国内ホラーの検索結果

  • 四ツ山鬼談
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    「これを、漆喰に混ぜて塗れ」 依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。 仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。 「家の中には入ってはならん」 何が見えても聞こえても。 熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。 雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。 町のそこかしこに潜み、たたずみ、彷徨う黒い人。 「夜行堂奇譚」の著者が故郷を舞台に描く、奇怪な幻燈のごとき怪異譚。 これは、鬼の話である――。 ・「囁く家」  漆喰の塗り直しを頼まれた左官。そこは入った者の命をとる死霊憑きの家 ・「ひそむ鬼」  離れの床下には鬼がいる…鬼の写真を撮ることにとり憑かれた伯父の家の秘密 ・「箪笥の煤」  抽斗を開けた者は肺を病んで死ぬ。祖母が弔う祟りの桐箪笥の由来 ・「ヤマから響く声」  亡き叔母の日記。そこに綴られたのは庭の井戸と黒い人に纏わる恐怖の記録 ――ほか11の忌み話
  • 夜波の鳴く夏
    4.0
    大正の世、名無しのぬっぺほふことおいらは財閥家の令嬢コバト姫に飼われ、純愛を捧げていた。だが、コバトが義理の兄・秋信と関係を持っていることを知ってしまい、おいらは観る人を不幸にする絵「夜波」を使って秋信を抹殺しようと決める。夜波の画家ナルセ紳互を妖怪たちが集う無得市に引き込み、ようやく絵を手に入れるが、なぜか想定外の人物にも渡ってしまい……。若き鬼才が奔放な想像力で描く衝撃×禁断の妖奇譚!
  • 余は如何にして服部ヒロシとなりしか
    値引きあり
    3.2
    同級生の姉に連れられて訪れた古い家屋。軒下には文化祭のセットで作ったはりぼての風呂。彼女はここで汗を流せと自ら服を脱ぎ始める。グロテスクな不条理の世界が選考委員の度肝を抜いたホラー大賞短編賞受賞作!
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集
    3.4
    山を愛し、山をモチーフとした数々の作品を著わしてきた著者の、珠玉の山岳幻想小説を集めたアンソロジー。山の持つ不可思議で大いなる力をひしひしと感じられる全8篇。『神々の山嶺』(柴田錬三郎賞受賞・谷口ジローによりコミック化)のスピンオフ作品を単行本初収録(表題作「呼ぶ山」)。
  • 黄泉がえりの町で、君と
    3.0
    静かな町で起こった事件。なんと葬儀場で死者がよみがえったのだ。葬儀社の若社長・遼一は、秘密裏に調査を始める。 一方、遼一の妹・佐紀は、幽霊が見えるという不思議な少年と出会い……。 ※本書は二〇一五年十二月に小社より刊行された単行本『黄泉がえり遊戯』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】
    3.6
    オカルト雑誌編集部で働く大学生ライター×異界へ行くことを夢見る「赤い女」 ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー 零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、雑務やHPの更新の他に実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」だ。 ある日米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。 彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。 そして乃亜は怪談の中でも特に「神隠し」について執着しており、自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。 初めはかかわり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのまっとうではないデートを通じて、否応なく距離を縮めていく。 だが彼女には、怪異にまつわる切ない過去があった――。 そして夏休み、米田と乃亜は、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが……。 == 僕の彼女は、怪談になった――。 大切な人に会いたくなる、切なくみずみずしい青春恋愛ホラー == ※Web小説サイト「カクヨム」投稿作に大きく加筆修正をし書籍化。 装画=春 (『ノーコピーライトガール』) *電子書籍版特典として、書き下ろし番外編ショートストーリー「米田さんへ」を収録。
  • 黄泉つなぎ百物語
    -
    「もっと怖い譚(はなし)はあるか?」 「ならこれはどうだ」 実話怪談の名手49名が恐怖の頂を求めて紡ぐ怪の数珠。 各々が持ち寄った「最恐話」でとこしえの闇を織る実話百物語! ぱっと開けば、そこは奈落。 一分で読める空恐ろしい話、不思議な話が九十九話。 明けない夜はどこまでも深い闇に落ちていく…… ●収録話 ・第1夜「山にて」黒木あるじ ひとり分け入った山中。夜、焚き火をしていると炎の中に知らない男の顔が… ・第3夜「暗がりに浮かぶ」夜馬裕 母屋から離れた便所に浮かぶ男女の首。祖父母は死んだお前の両親だと言うが… ・第84夜「十分間」営業のK 一族の中でただ一人霊感のなかった男は、購入した中古住宅で初めて恐怖を知る… ・第96話「闇夜に跳ねる」郷内心瞳 深夜、農免道路から臨む田んぼの中でぼんぼん飛び跳ね続ける発光物体の正体は… ・第99話「朝がくる」平山夢明 寂れた山小屋で霊の調査をしていた若者たちを襲った戦慄の恐怖とは… …ほか全99話収録。
  • 黄泉とき 怪談社禁忌録
    -
    「それ気のせいだと思います」 開かずの間の共通点。 遺体が動く意味。 存在が記憶から消える系。 怪異を分析・考察する「読み解き」の果てに絞り出される一滴の恐怖。 野暮でロマンな怪談本爆誕! 説明のつかぬ怪異をあえて分析、調査し、考察する。 膨大な類例から傾向と真相を炙り出す手法から、 取材に取材を重ね、隠された事実を掘りおこす試みまで、 野暮を承知で怪の読み解きに挑んだのが本書=黄泉ときである。 ・ひとりでに鳴るピアノの原因 ・「開かずの間」の意外な共通点 ・「黒いひと」が出る土地の因果 ・プラシーボ効果のない呪いは成立するか ・類話から考える「出逢い」の謎 ・雑貨店に現れた老人が語る「動く遺体」の原理 ・交換日記に書かれた「不気味なメッセージ」の犯人 ・三人が同時に視た「笑うおんな」の真相とは――。 一見無粋な試みから浮かび上がるのは拭えぬ恐怖と心、魂の本質である。 野暮なロマン「それ気のせいです」の先をご覧あれ。
  • 読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』
    3.5
    (こ、これはッ)女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。「おまえさん、なあ」再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)そのほか、【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!

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  • 代々木怪談  -ノベルアップ+ 夏の夜の怪談コンテスト傑作選-
    値引きあり
    -
    1~2巻1,155~1,386円 (税込)
    本書は小説投稿サイト「ノベルアップ+」(https://novelup.plus/)にて2022年と2023年に開催された「夏の夜の怪談コンテスト」「夏の夜の怪談コンテスト 2023」の優秀作品を収録したホビージャパン初の怪談アンソロジーです。  生々しい実話系怪談から幻想的な創作怪談まで、多彩な“怖さ”を味わえる17篇に加え、2023年の怪談コンテストの審査員であり、本書の監修も務める人気怪談師、夜馬裕(やまゆう)氏による書き下ろし怪談1篇も収録。  ときに怪異に震え、ときに人が持つ心の闇に戦慄する、夏の夜にふさわしい18篇の怪談を心ゆくまでお楽しみください。
  • 頼朝の最後
    -
    1巻110円 (税込)
    頼朝は落馬したことにより健康を害してついに死んだことになっているが、果たしてどうだったのか。幻想と怪奇、人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「頼朝の最後」「猫の踊」「不動像の行方」の三話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 夜
    値引きあり
    5.0
    突如、激しい大地震に襲われた「町」。 新興住宅地の道路が遮断され、十五軒の家が完全に孤立した。 日が暮れ、月も星もない完全な闇が町を支配する。 閉鎖された極限状況の中、人々の精神状態は悪化していく。 その闇の中で、人間ではない何かが人々を狙っている。 一人、また一人、犠牲者が……。 極限化の人間の恐怖、混乱、死、そして強さを、 サスペンス色豊かに描くパニック小説の傑作。
  • 夜は一緒に散歩しよ
    3.8
    作家の横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。妻の死後、千秋は奇妙な絵を描くようになる……。人ではない異形のものを。ある日をきっかけに「青い顔の女」ばかりを描くようになった千秋は、その絵を「ママ」と呼び、絵を描くことに執着する。そしてもうひとつ執着すること。それは、夜の散歩だった。第1回『幽』怪談文学賞大賞受賞作。解説は京極夏彦氏。
  • 萬屋怪談録 彼岸村
    5.0
    男だけが変死する村が、西日本に実在する――(「彼岸村」より) 児童向け怪談小説で人気を誇る緑川聖司が聴き溜めていた本物の怪異の数々を、じんわり怖い筆致で書き綴った実話怪談集。 ・占い師のもとに持ち込まれた1枚の写真に写る奇妙な男「心霊相談」 ・虐めでケガをした少女の願い「折り鶴」 ・心霊スポットに行くと嬉々とする少女の顛末を綴る三作「笑顔」「あれはあかん」「ひっぱられる」 ・部屋の外が騒がしい、また何か起きたようだ…「事故物件ではない」 ・部屋で見ていた心霊番組の画面に突然割り込んできた映像「記憶にない光景」 ・その村では男の人が早死にするんです――西日本にあるという村の哀しい謂れ「彼岸村」など59話収録。
  • ライナーゲーム
    3.0
    荒んだ生活を送るメロは、有名実業家が主催するゲーム「FURY RAIL」にエントリーした。賞金は1億円、参加者は各々の出発地点から列車で東京駅を目指す。金さえあればどん底から這い上がれると信じる人々が集結した。狡猾な心理戦、変更されるルール、想像を絶するペナルティー――ゲームは徐々に狂気の様相を呈しはじめ、メロは自身が恐ろしい状況にあることに気づく。人生の一発逆転をかけた壮絶なサバイバルゲーム、開幕!
  • ラスト・パラダイス
    -
    雨の日に起こる不可解な死亡事故。とはいえ、それはまったく他人事。隆久と幸也は平凡な日常の中で起こっているその事件を口にはするが、ほとんど無関心だった。今日もバイトにいく幸也と、学校にいこうとする隆久。ところが幸也が顔面蒼白で帰ってくる。妙な大男に声をかけられたというのだが──二人の友情は互いを守ることができるのか?

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  • ラストファミリー
    値引きあり
    -
    80歳に近い高齢で、死を待つだけになった老婆・横尾こう。こうには先に死んでしまった息子と娘の、嫁と夫に財産を残したくないという憎悪があった。こうの死の床に立ったのは、あろうことか死へのお迎えでなく、家に忍び込んだ泥棒だった。泥棒に再び怨念の火をつけられたこうは、復讐のために死の床から蘇える……。表題作をはじめ、不思議な出来事が奇妙な世界へと誘う「異次元の夜」、いつもついてない男を描いた「無責任な恐怖」を収録した傑作集。
  • ラスト・メメントシリーズ 全3冊合本版
    値引きあり
    2.0
    人が苦手で無愛想。趣味は遺品蒐集という青年・高坂和泉は、様々な死を描いた一連の絵画<死者の行進>を集める中で、好奇心旺盛でお節介な駆け出しカメラマン・国香彩乃と出遭い、遺品をめぐる様々な事件に関わることに……。遺品を“鑑賞”し、そこに秘められた故人の想いを読み解ける和泉。彼がすくい取る、切なく優しい真実とは? 生と死をつなぐゴシック・エンタテインメント。 ※本電子書籍は『ラスト・メメント 死者の行進』『ラスト・メメント 商人と死』『ラスト・メメント 兵士と死』を1冊にまとめた合本版です。
  • ラスト・メメント 死者の行進
    値引きあり
    3.7
    写真家の遺児の元に現れるお化けの正体、老実業家の奇妙な遺言ゲーム、亡き恋人からの最後のプレゼントの行方……。和泉の鑑賞眼が遺品の謎を解き明かす!生と死をつなぐミステリ・エンタテインメント。
  • ラスト・メメント 兵士と死
    値引きあり
    3.0
    彩乃の誘いで便利屋のバイトをすることになった和泉。遺品整理を頼まれた家へ赴くと、宿敵・透吾とはち合わせる。同じ依頼を請け負ってきたという、彼の思惑通りにはさせないと和泉たちは動き出すが……。
  • ラスト・メメント 商人と死
    値引きあり
    3.0
    遺品を"鑑賞"することで死者の想いを読み取ることができる青年・和泉。好奇心旺盛な写真家の卵・彩乃や皮肉屋な葬儀社員・透吾に振り回され遺品をめぐる謎に関わる日々だが、さらに絵画収集のライバルが現われ……
  • 羅刹ノ国 北九州怪談行
    3.0
    七つの黒い石が祟る…。 明治期に栄えた淫祠邪教・蓮門教の復活を目論む霊。 映画『犬鳴村』『残穢』にも絡む北九州の壮大な怪!
  • 螺旋宮
    -
    地下数十メートルに作られた居住空間でひと月過ごせば、待ち望んでいた子供を授かる――。不妊に悩む高代夫妻は入居を決断した。そうして得た念願の我が子・朋香を腕に抱き、幸せの絶頂にいた二人であったが、同様に生まれた三組の夫婦の子たちが、生後百二十五日目でことごとく突然死を迎えていたことを知る。そんな! 朋香を死なせるわけにはいかない! ノンストップ・サスペンス。
  • 楽園(ラック・ヴィエン)
    値引きあり
    3.4
    灼熱の夏が永遠に続く国ベトナム。ホーチミンを訪れた「私」は夏の国の男に出会う。彼は綺麗な南の地獄そのものだった――。名前も素性も知らぬまま、ただ享楽的なセックスに溺れるふたり。――床惚れ――セックスがよくて惚れてしまうのは男女が堕ちる最も苦しい地獄と天国なのかもしれない。『ぼっけえ、きょうてえ』の著者がベトナムを舞台に狂おしくも甘美な情欲の世界を描いた官能ホラー。
  • 螺鈿の小箱
    -
    1巻770円 (税込)
    この作品集にはいままでアンソロジーなどに書き下ろしたままのノン・シリーズ小品から、幻想ミステリとでも呼び得るべきものを選んで書き下ろし一編を加えた。発表場所も与えられたテーマもそれぞれの短編だが、ミステリでデビューし、ミステリを書き続けながら物書きとしての根は『幻想』にあると感ずる篠田真由美の、一番書きたいあたりに近い作品群である。(「あとがき」より)  アジアの風土とヨーロッパの文化の配合が作り上げた物語の宝石箱。名手が心を込めて織り上げた、絢爛たる幻想ミステリ集成。 *人形遊び *暗い日曜日 *象牙の愛人 *双つ蝶 *ふたり遊び *春の獄 *天使遊び ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ラビット・ケージ 一年A組 殺戮名簿
    2.8
    成人式前夜。大学生の桃木沙良は、電車に乗っていたはずが、ふと気付くと母校・蔵院高校の校庭にいた。そして沙良と同じように集められた、かつての一年A組の元クラスメイトたちは、ウサギのキグルミを着た何者かに次々と惨殺されていき……。鎖された学園で繰り返される、悪夢のような惨劇。容赦のない裏切り。その裏に潜む真相とは!? 学園サバイバル・ホラー。
  • 蘭月闇の契り
    値引きあり
    3.7
    人が入ると必ず死者が出るといわれている幽霊屋敷。幼い真魚は、その屋敷で探検をしていたとき、首のない人間を見てしまう。そして彼女が高校生になったとき事件は起きたのだった……。屋敷に潜む謎が死を招く!
  • リアルヘヴンへようこそ
    3.8
    無機的な郊外の住宅地。最新の通信環境を備えたマンションで、静かに、しかし確実に増幅していた悪意。やがて「ウエルカム・トウ・リアルヘヴン」と銘打った謎のホームページを媒介に、日常は次第に恐怖に侵されていく。不穏な気配を察していたのは一握りのホームレスと孤独な少年ただ一人。彼らのあまりに絶望的な戦いの行方は……? 生理的、心理的、現実的、あらゆる種類の恐怖を詰め込んだ牧野ワールドの原点。
  • Re:心霊写真部
    -
    ごくごく普通の生活を送っていた高校生の二宮佳夕は、ふとしたきっかけで写真部に入部することになる。しかしこの写真部は普通とは違っていた。それは心霊写真を専門に研究・調査する“心霊写真部”だった。部のサイトに送られてくる数々の心霊写真。佳夕は、同じ心霊写真部の牧村要、寺久保リリとともに調査を進める中で、心霊写真一枚一枚に隠された、恐ろしい事実の数々を目にしていく。それらの心霊写真の謎を追ううちに彼女たちは驚愕の事実を知ることとなる……。そして、巷を騒がせる連続殺人鬼と心霊写真との関係とは――?ニコニコ生放送「ホラー百物語」堂々第一位、原作!この“心霊現象(ミステリー)”、私が解いてみせる!痙攣するほど、面白い!
  • 離島の怖い話 南国心霊探訪
    -
    「みだりに動かせば祟る」 文字の解読を試みた調査員二人が怪死。 一部の島民しか知らない祟りの石碑とは…(父島) 国内12島+アジア7ヶ国 季節労働者として島に溶け込み採話した戦慄の南方奇談! 【八丈島】廃ホテルから椅子を盗んだ男を襲う恐怖…「パイプ椅子」 【父島】石碑の調査を試みた者が二人連続で怪死…「祟りの石碑」 【母島】右手の指が六本ある地蔵の曰くと怪現象…「六本指地蔵」 【硫黄島】島から持ち帰った旧日本軍の遺物が起こす怪…「遺品」 【徳之島】車の周りを囲む瘦せこけた霊の群れ…「フィリピン村」 【南大東島】納骨堂に出る生首とマントの怪人…「ピョンピョン」 【台湾】手前に火葬場、上に墓地があるトンネルの怪…「辛亥隧道」 【フィリピン】虫を使った恐怖の呪術…「マンククーラムの呪い」 他、国内12の島と海外7ヶ国で蒐集した南国の怪奇談49話収録! ◎本書に収録された島と国 ★国内 伊豆大島/八丈島/父島/母島/硫黄島/種子島/屋久島/徳之島/南大東島/座間味島/宮古島/石垣島 ★海外 台湾/香港/フィリピン/カンボジア/ラオス/タイ/インド
  • REFLECTOR EP.1 水槽の中にいるのは
    -
    1巻550円 (税込)
    水槽の中にいる“それ”を見つめるうち、現実と幻覚の境界が崩れていく――。 ある日、入居した部屋に設置されている謎の水槽。 謎の視線を感じ、水槽を覗くうち、やがて“視線が返ってくる”ことに気づく。 恐怖と好奇心が交錯する心理ホラー短編。 REFLECTORシリーズ第1作。
  • リミナルスペース
    4.5
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新しいインターネット美学、〈リミナルスペース〉のすべて。 その誕生の過程と影響を、膨大なビジュアルとともに体系的に掘り下げる初の書籍、待望の翻訳! 人の気配のない出入り口や階段、長い廊下、古びたホテルのロビー、寂れたショッピングモール、無機質な地下鉄の駅……。 こうした日常で目にする光景の中に、不穏さと不気味さ、そして抗いがたい魅力を見出す「リミナルスペース」は、インターネットを中心に爆発的に広がった、2020年代を代表する美学的ミームです。 例えば、社会現象となったウォーキングシミュレーターゲーム『8番出口』は、リミナルスペース的な世界観の代表的な作品と言えるでしょう。 本書で取り上げるのは、映画『シャイニング』のかの有名な長い廊下、インターネット怪談の「バックルーム」、ヴェイパーウェイヴ音楽、ブルータリズム様式の巨大建築、さらにはマグリットの絵画など。時代や分野を縦横無尽に横断しながら、リミナルスペースの美学はそこかしこに息づいています。 リミナルスペースが引き起こすのは、ただの不安な感情ではありません。 人々の記憶と想像力に深く共鳴し、心の奥底にまで響く感覚を呼び覚ますのです。 リミナルスペースの何が怖いのか? なぜ私たちはリミナルスペースに魅了されるのか? 新しい「不安と恐怖の美学」の誕生の過程とその影響を徹底的に掘り下げる、リミナルスペース“解体新書”。 この一冊を手に取ることで、あなたの周りに潜む「異質な空間」の恐怖と魅力を、新たな視点で再発見することができるでしょう。日常の中に潜む非日常を感じたい方、アートや映画、ゲームに興味がある方にとって、必読の一冊です。
  • 琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家
    -
    沖縄の闇夜で巻き起こる、呪霊と人の恐ろしきせめぎ合いを現地在住の小原猛が爆筆! 「生霊は本当に恐ろしい…」 禁忌の呪術が人を蝕む! (「イチジャマの飛び交う家」より) 沖縄在住の作家・小原猛が地元の怖い話を纏めた元祖・ご当地怪談シリーズ〈琉球奇譚〉第5弾! ・鬼に憑かれた男性の恐怖と苦悩…「ウニが来る」 ・遺骨収集のバイト中に出遭った死者の姿…「指差すひと」 ・真似厳禁!セクハラ上司からの悪念を秘密の術式で跳ね返す…「午後四時四分のイキマブイ」 ・家に現れるカナブンは恐ろしい呪術の手先!?…「イチジャマの飛び交う家」 ・不自然な死が多発する施設、その忌まわしき起源とは…絶対禁忌の忌話「自治会連絡掲示板(利用者は申請すること)」 ――ほか収録。決して触れてはならぬ異界がすぐ隣に広がっている…。
  • 琉球奇譚 キリキザワイの怪
    5.0
    でーじ(凄い)怖い! オキナワ、不可思議な恐怖に襲われる! 怪異と暮らす現地の実話! うちなんちゅ(地元の人)だけが知る島の禁忌譚。戦慄の恐怖実話! 日常の中に怪異が普通に忍び込んでいる世界――沖縄。人と魔物と怪異が絡み合う沖縄ならではの怪談32話を収録。夜釣りに来た男性があるモノと交わした約束「釣り人の背中には」、焼け焦げた日本人形を抱いて歩く狂った男の顛末「フリムン」、決して干渉してはいけない、禁を破った者への凄惨な報い「キリキザワイの怪」など、摩訶不思議で昏く極上の琉球怪談ここに登場!
  • 琉球奇譚 シマクサラシの夜
    4.3
    牛の血や骨を使った神事「シマクサラシ」が復活した原因とは… 死者の魂が実在する沖縄の実話怪談! 村で続く不可解な自殺や事故、これ以上の不幸を防ぐために二十年ぶりにシマクサラシの儀式を行ったのだが…「シマクサラシの夜」、フクロウに憑りつかれた男が探し求めたもの「チックフ」、呪いをかけられた男が、相手の生霊を跳ね返す秘術で助けて欲しいという――とあるユタの家に伝わる暗く凄惨な歴史、そして厳重に保管されている人形とは…「ブトキ」。死者が住む世界とこの世との境が曖昧な場所、沖縄。怪異も魔のモノもすべて受け入れ畏れ敬う、琉球ならではの興味深い怪談34話を収録! 著者について 小原猛(こはら・たけし) 沖縄県在住。沖縄に語り継がれる怪談や民話、伝承の蒐集などをフィールドワークとして活動。著作に『琉球奇譚 キリキザワイの怪』『琉球妖怪大図鑑』〈沖縄の怖い話〉シリーズ、『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』など。共著に『男たちの怪談百物語』『恐怖通信/鳥肌ゾーン』『怪談四十九夜鎮魂』など。DVD『怪談新耳袋殴り込み・沖縄編』『琉球奇譚』『北野誠のおまえら行くな。沖縄最恐めんそ~れSP』など。
  • 琉球奇譚 ベーベークーの呪い
    4.7
    「お前の命が食べたい」男が作った最凶の呪物とは――(「ベーベークーの呪い」収録) 体験者から徹底取材! 沖縄の実話怪談! ハイサイ!沖縄在住の小原猛が綴る人気シリーズ第3弾!隣の墓を掃除した男と家族に降りかかる理不尽な恐怖「イナググヮンス」、とある畑の一角で巻き起こる数々の血生臭い怪事。土地に滞積したおぞましい因果をめぐる戦慄の連作「ヌンドゥンチ」ほか、四辻に夜な夜な現れる首のない死霊の群れに異能の神人(かみんちゅ)が挑む「死者は踊る」、軒先に魔除けとしてぶら下げる水字貝(ベーベークー)が最凶の呪具として発動する「ベーベークーの呪い」など全33篇を収録。怪異と魔がリアルに息づく沖縄、貴方もキーブルダッチャー(鳥肌を立てる)するがいい。 著者について 沖縄県在住。沖縄に語り継がれる怪談や民話、伝承の蒐集などをフィールドワークとして活動。著作に『琉球奇譚 キリキザワイの怪』『琉球奇譚 シマクサラシの夜』『琉球妖怪大図鑑』〈沖縄の怖い話〉シリーズ、『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』など。共著に『男たちの怪談百物語』『恐怖通信/鳥肌ゾーン』『怪談四十九夜 鎮魂』『瞬殺怪談 業』など。DVD『怪談新耳袋殴り込み・沖縄編』『琉球奇譚』『北野誠のおまえら行くな。沖縄最恐めんそ~れSP』など。
  • 琉球奇譚 マブイグミの呪文
    5.0
    「逃げたマブイ(魂)は持って帰らんといけんさ」 マブイを取り戻す事故現場で何かが起こる!(収録話「マブイグミの呪文」より) 沖縄在住の著者による渾身の最新沖縄怪異談! 沖縄在住の小原猛が、地元独特の怖い話を綴ったご当地シリーズ〈琉球奇譚〉第4弾! ・バイク事故で入院してから謎の虚無感に苛まれている男性、逃げたマブイ(魂)を取り戻そうと儀式を行うも只ならぬ事態に…「マブイグミの呪文」 ・周囲で度々目撃される女性の姿、それは一族の歴史と家宝の三線が関係していた…「チルダーキ」 ・神人として活躍する男性の周囲で起きた霊騒動…「魔王」他 ・望まずしてユタになった少女が怪異に立ち向かう…「ハダカユーの巣窟」 ――など収録。 霊的世界が地続きに広がるこの琉球にしかない怪異譚があなたを異界に誘う!
  • 流星事件
    3.7
    某年3月末日。突如、日本列島上空に巨大流星群が飛来した。直後、日本全土に正体不明の衝撃波を与え、流星はすべて消滅。混乱の中、人々は自らの身に特殊能力が宿ったことを知る――。そして「流星事件」と呼ばれる異常現象から16年後。出生前であったために流星の影響を受けない「無能力者」の第1期とされる高校入学生の中に、織部流斗はいた。しかし彼には、誰にも話すことができない忌まわしい過去と、ある秘密が……?
  • 竜の柩(1)聖邪の顔編
    4.3
    1~4巻628~680円 (税込)
    龍とは何か? なぜ西洋では悪魔、東洋では聖なる存在なのか?――古代文化の栄えた津軽十三湊、ピラミッド説のある長野皆神山、『古事記』に記された諏訪、出雲の龍神伝説…。各地に遺る龍の痕跡を辿っていたTVディレクター九鬼虹人に、意外にも世界的規模を誇る組織から妨害が入った。なぜ? 世界秩序をも震撼させる龍、そして文明の謎に挑む大河巨編第一弾!

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  • 龍の黙示録
    3.9
    1~9巻680~1,026円 (税込)
    鎌倉の洋館で秘書を務める柚ノ木透子。雇い主の龍緋比古は美術評論や幻想怪奇の分野で有名な著述家だが、明治期にも同名の人物がいることから、龍に不気味さを感じていた。同じ頃、東京で吸血鬼出没の噂が流れ、行方不明者が続出し…!?
  • 龍の黙示録【合冊版/全9巻】
    -
    鎌倉の洋館で秘書を務める柚ノ木透子。雇い主の龍緋比古は美術評論や幻想怪奇の分野で有名な著述家だが、その正体は、二千年の時をさまよう美しき吸血鬼だった!? キリストの聖なる血を吸い「緋色の龍」と畏怖される彼を抹殺すべく、カトリックの総本山ヴァティカンから次々と刺客が現れて……。 壮大無比、華麗なるヴァンパイア・サーガ、シリーズ9作の合冊版! 【収録作品】 『龍の黙示録』 『龍の黙示録 東日流妖異変』 『龍の黙示録 唯一の神の御名』 『龍の黙示録 聖なる血』 『龍の黙示録 紅薔薇伝綺』 『龍の黙示録 水冥き愁いの街』 『龍の黙示録 魔道師と邪神の街』 『龍の黙示録 永遠なる神の都』(上)(下)
  • ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    3.9
    新人刑事・比奈子が里帰り中の長野で幼児のバラバラ遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる猟奇犯罪捜査班。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとに、ある手紙が届いていた。【電子版特別付録】次巻『ONE(ワン)』プロローグ原稿
  • LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.0
    正月の秋葉原で見つかった死体には、大量の現金が詰め込まれていた。連続して同様の死体が発見されるが被害者の共通点は見つからない。比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」は警視庁で「リッチマン殺人事件」に取り組むが……【電子版特別付録】次巻『ZERO(ゼロ)』プロローグ原稿
  • BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    3.9
    連ドラ化された大人気シリーズ第7弾! 病院で起きた大量殺人! 比奈子らが追う犯人の目的は? 12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生との報が入った。死傷者多数で院内は停電。現場に急行した比奈子らは生々しい殺戮現場に息を呑む。そこは特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があり、狙われたのはまさにその階のようだった。相応のセキュリティがあるはずの場所でなぜ事件が? そして関連が疑われるネット情報に、「スイッチを押す者」の記述が見つかり……。 大人気シリーズは新たな局面へ、戦慄の第7弾!  【電子版特別付録】次巻『MIX(ミックス)』プロローグ原稿
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.0
    === 湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「人魚」事件の背後には未解決の児童行方不明事件が関わっているようだ。その後、また新たな謎の遺体が見つかる。保を狙う国際犯罪組織も暗躍し……。 === 湖で発見された、ビニールシートに包まれた謎の遺体。 その上半身は少女、下半身は水生生物のように変化しているように思われる。 比奈子が属する八王子西署にも新たな変化が訪れていた。ずっと捜査を共にしていたメンバーの異動があり、さらに新人が配属されてきたのだ。 先輩らしい振る舞いをすることにまだ慣れない比奈子。 少女の「人魚」の遺体は、“死神女史”こと石上博士のもとで検死された。そこで分かったのは、遺体の身体の変異に関する、驚くべき事実だった。 その「人魚」事件にひきつづき、子供の奇妙な部分遺体が発見される事件が起こり……。 現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第8弾!【電子版特別付録】次巻『COPY(コピー)』プロローグ原稿
  • ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    3.9
    比奈子の故郷・長野と東京都内で発見された複数の幼児の部分遺体は、神話等になぞらえて遺棄されていた。被虐待児童のカウンセリングを行う団体を探るなか深手を負った比奈子は、そのまま行方不明に。残された猟奇犯罪捜査班の面々は各地で起きた事件をつなぐ鍵を必死に捜す。そして比奈子への復讐心を燃やしている連続殺人鬼・都夜が自由の身となり向かった先は……。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第6弾! 【電子版特別付録】次巻『BACK(バック)』プロローグ原稿
  • 凌辱の魔界
    4.5
    1巻495円 (税込)
    精密なスプラッター描写で地獄を描ききったホラー小説の金字塔  戦闘機械・鬼道の仕事は、新宿区のT町研究所に生身の人間を斡旋することだった。そこでは遺伝子工学の名の下、狂気の人体実験が行われていた。  グロテスクに口を開ける肉塊から流れ出る血と体液、蠕動する腸や胃袋、飛び散る肉片の放つ生臭い光……異常を極めた設定で地獄を描ききり、空前絶後の残虐性に抒情すら漂うホラー文学の一大傑作が、「電子版あとがき」を新たに追加収録して待望の復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案
    3.7
    次回作に苦戦している小説家の「私」は、新作のネタを探しているうちに、 出版業界に伝わる「禁忌題目」に触れてしまう。 それこそが恐怖の始まりだった……。 第9回カクヨムWeb小説コンテスト ホラー部門大賞 大賞受賞作
  • 輪(RINKAI)廻
    3.5
    茨城の旧家に嫁いだ香苗は、愛娘・真穂とともに義母にむごい仕打ちを受ける。耐えきれず離婚した香苗は、大久保に住む実母・時枝の元に身を寄せるが、やがて真穂の体にはアザやコブが……。時枝も真穂も「何も知らない」といいはるが、隣に住む女は「老女の声が聞こえる」という。声の主は誰? 30年あまり前、時枝が新潟の婚家から出奔したことと関係が? 親子3代のルーツが明らかになるとき、因縁が時と場所を越えて迫りくる! 第7回松本清張賞受賞の傑作ホラー。
  • 臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談
    3.0
    月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。 「不条心理」とは“既存のどんな症状の定義からも逸脱した、稀有な心理症例”のこと。クライエントは、左目の視覚がストーカー男に乗っ取られたという女や、自分ではないだれかの人格を自らに完璧に宿してしまう女!?  エキセントリックな研究者と彼に振り回される編集者が、特殊な異常心理をめぐる3つの症例を解明する──!
  • 隣人 内田春菊ホラー傑作選
    -
    とある集合住宅で新生活を始めた共働きのカップル。夫はコピーライター、妻はスタイリスト。まわりは専業主婦ばかりらしい。最初は至極快適に思えた住まいだったが、やがてふたりの身辺に、不可解な出来事が起こりはじめる……(「私が何をしたっていうの」)。 この世で一番怖いのは、“善意”に満ちた普通の人。思わず我が身を振り返らずにはいられない。 内田春菊のサイコ・ホラー傑作選。
  • ルチフェロ
    -
    1巻495円 (税込)
    ヴィクトリア女王治下、繁栄を極める大英帝国の首都ロンドン。その街はいま、姿無き殺人鬼の恐怖に震え戦いていた。娼婦の全身をめった切りにする“切り裂きジャック”。だが犯人は、おびえた獣のように安宿の隅で震えている。彼の名はアルドゥイーノ・デッラ・アルタヴィッラ、十七歳。パレルモ生まれのシチリア人、菫色の瞳を持つ……怪物。西洋伝奇の世界を追求する第一人者が描く、新・切り裂きジャック伝説。解説・仁賀克雄。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ルテアの葬列
    -
    1巻660円 (税込)
    訪れた土地で突然の猛吹雪に見舞われ、見つけた洋館に助けを求めたユメノさん。サクヤと名乗る美貌の男性に招き入れられ足を踏み入れると、ユメノさん同様雪で立ち往生した三人の先客がいた。サクヤは四人に、洋館の主人だった老婆イビセラ・ルテアの遺産をかけたゲームをもちかける。ルテアは四人が来る直前に、首を吊って自殺したという。ユメノさんは乗り気な三人とともに渋々ゲームに参加することになるが、ゲームの鍵を手にしたことにより、次々と参加者の男性たちに襲われることになってしまい…。密室の中で繰り広げられる残酷なゲーム。そしてイビセラ・ルテア、サクヤの本当の正体とは?

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  • るんびにの子供
    値引きあり
    3.3
    草が生い茂り危ないからと近づくのを禁止された池で、四人の園児たちは水から上がってくる自分たちと同じ年齢の少女を茫然と見つめていた。その後、その女の子を園でも見かけるようになり……(「るんびにの子供」)。女のヒモ生活を追い出され、悪事の果てに辿り着いた古家の老夫婦に孫だと思わせ同居する男ーー(「柘榴の家」)。妹の性格が気に入らない姉が犬の散歩で見かけた右手のみの手袋が、だんだん家に近づいてきたらーー(「手袋」)。第1回『幽』怪談文学賞短部門で大賞を受賞した「るんびにの子供」ほか『幽』に掲載された「獺祭」、書下ろし作「狼魄」を含めた怪談作品を7篇を収録。待望の文庫化。 解説は『幽』怪談文学賞で選考委員を担当された岩井志麻子氏。
  • 霊感検定
    3.8
    1~3巻704~748円 (税込)
    成仏できない女子高生の霊を救え。きっと泣ける、限りなく切ない、癒し系青春ホラー転校生の修司は風変わりな司書・馬渡に、図書室の奥で奇妙な試験「霊感検定」を無理矢理受けさせられる。霊検3級で霊に取り憑かれている、と診断された修司。脩司の肩に漂う霊気を優しく払うのは、クラスメイトの不思議少女、霊検準1級の空だった。「霊研」所属の生徒たちと、成仏ができない霊たちが織りなす癒し系青春ホラー。
  • 霊感書店員の恐怖実話 怨結び
    -
    1巻715円 (税込)
    ガリガリガリガリ……爪を噛む音が追ってくる! 彼女(ストーカー)は生者か、死者か? 広島・岡山で起きた奇怪な心霊事件の数々。 小説より怖い本屋さんの実話怪談! 友人と自殺の名所として知られる心霊スポットに遊びに行ったトシは、飛び降り自殺の現場に出くわし、まだ息のあった彼女を助ける。 1年後、トシは合コンで裕美という女と知り合った。 彼女は壮絶なストーカーと化し、果ては一緒に死のうと殺意をもった襲撃を繰り返してくる。 「あの娘は、1年前に俺たちが助けてしまった女なのかもしれない…」 友人の推測にまさかと思うトシ。 だが、その疑いはしだいに現実味を帯びてくる。 二人は真実を確かめるため、もう一度現場を訪れるが…。 戦慄の表題作「怨結び」ほか、広島で書店員として働く著者が体験した不気味な心霊事件の数々を収録。視えちゃう本屋さんの怪奇な日常へようこそ! 著者について 104(トシ) 広島在住の霊感書店員 小説投稿サイト「エブリスタ」にて「Rule-消滅教室(講談社刊)」原案を手掛ける。
  • 霊鬼怪談 阿吽語り
    5.0
    魂の真ん中へ、ドスンと恐怖。 最も遠きモノが奏でる共鳴と不協和音。最恐の化学反応! ある精神科医の話。 「蛇神の祟りさ、女は顎を外して鶏の生肉を丸呑みに…」 ――「蛇怨」営業のK ある救急医の話。 「人間のゴッタ煮、うちの足……戻してくだぁせと声が」 ――「火袋」多故くらら 霊と鬼。阿と吽。営業のKと多故くらら。 正反対にあるものがぶつかり、時に混ざり合うことで生まれる極上の恐怖世界。 道に突如現れる正円の黒い水たまりの底にいる女…「水たまり」(営業のK) 赤腹イモリを祀る奇怪な集落…「蟲の地」(多故くらら) 母を殺したクマの肉を食べた娘の悪夢…「獣害」(営業のK) 亡霊の予言を戴き繁栄してきた一族の闇…「家奴」(多故くらら) 雪山の谷底を通る亡者の道…「クレバス」(営業のK) 花が黒く枯れる忌み地の花壇の禍々しき由来…「忌み花壇」(多故くらら) 失われた事故の記憶と不穏な予言…「事故の記憶」(営業K) ……他、濃密な恐怖25話!
  • 霊 誰かに話したくなる怖い話
    -
    今宵何かがやって来る……。 おぞましさに血も凍る50の怨恨実話 貸したものを返してください…「午前3時20分の恐怖メール」。 だから絶対に出てはいけない…「死を招く非通知電話」。 肩を揺さぶられて目を覚ますと…「目に見えない何かがいる!」。 死してなお彷徨い続けるものたちが、次に狙うのはあなたかもしれない――。 かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、怖すぎて一人では読めない50話を厳選収録。 第一章 身の毛もよだつ戦慄の実話 第二章 怨霊の潜む歪んだ空間 第三章 地も凍る死者からのメッセージ 第四章 冥界につながるミステリー・スポット 第五章 闇にうごめく霊魂の恐怖
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ きつね憑き
    -
    人形には魂が宿る…。誰かが言った気がするが、誰だったのかは定かではない。「マカシギ」編集者の万条涼子と、カメラマンの高浜は山形県のとある寺を訪れていた…。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ 浮遊霊
    -
    その日は朝から霧が立ち込め、ミルクを流したような底に町は沈みこんでいた…。プラットフォームには無数の粒子が侵入し、電車を待つ人間を亡霊に変えた。ホラー雑誌「マカシギ」編集部でライターの万条涼子とカメラマンの高浜潔が…。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ 家憑
    -
    ホラー雑誌「マカシギ」に中途採用された月夜野佐代子は、それまで実家のある秩父で地元紙の編集をしていたが、不便ということもあり、都内に引っ越すことにした。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊名 イザヤ
    値引きあり
    4.0
    新進の童話作家で幼稚園経営者の深沢将人は、開かずの金庫から奇妙な文書を発見する。調べてみると、それは中世キリスト教の異端カタリ派の聖典『イザヤ昇天録』であり、そこには亡き母の手による書き込みがあった。「イザヤにとって、マナセを殺すことは、絶対に避けることのできない運命だ。お前は必ず、ここへ来ることになっている」正体不明の発作に加え、新任の保母・小津江真奈世のオカルトめいた言動に悩まされていた将人は自らの洗礼名イザヤとの符号に愕然とし、精神的に追いつめられていく……。衝撃のオカルティック長編ミステリ!
  • れいわ怪奇譚 第一集
    値引きあり
    2.0
    全4巻330~385円 (税込)
    見えない恐怖の扉が、いま開かれる 【目次】 お寺の風呂 雨の日の怪談 浅野くん 民ちゃん 臨終の後 霊感はあるのか 日本古来から語り継がれてきた怪奇譚。現代も不思議な話は日常のあちらこちらで耳にする。本書はその中でも、選りすぐりの6編を収録した第一弾だ。物語の中に登場する人物たちは、ふとした瞬間に不思議な世界へと引きずり込まれていく。実在する恐怖は、次第にあなたを飲み込んでいくだろう。
  • 令和怪談 ~澤村有希の怪奇ホリック
    4.0
    娘が女児を埋めば、夫は死に、娘の母も死ぬ… 代々、母娘二人しか残らない呪われた家系の因縁とは? 体験者への詳細な聞き込みと現場取材をモットーとする澤村有希の実話怪談。 崖で見つけた縄文時代の鏃(やじり)。それを手にした途端、得体の知れぬ衝動が…「笑顔」、 鎌倉時代の作と伝わる家宝の茶碗。その不思議な力とは…「茶碗」、 家の納戸で発見された明治の西郷札。それを燃やした日から恐ろしき凶事が…「布札」、 婿取りで家系を繋いできた女系一族。娘が女児を産むと婿は死に、娘の母も死ぬ。母一人娘一人しか残らぬ呪われた血筋の因果とは…「未決」他、 古より令和まで、時代に深い爪痕を残してきた強烈な実話全19話! 著者について 7月2日生まれの蟹座。AB型。 本来は物書きではなかった……はずだが、「摩楼館シリーズ」がきっかけで何時しかそれが本業に。 別名で怪談以外の様々な文章を書いて糊口を凌ぐ日々である。 しかしその間も怪奇に魅せられた生活は続いており、別の文章仕事で訪れた各地の体験談を集める。 まさに〈怪奇中毒者〉。 令和の時代もそれは変わらず、今日もこの世の何処かで怪奇譚を追っている。
  • 令和怪談集 恐の胎動
    4.5
    「ネジのぶっ飛んだ大胆な怪異の連続! 最高!」――怪談家ぁみ 新世代最恐怪談 ここに登場! 彗星のごとく現れた新世代が刻む腸(はらわた)が軋む恐怖! ・旅の途中で立ち寄った小さな寺での凄惨な体験「御厨子開帳」 ・深夜残業中、タバコを吸おうと喫煙室入ろうとすると…「整列!」 ・オフィスの椅子が座るたびに妙な音を立てる。そのおぞましい理由とは「豚の椅子」 ・久しぶりに会う古い友人が連れていた女の奇妙な行動は…「モルダー先輩」 ・親友の住む新しいマンションを訪ねたが、部屋の隅に妙なものを見つけて…「恐の胎動」 ――など31話収録。 怪談家ぁみも絶賛、〈怪談マンスリーコンテスト〉にて平山賞・黒木賞のダブル受賞に輝いた書き手が研ぎすました筆を大胆に振るう!
  • 令和新装版 学校の怪談大事典
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2009年に刊行した『軽装版 学校の怪談大事典』が、装いも新たに再登場! これ一冊で学校の怪談のすべてがわかる!! こわい話や妖怪のことなど、知りたいことがズラリ勢ぞろいの超豪華“究極の大研究本”。学校の怪談を中心にとりあげ、各用語を豊富な例をひいて、その意味や背景をわかりやすく解説! 例話として、508のこわいお話が収録されています。
  • レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼
    3.5
    神戸の大学に通う友哉は、東京で中学の同窓会に出ることに。お通夜のような雰囲気に違和感を覚えるも、次の瞬間、級友の一人が目の前で怪死を遂げる。調査を始めた友哉たちだが、仲間たちの死が続き……。
  • レテの支流
    値引きあり
    3.9
    S大学研究室では記憶を消す方法がひそかに研究されていた。元芸能人だった怜治は、栄光の時代の記憶を消してもらう。その二ヶ月後、怜治は十五年前自殺したはずの高校の同級生を目撃する……! 前代未聞のアイデアと圧倒的なストーリーテリングで読者を魅了する驚愕の記憶ホラー。第十一回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。
  • レディオ・コール
    4.0
    わ・た・し・と・死・ん・で─映画「貞子3D」の脚本家が放つ戦慄のサスペンスホラー!【あらすじ】『ラジオから死者の声が聞こえる』三鷹FMパーソナリティ、河野彩海は自分の番組がネット掲示板で炎上していることを知る。原因はリスナーの変死体が次々と発見されたからだ。自室なのに高いビルから落ちたように潰れた女子高生、室内で溺死したような中年女性……皆、生前に彩海のラジオ番組から死者の声を聞いたという。死霊に呼ばれるかのような、連続死の真相とは……?予測不能の戦慄サスペンスホラー!
  • レフトハンド
    3.6
    製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
  • 煉獄蝶々
    値引きあり
    3.5
    明治三十八年、岡山。名家・大鹿家に拾われた一人の赤子。保和と名付けられた彼は、大鹿の養子として乳母の春に育てられることに。春の語る残酷な怪異譚を聞きながら、愛憎渦巻く名家で青年となった彼は、この世ならざるものを感じることができた。昭和四年、失踪していた文学の師で放蕩者の作家・金光から保和に帳面が届く。そこには、自ら殺し、そして蘇らせた妻とのおぞましくも妖しい旅行記がつづられていた。金光の記録に魅せられ、読みこんでいくうちに精神を浸食される保和。日常さえも次第に歪められていく中、彼はことの真相を確かめるべく、金光夫妻が逗留しているという新嘉坡へ向かう。
  • ろうそくの炎が生きている
    -
    「本当にあった不思議コワーイ話」シリーズの人気作品改稿版と新作。恐怖・心霊体験談、あの世に連れていかれそうになった男の子。インスタに載せた画像から始まった不思議体験。この世にいない子供との出会い。仏壇にまつわる数奇な話。ありふれた日常で触れる怪奇ホラー。
  • 6

    6

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    ――「だってもう、怖くてさ、地獄に落ちるのが」 新進気鋭のホラー作家・梨が描く、地獄絵図。 この本を読み終えても、恐怖は終わらない。 とあるデパートの「屋上遊園地」。峠道に存在した石塔。23分45秒の動画記録。種苗育成のためのガイドライン。幽霊の死体。エレベーターに響く声。 まるで、覗き絡繰のように次々と雪崩れ込む6つの話は、人間が最も根源的に恐れる「死への恐怖」を呼び起こす。
  • 六年前に好きな人
    -
    1巻220円 (税込)
    みやまのツイッターでふいに再会したのは、中学時代好きだった雪下だった。 ひょんな事からデートをする事になったが、次にツイッターで連絡を取ったら──? 少し不思議な物語。

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  • 闇の守護者 ロスト・ゾーン
    3.0
    信州にある一つの“街”が消えた。それは人々の記憶からも、歴史からも消えていた……。街へ帰らねばならない少年ミチルは、消失事件の唯一の証人だった。ミチルと偶然出会ったオカルト雑誌の女性記者・深町彩乃。やがて彼らをつけ狙う黒衣の神父が現れ、眼前で人々が次々と魔物に変身してゆく――。絶望の逃避行の中で出会った、“守護者”と名乗るコートの男は果たして味方なのか? 亡霊の街〈ファントム・ゾーン〉をめぐり、聖なる戦いが開始された。戦慄のホラーアクション!
  • 光の発現者 ロスト・ゾーン
    -
    凄惨な地獄と化した“御影町”で、魔性の一族と“守護者”の最後の戦いが始まろうとしていた。かろうじて生き残った者たちは病院に立て籠もり屍鬼たちの攻撃に備えた。だが、襲撃してきたのは、さらに悪質な人間だった。一方、深町彩乃は頼城と共に敵の首領“司祭”を追跡。“発現者”ミチルに危機が迫る中、彼らにも恐るべき罠が……。クライマックスを迎えた光と闇の戦いの行方は? 衝撃のアクションホラー第3弾!
  • 魔の聖職者 ロスト・ゾーン
    -
    歴史の闇で人々を恐怖に陥れ、それを糧として生きる魔性の一族。それを打ち破る存在といわれる“発現者”。彼らの戦いに巻き込まれた深町彩乃は、“守護者”の頼城とともに失われた街〈御影町〉に潜入した。“発現者”である少年ミチルが黒衣の“司祭”に捕らわれたのだ。だがそこは、人々の恐怖が具現化した魔物たちの地獄と化していた……。冷笑を浮かべる“司祭”に抗する術はあるのか? 繰り広げられる光と闇の戦い。戦慄のノンストップ・ホラーアクション第2弾!
  • わざと忌み家を建てて棲む
    4.0
    「幽霊屋敷って一軒だけで充分に怖いですよね。それが複数ある場合は、どうなんでしょう」 知り合いの編集者・三間坂が作家・三津田の元に持ち込んだのは、曰くある物件を継ぎ接ぎした最凶の忌み家、そしてそこに棲んだ者達の記録。誰が、何の目的でこの「烏合邸」を作ったのか? 怖すぎると話題になった三津田信三の「幽霊屋敷」怪談、再び! 〈解説〉松原タニシ
  • 禍いの因果 現代奇譚集
    -
    人々の歴史と怪異が交差する怪談集 「この家はあるじ夫妻の死と共に滅びる」 井戸を埋めた家に起きた災禍 ――「ある家の祟りの記録」より 怪異体験を克明に炙り出す川奈怪談! 6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。 ・毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる――やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」 ・黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」 ・遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰 るところ」 ・客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」 ・旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」 ――など40編を収録。
  • 鷲と虎
    3.3
    一九三七年七月、北京郊外で発生した軍事衝突。日中両国は全面戦争に。帝国海軍航空隊の麻生は中国へ出兵、アメリカ人飛行士・デニスは中国義勇航空隊として出撃。戦闘機乗りの熱き戦いを描く航空冒険小説。
  • 勿忘怪談 野辺おくり
    -
    懐かしや、恐ろしや。 記憶の抽斗をそっと開けて覗く 昭和レトロ実話怪談! 田んぼに裏山、井戸にお宮、 三軒長屋に駄菓子屋さん。野良犬が自由に闊歩し、サイドカー付きのバイクが土埃をあげて走っていた昭和。 その時代に子供時代を過ごした体験者たちの記憶から零れた懐かしくもぞっとするレトロ怪談を中心に、現在の一風変わった怪現象、不穏な恐怖譚を集めた実話怪談集。 ・畳の縁に整然と子供が並べた玩具。葬列のような不気味な光景は不吉な予兆…「野辺おくり」 ・祖母の田舎で一緒に遊んだ全身緑の異形…「スーパージェットマン」 ・井戸に落ちた獣を弔って以来、家の土間に何かが来る…「井戸」 ・小学生女子4人で行った降霊遊び。順番にし、の先にある文字は…「キューピッドさん」 ・山中の廃墟の裏に転がる桃と泣き声…「廃スナック」 他、恐怖と郷愁がジワリ迫る46話を収録。
  • 忘れな草
    値引きあり
    3.6
    山間の小さな町に住む高校2年の布悠子は、学校からの遺跡掘りの帰りに見知らぬ男を目撃した――。ところが、その日を境に身辺で微妙な異変が起き始め、ゆっくりと迫る「何か」に怯える布悠子はやがて誰も信じられなくなり、逃げ場を失ってゆく……。封じ込めたはずの、しかし拭い去れない“過去”が日常を脅かす恐怖を新感覚で描く。
  • ワタシ達はずっとトモダチ
    -
    1巻220円 (税込)
    新学期、友達と離れ離れになってしまった美津子は、たまたま同じクラスになった佐知子と図書館での勉強会を通じて友達になる。しかし佐知子は変な噂が付きまとっていた。それを知った美津子は佐知子と距離を置こうとするが。 友達を信じられますか? それとも、信じるのをやめますか?
  • 私たちは幽霊を見た!
    -
    全国から寄せられた霊体験談から選りすぐった、48の怖い実話。 夜中にふと目がさめたら気をつけて。 天井からぶら下がる血だらけのワンピースの女…「首吊り屋敷の二階、左端の窓に」 深夜に病院に呼び出された医療機器営業マンが見たもの…「冥界につながるエレベーター」 僕だけに聞こえた断末魔の叫び声…「あの声を聞いてよく無事でいたな」 クローゼットの扉の隙間からじっと見つめる目…「そう、きみ、見えちゃうのか…」 第一章 開かれた霊界への道 第二章 冥界からの不気味な警告 第三章 怨霊の棲む空間 第四章 身の毛もよだつ怖い話 第五章 音もなく忍び寄る恐怖
  • わたしと一緒にくらしましょう【電子版特典付き】
    4.2
    シングルマザーの美苗は、兄夫婦と両親、祖母が引っ越したばかりの家に幼い娘とともに身を寄せる。そこは有名な事故物件で「ある部屋に絶対に足を踏み入れてはいけない」と言われている。誰もいないはずの部屋から足音が聞こえ、眠ったままの娘がなにかに手を引かれるように寝室を出て行く。この家はどこかがおかしい……。美苗は霊能者を名乗る女性に助けを求めたが、ついにある日、その部屋から娘が意識のない状態で発見される。娘を助けようとする美苗は、この家に隠された、驚愕の過去を知る――。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞を受賞した著者による、戦慄の「家」ホラー! 【電子書籍特典】 特別書き下ろし短篇 「人形つくりの家に関する話」
  • 私の心臓は誰のもの
    4.3
    1巻1,342円 (税込)
    累計40万部超の「意味怖」シリーズ著者、待望の初長編ホラー。平和な高校生の日常に忍び寄る凶悪な殺人事件の影――2つの世界が交差した時、明かされる衝撃の事実に恐怖が止まらない!
  • わたしの調教師
    3.0
    生真面目な女子大生の水沢琴音は、青年実業家・白石周平の秘書のアルバイトを始めた。恋愛経験がない琴音は、優しく無邪気な周平に惹かれ、やがて愛人となる。そして初めての夜、周平は言った――「君を性的に調教したい」。戸惑いつつも、淫乱な「もう一人のわたし」に気付いていた琴音は彼を受け入れ、「調教」はエスカレートしていく。しかし、欲望と愛情で結ばれた二人を待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命で――。「躾けられたい」改題。 ※本作は二〇一三年五月にTO文庫より刊行された『躾けられたい』を改題の上、加筆修正し、再文庫化したものが底本です。
  • 私の骨
    3.4
    実家の床下から偶然見つかった古びた骨壷には、なぜか私の生年月日が記されていた……。旧家に残る恐るべき因習と哀しいまでの親心を描いた表題作をはじめ、心理の奥底に潜む恐怖を通して人間の本質に迫る傑作ホラー短編集。「私の骨」「ゆきどまり」「醜骨宿」「髪の森」「ささやき」「おそれ」「奇縁」の珠玉の七編を収録。
  • 私をどこかに連れてって
    -
    1巻110円 (税込)
    友達と遊んでいて罰ゲームで、高層マンションを使って都市伝説の実験をしてこいと言われた私。 さっさと実験を終わらせて帰ろうとしたのだけれど……。 罰ゲームである高層マンションに侵入したら、出られなくなってしまい……。 帰りたいけど、帰れない……

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  • わたしを呪ったアレ殺し
    3.3
    幼少の頃から、自分だけに見える幻覚「蛞蝓女」に悩み続けてきた女子大学生・芽衣。 ある日、「蛞蝓女」がネット上で都市伝説化していることを知る。芽衣の通う大学で、不気味な怪物の目撃情報が多発していたのだ。 怪我人までもが発生し、芽衣はついに彼氏の恭一と共に、「蛞蝓女」の呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かうことを決意する。 一方で、怪奇現象の研究者であり、芽衣の中学時代の先輩である雪丸千璃もまた、この呪いの正体を追い、沢母児を訪れていた。 沢母児に伝わる超能力者・沾水ネンの伝承、「メノテメ様」の祟りの噂、どこか不気味な村の人々。3人は、奇妙な町の秘密を探っていくが…… 呪いを「殺す」方法は存在するのか? すべての謎が解き明かされるとき、物語は想像を絶する結末へと動き出す。 日本ホラー小説大賞出身の鬼才による、異形蠢く戦慄の復讐譚!
  • 笑うな!
    -
    1巻220円 (税込)
    もとホストの売れないお笑い芸人。いつも彼女を相手にネタの稽古をする。心の中で「笑ってくれ、宏美!」と懇願しながら。あんなに笑ってくれと願った俺だったのに…。愛と狂気は背中合わせ……禁断の恋人達の物語。恋愛ホラー小説、ラブホラ。こんなラブホラーストーリーはいかがですか?

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  • 悪い月が昇る
    3.5
    1巻1,969円 (税込)
    小説投稿サイト〈エブリスタ〉×竹書房が選ぶホラーの頂点 第4回最恐小説大賞受賞作! 脳がザワつく衝撃ラストを見届けよ――。 フリーの編集者・正木和也は妻と五歳の息子・蒼太を連れ、ひと夏を都会の喧騒から離れた避暑地の別荘「カブトムシ荘」で過ごす。 そこは、知人の精神科医が好意で貸してくれた私荘で、妻子が負った列車事故のトラウマを癒すための滞在であった。 時折、失せ物探しや予知など不思議な能力を見せる蒼太。 そして、蒼太にしか見えない友達・コウタ。 正木は別荘のある村の墓地で詩織という少女に出会い、村に伝わる不気味な奇譚、子を攫う妖鬼〈コトリ〉の伝説を知る。 そして始まる村の夏祭り、蒼太が消えた……。 脳を攪乱する衝撃の展開、現実が足元から崩れ去る戦慄のホラーミステリ! *** 寺の掛け軸に記された子をとる鬼【コトリ】の由来—— ある山に鬼がいた。 時折里に下りては子供を攫って食った。母親の嘆き悲しむのを見て己の所業を悔いた鬼は、食った子供に成り代わり、その後母親と共に暮らしたという……。 「ハッピーエンド? これが?」 「母親が鬼と知らなければ。最後まで騙し切れたら、きっとそう――」 世界は、どんな悍ましさも悪も正義になる。
  • 悪い山へとつづく怪
    NEW
    -
    街と山。 人と神。 道なき道を魔が通る――。 禍々しく光る宝石の如き怪を詰め合わせた街と山の怪奇取材録。 平日は街で働き休日は山を駆ける狩人、若本衣織。 二つの顔を持つ著者が街中の奇怪な現象から山の神域で猟師たちが体験した恐怖譚まで、この世の怪を根こそぎ狩り尽くす! 街から里へ、里から山へ。道路から獣道まで、怪異はシームレスに続いていく。 真夜中の住宅街を後ろ向きに練り歩く呪いの神輿。その正体は…「縁起の悪い祭り」 環状交差点の中央の島に猿たちの檻がある。だかそれは誰にでも見えるものではなく…「ラウンドアバウト・モンキーハウス」 シルバー人材センターから交番に派遣されている老人と新聞配達の少年の交流。だがそこには違和感が…「交番の南雲さん」 廃団地の窓からそよぐ白い腕の噂。かつて団地の住人だった二人の少年が確かめた真相は…「置き去りの腕」 学校になかなか馴染めない少女にできた友達ノンちゃん。だが保護者会で意外な事実が判明して…「やってきた子供」 母が一人で暮らす田舎の古家。「宮さん」が屋根を修理してくれているというのだが、姿が見えず…「屋根上の修理車」 集落の皆から畜生の家と呼ばれ忌避されている一軒の家。興味をもった移住者が踏み込んだタブーの正体…「畜生の家」 獣害を訴える集落の家屋。調査に訪れた業者が見た戦慄のケモノの姿…「空回る足音」 立ち入るどころか見上げることすら禁じられている家の裏山。その理由とは…「悪い場所へと続いています」 死の気配が漂う場所に見える幻の扉。山で扉が開くのを見た猟師は…「黒い扉」 山で煙草を吸うのに火を忘れた男。山中を浮遊する人魂の火を借りることを思いついて…「人魂たばこ」 罠にかかって死んだ猪の口から洩れる不気味な歌。首を落とすと鼻から白いモノが…「山中蟲」 ほか、禍々しすぎる全17話収録!
  • ヴァージン・ブルー
    5.0
    大学院生の華弥は偶然手に入れたマリア像からかつてない快感を与えられ、急に輝きはじめた。一方、女性ばかりの連続死亡事件を追う麦田深砂巡査はマリア像の秘密に迫る。女性の内なる欲望にかけられた呪いの行方は?
  • 心霊系ライトノベル執筆中に起きた怪異とその他の怪談
    NEW
    -
    1巻495円 (税込)
    ひとつの怪奇体験談を聞くと、それに関連した別の体験談を呼び寄せてしまう  小説のネタにと怪奇体験談の蒐集をはじめてからしばらくになる。この本には、とある編集アルバイトが持ち込んできた体験談がきっかけになって増殖した怪異を収録させていただいた。それが最終的には、あの“事件”にまで到ることになってしまったのだが、それは読んでいただければわかることだ。(「はじめに」より)  昔から怪談を集めていたオカルトオタクである著者の体験を小説化。モキュメンタリー・ホラー。 ●水城正太郎(みずき・しょうたろう) 1971年東京生まれ。有限会社ホビー・データ勤務を経て『東京タブロイド』で作家デビュー。ライトノベルを中心に執筆。著作に『いちばんうしろの大魔王』等。アニメ『戦国コレクション』にて脚本を金澤慎太郎の名義で執筆。オカルトとルアーフィッシングを愛好。

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