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Posted by ブクログ
子どもの描く絵の不気味さなどは端的なタイトルや描写でよく表現できていた。
文章は平易で読みやすく、生理的な嫌悪感を刺激するのも上手い。担当の不潔な風貌など、非常にいやらしく書けていた。
スプラッタな描写でこれでもかと畳みかけてくるより、外堀からじわじわ埋めていくようなうそ寒さを感じる。
中盤(主人公が亡妻の部屋で例のアレを発見するまで)は怖かったのだが、それ以降のどんでん返しで少し冷めた。
青い顔の女の正体が実は……という展開は意外性があって面白かったが、え、そっち行くの??とカテゴリをスライドできなかった。幽霊が出てくるホラー路線と思いきや超自然な方向へ滑っていくので、そこで梯子を外されると「アレッ?」となる。
狭義のホラーにこだわらず、幽霊もクトゥルーもなんでもありな読者向け。
担当の行方など明らかにされてない謎も多く、ラストは後味悪い。
まあホラー小説は後味の悪さもウリなのだが、冒頭の記事を読み返すと、結局指輪は取り戻せておらず本文と矛盾が生じる。それともあの水死体は実は……と、考えれば考えるほど薄気味悪くなる。
Posted by ブクログ
続ホラー。夏だし。
こっちは320ページほどある、ガッツリしたホラー。
ミステリー的な感じもあるかな?
ある街に、親子3人が住んでいた。
母はイラストレーター、父はホラー小説家、娘は幼稚園。
ある時母が死んでしまい、それから娘が奇妙な絵ばかりを
描くようになる。
初めは、芸術色の強い娘にかなり好感を抱くけれど、
最終的には怖くて怖くてたまらない存在に…。
さて、どうして娘がそんなことになってしまうのでしょう、という話。
もー怖い。相当怖い。
でも読み出したら先が気になって辞められなくて、
夜中大雨で更に怖くて眠れなくて、徹夜で読むことも
考えたくらい。
通常、私は寝る前に本を読んだら眠くなるのに、
興奮してまったく眠くならなかった本。
やたら雨水がしたたる音とか、屋根がきしむ音が読みながら気になった。
ただ、父にかなりイラっとくる!!
若干主要な登場人物に感情移入ができない。
私なら、こんなのとっくに異常の域を超えてるし、
怖すぎるから耐えられないのに、結構普通な彼ら。
その辺が、ホラー作家と一般人の違いなのかしら?
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小説・文芸
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