泣きかたをわすれていた

泣きかたをわすれていた

1,320円 (税込)

6pt

4.0

壮絶な介護の末に母を送ったあの日から10年。いま、冬子は自ら終わりを見据えはじめる……正面から「人生」と向き合い問い続けた先に開ける、真の自由を描く著者20年ぶりの傑作長篇!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

泣きかたをわすれていた のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何十年ぶりかで落合恵子さんの本を読んだ。
    さすがに凄い人。
    ほぼ自伝的ストーリー。

    辛い時期の中に没頭している間は、
    泣きたくても泣けない。
    なすべきことが終わったとき、
    止めどなく涙が溢れる。
    すべての悲しみを癒やすように。

    0
    2023年02月20日

    Posted by ブクログ

    人としてきちんと生き続けて、誰にも心配をかけないような強い生き方をしているから、人間としての感情が溢れる表現の一つもできない。生きることの大変さ、美しさ、儚く健気な世界を魅せてくれました。とてもよかったです。

    0
    2022年09月11日

    Posted by ブクログ

    いつもながら潔い。
    ほぼ自伝なんだろう。
    濃密な母子の時。
    落合さんの介護の話を書いた本はほとんど読んできたので、介護の話にはそれほどの新鮮味はなかったけれど、
    彼女の子どもの頃の記憶と交互に語るので、ああ、子どもってこんなことを考えるんだなあと。
    「母より先に死ぬのが何より怖かった」と。
    自分がそ

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

    7年の介護を経て母を看取り、愛したひとや親しい友人たちもこの世を去った。自身にも病の影がさし、経営する絵本の書店も信頼できる部下に譲った。その時の72歳の主人公の境地が、強烈に羨ましい。
    「いつでも死ねる。それは、なにより大きな安堵だった。~それは、大きな解放、自由だった。」
    人間はいつ、何を納得す

    0
    2020年07月14日

    Posted by ブクログ

    認知症の母親の介護をいかに娘として向き合って行くのかが、赤裸々に書かれている。
    親を看取るための壮絶な毎日だが、冬子自身が倒れてはならないと、決意の重さが伝わった。
    後半は、仕事を通じた友人などとの別れ。
    72歳になるまでに、こんな経験をしたからこそ感じるものが、淡々と書かれていて、ラストは重いテー

    0
    2018年07月09日

    Posted by ブクログ

    子どもが小さかった頃、お世話になったクレヨンハウス。
    最近またご縁が出来て、本を購入するようになった。
    懐かしくて、若い頃夢中になって読んだ落合さんの本を
    再び手に取ってみた。
    この本は落合さんにとっても21年振りの小説らしい。
    あの頃はわからなかったことが、20年以上たってようやくわかるようになっ

    0
    2021年04月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【母と娘の血縁と解放】
    語りての冬子が認知症になった母を介護しているシーンから始まり、
    半ば、7年にわたる介護を終えますが、
    自身の人生の終わりを意識した終わりにいたるまで、
    母の生き様が冬子の生き方の土台にあるような、
    そんなお話でした。
    フィクションですが、著者の体験記的小説となっているようです

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わってまず、著者の体調が心配になった。
    だって冬子は体の異変を感じ、精密検査の結果を待つとこで終わるんだもの。
    いつも若々しい落合さんも73歳なんだものね。
    お母さんを自宅で10年以上介護して著者が幼い頃から強迫神経症と闘ってきていたおかあさんと一緒に落合さんも闘っていたんだね。

    0
    2018年08月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学校高学年から落合さんのエッセイが好きだった。彼女が介護の後、お母様を見送ってからの初めての小説。期待したけど、ちょっもあまりにも私小説過ぎて、生々しくて、引いた。「次」を書く気力精力はなかなか出てこないのかな。

    0
    2018年09月24日

泣きかたをわすれていた の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

落合恵子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す