているのか――。 自らもシングルマザーの著者が実話をもとに描く、子どもたちにきいた親の離婚ストーリー6篇。 ・はじめに  6つの家族のストーリーについて 第1話 記憶の中のおじさん ――小学校5年生、キョウカの話 第2話 真夜中の交換日記 ――中学生のリョウとアヤ、兄妹の話 第3話 ママを襲った病 ――中学1年生、ユウキの話 第4話 1週間の2人暮らし ――高3と中3の姉妹、リナとマイの話 第5話 パパの新しい家族 ――受験生マオの話 第6話 俺と父さんの珍道中 ――男子高生ナオトの話 ・おわりに  「りこんのおとな」の私たちの事情、「りこんのこども」の彼らの事情
  • 千夏ちゃんが行く
    4.0
    【編集担当より】 じつは本書の原稿は、懇意にしている作家さん経由で編集部に持ち込まれたものでした。 通常、持ち込み原稿はすべてお断りしている小社ですが、数ページ読み、驚きました。 内容もさることながら、読み手をぐいぐいと引き込む筆致、処女作とは思えないクオリティに、編集部ですぐに出版を快諾、私たちはそこで初めて福本千夏さんとお会いしました。 実際彼女を目の前にして、アテトーゼ脳性まひという病気の深刻さを知りました。 と同時に、僅かに動く2本の指でこのような清らかで美しい文章を編んだという事実、奇跡のような存在である彼女に深く感動したことを覚えています。 泣いて、笑って、恋をして。一途、前向きに突っ走る! 清冽な生き方が胸を打つ、なにわのオカン、再生の物語。是非お読みください。
  • 明日へのしょうゆ すべてをなくした蔵元の、奇跡の再生物語
    5.0
    もし、ゼロになったとしても…、再び立ち上がる勇気をくれる感動の実話! 岩手県陸前高田市には150年近く続く、老舗の醤油醸造会社『ヤマニ醤油』があった。各戸を回って販売する“御用聞き”商売を続けて地域に根づき、愛されてきた蔵元である。 しかし、東日本大震災で、蔵も家もすべて流されてしまう。 何もかもを失ったときに、胸に響いたのは「母親の味はヤマニの味。ヤマニの味はふるさとの味なんだ」というお客さまたちの声。その希望をよすがに新沼社長夫妻は復興を志す。しかも、彼らは誰もが“信じられない”と思うであろう秘策をとり、ついに再開を成し遂げた! ヤマニ醤油復活への過程には、秘策を支える屋台骨として職人たちの味の再生への努力、長年の顧客本位の歴史など、5人のプロを主軸とする“人の思いのリレー”があった。信じる強さ、誠実に働くことの確かさ、そして理想を追い求めることが現実を作っていくという証…。すべてはお客様のもとにあの味を届けたいがために! 自分を信じる力と、人を頼る勇気をくれるドキュメンタリー。
  • 心臓外科医24時
    -
    心臓外科手術に回ってくる患者は命の危機に直面している。たとえ病院が17時で業務終了だとしても、心筋梗塞や大動脈解離は翌日の業務開始時間まで待ってはくれない。手術室の準備をしている間に亡くなってしまう人もいる。常に一刻を争う仕事なのだ。 「一人でも多くの患者さんを助けたい」、その一心で患者に向き合い、手術を行なってきた著者。 心臓外科医の仕事や職業意識から、他の科の医師や医療スタッフたちとの関係、医局制度崩壊に伴う医療問題から、心臓外科医になる方法や日常まで、心臓外科医の全てが分かる一冊。
  • もの言わぬ2万人の叫び 封印された震災死 その「真相」
    5.0
    あの大震災を忘れない! あまりの惨状に日本全国が言葉を失った東日本大震災。“天災”“想定外”“未曾有の”という言葉の影で発表された死者・行方不明者は2万人。 未だに多くの人々が気持ちの整理をつけることすらできずに苦しんでいる。あれから2年が経つからこそ、「これから」に活かすためにも、もの言わぬ2万人の叫びに耳をかたむけよう。震災直後から20数回にわたり被災地で取材を重ねてきたジャーナリストが「死の真相」を再検証した渾身のノンフィクション。
  • 裏社会 噂の真相
    3.0
    巷にはびこる様々な噂……中でも怪しく響くのが裏社会にまつわる噂である。 「覚せい剤は今でも北朝鮮で作られている」 「拳銃を30万円で手に入れることができる」 「外国人マフィアに日本が乗っ取られている」 「警察とヤクザは繋がっている……」 それら噂は本当なのか、誰もが一度は気になったことがあるはずだ。 その疑問に応えるべく筆をとったのが、前科8犯、ヤクザ歴28年の著者、中野ジロー。 裏社会で見聞きしたことすべてを包み隠さずさらけ出し、裏社会の噂の真相を解明する、今までになく危ない一冊!

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  • 日給6000円の仕事の現場 今日から日雇い労働者になった
    3.2
    ベストセラー「今日、ホームレスになった」の著者が、体を張って日雇い労働の世界をリポート。 1万円のタネ銭を持ち、日雇い労働&宿なし生活を1ヶ月間、敢行した。 ホームレス、ネットカフェ難民、日雇い労働者……。 彼らはどのような生活を送り、なにを考えているのか? 現代日本の暗部をえぐる骨太ノンフィクション。

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  • 動乱期を生きる
    4.2
    知の巨人と気鋭の戦史・紛争史研究家が語り合う 「民主主義」「選挙」「安全保障」「日米関係」「中東問題」の今と未来 「三流腐敗国」に陥った日本の今とこれから すでに権力を持っていることを理由に、強者が権力者然としてふるまう政体。それを「パワークラシー」という。 そして、このパワークラシーにどっぷり浸透してしまっているのが日本の社会である。 現代の日本では、強者を求める国民心理、短期的利益を求める「株式会社思考」が蔓延している。 さらに、マスメディアによるジャーナリズムの放棄、現状追認を促すインフルエンサーの台頭と相俟まって、傲慢で短絡的な政治家・インフルエンサーの言動が人気を集める不可解な現象が起きているのだ。 一方、世界を見渡しても、近代以前への回帰志向を持つ指導者が支持を集め、恐怖と混乱をもたらしている。 この動乱の時代において、私たちに残された道はあるのか?  本書では異なる専門を持つ二人が、300ページを超える圧倒的なボリュームで、日本が抱える問題とディストピアを余すことなく語る。 暗い未来の中に見える一筋の光とはーー。  [目次] 第1章 倫理的崩壊の危機 第2章 地に落ちた日本の民主主義 第3章 教育システムの機能不全 第4章 動乱期に入った世界 第5章 自ら戦争に歩み寄る日本 第6章 2024年の衝撃 第7章 思考停止に陥る前にできること
  • みんなで読む源氏物語
    4.3
    源氏はこんなに新しい! 『源氏物語』に通じ愛する面々が多方面から集結、その現代的な魅力を語りつくす。川村裕子、ニシダ、三宅香帆、俵万智×安田登、宮田愛萌、小川公代、近藤泰弘×山本貴光、角田光代、鴻巣友季子、円城塔×毬矢まりえ×森山恵、全卓樹
  • 津波の霊たち 3・11 死と生の物語
    4.8
    あの日から10年――。巨大災害が人々の心にもたらしたものとは? 2011年の東日本大震災における津波被災に焦点をあて、巨大災害が人々の心に与えたトラウマと余波に外国人ジャーナリストが迫る。
  • 求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男
    4.0
    タイ国の首都バンコクの北方に位置するノンタブリー県。この地にタイ全土の犯罪者たちから恐れられている刑務所がある。その名は、バンクワン刑務所(Bang Kwang Central Prison)……。 懲役30年以上の長期受刑者、終身刑者、そして死刑囚が収容される、重罪犯専用の刑務所である。本書はタイ版アルカトラズ刑務所とでも言うべきバンクワン刑務所で、14年間も服役していた日本人受刑者の手記をもとにした本である。 手記の主である“男”は、裏ビジネスのほころびからタイの空港で身柄を拘束。言葉もわからないまま、臨んだタイの刑事裁判で“死刑”の求刑を受けてしまう。 そこから犯罪渦巻くバンクワン刑務所に送られ、殺人犯や麻薬密売グループの中で、10年以上にわたってサバイバル生活を送った。 所内で飛び交う1000バーツ札、暗躍する麻薬密売グループ、囚人たちからワイロを受け取る悪徳刑務官……終わりの見えない長すぎる刑期、過ぎて行く時間、たえまない絶望の中で“男”を支えたものとは何だったのか。 知られざるアジアの刑務所の内側を覗き見る、かつてない衝撃の手記!
  • 少女たちの裏稼業
    -
    秋葉原などで展開される「JKリフレ」や「JKお散歩」といった女子高生によるサービス業が社会問題としてクローズアップされている。しかし、現実はその程度では済まない。 メディアに取り上げられることは少ないが、少女社会の暗部ではより深刻な犯罪行為が行われているのだ。現在、TwitterなどのSNSでは、少女たちが自らの性器や自慰行為をさらすことで、数千円の金券を得るといったことが大流行。 そこから裏業者にスカウトされ、有料動画サイトで闇AVデビューをするといったことも多く起こっている。なぜ少女たちはそのような行為に及ぶのか? その手口はどんなものか? そして、彼女たちはどんな行く末をたどるのか? 少女たちの知られざる闇に『アウトローたちの履歴書』の石原行雄が迫る。衝撃のルポルタージュ!
  • あなたの知らない脳 意識は傍観者である
    4.5
    私たちの行動をコントロールしているのは「自分の意識」ではなかった! 例えば衝突の危険をはっきり認識する前に、足は車のブレーキを踏んでいる。脳はたいてい自動操縦で動いており、意識は遠いはずれから脳の活動を傍観しているにすぎないのだ。だが、自覚的に制御することができないのなら、人間の行動の責任はどこにあるのか? 意識と脳の驚くべき働きを明かす最新脳科学読本。『意識は傍観者である』改題文庫化。
  • 今日、会社が倒産した 16人の企業倒産ドキュメンタリー
    3.0
    累計40万部突破のベストセラー「今日、ホームレスになった」シリーズの著者が今回取材対象に選んだのは「倒産」。 順風満帆な人生が、ある日突然、暗転する「倒産」という事件。経営者、幹部、社員…立場は違っていても、その出来事の衝撃度は計り知れないものがある。 本書では、倒産に巻き込まれた16人のインタビューを収録。いつ誰の身に起こるか分からない倒産、その時、あなたならどうしますか?
  • フォト・ストーリー 沖縄の70年
    4.3
    1938年に沖縄に生まれ、幼い頃に本土に移住した著者は、ベトナム戦争の従軍カメラマンとして、沖縄の復帰と基地を取材した。以後、沖縄戦を経験しなかったことに「後ろめたさ」を抱きながら、沖縄について考え続け、撮り続けてきた著者が、70年の歴史を、戦争と基地を軸に描き出す。(カラー写真多数)

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  • おじいちゃんの遺書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遺産をめぐる骨肉の争い。その中でおじいちゃんは献体を申し出て旅立つ。「死の教育」を考えるための一冊。

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  • 漂流児童 福祉施設に関わる子供たち
    3.5
    話題作が待望の文庫化! ノンフィクション界の“革命児”が挑む児童福祉の現場の光りと影! ! 単行本時から反響の声が続々! 「虐待や貧困だけでなく、子どもたちの未来のためにも大人が関心をもって見守ることが必要だと感じました」 「私自身、児童福祉の現場の人間ですが、現場の人間が1番伝えてほしいことを丁寧に取材されている」etc 児童相談所に寄せられる虐待相談件数、年間20万件(令和2年時点) 国内のシングルマザーの数、123万人(平成30年時点) ひとり親家庭の2組に1組、子どもの6人に1人が貧困。 小中学校を長期欠席している生徒、約29万人(令和2年時点) 通常学級の生徒の15人に1人が発達障害。 この現状を見過ごせますか――? 女子少年院、児童養護施設、赤ちゃんポスト、子供ホスピタル、子供食堂、発達障害、フリースクール… レールを外された子どもはどのような世界を生きているのか―! 「1人でも多くの人たちが、当事者として子どもたちに関わっていくことが必要不可欠だ。それができた時、日本は誰にとっても希望がもてる国になるに違いない」(著者)
  • カサンドラ症候群でした アスペルガーな夫との生活と、これから
    -
    夫の言動に振り回され、自分を責め、うつ病になった妻。四人の子育てと看護師の仕事に奮闘しながら、夫とのコミュニケーションに疲れ、ついに一緒にいられなくなる。アスペルガーであろう夫は社会的に守られ、「カサンドラ症候群」の自分の辛さは分かってもらえないという閉塞感にますます自分を追い込んでしまう。同じ苦しみを味わっている多くの妻たちへ――。
  • 死願を越えて ─線維筋痛症の現実─
    -
    「線維筋痛症」と今現在も闘う著者の痛みが伝わる闘病エッセイ。「線維筋痛症」とは──原因不明。治療薬なし。見た目では健康な人と変わらないが、死ぬほど痛い。診断できる医師僅少。ドクターショッピングを続ける患者多数。高額な医療費負担……。生きている実感がない。肉体も心も揺れ動き、不安定な痛みにさらされていることが、私にとっての「生」だ。(本文より)
  • アジア主義 西郷隆盛から石原莞爾へ
    3.8
    戦後、侵略主義の別名として否定された「アジア主義」。しかしそこには本来、「アジアの連帯」や「近代の超克」といった思想が込められていたはずだ。アジア主義はどこで変節したのか。気鋭の論客が、宮崎滔天、岡倉天心、西田幾多郎、鈴木大拙、柳宗悦、竹内好らを通して、「思想としてのアジア主義」の可能性を掬い出そうと試みた大著。

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  • ダーリンはネトウヨ――韓国人留学生の私が日本人とつきあったら
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 期待を胸に日本で留学生活を始めた韓国人のうーちゃん。サークルで出会った日本人の先輩いっしーと付き合うことになった。 付き合って一ヶ月、いっしーが「きれいな日本語」を喋ってと言ってきたのだけど…積み重なるモヤモヤの先にしたうーちゃんの選択とは?
  • 東京ノスタルジック百景
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、まだギリギリ訪れることができるノスタルジックな東京の風景をご紹介。 2020年を見据え再開発が進む東京。ノスタルジックな「昭和の風景」が続々と消えるなか、今もわずかに残る猥雑でエネルギッシュな風景・建物を目に焼き付けたいと思いませんか?本書ではそれらをただ切り取り解説するのではなく、戦後その地で生き、様々な思いを込めてきた人々の生々しい声も収録。東京中を歩き回り、時に叱られ時に激励されながら、郷愁の街に潜入した渾身のルポ。
  • どん底からでも人生は逆転できる。
    3.0
    父の失踪、突然の差し押さえ、15歳でホステスに…。突き落とされた奈落の底から這い上がり、逆境を乗り越え、18歳で親の借金を完済。今やドバイで一目置かれる女性実業家が、逆境続きの半生から得た「幸せになれる」メンタリティを伝授。メディアも注目する女性実業家による女性のための「生き方」応援本。いつからでもいくつからでも人は変われる!
  • 「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本
    3.0
    彼ら(逃亡実習生)は自らをボドイ(兵士)といった―――。 国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。 絶対的な弱者でも敵でもない彼らの「現実」に追ったディープルポ。 ポストコロナのボドイを追った新章も収録。 日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。 ならば、国の定義とは真逆の人材も存在する。そして、日本社会はそのような「『低度』外国人材」にこそ強く依存し、彼らを必要としているのが実態だ。 既に稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、外国人労働者の主役はベトナム人に移行している。 生身の彼らは紋切り型の報道で語られるような絶対的な弱者や被害者でもなく、陰謀をたくらむ存在でもない。 中国、ベトナム、日本各地を回り、実態に迫る! われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。 ■害獣と外来種を狩るボドイたち ■「自動車窃盗は彼らの今年の流行です」 ■日韓台中のベトナム花嫁争奪戦 【目次】 はじめに 第一章 コロナ、タリバン、群馬県――隣人は平和な「イスラム原理主義者」 第二章 「兵士」たちの逃亡と犯罪――主役は中国人からベトナム人へ 第三章 頼りなき弱者――ベトナム「送り出し」業者に突撃してみれば 第四章 「低度」人材の村――ウソと搾取の「破綻した制度」 第五章 「現代の奴隷」になれない中国人――稼げない日本に見切りをつけるとき 第六章 高度人材、低度人材――「日本語だけは上手い」元技能実習生 第七章 「群馬の兄貴」の罪と罰――北関東家畜窃盗疑惑の黒い霧 おわりに 新  章 ポストコロナ時代のボドイたち 主要参考文献 ※本書は2021年3月に小社より刊行した単行本を加筆修正の上、新書化したものです。
  • 統一教会との格闘、22年
    4.3
    2002年、街頭で偽装勧誘活動を偶然、目撃したのをきっかけに、統一教会とかかわるようになった著者。 いくつかの仕事を掛け持ちしながら、週の半分ほどを偽装勧誘阻止や取材活動に充ててきた。 さまざまな嫌がらせ、脅迫、圧力を受け、世間では「オワコン」となっていた問題をなぜ追求し続けられたのか。 世間に衝撃を与えた組織との格闘と、鈴木エイトであり続けられた背景をたどる。
  • インドの食卓 そこに「カレー」はない
    4.1
    日本人にもおなじみの「カレー」は、イギリスが植民地時代のインドに押し付けた概念である。インド人は「ダール」「サンバル」「コルマ」と細分化して呼ぶのだ――南アジア研究者がインド料理のステレオタイプを解きほぐし、その豊穣な食文化世界を案内する
  • さらば東大 越境する知識人の半世紀
    3.0
    日本を代表する知識人のひとりとして、非常に広い分野の著作を残し続けてきた吉見俊哉。その業績は、各分野の研究者たちに多大な影響を与えてきた。2023年3月に東京大学を退官するにあたり、これまでの学問遍歴を振り返る「特別ゼミ」を実施。都市、メディア、文化、アメリカ、大学……著者が探求し続けた5つの論点を、かつての教え子たちと徹底討論。そこから浮かび上がった、戦後日本社会の本質とは。1か月で15万回再生を記録した最終講義「東大紛争1968-69」の完全版も収録。 【目次】 前口上 吉見俊哉とは誰か(吉見ゼミ 門下生有志) 序 章 演劇から都市へ――虚構としての社会 第一章 都市をめぐるドラマ・政治・権力 第二章 メディアと身体――資本主義と聴覚・視覚 第三章 文化と社会――祝祭祭と権力 第四章 アメリカと戦後日本――帝国とアメリカ化 第五章 都市としての大学――日本の知の現在地 終 章 東大紛争 1968-69
  • スポーツウォッシング なぜ<勇気と感動>は利用されるのか
    4.2
    「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。 スポーツはなぜ“悪事の洗濯”に利用されるのか。 その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。 洪水のように連日報じられるスポーツニュース。 我々は知らないうちに“洗濯”の渦の中に巻き込まれている! 「なぜスポーツに政治を持ち込むなと言われるのか」「なぜ日本のアスリートは声をあげないのか」「ナショナリズムとヘテロセクシャルを基本とした現代スポーツの旧さ」「スポーツと国家の関係」「スポーツと人権・差別・ジェンダー・平和の望ましいあり方」などを考える、日本初「スポーツウォッシング」をタイトルに冠した一冊。 第一部 スポーツウォッシングとは何か   身近に潜むスポーツウォッシング   スポーツウォッシングの歴史   スポーツウォッシングのメカニズム 第二部 スポーツウォッシングについて考える   「社会にとってスポーツとは何か」を問い直す必要がある ――平尾剛   「国家によるスポーツの目的外使用」オリンピックのあり方を考える ――二宮清純   テレビがスポーツウォッシングを報道しない理由 ――本間龍   植民地主義的オリンピックは<オワコン>である ――山本敦久   スポーツをとりまく旧い考えを変えるべきとき ――山口香
  • 戦争と人類
    3.9
    約1万年前のアフリカで起きた「人類最初の戦争」から核兵器の発明と使用、ドローンなどの最新技術が投入されたロシア・ウクライナ戦争まで。文明の進歩に伴い急速な変化を続けてきた戦争の歴史を一冊に凝縮し、その発生と激化の普遍的なメカニズムを解明する
  • 逆境のトリセツ
    -
    右足と脳機能を失っても、挑戦し続ければ道は開ける。 人生の目標を実現していく、夫婦の起死回生ストーリー。 突然の事故、右足切断、記憶障害、脳機能の低下。 途方もない試練を乗り越える裏には、小さな気づきと大きな愛情があった。 パラスポーツ挑戦、CM 出演を果たし、義足タレントとして羽ばたいていく――。 夢を見つけ夢を掴む姿を描いた、試行錯誤の記録。

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  • 医者が教える すごい生理循環
    5.0
    その不調、生理にまつわる「ケア」が原因かも? 毎月の「女性のつらい!」をポジティブに変えるセルフケア かゆみ、ニオイ、ムレ、経血モレ、PMS… からだやこころなどに不調を感じているものの、 「病院に行くほどではないから」などと我慢を重ねている… そんな、自分らしく毎日を過ごせていない女性のお悩みを解決! 「あさイチ」で話題のエイジングケアドクター日比野佐和子先生と 女性医療の第一人者・太田博明先生がイラスト付きでやさしく解説。 月経周期から「今日私がやるべき」フェムケアがわかる! 今日からはじめよう! 自分をいたわる生活を。

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