呼吸する町

呼吸する町

1,320円 (税込)

6pt

3.6

乳酸菌飲料ラクトルを配達するラクトママたちが見つけた、ちいさな奇跡とたしかな幸せ。配るのはラクトルだけじゃない、集めるのは代金だけじゃない……かもしれない、甘くてほろ苦い4つの物語。

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呼吸する町 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    乳酸菌飲料ラクトルを届けるラクトママ4人のお話。
    この設定を聞くと有名な乳酸菌飲料ヤ◯◯トが思い浮かぶ、、
    「八十ミリリットルの液体に何億個もの菌を忍ばせて人々の体内に送り込む。私達の仕事は菌を配ること。」
    確かにその通りかもしれないが、言い方に笑ってしまう。

    同じ仕事をしているのに売り方、仕事の

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

     ある町で働く乳酸菌飲料販売員の女性たちの日々を描いた短編集。
     主人公の女性は各話で異なる。表題作は1話目に配されている。全4話。

          * * * * *

     出来のよいのはやはり表題作。

     主人公のベテランラクトレディの春子は明るく人好きする性格で、販売員としても優秀。毎朝出会うラン

    0
    2022年06月17日

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取った本でしたが、良かった。
    ラクトルと言う乳酸菌飲料の配達をするラクトルママさんたちの周辺で起こる、切なかったり面白かったりする日常で遭遇するであろう出来事が、良いリズムで描かれています。
    音楽でも活躍してる人らしいので、文章のリズム感が良いのかなぁ。スラスラ読めますが、心に響く箇所が

    0
    2019年10月07日

    Posted by ブクログ

    乳酸菌飲料を配達する4人の「ラクトママ」たちのお話し。
    我が家もヤ◯ルト配達してもらっているのだが、最初の章で、
    「秘密結社女スパイであるラクトルママは顧客の体内に何億個もの菌を送り込む。これは生物兵器なのである。」
    おもしろい発想だなぁと思う反面、複雑な心境になった(笑)

    読んでいて途中、中弛み

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    表装に惹かれて読んでみた。
    ラクトル・・・ヤクルト?
    ヤクルトレディたちはこんな生活を送っているのだろうかと想像しながら読んだら、職業小説のようでもあって楽しめた。

    0
    2020年01月16日

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