Posted by ブクログ 2021年03月18日
感情的な人は苦手で、論理的な考え方が好きだ。
それでも、この本を読んで、動物も含めた他者とつながるためには、感情は大切である、ということを感じた。
動物も苦楽を感じている。
痛みも、平穏も、喜びも悲しみも、感じているのだ。
生き物だから。
複雑に思考することにおいて、動物は人間より劣っている、と考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
・前著のテーマだった植物から本書では動物へ。「動物に心はあるか」というのが基本テーマ。
・とても共感できるし、ともすれば「擬人化」として片付けられがちなこの問題を、科学者っぽいアプローチで「ほぼ」理路整然と語るのもよい。が、全般的な印象としてはエッセイの域を出ておらず、前作の方がセンス・オブ・ワン...続きを読む