壁の鹿

壁の鹿

792円 (税込)

3pt

3.7

壁に飾られた鹿の声が聞こえたとき、孤独な魂に革命が起こる。女子校の寄宿舎に暮らす少女結婚詐欺師二股の恋愛に悩む女性剥製職人彼ら、彼女らの心の解放を!あの孤高のミュージシャン「黒木渚」 初の小説刊行!

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壁の鹿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月03日

    レンタカーの中、朝のFM番組から流れてきた「砂の城」という曲(詩の感性)に衝撃を受けた。誰かに似ている気もしてネットの口コミを読むと椎名林檎の名が現れる。確かに似ているとは思うが、椎名林檎のこともよく知らないからよく分からない。

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    Posted by ブクログ 2017年10月09日

    著者の楽曲の歌詞にも強烈なインパクトを受けたが、小説もなかなかに刺激的な世界観をもって読者に襲いかかる。
    音楽、文学ともに将来が楽しみなアーチストである。

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    Posted by ブクログ 2017年09月06日

    歌詞がとても好きなのでとても気になっていた小説。
    あともう一冊も読んでみたくなりました。なるほどね。

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    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    剥製の鹿と会話ができるなんて、ファンタジーだなあと思ってたけど、どんどん違和感がなくなって物語に入り込んだ。でも後半はなかなか…読み進めるのが辛い重苦しさもあり、読後は妙な納得感と達成感でした。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年11月02日

     壁に飾られた頭だけの鹿の剥製。深く孤独を感じた時、ふと眼について話しかけてみる。その何気ない呼びかけに、鹿の剥製たちが応え始めた――。
     小二から施設で暮らし、全寮制の女子校へ進学するも友人を作らず孤独に生きようとする少女タイラ。結婚詐欺を生業とし、婚活サイトを利用して女性を漁る多田野マシロ。面倒...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年01月13日

    この本は偶然、古本屋で見つけて、惹かれるように手に取った。ここに登場する主人公たちはどこか歪んでいる。そんな彼女たちのもとには偶然か必然か、目の前に〈鹿の剝製〉が現れる。そして皆が言うのだ。私は、僕は、あの時、確かに〈鹿の剝製〉と会話した、と。〈鹿の剝製〉とのひと時は、彼女たちが奥底にしまい込んだは...続きを読む

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