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Posted by ブクログ
微ホラー・ミステリー・主人公の成長譚・日常オムニバスのどこに腰を落ち着けるべきか、探り探りしているんだろうなぁという印象。
今市子さんの『百鬼夜行抄』的な展開を目指してるのかな。
文章はわりに読みやすかった。ヒロインの国香さんがしょっぱな非常に印象悪かったのだけれど、読み終わる頃にはある程度好感も持てて来たし。
全編読み終わってから表紙に戻って、「あれっ 和泉ってこんな感じだったんだ…」と驚いた。
どちらかというともう少し、残念なイケメンっぽいイメージだったので……その辺あんまり上手い事雰囲気掴めてないかも。
今後に期待、というわけで続けて2巻読みます。
Posted by ブクログ
読書録「ラスト・メメント死者の行進」3
著者 鈴木麻純
出版 角川ホラー文庫
p80より引用
“「人が語る故人というのは、信頼できな
いってことです。強い感情と過去への未練が、
勝手な故人像を造る。記憶に残った部分だけ
が誇張されている、と言った方が分かりやす
いかな」”
目次から抜粋引用
“幼児と死
元老院議員と死
貴婦人と死”
趣味と実益を兼ねた遺品蒐集家を主人公と
した、短編連作小説。
緑美しい初夏、山歩きに向かない身なりで
主人公・高坂和泉は著名な写真家の別荘を目
指していた…。
上記の引用は、亡くなった写真家について
の、彼に関わる人達の持つ人物像について、
主人公が語った言葉。
一つの物事に対して、その物事の味方は人の
数だけあるのでしょう。公平な客観的事実と
言うのは、思っている程存在しないのかも知
れません。
あんまりやる気がない人物が主人公で、周
りの人間によって話が動いている、そんな感
じの作品です。自分の手に入れたい物のため
に、仕方なしに行動している主人公を、気に
入れるかどうかで評価が変わるのではないで
しょうか。
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小説・文芸
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