読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』

読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』

693円 (税込)

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4.0

(こ、これはッ)女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。「おまえさん、なあ」再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)そのほか、【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!

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読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昔話一話に対して、もっと深く味わうために、という解説付きで、全十一話を楽しく読めた。
    ただ、解説はサラリと書かれているので、もう少し突っ込んだ事を知りたくなるきっかけを与えてくれる。
    もっとポピュラーな昔話は、大人もぞっとする原典日本昔話、に収録されているらしく、この著者の他書も含め読んでみたいと思

    0
    2016年06月20日

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