国内小説の検索結果

  • 叫び声
    4.1
    新しい言葉の創造によって"時代"が鼓舞される作品、そういう作品を発表し続けて来た文学者・大江健三郎の20代後半の代表的長篇傑作『叫び声』。現代を生きる孤独な青春の"夢"と"挫折"を鋭く追求し、普遍の"青春の意味"と"青春の幻影"を描いた秀作。
  • 鞄の中身
    4.3
    自分の死体を鞄に詰めて持ち歩く男の話。びっしりついた茄子の実を、悉く穴に埋めてしまう女の話。得体の知れぬものを体の中に住みつかせた哀しく無気味な登場人物たち。その日常にひそむ不安・倦怠・死……「百メートルの樹木」「三人の警官」ほか初刊7篇を含め純度を高めて再編成する『鞄の中身』短篇19。読売文学賞受賞。
  • 夕べの雲
    4.1
    何もさえぎるものない丘の上の新しい家。主人公はまず"風よけの木"のことを考える。家の団欒を深く静かに支えようとする意志。季節季節の自然との交流を詩情豊に描く、読売文学賞受賞の名作。
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女
    4.6
    戯作者の精神を激しく新たに生き直し、俗世の贋の価値観に痛烈な風穴をあける坂口安吾の世界。「堕落論」と通底する「白痴」「青鬼の褌を洗う女」等を収録。奔放不羈な精神と鋭い透視に析出された"肉体"の共存――可能性を探る時代の補助線――感性の贅肉をとる力業。
  • 悲しいだけ 欣求浄土
    4.7
    緊張した透明度の高い硬質な文体。鋭角的に切り抉られた精神の軌跡。人間の底深い生の根源を鋭く問い続ける藤枝静男の名篇「欣求浄土」「一家団欒」を含む『欣求浄土』、藤枝文学の極北と称賛された感動の名作、野間文芸賞受賞の『悲しいだけ』を併録。
  • 黄金の犬(上・下合冊版)
    -
    1巻1,353円 (税込)
    森林警備官・北守は、羆と闘い重傷を負い入院。北守と別れ別れになった愛犬ゴロは、巨大な政治悪と暴力の前に、孤絶な旅を阻まれながらも、郷愁にかられ東京へ。やっとの思いで北守夫妻との再会を果たすが、ゴロは再び危機に直面する! 北守は殺され、妻は拉致される。刑事官・安高則行が捜査に乗り出す。人間と犬との愛を謳いあげる感動巨編。
  • 走れトマホーク
    4.0
    奇妙でユーモア溢れるアメリカ旅行記「走れトマホーク」。身辺私小説仕立ての「埋まる谷間」「ソウタと犬と」。中国の怪異小説家に材を取る「聊斎私異」など多彩な題材と設定で構成されながら、一貫する微妙な諧調――漂泊者の哀しみ、えたいの知れない空白感。短篇の名手の円熟した手腕が光る読売文学賞受賞作。表題作を含む9篇を収録。
  • 桜 愛と青春と生活
    -
    六尺二十貫、ロス五輪、ボートの日本代表選手・田中英光。太宰治を敬愛すること深く、太宰の逝った翌年、文化の日、三鷹禅林寺の太宰の墓前にて自裁。巨大な体躯をもてあますような傷つきやすい魂を持ち、純粋に、戦中・戦後を生きようとして果てた著者の初期秀作「桜」、また、結婚までの青春の錯綜を描く「愛と青春と生活」。
  • 極楽 大祭 皇帝 笙野頼子初期作品集
    -
    群像新人賞「極楽」を含む最初期の作品三篇。地獄絵を描くことを人生の究極の目的とした男の心象を追求した「極楽」、現実からの脱出を願う七歳の子供の話「大祭」、初期の代表作「皇帝」。著者の原点三篇を収録。(講談社文芸文庫)
  • 贋物・父の葬式
    -
    私小説作家にして破綻者の著者。彼の死とともに、純文学の終わりとまで言われた。その作品群は哀愁と飄逸が漂い、また、著者の苛烈な生き方が漂う。(講談社文芸文庫)
  • 泡をたたき割る人魚は
    3.6
    1巻1,353円 (税込)
    その島は、右半分は観光や漁業で栄え、左半分は沼地が広がり寂れていた。薫は左半分に住み、栄養飲料の配達をしている。絵描きの瀬戸や魚屋の村井と仲がよい。ある日、願いを叶えてくれるという老女のもとへ行き、「魚になりたい」と告げる。老女は薫の脚と、配達に使っていた原チャリと引き換えに、薫を人魚にしてくれた。うれしくて泳ぎまわる薫。海にもぐって島の右半分に顔を出した薫に、新しい出逢いが待っていた。
  • 架空列車
    3.5
    1巻1,353円 (税込)
    他者との関係を作ることができず、会社も辞めた「僕」は、ひとり東北の町に逃げる。そこで「僕」は、架空の鉄道路線を妄想の中で造ることに熱中する。緻密な計算と実地見聞を繰りかえし、理想の鉄道が出来上がったとき、思いもよらぬ出来事が町を襲う……。
  • 落涙戦争
    3.8
    1巻1,353円 (税込)
    大学二年生の翔太は、ある少女に声をかけられた。「あなたを泣かせにきました」報酬は三千万円。期限は一週間後の誕生日。見知らぬ少女と同居することになった翔太のもとに、次々と泣かせ屋が来襲する。イリュージョニスト、サングラスの男たち、そして殺し屋――。「こんな悲しい理由で泣いてはダメです」「でも」「命を懸けているのは、わたしです」新進気鋭の著者が書き下ろす、前代未聞のボーイ・ミーツ・ガール!
  • 暗い流れ
    5.0
    ハレー彗星が地球に大接近し、湯河原で幸徳秋水が逮捕された明治43(1910)年、著者5歳から書き起こし、関東大震災の翌年、田舎の代用教員を辞し東京に出て地元の有力者の書生となった大正13年20歳を目前にする頃までを、北海道の原野を背景に描く自伝小説。抗し難い性の欲望に衝き動かされた青春の日々を独得の語り口で淡々と綴る傑作長篇。日本文学大賞受賞。
  • 野

    5.0
    著者の故郷を舞台にそこに住む人々とその暮らしを描く。厳しい自然と対峙する強靱な生命力のしたたかさ。優しく哀しくユーモア滲む短篇の名手・三浦哲郎の瑞々しき豊饒の世界。「金色の朝」「がたくり馬車」「沈丁花」ほか〈故郷〉の匂い染み込む作品群16篇。新境地を拓いた著者ならではの短篇集。
  • 横しぐれ
    4.0
    父と、黒川先生とが、あの日道後の茶店で行き会った、酒飲みの乞食坊主は、山頭火だったのではなかろうか。横しぐれ、たった1つのその言葉に感嘆して、不意に雨中に出て行ったその男を追跡しているうちに、父の、家族の、「わたし」の、思いがけない過去の姿が立ち現れてくる。小説的趣向を存分にこらした名篇「横しぐれ」ほか、丸谷才一独特の世界を展開した短篇3作を収録。
  • 雪の下の蟹/男たちの円居
    5.0
    谷崎賞受賞作『槿』をはじめ、70年代以後の現代文学を先導する、古井由吉の、既にして大いなる才幹を予告する初期秀作群、「雪の下の蟹」「子供たちの道」「男たちの円居」を収録。
  • 五勺の酒・萩のもんかきや
    3.0
    たった5勺の酒に酔う老教師の口舌の裡に、天皇制を批判する勢力の既にして硬直し始めた在り方を、痛罵し、昭和20年代の良心としての存在を確立した名篇「五勺の酒」をはじめ、萩の街の中で、見出した戦争の傷跡を鮮烈に描き出した「萩のもんかきや」など12の名篇。中野重治の詩魂と精神の結晶とも呼ぶべき中短篇集。
  • 斗南先生・南島譚
    3.0
    漢学の家に育ち、幼時から深い素養を身につけ、該博細緻な知識の世界を生きて非凡な才を評価されながら夭折した中島敦。古代中国や南洋に材をとる作品のほか、苦悩の青春を綴る身辺小説など珠玉の傑作短篇集。伯父を描いた大学時代の創作「斗南先生」を始め、「過去帳」(「かめれおん日記」「狼疾記」)、「古譚」(「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」)、「南島譚」、「環礁」を収録。
  • 光の領分
    4.4
    夫との別居に始まり、離婚に至る若い女と稚い娘の1年間。寄りつかない夫、男との性の夢、娘の不調、出会い頭の情事。夫のいない若い女親のゆれ動き、融け出すような不安を、“短篇連作”という新しい創作上の方法を精妙に駆使し、第1回野間文芸新人賞を受賞した津島佑子の初期代表作。
  • 供述調書 佐木隆三作品集
    -
    ジャンケンで決めるという奇抜な発想で、企業の首切りを痛烈に諷刺した「ジャンケンポン協定」(新日本文学賞)、ダム建設に反対し一人で国家権力と闘った男がモデルの実録的小説「大将とわたし」、著者の沖縄生活が生んだ基地の街の男女の生態を描く「シャワー・ルーム」等、作家の軌跡の節々の作品に、犯罪を主題に現代の若者の精神の崩れを衝く「供述調書」を加えた代表作5篇。
  • 木枯の酒倉から・風博士
    3.0
    はたから見ると何をしているのか、と疑われるような青春。内部では、いかに壁を破れるか、と深く呻吟している青春。人生的に、文学的に必要以上の重荷を敢えて背負い、全人生的、全文学的な苦吟の果て、初期坂口安吾は誕生する。苦吟の果ての哄笑、ファルス。「木枯の酒倉から」「風博士」「黒谷村」「竹藪の家」等、初期安吾を代表する秀作を収録。
  • 鳳仙花
    3.7
    小田原の魚屋の息子に生まれたが、文学への夢が捨てきれず家督を弟に譲って上京するも、小説家として一本立ち出来ずに郷里に逃げ帰る。そんな前半生と売れない老残の作家の娼婦との交遊が、地べたを這うような低い視点からの一種の諧謔味をおびた川崎文学をつくりだす。本書は「鳳仙花」「乾いた河」などの代表作のほかに中山義秀との交友を描いた「忍び草」など7篇収録。
  • 埴輪の馬
    -
    滑稽というより、生活の事実を淡々と書きながら、思わず笑ってしまうといった味わいで、文学の師である井伏鱒二や友人たちとの交友を描く。表題作「埴輪の馬」では、埴輪様式の土器の馬を購入のため、師井伏鱒二や友人と出かける。地方都市の駅には先方のお迎えの車が、それも消防自動車が来ていて、それに乗車することの困惑。他10篇収録。
  • 哀歌
    4.0
    肉体の恐怖の前には精神など全く意味を失ってしまう。臆病に生き臆病に埋もれて、自分がどんなに卑怯なのか、どんなに弱いのか、たっぷり承知している――弱者。弱者を凝視して聖書とキリストの意味を追究し、「沈黙」への展開を示唆した注目すべき短篇集。人間の深層によどむ(哀しみの歌)を表題に据え、「その前日」「四十歳の男」「大部屋」「雲仙」など12篇を収める。
  • 或る一人の女の話/刺す
    -
    他の介入を許さず気儘に生きた〈放蕩無頼〉の人生。雪の上で夥しい血を吐き、狂い死した父は、娘に〈真っとう〉に生きろと教えた。しかし娘は、父の道をなぞるように更に鮮烈に生きた。70を越した女が、この世に生れ過した不思議を恬淡と語りかける「或る一人の女の話」。「刺す」を併録。自伝的傑作2篇。
  • 淀川にちかい町から
    4.0
    清冽な抒情と透明な詩心を持つ新進女流詩人として出発。昭和61年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、次いで平成4年評伝『画家小出楢重の肖像』で平林たい子賞受賞。人生の機微を深く鮮やかに彫り彩る独自の散文世界を構築、『淀川にちかい町から』で芸術選奨文部大臣賞・紫式部文学賞両賞受賞。こころ暖かく、こころ鎮まる、爽やかな散文の小説世界。
  • やさしさにいだかれて
    -
    1巻1,358円 (税込)
    愛の数だけ、家族の形がある 結婚を目前に控え幸せの絶頂の中、婚約者が突然死んだ。 人生のどん底で暗闇を照らしてくれたのは、とある夫婦だった。 多様な生き方が選択できる現代、家族の繋がりを問うハートフルストーリー。 壮絶な生い立ちを乗り越え、仕事も私生活も順風満帆にあった沙織。 その矢先、婚約者の駿がバイク事故で死んだ――。 突然の喪失に取り乱す沙織を支えたのは、彼女と年の離れた夫婦・由理子と繁だった。 生きることの意味、そして血縁を超えた「家族」の絆とは。 温かく不思議な関係の3人が織りなす、慈愛に満ちたヒューマンドラマ小説。

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  • 左遷、最果てのパラダイスへ
    -
    1巻1,358円 (税込)
    飛ばされたのは、太陽と海が輝く沖縄—— 失意の中行き着いた南の果てで、人生逆転を目指した挑戦が始まる。 社会で生きる難しさと人生の美しさが詰まった、ノンストップエンターテインメント。 <あらすじ> 自動車販売会社のエリート街道をひた走っていた角野は、自ら希望して異動した中古車部門で心身ともに憔悴しきるほどの挫折を味わう。 半ば左遷のように言い渡された次なる勤務地は、沖縄の弱小営業所だった。

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  • 奥会津の人魚姫
    3.8
    1巻1,358円 (税込)
    娘の死を写した 一枚の写真に隠された謎に迫る 衝撃のミステリー小説 親友千景の誘いで奥会津を訪れた鍛冶内は、千景の結婚相手である美少女乙音と出会う。 美しい上に性格のいい乙音にすっかり魅了された鍛冶内だったが、 千景は彼女がいないところで意外な話をする。 それは先日湯船で溺死したのが本当は乙音で、 自分が結婚したのは乙音とは双子の間柄だった汐里ではないかというのだ。 汐里は千景との過去のいきさつが原因で性格がねじまがってしまっていたが、 唇下のホクロ以外見分ける術がない。そして溺死した全裸の娘を撮影した 絶美な写真「奥会津の人魚姫」のフレームを鍛冶内の前で露わにする。 ステージ4のガンに冒され、死期が近い千景の命を掛けた頼みを受けた、 鍛冶内による愛憎を巡る謎解きが始まった。

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  • 沖仲仕が医師になって
    -
    1巻1,358円 (税込)
    僕の進むべき道はこれでいいのだろうか 昭和38年、農業高校を卒業して大学進学するも、生き方を模索し静岡から上京した一人の若者がいた。 様々な人との出会いや仕事を経験しながら自問自答を繰り返し、遂に医師になる決意をする。 晩年になっても夢を追うことを諦めなかった男の生涯を描いた成長記。

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  • すばらしい新世界
    4.0
    1巻1,361円 (税込)
    ヒマラヤの奥地へ技術協力に赴いた主人公は、 現地の暮らしに触れ、深く人々に惹かれてゆく―― 人と環境との関わりの先に 新しい世界への光を予感させる長編小説
  • ソウルメイト【電子特別版】
    4.1
    1~2巻1,361~1,408円 (税込)
    言葉は交わせない。ずっと一緒にもいられない。そんなのわかってる。だからこそ、一瞬が愛おしい。余命がわずかだと知らされた「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」。被災地・福島に母の遺した犬を捜しに行く「柴」ほか「チワワ」「ボルゾイ」「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ジャーマン・シェパード・ドッグ」「ジャック・ラッセル・テリア」たちが登場する、涙なしには読めない、情感に満ちた全7編。【電子版限定、カラー写真口絵つき】
  • 香夜
    3.0
    満月よ、いましばらく待っておくれ――。月光射し込む死の床で、逢わねばならぬ人がいる、成さねばならぬ事がある。愛して、憎んで、ほとばしる、思い舞い散る幻舞台―作家生活33年、名手はついに和の美に手をそめた。筆冴え渡る傑作長編。死への道程を妖しく鋭く甘やかに描きだす、哀悼と鎮魂の物語。
  • 三匹のおっさん ふたたび
    4.4
    1巻1,361円 (税込)
    “ご近所限定”正義の味方、見参! 剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。「還暦くらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、ご近所の悪を斬るあの3人が帰ってきた! 書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰りなど、日本中に転がっている身近で厄介な問題に、今回も三匹が立ち上がる。ノリのお見合い話や息子世代の活躍、キヨの孫とノリの娘の初々しいラブ要素も……。有川浩の大人気シリーズ、還暦ヒーロー活劇第2弾! 北大路欣也主演でTVドラマ化。
  • ジ、エクストリーム、スキヤキ
    3.8
    フリーターの大川のもとに突然、絶縁状態だった学生時代の友人・洞口が15年ぶりに現れる。「縁切った人と会っちゃったら、縁切れてねぇじゃねぇか」「だからつないだんだよ」――。大川はあきれながらも言いくるめられ、同棲相手・楓と洞口の昔の恋人だった(?)京子を巻き込み海へ行くことに。「今さらなんだよ」「何があったんだろ?」「おみやげ買いたい」どこかちぐはぐな空気と???がうずまく中、一日だけの特別(エクストリーム)な旅が始まる。どうして15年も会わなかったのか?
  • 雪まんま
    4.0
    1巻1,361円 (税込)
    日本農業新聞に連載され、大きな反響を呼んだ小説。宮城県を舞台に、震災直後の避難所での炊き出しがきっかけとなって、女性主人公が地域に根ざした米作りに奮闘努力していく姿を、人々の絆やラブストーリーを背景に絡めながら感動的に描く、東北、そして日本の未来への応援歌。

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  • 美しき闘争【上下合本版】
    -
    1巻1,364円 (税込)
    姑との不和に疲弊しきった井沢恵子は、マザコン夫に離婚届を突きつけた。自活のための職を得るべく、かつて交流のあった女性作家・梶村久子のもとを訪ねたところ、居合わせた評論家の大村が原因で喧嘩別れをする羽目になってしまう。恵子に邪な感情を抱いた大村は「週刊婦人会」の記者の職を斡旋するが、露骨に見返りを求めるようになって……。昭和のレジェンド作家・松本清張が描き出す、痴情と策略の濃密な人間ドラマ。※本電子書籍は『美しき闘争 上 新装版』『美しき闘争 下 新装版』を1冊にまとめた合本版です。
  • ぼくんち【上中下 合本版】
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ぼくのすんでいるところは/山と海しかない しずかな町で/はしに行くとどんどん貧乏になる。/そのいちばん はしっこが/ぼくの家だ」。ぼくの名前は二太。腹違いの兄・一太と、年の離れた姉かのこ、両親不在の3人暮らし。どん底の生活の中にも、小さな幸せをみつけて、辛い日々をたくましく健気に生きていく兄姉弟たち。むき出しの現実を見ながら、幼い心にいくつもの決意を刻んでいく「ぼく」の成長譚を、切なさと希望あふれる描写で描き出す、西原理恵子の代表作!【オールカラー】 ※本電子書籍は「ぼくんち 上」「ぼくんち 中」「ぼくんち 下」を1冊にまとめた合本版です。
  • カクテル・パーティー
    4.1
    米国統治下の沖縄で日本人、沖縄人、中国人、米国人の四人が繰り広げる親善パーティー。そのとき米兵による高校生レイプ事件が起こり、国際親善の欺瞞が暴露されていく――。沖縄初の芥川賞受賞の表題作のほか、「亀甲墓」「棒兵隊」「ニライカナイの街」そして日本語版初公表の「戯曲 カクテル・パーティー」をふくむ傑作短編全5編を収録。

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  • 【合本版】『小説 君の名は。』+『君の名は。 Another Side:Earthbound』ダ・ヴィンチ新海誠特集付
    4.0
    記録的な大ヒットとなった映画『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作が『小説 君の名は。』です。これに、同作の外伝ともいえるオリジナルストーリー『君の名は。 Another Side:Earthbound』(加納新太/著)をセットに。さらに新海監督に迫る特集記事(本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』より)を加えた合本です。『君の名は。』の作品世界を深く掘り下げられるセットです。 ※本電子書籍は『小説 君の名は。』『君の名は。 Another Side:Earthbound』『ダ・ヴィンチ 2016年9月号特集「新海誠の“言葉”」』の合本版です。
  • 空の王
    3.0
    1巻1,375円 (税込)
    昭和11年夏。新聞社の飛行士・鷲尾順之介、満州国奉天の町で、謎めいた美女・宋麗林の命を助けた。 一方、関東軍参謀本部の梶清剛大尉たちは極秘計画を進めていた。 そして、運命の糸が絡み始める――。 行方不明機を発見した順之介は、突如現れた梶に銃を突きつけられ、内蒙古から「荷物」を空輸しろと命令される。 そこには麗林の姿が……。 航空冒険小説の傑作!
  • 湘南ブルーズデイズ
    -
    1巻1,375円 (税込)
    湘南の海辺にある「湘南ブルーズ・カフェ」に集う笠子ファミリーを巡る、四つの季節の海のような喜怒哀楽に満ちた群像ドラマ。主人公のサーファー、笠子太陽。そして湘南の海に生きる人の光と影が交錯しつつ、私たちが失いつつある、人と人のあるべきつながりを描いた感動作。なんでもない日常のカケラたちが織りなす、一つの大きなドラマをお楽しみください
  • 目白雑録Ⅰ 日々のあれこれ
    -
    1~3巻1,375~1,485円 (税込)
    『噂の娘』文庫版の巻末インタヴューの準備に追われ、ワイズマンの映画に通う多忙な日々。 そんななかでも見逃せない、文壇、論壇に垂れ流される無神経な言説、日々の生活で出くわすおかしな現象。 鋭い批評性をもって、それらをばっさり斬りつつ、愛猫トラーと映画への愛を甘やかに綴る、過激で知的な日記的エッセイ。 〈解説〉山本浩貴
  • すべての恋が終わるとしても―140字の恋の話―
    3.7
    1巻1,375円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 140字で綴られる、恋の始まりと終わり――。(以下、本文『後悔しないように』引用) 「もっと早く告白しておけばよかった」幼なじみの彼は言った。慎重なところが魅力な彼だけれど、今回はその人柄が裏目に出てしまったらしい。「元気出して」「まあ大丈夫。お前は俺みたいに後悔するなよ」こんな時ですら私の心配だ。でも、私はそんな彼のことが――。「じゃあ、後悔しないように言うね」
  • P+D BOOKS 終わりからの旅 上・下巻 合本版
    -
    1巻1,375円 (税込)
    待望の合本版!! 出征と敗走、捕虜生活を経験した兄と、終戦の年に生まれた異母弟。歩んできた道も、価値観も異なる二人の男の半生を描いた大作の上下合本版。 復員後、大学在学中から商売を始めていた兄・忠一郎は、卒業して商社のアメリカ駐在員となり、そこで出会った日系米国人との出会いから、新しいビジネス――サンドイッチ店のヒントをつかむ。片や新聞社に入った弟・良也は、妻がありながら、かつての恋人・茜への想いが断ちがたく、取材旅行の傍ら茜の痕跡を訪ね歩く……。 実業家でもある著者らしく、戦後の経済成長や、企業間の争いを交えつつ、戦中・戦後派が引きずる戦争の暗い影を描いた名作。
  • 吉本隆明 忘れられた「詩的大陸」へ 『日時計篇』の解読
    値引きあり
    -
    1巻1,375円 (税込)
    没後10年に画期的な読解 吉本隆明の初期詩作品『日時計篇』には、新しく発見されなければならない世界や思考を解く鍵がひそんでいる! だれも手をつけなかった未踏の「大陸」に、精緻な解読で挑む。 テキストの対比、変転の追究により発見の喜びをもたらし、新時代を拓く概念を提示する。 「日時計」を物理的な時間の計量物としてではなく、「関数」のサンプルとして理解し、さらにそこから生き物の身体そのものが「日時計」であり、「季節体」としてあるのだという、ごくごく当たり前のことに考察が及んだときには、身体が震えるような感動をおぼえたものである。(「あとがき」より)
  • くまのプーさん ささやかだけど 大切にすること
    3.3
    1巻1,375円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プーさんと仲間たちの心温まる物語が 水彩画風の美しいイラストで綴られた大人のための本が登場。 癒しと気づきがいっぱいの一冊です。 ちょっと一息つきたい。 前へ進む元気が欲しい。 そんな時にぴったりの本です。 何気ない日常の大切さに気づくきっかけをくれます。 クリストファー・ロビンの宝物を探しに 100エーカーの森に出かけたプーさん。 ピグレットやティガー、オウルたちが集い、 にぎやかな旅がはじまりますが、 途中いろいろなことが起こって......? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ワカレ花
    4.5
    1巻1,375円 (税込)
    『TikTok』で薦めた作品が続々重版! 話題の小説紹介クリエイター・けんごが手がけた初の小説は、花をモチーフにした恋愛小説。高校生の遥は通学電車で気の立った白猫に遭遇。戸惑う彼女を助けたのは名前も知らない男子高校生。毎朝、同じ電車で見かける彼を振り向かせようと、遥は文庫本を手にするように……。(「始業式」) 「始業式」「散り桜」「夕立ち」「花火」「落ち葉」「コスモス」「雪景色」「ユキヤナギ」の8編を収録。
  • 御伽の国のみくる
    4.1
    アイドルの夢破れ、メイド喫茶でバイトの日々。裏切り、妬み、失望の果てに、友美が見つけた答えとは? 大人気グループBiSHのモモコグミカンパニーが贈る、感動の小説デビュー作! ※電子書籍版には紙書籍版の初回限定購入者特典は付いておりません。
  • 幸福のパズル
    3.8
    人気女性作家・倉沢みちるは新作を書き上げた。葉山の古い小さな家に一人で。みちるが作家デビューを果たしたのは5年前の秋だった。高3の初夏、みちるは中学のときの同級生・蓮見優斗と海で偶然に出会った。優斗は葉山の老舗「蓮見ホテル」の御曹司。男女を問わず人気があり、地味なみちるには雲の上の存在だった。だが、海辺の出会いが二人を結び付け、交際を始めた。ところが喜びも束の間、いっしょに行くはずだった花火大会で行き違いになり、直後に優斗はアメリカに留学。会えないまま二人は別れを迎えるた。その秋、信じられないような出来事が起きた。妹に誘われて応募した作品が「小説オリオン」の新人賞で大賞を受賞したのだ。優斗と過ごした2ヵ月間に夢中で書いた、初恋を描いた青春小説だった。「現役高校生作家」として脚光を浴びたみちるは、やがて分不相応な収入を得るようになる。だがそれは、家族がバラバラになっていくきっかけでもあった。父は家業のパン屋を閉めてイタリアンレストランを経営。母は高級エステに通い宝飾品を身に纏うようになった。妹とも決定的な亀裂が生じ彼女は家を飛び出していた。そして、みちるは日本に帰国した優斗と再会する。5年の月日を経て、蓮見ホテルで。人生の変転が、また始まろうとしていた……。
  • 遠景・雀・復活 色川武大短篇集
    4.0
    父の末弟で、受験に何度も失敗し、自らの生を決めかね、悲しい結末を迎える若き叔父・御年。彼の書き残した父宛の手紙で構成した「遠景」をはじめとし、夢の手法をまじえて綴った「復活」ほか、生家をめぐる人々をモチーフとした作品を中心に、ギャンブル仲間であった一人の男の意外な出世と悲惨な転落を追った「虫喰仙次」など、全9篇を収録。戦後最後の無頼派作家の描く、はぐれ者たちの生と死、そして原点としての父と生家。
  • TOKYO COIN LAUNDRY Story Book
    -
    「GENERATIONS」のボーカル、片寄涼太が主演するドラマ・ノベライズ。「三代目Jソウルブラザーズ」の弟分として、人気沸騰中の「GENERATIONS」の7人のなかで、もっとも人気のあるボーカル、片寄涼太が、1月11日からYahoo!で配信される連続ドラマの、それも切ないラブストーリーに主演。役柄での彼の写真を口絵に満載したStory Bookです。
  • いつか、あなたと
    -
    芸人ペナルティ・ヒデが数年をかけて描いた、驚きの純愛小説! 人は大切な誰かに巡り会うために生きている。 そして、愛することだけが、やめられない。 ずっと生まれ変わりたいと思ってきた。 真っ直ぐに生きようとしながらも、暴力事件で高校を中退し半グレになるしかなかった男。 恵まれた家庭に育ちながらも、心の欠けたものをずっと探している女。 再起を図るために故郷を捨てながらも、ヤクザになるしかなかった男。 自由に生きる場所を東京に求め、逃げてきた女。 酒と暴力で大切なひとと別れてしまった男。 さまよう孤独な魂が、六本木で出会い、 惹かれ合い、物語が始まる。 「苦しみは分かち合えばいい 半分ずつ持てばいい スリリングな展開にはらはら。 純愛劇にほろほろ。 気がついたらココロが翻弄されていて、 朝になるまで読み進めていました。 人間関係が紐解かれ、 リンクしていく時のドーパミンが気持ちいい」 ――ナオト・インティライミ 「私も直球で剥き出しの恋がしたい。」 ――安藤なつ(メイプル超合金) 今作のテーマは愛。愛には様々な形があると思います。47歳になり、少しばかり照れくささはありますが、過去・現在・未来の愛する人を想い浮かべて読んで頂けたら幸いです。 ――著者
  • 死都日本
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫)
  • 笑いの果てまでつれてって
    3.5
    1巻1,375円 (税込)
    お笑い芸人のミナミは、ここ数年ですっかり人気も落ち、今はホテトルの運転手をして暮らしていた。年末のある日、以前、ホテトルで窃盗の嫌疑をかけられ、ミナミに助けられた京子が、お金を返しに来た。ちょうどその頃、お笑い学校の同級生だった友人から仕事の依頼が来ていた。稚内の老人ホームの年越しイベントで漫才をやらないかというのだ。断るつもりだったミナミだが、京子が正月に帰るところがないと聞き、最後の舞台をみせようと、京子を北海道へ誘う。自殺未遂をしたばかりの元相方・サカイ、そしてミナミの父・ハツオも同乗し、4人を乗せた車は27日朝、大阪を出発する。それぞれの思いを乗せ、北海道・稚内をめざして、爆走する車。名古屋~東京~仙台と、行く手に待ち受けるさまざまな事件を乗り越え、果たして、大晦日、忘れられた漫才師は、最後の舞台に立つことが出来るのか。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • brother sun 早坂家のこと
    3.5
    1巻1,375円 (税込)
    娘は、いつだって大変である! 自分のこと、恋人のこと、結婚のこと、将来のこと。そして、家族のこと。早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。そんな早坂家へ、ようこそ。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • シーツとシーツのあいだ
    3.4
    1巻1,375円 (税込)
    願いがかなうんですね? このカクテルを飲むと……。こころの痛みに一杯のカクテルをどうぞ。苦いけれど甘いひとときの官能の味。心とからだが密着する恋の恍惚。生きてるって素敵! それぞれの人生のきれはしを描く7篇の物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 言い忘れてさようなら
    3.0
    1巻1,375円 (税込)
    「ブログの女と、星空と」「イッショニ、クラシテクダサイ」見知らぬ外国の女に突然声をかけられた独身中年男は、断りきれずに家に連れて帰るが… 。「みんなのサンセット」往年のハワイアンバンドが数十年ぶりに結成。亡くなったメンバーの代わりに、新しく加わった青年のとまどい。「日記で逢いましょう」娘が押入れから見つけてくれた古い日記。この中にどれだけの忘れてしまった自分の人生があるだろう。「しもやけの唄を聞いたころ」演歌歌手から「情念の手紙」のメッセンジャーを頼まれた少年。吹雪の中、遭難しかけたが、町の嫌われ者の画家に救われて…。「言い忘れてさようなら」中世ブームに乗って、東ヨーロッパへ取材に訪れたトラベルライター。そこで暮らす日本人女性との不思議な体験。「珠洲と写真館」晴れ着姿の成人式を、素直に喜べない20歳の女性。写真館に向かう途中、川に流される鹿に遭遇する。可笑しくて切なくて、ちょっぴり心にしみる、6つのささやかなラブ・ストーリー。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 月の砂
    -
    1巻1,375円 (税込)
    それは企画モノと呼ばれている類の番組で、ある家族の生活ぶりを朝から夜まで沖山が実況中継するというものだった。ロケ現場は、奥さんに逃げられた亭主に中学生の女の子と高校生の男の子の三人が暮らす江東区のアパートだった。「いやあ、実にどうもつくづく新鮮な一日でございやしたね。真面目な父親ですよあの人は。きっと母親もね、どこかの空の下でね・・・」 不条理な人生にささやかに立ちむかう普通の人々。珠玉の短篇集。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 国家とハイエナ
    値引きあり
    4.0
    破綻国家の国債を二束三文で買い叩き、欧米で債務国相手に訴訟を起こし、勝訴判決を受けるやタンカーや人工衛星を差し押さえ、投資額の10倍、20倍のリターンをむしり取る「ハイエナ・ファンド」。 狙われた国家は、その強奪的金融手法に対して徹底抗戦しようとするが、権力者たちの既得権益に群がる腐敗体質が手枷足枷となり、なかなか光明を見出せない。 そうしたヘッジファンドのやり口と破綻国家の汚職を防止しようと、国際NGOが動き出した。しかし、肝心のNGOの中からも金に窮してヘッジファンドへ転職するメンバーが出現。 正義と欲望の狭間で、三者はいつしか三つ巴の熾烈な金融バトルを繰り広げ始める。 最後に笑うのは、果たして誰なのか? 「本書に書いてあることはすべて現実に起きたことである。国、企業、団体、政治家、著名アーティストなど、実名になっている箇所や社会的出来事の記述は事実に沿っている」(著者)
  • はじめの一歩
    NEW
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「成州の正門の前に立つ二人……『博美、一緒に正門を出ようよ』と言い、二人は声をそろえて前に踏みだす。『はじめの一歩』」(本文より)。その一歩が「新しい未来【せかい】」へ──そして待っている人がいるから。「あそこに行こう、きちんと一人で踏み出そう」。勇気をもって踏み出そうとする人の、「夢」に向かっていく姿を描いた青春小説。
  • 必ず戻るから ─理科教師の挑戦─
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学で地球環境科学に興味を持ちながらも研究者の道をあきらめた京羅木高弌。中学校の理科教師として生徒たちと向き合い、教育者として奮闘する。しかし、ある日、黒板に字が書けなくなり……。心の病を乗り越え、新たな夢に向かって歩み出す理科教師の姿を描く。地球温暖化防止など環境問題への熱意や、教育現場でのさまざまな葛藤や問題も丁寧に描かれた、一人の人間の成長と挑戦の物語。
  • プレゼント ─あなたに会いたい─
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学生のオトは、母の入院を機に出会った青年から「君の二週間を僕にください」という手紙と14枚の写真を託される。戸惑いながらも写真の場所を巡っていく旅は、友情や家族の温もりと同時に、心の奥底に巣食っていた過去の痛みや闇と向き合う時間となっていくことに。そして、最後に訪れた海辺で明かされる真実とは───。切なくも温かな余韻が静かな感動を残す物語。
  • 空想物語 イオカステとオイディプス
    -
    1巻1,386円 (税込)
    この物語は、古代ギリシアに語り伝えられてきた「神話」や「伝説」、都市郊外の円形劇場で上演された「悲劇作品」、それらに触発され、作者の中に去来した空想から生まれたものである。……古代のギリシアと地中海を舞台に、女はタブーを犯して夫と国造りに突き進む。支えは「愛」と、「貴人意識」と、「愛国心」……。いのちを賭した精神の漂泊の物語。
  • 現実と非現実に生きて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    著者は、幼少期から父親の暴力に苦しみながらも、非現実の世界への逃避や創作活動を通じて自己を支え、生き抜いてきた。家族の複雑な関係や夫との愛情深い結婚生活、未来の人類や宇宙を舞台にした幻想的な物語のほか、子供たちの友情や成長、自然との共生など、多様なテーマを描きながら、現実と非現実の境界を行き来しながら、困難な人生の中にも希望と愛を見出していく人生物語。
  • 再会 回遊そして回帰
    -
    1巻1,386円 (税込)
    若かりし日の恋の記憶が甘い疼きを伴い、老境まで胸の内で燻ぶり続けていた主人公が、ある時、ふと見た夢で四十年前の惜別の記憶を呼び覚ます。思い出の地へ向かい、懐かしい仲間たちと再会し、再び共に過ごす中で、過去と向き合い、青春を回帰していくのだが──。本作は、誰の胸にもある“ほろ苦い記憶”に寄り添うノスタルジックで感動的な物語。
  • 北国の片隅で
    -
    1巻1,386円 (税込)
    終戦後、樺太引揚者の両親のもと、自然豊かな北海道の富良野・麓郷で育った少年は、受験の失敗や父の死など、様々な苦労を経て教員となった。教員としての苦悩や社会経験、家族との絆を通じて、主人公の波乱の半生を綴る成長物語。戦後の歴史的背景、政治や社会問題への考察、平和への願いなど、主人公の人生を通じて社会の変遷と課題も見つめている。
  • ガラス細工のショパン
    -
    1巻1,386円 (税込)
    すずが健一郎から戦場の話を聞いたのはこれが初めてだった。「そして覚悟を決めた時、声が聞こえたんです。とにかく走れ、日本に帰る為に走れと。その声はすずさん、あなたの声でした。その時はっきり気づいたんです、自分の本当の気持ちを。もう一度あなたに会いたい、いやあなたに会う為に必ず日本に帰るのだと」「西崎様」健一郎の言葉にすずはそれ以上かける言葉が見つからなかった。
  • 人生いまだ殻の中
    -
    1巻1,386円 (税込)
    藤沢幸吉は高校卒業後、両親が営む農業を手伝っていたが、友人の多くが都会へ出てしまい、自身の将来について悩んでいた。思案の末、電子専門学校に入学、新たな日々が始まった──。授業の難しさや友人との交流、工場でのアルバイト、そして学校事務員・島崎への淡い恋など、多彩なエピソードを通して、青春期の葛藤や希望を描く、どこか懐かしさを感じさせる青春物語。
  • 過去が追いかけてくる
    -
    1巻1,386円 (税込)
    歳を重ねると誰もが過去に思いを馳せるようになります。人生の岐路で下した決断の後悔、別れた異性への秘めた思い、屈託のない青春時代の思い出などが脳裏を過ります。そんな過去と向き合い、残り少ない人生に向かって力強く一歩を踏み出そうとする主人公。“心に染みる短編集”です。若い人にもこの気持ち、分かる日が来るはずです……。
  • 鎌近 一九八四-一九八六 〈作品一〉
    -
    1巻1,386円 (税込)
    美術館に転勤となった事務員の潮田。初仕事となる「ドイツ表現派展」の開幕は、着任の5日後に迫っていた──。1984年から1986年にかけての神奈川県立近代美術館(鎌近)での展覧会準備や運営、職員の日常を、主人公・潮田了二の視点で描く。展覧会の盛況と個人の葛藤、成長が交錯し、来館者にとっては静謐な美術館の舞台裏、リアルな現場の様子と人間模様が描かれる。
  • 屍の街・夕凪の街と人と
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    「いつかは書かなくてはならないね.これを見た作家の責任だもの」広島で被爆した大田洋子(1903-63)は,その体験をもとに原爆を告発する作品を多数著した.人や街が屍と化した原爆投下直後の惨状を記した『屍の街』,原爆に人生を壊され戦後八年を経てなお苦しむ人々を描いた『夕凪の街と人と』を収める.解説=江刺昭子

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  • ラバウルで待っていて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学浪人中の翔は、太平洋戦争時に零戦隊員だった祖父の雄太から、当時世話になった上官と学徒士官の知り合いを探してほしいと頼まれる。戦争によって志半ばで散っていった若者たちのことを知り、なんとなく大学を目指していた翔の気持ちにも変化が……。ニューヨーク、東京、ラバウル、広島。時代を超えて思いは受け継がれる。史実を基に描くファンタジーロマン。
  • シバの女王と12チャンネルの怒れる男たち
    -
    1巻1,386円 (税込)
    スマホもネットもない、テレビが「主役」のあの時代。杉山雅人が入社したのは、弱小テレビ局「関東12チャンネル」だった。「個性の塊」とも言うべき先輩の姿を追いながら、他局に負けないコンテンツ作りに苦闘する雅人。そして巻き込まれた「事件」に、弱小局はどうやって巨大テレビ局に立ち向かったのか? テレビも歌謡曲もキラキラしていた昭和の1ページを、実話を基に描いた小説。
  • 月の雪路 不適切な今日子と不機嫌な黒桃
    -
    1巻1,386円 (税込)
    東京から城下町雪路に移り住んできた雅子。彼女がふと入った老舗寿司店で出会ったのは、若き女性寿司職人今日子と、その恋人の黒桃だった。二人の先進的な考え方に触発された雅子は、今日子の夢である実家の『月寿司』を継ぐこと、黒桃と家族になること、の実現のために協力することになるが……。より拓けた未来を模索する二人と、それを支える周囲の人々をスタイリッシュに描いた一冊。
  • 自虐伝「死ぬまで生きたい」 ─昭和編
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「渉は大学を卒業して、本来の『夢や希望』は一旦、大切な記憶の箱の中にしまい、現実を直視せざるを得なくなった。当時の就職戦線はそれほど過酷だった。渉が就職した1977年の翌年から、一変して大手企業が一般公募を再開すると分かっていたら──」。主人公・七海渉が昭和という激動の時代に揉まれながら成長していく様子を描いた小説作品。
  • 時の代に抱かれて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    元小学校校長の短編小説集。天皇に対する当時の農民の見方を記した「昭和天皇の仙台巡幸記」。戦中・戦後の朝鮮人への民族・人種差別、そして現代のいじめを描く「椿の木の下で」。社会党委員長・浅沼稲次郎の刺殺の瞬間に近づいていく少年と、東北の街で暮らす、同じく十七歳の少年を描く「瞬殺の秋(とき)」。「風樹」は3・11の東日本大地震の自然災害を扱う。
  • フィルハーモニア東都物語 ここに泉あり21
    -
    1巻1,386円 (税込)
    日本の地方都市における最初のプロフェッショナル・オーケストラである群馬交響楽団の約十年にわたる活動を描いた、今井正監督の名作映画『ここに泉あり』への限りないオマージュをこめて……。メセナ活動に情熱を燃やし、芸術文化活動を守り継承する大切さを熟知する著者が、舞台を21世紀の東京に移し、音楽の泉を掘り清らかな水を湧き出させる人々を描いた長編小説(装画/雨田光弘)。
  • あの事件を乗り越えて今がある 高志と佳世の歩み
    -
    1巻1,386円 (税込)
    それぞれ家庭に悩みを抱える幼なじみの高志と佳世。仲の良い高校生の二人が進路の選択という岐路に立たされているさなか、事件は起きる。被害者家族と加害者家族という関係に置かれた二人が、彼らを取り巻く人々の再起を促す応援の声にこたえ、諦めずに生きていく姿を描いた物語。思い描いていた未来とは違っていても、身の丈に合った生き方に幸せが訪れると教えてくれる。
  • 歯軋り 楕円と四角形
    -
    1巻1,386円 (税込)
    民間人校長は教員にとって「敵」なのか──。ビジネスの世界から教育界へ、そこは特殊な理論がまかり通る保守王国だった。理想と現実が相対するヒューマンドラマ。「理事長室に小寺鳳子の来訪を受けた。『ご心配とご不安をおかけしています。不徳の致すところです』小寺鳳子の左指に光る大きな瑠璃色の瑪瑙の指輪が、純平に睨みを利かせているように思えた」(本文抜粋)
  • 脱福祉国家 ~福祉国家やめます~
    -
    1巻1,386円 (税込)
    203X年、福祉政策を重要視した結果、労働力と生産力が低下し、日本経済は財政破綻。そんなとき、自らの政策を推進すべく日本から独立した「ダンカイ日本」の建国を宣言する人物がいた。福祉か自己責任か、団塊世代か若者か、何が正しいのか。何を守ろうとしているのか。政治の裏側、メディアと政治の関係、宗教との癒着、未来の日本のリアルを描く政治エンターテインメント小説。
  • 図書館の魔女 高い塔の童心
    値引きあり
    4.2
    1巻1,386円 (税込)
    多様な都市国家の思惑が交差する海峡地域。その盟主、一ノ谷には「高い塔の魔法使い」と呼ばれる老人タイキがいた。歳のころ六、七である孫娘マツリカは、早くに両親をなくし祖父のもとに身を寄せている。 ある日、タイキを中心に密談が開かれた。海を隔てた潜在的敵国・ニザマとの海戦に備えてのものだった。一方、マツリカは好物の海老饅頭の味が落ちたことを疑問に思い、その理由を解き明かそうとする。 国家の大計と幼女の我が儘が平行し、交錯していく……。
  • 日本の妖怪たち 妖怪出現略年表・妖怪分布地図付
    -
    妖怪とは人間にとってどのような存在なのか――。歴史、風俗、伝説にあらわれ、日本人の心に明滅した妖怪の諸相を生き生きと描く。妖怪出現年表・妖怪分布地図附!
  • メロディアス~異形コレクションLVIII~
    4.3
    〈音〉や〈音楽〉をモチーフに異形な物語を集めた15篇を収録。読者の皆様を《世にも異形》でメロディアスな世界にご招待! 全篇書下ろしシリーズ、58作目。〈収録作家〉阿泉来堂 井上雅彦 空木春宵 坂崎かおる 澤村伊智 篠たまき 斜線堂有紀 田中啓文 梨 西崎憲 久永実木彦 平山夢明 宮澤伊織 木犀あこ 芦花公園
  • 診療所の大事件
    -
    1巻1,386円 (税込)
    命と健康を守るために日々奮闘すべき、神聖な職業であるはずの「医師」の中に紛れ込んだ、仲尾琢磨医師による数々の奇怪な「大事件」。そんな医師がいるとも知らずに、診療所に赴任した山口アキラ医師が事件解決に奔走する、あまりにも「喜劇的」な物語。医療業界の「アナザーフェイス」。偏差値の高い医師が、必ずしも「有能で親切な医師」というわけではないことが分かります。
  • 彼岸の家
    -
    1巻1,386円 (税込)
    昭和から平成に変わる頃、新宿上落合で畳屋を営んでいた孝平と妻の志津は、三人の娘が嫁いで二人暮らし。孝平の提案で、娘たちは婿を連れて新年と初午、秋祭りに孝平の家に集まるのが長い間の慣例であった。やがて志津、そして孝平が年を重ねて徐々に衰えていき、時代の流れとともに、一家の姿は静かに変わっていく。新婚夫婦の日常を描いた『待つということ』を含む二編を収録。
  • フラミンゴのピンクの羽
    -
    1巻1,386円 (税込)
    閉店間際に1個のエクレアを求める老女の秘められた過去に主人公の女子高校生が思いを重ねる「フラミンゴのピンクの羽」、菓子箱に入っていたものは──沖縄を訪れた女性がかつての恋人とその父親との断絶を解消していく「菓子箱」など5作品を収録。戦争、アメリカ支配、本土への夢……苦難の歴史を背景に沖縄に生きる人々を描きながら、沖縄の戦後史と現代の青春を結んだ短編小説集。
  • 議会の正義
    -
    1巻1,386円 (税込)
    すべての国民から責任のある仕事を負託された象徴である「議員バッジ」。しかし、人々のために無心で仕事をする覚悟のない議員は、果たしてバッジをつける資格があるのだろうか。元地方議員が赤裸々に語る、選挙、政治を巡って繰り広げられる衝撃の問題作。「正義を重んじる地方議会が、日本国中に伝染すればいい」と、よりよき政治を目指そうとする地方議員がどれほどいるのだろうか。
  • 大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす
    -
    天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった大田南畝の人物像がわかる決定版。
  • 大きな玉ねぎの下で
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。 80年代。小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる。お互いの写真交換をしてテンションのあがる大樹に、書道二段の虎太郎は断れなかった。まわりで話せない好きなハードロックの話でしだいに盛り上がるふたり。やがて、虎太郎は今日子に好意を抱くようになっていた。 現代。都内の美大に通う美優は、卒論制作に気持ちを傾けることが難しくなっていた。まわりのレベルの高さと自分を比べてしまい、心の支えになっていたはずの恋人の彰も社会人になり、距離を感じる日々が続いていたのだ。そんな美優は、あるラジオ番組に耳を傾け続けていた。 映画『大きな玉ねぎの下で』ストーリー原案者が贈る、もうひとつの約束の物語。 (底本 2024年8月発売作品)
  • シャガールに恋して
    -
    1巻1,386円 (税込)
    マルク・シャガールの作品が好きな「私」が偶然出会った彼は画家の卵だった。その彼との語らいやさまざまな出来事は、本当に「私」自身の体験なのか、それとも……。「真実の愛」とは何か、というテーマをシャガールの作品と重ね合わせた展開は、複層的で重厚な物語を生み出した。理由もなく人が惹かれ合うことや、ありのままの自分を受け入れることの意味を考えさせられる。
  • 小鳥は鷹に包まれて
    -
    1巻1,386円 (税込)
    縁というのは、本当に不思議なものである。「そーでもないぞ、さすがに、このたびは新しい家族を、二組も作ったんでな、疲れたぞい、しばらく骨休めじゃ」と、どこかから聞こえたような、風の音のような……(本文より)。両親を失った孤独のなかで、精神的な病を抱えるコトリは、精神科医の鷹山と受付の安子に支えられ、「カウンセラー」という仕事を通して、自分の居場所を見出していく。
  • ピロロポリルンッ
    -
    1巻1,386円 (税込)
    眞気澤恭弥は、16年間勤務した市役所を辞めて半年、引きこもり同然の生活をしていた。しかし、たまたまテレビのキャンプ場中継を見たことをきっかけに、久しぶりにキャンプに行ってみようと思い立った。そして、訪れた湖畔のキャンプ場で出会った謎めいた老人に、どんな願いも叶う呪文を伝授されるが……。不思議な呪文に翻弄される恭弥が遭遇する事件や、ロマンスを描く。
  • 世に出る前
    -
    1巻1,386円 (税込)
    昭和40年、富山で小さな時計店を営む家に生まれ、病弱ながらも野球に熱中した小学生時代。中学・高校ではレギュラーではなかったが懸命に野球を続けた。新聞奨学生として大学に進学し、ひそかな野望であった小説家になることを志して文芸部に入部。そして大学卒業後は出版社に就職──。自身の体験を下敷きに、少年時代、青年時代の夢とときめき、葛藤と挫折、出会いと別れなどを描いた小説。
  • (百花繚乱)暇人クラブ ふぁいなる ~地底の太陽とビリケンさん之巻~
    -
    1巻1,386円 (税込)
    「馨子から初代ビリケン、TARO君から『地底の太陽』と、立て続けに捜索依頼を受け、一週間余り経った。僕たちは連日、ここ大阪新世界のド真ん中、通天閣下の雑居ビルにある、『イマジンクラブ』のオフィスで額を突き合わせている」(本文より)。行方不明のふたつのお宝を探し出すミッションを任された「暇人クラブ」の面々は、二手に分かれて捜索を開始する。
  • さっちゃんの物語
    -
    1巻1,386円 (税込)
    子どもの頃からお転婆で勝気な咲千子は、努力を重ね、教師になる夢を叶える。子どもたちに愛情を注ぎ、時に悩み、てこずりながらも、天職に就いた幸せをかみしめる。一方で、家族の幸せやマイホームへの夢、自身の病との格闘など、人生には楽しみや困難、さまざまな局面が訪れる──。「今できることをすれば、必ず先に進む」「やまない嵐はない」と前向きに生きる女性の、自伝的小説。
  • 悪女の系譜
    -
    1巻1,386円 (税込)
    突然、末妹の多恵が招集した「家族会議」。その席で多恵が兄や姉に突きつけた要求は、自身が作った借金の肩代わりと月々の援助だった。ここから遺産相続をめぐり、泥沼のきょうだいの争いは裁判へと暴走していく。それは母&姉妹vs.長兄&次男の体も成し、「俺」にとっては悪女との戦いでもあった。家族間で繰り広げられる歪んだ相続争いと、「俺」の内面の葛藤と再生を描いた問題作。
  • 輝く、スカイブルーのドーム/実子虐待の真相
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大人達に極めて理不尽に餌食にされ、去って行く子ども達。親、兄弟のために犠牲となった少女達の群れも、スカイブルーのドームに辿り着いた。実母からの凄惨な虐待の実態を描いた長編『実子虐待の真相』、著者の切なる願いを込めたプロローグ『輝く、スカイブルーのドーム』と併せて収載。いつの日か人類が叡智へと辿り着き、すべて子どもらが救われんことを。
  • あの頃
    -
    1巻1,386円 (税込)
    あの頃僕はまだ世間知らずで、右も左もわからず、容易に人を信じていた。目にするいろんなものが実際以上に輝いて見えて、怖気づいて見えないように自分を隠すのに必死だった。それらの遍歴を経て、自分が何を獲得したのかはわからない。でも、誰にとっても青春とはそのようなものではないだろうか──。あの頃の僕に伝えたい、いまの僕からのメッセージ。

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