国内ミステリー - 双葉社作品一覧
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3.5癒やしのファシリティドッグのピーボと、わけあり警察官が知られざる重大事件を鮮やかに解決! 史上初!? 犬が主役の警察小説が登場! ファシリティドッグのピーボは警察病院の小児病棟に常勤して患者の治療計画にも介入する癒やしのゴールデンレトリバー。賢くてふさふさの毛並みで子供達に大人気なのだが、実は密命を帯びていた。特別病棟に入院する受刑者と接し、彼らから事件の秘密や真犯人の情報などを聞き出すこと。死を前にした犯罪者はピーボに癒やされ、誰にも語ったことのない秘密を語り出すのだった。それを端緒にして、ハンドラーの笠門巡査部長とピーボは捜査を開始する――。
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3.4大学の同級生だった麻矢、璃子、友梨香。卒業後疎遠だった3人は、三十代半ばで璃子の離婚騒動をきっかけに再び集まるようになる。既婚、バツイチ、子持ちと立場は異なるが夫への不満という共通点のある彼女たちの集まりの最後は、大抵この言葉で締めくくられる。「うちの夫、死んでくれないかしら」。そんなある日、麻矢の夫が何の前触れもなく姿を消してしまう。会社も無断欠勤しているらしい。夫は一体どこへ、夫の身に何が起こったのか――。誰もが、結婚前にはいいことしか言わない。どうして教えてくれなかったのだろう、結婚した後に、激しい孤独や、生活の虚しさや、将来への不安を抱えることなんて。結婚の本質と危うさに迫る、ノンストップ・ミステリ。
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-能面打ち師が拾ってきた顔に傷がある女。その女の素性を調べていくと、京の都に巣くう「鬼」の姿が浮かび上がる(「鬼女の顔」)。都で名高い桜の木を愛でる老貴族を襲った厄災。その背後には南朝の残党が……(「桜供養」)。京の街で土倉(高利貸し)が襲われる事件が続発する。都を騒がす事件の真相とは!?(「去にし時よりの訪人」)。応仁の乱前夜の京の都で観世座の能楽師と訳ありの弟子が人々の心に棲む鬼が起こした難事件に立ち向かう、第36回小説推理新人賞受賞作家、圧巻のデビュー連作集。 ※本作品は2019年4月に小社より刊行された『去にし時よりの訪人』を文庫化に際し改題し、加筆・修正したものです。
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-31歳、独身の大谷綾はデート相手と大喧嘩した帰り道、馴染みのバーに足を運ぶ。そこでママのみひろと過去の失恋について話していると、カウンターの隅で飲む初老の男性から声を掛けられる。“センセイ”と呼ばれるその男性は、フラれた当時の綾や相手男性の言動から「失恋したのには別の理由がある」と語り出す。自分が思い込んでいた「フラれた理由」と「失恋の真相」。恋する男女が陥る“スレ違い”を当時のヒット曲や流行、社会情勢を交えて描いた恋愛ミステリー。 ※本書は2021年5月に刊行された『いつものBarで、失恋の謎解きを』を改題・修正し文庫化したものです。
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