虫たちの家

虫たちの家

1,320円 (税込)

6pt

九州の孤島にあるグループホーム「虫たちの家」は、インターネットで傷つけられた女性たちが身を寄せ、社会から逃げるようにひっそりと共同生活をしている。新しくトラブルを抱えた母娘を受け容れ、ミツバチとアゲハと名付けられる。古参のテントウムシは、奔放なアゲハが村の青年たちに近づいていることを知り、彼女の企みが自分たちの居場所を失くしてしまうのではと追いつめられていく…。注目の作家が描く女たちの希望の物語!

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虫たちの家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月04日

    一気読みした。
    暗い話ではあったけど続きが気になって仕方なかった

    最後らへんは?マークが沢山出てきて整理するのに大変だったけど理解してなるほどなと思った。

    でも謎が残る部分も多いのでその辺はもうちょい掘り下げてくれた方がスッキリ終われた気がしてなんとも言えない気持ちで終わってしまった、、、

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    Posted by ブクログ 2022年04月15日

    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他 ◯

    なんらかの事情を抱えて島にやってきた女性たちが暮らす「虫たちの家」。
    実の名前を告げ合うことなく、お互いが虫からとった偽名で呼び合うのがルール。

    偽名と本名とが良い具合に入り組んできて、自分なり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月01日

    傷ついて、さらされて、私は名もなき虫となる。ここに生きる覚悟で・・・ってなんのこっちゃ?と思ったら、リベンジポルノの被害者が島で身を寄せ合って共同生活ってか。
    いつも目の付け所がいい作家さんだこと!w
    それでお互いのことも詮索せずに生きられるよう虫の名で呼び合ってるのね。なかなか好みの設定だわ♪

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    Posted by ブクログ 2016年07月30日

    一気に読んだが、こんな結末にする必要があったんだろうか?
    なんか、解釈間違ってるかも知れない・・・

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    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    綺麗な装丁に惹かれて読みました。
    想像とは全く違う話でしたが読み始めたら止まりませんでした。
    ネットで辛い思いをし、九州の離島で虫の名前を使い共同生活している女性たちのお話。そこに新しい母娘が加わって、いろいろな意味で怖くなりました。
    リベンジポルノも怖いけど、自分以外の誰かから悪意がなくても漏れる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月21日

    怖い。
    これは、タイトルからは思いつかなかった内容。
    気軽な感じで虫の名前で呼び合う女性たちの楽しげな共同生活、ではなかった。
    立ち直れないほど打ちのめされ、当時の居場所を失い、流れ着いた女性たちによる再生のストーリーが展開する。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    2022.07.29

    ミツバチとアゲハとテントウムシの関係にびっくり。
    途中で入る回想はミツバチのもの。
    なんでテントウムシがミツバチのお父さんの膝に乗っていたかは謎。わりと最後はあっさり終わってしまった。
    最後ミミズの自己紹介はよかった。
    田中さんとテントウムシの出会いとかもう少し深く掘り下げて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月15日

    表紙の立葵があまりに美しいので〜

    訳分からん。老化現象から読解力も落ちてる「あっ元々ないか。」

    登場人物がみんな虫の名前だし
    前半、導入のところでこの話は
    てんとう虫さんのことだとばかり思ってるので「思い込み」騙された。
    登場人物 マリア、てんとう虫、ミミズ、オオムラサキ
    そこにミツバチ、アゲハ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月15日

    106いろんな被害者が居て、色んな生き方がある。そしてどこにでも悪意の人間はいる。関係性がちょっと分かりづらいかな。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月14日

    タイトルを見て、中を見て、
    虫の名前が書いてあってしかも喋ってるので
    苦手なファンタジーというか擬人化小説かと思ってた。

    でもやっぱり原田さんの小説だしと思ってようやく
    どうやら違うと気付いて手を出しました。

    なんてシビアなお話。
    この原田さんの問題提起の仕方がわたしは好きだ。

    0

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