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Posted by ブクログ 2013年09月01日
遺品をめぐる青年のお話。
裏表紙のあらすじからもっと遺品に重点をおいて話が進んでいくのかと思っていたのですが、それよりも残された人々の思いや取り巻く人々に着目されているように感じました。
こんな感じで進むなら続編も読んでみたいなぁ。
ホラー文庫だけれどホラー要素はないです。
この著者さんの文章、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月12日
微ホラー・ミステリー・主人公の成長譚・日常オムニバスのどこに腰を落ち着けるべきか、探り探りしているんだろうなぁという印象。
今市子さんの『百鬼夜行抄』的な展開を目指してるのかな。
文章はわりに読みやすかった。ヒロインの国香さんがしょっぱな非常に印象悪かったのだけれど、読み終わる頃にはある程度好感も持...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月01日
読書録「ラスト・メメント死者の行進」3
著者 鈴木麻純
出版 角川ホラー文庫
p80より引用
“「人が語る故人というのは、信頼できな
いってことです。強い感情と過去への未練が、
勝手な故人像を造る。記憶に残った部分だけ
が誇張されている、と言った方が分かりやす
いかな」”
目次から抜粋引用
“...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月25日
つまらなくは無いですが、恐怖とか感動とかはなかったです。
遺品蒐集が趣味で、遺品から故人の想いを“鑑賞”する事の出来る高坂和泉が色々な遺品を通して故人の想いを伝えてゆくって言うのが話の大筋です。故人の想いを“鑑賞”しているだけなので、幽霊も化け物も出てきません。
主人公のやる気の無さが、最近の流行...続きを読む
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