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Posted by ブクログ 2011年05月21日
僕のなかには、あいつがいる。あいつのいうことは、危険だけど、とても魅力的で情動的だ。それを行えば、僕はいつも官能的な興奮を覚える。
そんな中、自分の過去と関係のある女性が現れ、彼女への償いを始める。償いの気持ちしかなかったが、次第に彼女との生活を大切だと思うようになる。しかし、究極の思いつきをしてし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月11日
きっと誰もが、「今、こんなことしたらどうなっちゃうんだろう…」という想像をしたことがあると思う。
それを悪意増し増しにして、実際に行動に移してしまったら…そんな話。
後味の悪い、何とも言えない読後感を味わいたい方はぜひ読んでほしい。
そして相変わらず、作者のあとがきが気持ち悪くて(褒め言葉)、い...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月12日
大石圭さんは「呪怨」の作家さんとして知られているかな。
「呪怨」も発売禁止寸前までいったんだけど…。
この「邪な囁き」もよくR指定にならなかったなと思ったくらいに…底暗い。
まぁ、R指定っていうのは映倫が指定するものなわけで、書物に対してどうなのかは分かんないけど、あの「スワロウ・テイル」ですらR...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月13日
読みながら自分の中の「邪な囁き」を何度も考えていた。
昔、駅のホームで電車を待っている時、液体を積んだタンンクのみの重厚な列車が轟音で通り過ぎるのを眺めながら、ホームから一歩踏み出せばそこには明確な死が待っており、生と死がとても身近にあるものだと一種の恍惚感のようなものをよく感じていたものである。そ...続きを読む
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