作品一覧

ユーザーレビュー

  • 樹木が地球を守っている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作、『樹木たちの知られざる生活』に対し、わたしはやや傲慢な(というか、過剰に自分たち人間を信じすぎた)評価を下してしまった。レスポンシビリティという、植物と人間たちが、互いに助け合うことができるという考えを信じたかったからだ。だがわたしはこの考えのことも森のこともーー引いては人間がどんなに強欲で誤魔化しをきかせるウンディゴより悪いものになり得ることも、実際知らなすぎたのだ。

    本書には人工林、木材のほか、木製品、紙、トイレットペーパーや本、肉食及びそのための飼料がいかに「野生」(真実古代からの天然)の森を苛みつづけているかが記してある。一種、あこがれでもあったドイツの林業の実際、起きている現

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    2023年11月03日
  • 動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声

    Posted by ブクログ

    本書を読んでると他種を学んでるはずが自分の行動意識にも目を向けさせられる。
    他種について考える時に意識的にも無意識でも知能の高さで優劣を判断していたけど動物や植物にとってはそれは重要じゃないだって重要だったら進化するでしょ?ってとても印象的だった。
    人間だってぼーっと何もしないでのんびりしてる時が最高だし
    人間ほど感じることに多様さはないけど、喜怒哀楽は感じてるし表現方法だって多彩、動物だって生を完璧に生きてる。敬意を持って生きていきましょう。
    読んで良かったです。

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    2023年07月06日
  • 動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声

    Posted by ブクログ

    感情的な人は苦手で、論理的な考え方が好きだ。
    それでも、この本を読んで、動物も含めた他者とつながるためには、感情は大切である、ということを感じた。
    動物も苦楽を感じている。
    痛みも、平穏も、喜びも悲しみも、感じているのだ。
    生き物だから。
    複雑に思考することにおいて、動物は人間より劣っている、と考えがちだけれど、読後、そうではないのだという思いが強くなった。
    人間だって、主に感情に動かされている。(P268)
    確かにその通り。
    「そもそも集中的な思考ができる力など、なくてはならないものなのだろうか?少なくとも、満たされた人生、おだやかな暮らしにとって、そんなものはきっと必要ないのだ」(p265

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    2021年03月18日
  • 後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ 動物たちは何を考えているのか?

    Posted by ブクログ

    筆者は動物を研究している学者ではないので全てのエピソードに必ずしも科学的根拠があるとは限らないけど、自然を愛し自然の中で生きてる人だからこそわかる動物の様子を知ることができて楽しいし、私も動物には感情や言語(のようなコミュニケーションツール)があると思っているので、共感できる部分も多かった。
    あんまり学術的な部分への興味や知識がなくても単純に動物たちのエピソードを楽しむという読み方でも十分に楽しいと思う

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    2024年05月30日
  • 後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ 動物たちは何を考えているのか?

    Posted by ブクログ

    とても興味深く読めた。
    犬や猫は身近なペットで、表情や仕草、鳴き声などで、主人に何かを伝えようとしていると言うことは理解が出来る。
    でもそれだけ?
    著者は哺乳類はもとより、鳥(とりわけカラス)、いや多かれ少なかれ全ての動物種に感情はあると言う。

    実際のところどうなのか分からないが(本能によるプログラムなのかも)、著者の熱い思いはひしひしと伝わってきた。

    この本で語られる動植物のトピックスは、正にトリビアだ。それもそのはず、著者のベースとなる研究分野は、動物行動学、進化論、(実験)心理学、神経科学で、我々の身近な生きものの、へぇーが多く登場する。

    最後に著者が書いていることは、心に響いた。

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    2022年12月19日

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