汚れた檻

汚れた檻

682円 (税込)

3pt

3.8

小さなプレス工場での単調な作業と理不尽な上司の嫌がらせに鬱屈していた29歳の一郎は、偶然再会した友人・牛木の会社で高級犬のブリーダーの仕事を手伝うことに。それは地獄のような日々の始まりだった……。

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汚れた檻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年07月04日

    導入部から何やら湿り気がありモヤが掛かった様な雰囲気。こういうの大好きです。『うなぎ鬼』同様、堕ちる人間の様を描いているのだがこの人の作風好きだなぁ。ラストまで一気に読ませる展開力と筆力で自ずと主人公に感情移入させられ、読んでるこちらまでも不安や閉塞感を煽られる。もうゾクゾクが止まらない。人間の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月14日

    埼玉・愛犬家殺人事件をそのまま小説にしたような作品。過激な描写がある訳ではないけど、生理的嫌悪を喚起する、なんとも言えないおどろおどろしさに引き込まれて一気に読んでしまった。万民受けはしないだろうが、一読の価値あり。

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    Posted by ブクログ 2011年06月22日

    話がどう展開していくのか、
    どんどん読み進みました。
    終わりかたがちょっと残念。
    でも、だからこそいよいよ怖い話。

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    Posted by ブクログ 2015年02月18日

    例えばけんかになって、自分は殴り合う気だったのに、相手に自分の大切なものを壊された感じ。直接的な痛みじゃなくて、自分も罪悪感を伴う心の痛みを感じた。カタストロフィがないのも現実的、というか現実。あぁ、どんより(褒)。

    自分ではどうにもならない泥沼に足を突っ込んでしまった感じの恐さ。映画『冷たい熱帯...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月19日

     職場に嫌気がさしていた一郎はある日偶然旧友の牛木と再会する。牛木に誘われ一郎は彼の仕事の手伝いを始めるのだが……

     本のオビなどで「読後感最悪!」という煽り文句が使われるようになって2,3年くらいたったように思いますが、この本はそうした本たちの最悪とはまた一線を画す終始イヤーな雰囲気を感じました...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年02月17日

    小さな町工場で月給10万円で働く一郎。鬱屈した日々を送っていたところ、幼なじみの牛木と偶然に再会し犬のブリーダー業に誘われる。そこから一郎の運命は変わりだす。最初は少しずつ、けれど逃れようもなく着実に。もちろん悪いほうに。グロいほうに。
    最初から最後までねっとりと薄気味悪い空気が満ちてる、分かりやす...続きを読む

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